目に見えないはずの“何か”が、静かに世界を侵食していく──。
それが、人類の脆さを最も残酷に突きつけてくる「ウイルス系ホラー映画」です。
感染者が凶暴化する系、皮膚が崩れていくボディホラー系、隔離された建物で広がる密室パニック系…。
たった一つの病原体が引き金となり、社会も秩序も、人間の心さえも瓦解していく。
その過程を描いた作品には、他のジャンルにはないリアルな緊張感と“終末の匂い”が宿っています。
今回は2000年以降に公開された「ウイルス系ホラー映画」の中から、恐怖の描写やテーマ性の濃さ、そして“世界が壊れていく瞬間”が強烈に伝わる10本を厳選。
ゾンビ型、パンデミック型、孤立系、軍事パニック系など、多彩な感染ホラーの深みをまとめて紹介します。
未知の病原体は、いつだって真っ先に希望を奪いにくる──。
・ウイルス拡散や感染パニック系の映画が好きな人
・ゾンビ以外の“感染ホラー”の名作も知りたい人
・サバイバル、人間ドラマ、終末感の強い作品を探している人
ウイルス系ホラー映画おすすめ10選|感染・崩壊・絶望が迫る名作

| タイトル | ジャンル | 怖さ |
|---|---|---|
| 28日後… | パンデミック・ゾンビ | |
| 28週後… | パンデミック・ゾンビ | |
| 新感染 ファイナル・エクスプレス | ゾンビ・パニック | |
| ワールド・ウォーZ | ゾンビ・終末 | |
| ドーン・オブ・ザ・デッド | ゾンビ・リメイク | |
| REC/レック | 密室・感染パニック | |
| バイオハザード | アクション・ゾンビ | |
| ザ・クレイジーズ | ウイルス・狂気 | |
| アイ・アム・レジェンド | 終末・クリーチャー | |
| キャビン・フィーバー | ボディホラー・感染 |
28日後…
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 2002年 | イギリス・アメリカ | 113分 |
映画紹介:
荒れ果てたロンドンの街並みを、たった一人で歩く青年──。『28日後…』は、「ウイルス感染が社会を一瞬で壊す」とはどういうことかを、これ以上ないほど生々しく見せつけるパンデミックホラーの金字塔です。ゾンビ映画の文脈にいながらも、これは“人間の文明がいかに脆いか”を描いた終末ドラマと言っていいでしょう。
物語の発端は、動物実験で培養されていた「レイジ・ウイルス」の流出。感染者は知性を失い、猛スピードで他者に噛みつき、数十秒で新たな感染源と化します。主人公ジムが昏睡から目覚めたとき、街はすでに崩壊済み。人気の消えたロンドンの風景は、派手な爆発シーンよりもずっと不気味で、“世界は静かに終わっていた”という恐怖をじわじわ感じさせます。
本作の恐ろしさは、感染者だけではありません。生存者たちが少しずつ倫理観を失い、疑心暗鬼と暴力に飲み込まれていく様が、とにかくリアル。軍施設での展開は、「本当に怖いのはウイルスより人間だ」というテーマをこれでもかと叩きつけてきます。手持ちカメラのざらついた映像と、むせ返るような緊張感が最後まで途切れません。
ウイルス系ホラーの入門にして到達点。スピード感のある感染描写と、人間ドラマの濃さを両立させた傑作を観たいなら、まずこの一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:パンデミック・ゾンビ
- 一言ポイント:「文明崩壊後のロンドンを舞台に、“人間の脆さ”をえぐるウイルスホラーの金字塔」

静まり返ったロンドンのシーンから、もうずっと不安が止まらない…。現実に起きそうで怖すぎる。

走る感染者の恐怖はもちろんだけど、後半の人間同士の崩壊ドラマが一番エグいかも。

ウイルス系やゾンビ映画が好きなら絶対に通っておきたい一本。今見てもまったく古く感じない。
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28日後… 特別編 [DVD]



28週後…
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 2007年 | イギリス・スペイン・アメリカ | 100分 |
映画紹介:
前作から半年──。崩壊したイギリスに、ようやく“再生”の兆しが見え始めたはずだった。しかし『28週後…』は、その希望を容赦なく叩き潰す究極の続編型パンデミックホラーです。油断した瞬間にウイルスが牙を剥き、再び地獄が広がっていく。その展開はまさに“悪夢の再来”。
舞台はロンドンの安全区域「グリーンゾーン」。軍が徹底管理する中、避難民たちがゆっくりと日常を取り戻そうとしていた。しかし、感染源の血を持つ“特殊な体質”の人物をきっかけに、再びレイジ・ウイルスが爆発的に拡散。監視網が破られる瞬間の緊張感は凍りつくほどで、「抑え込んだはずの病原体に世界が再び飲まれる」という恐怖を強烈に描きます。
本作の魅力は、圧倒的なスケール感。ヘリでの逃走劇、暗闇の地下道、そして炎に包まれる街──。特に“無差別殲滅”へと傾く軍の判断は、パンデミック時に起こり得る極限の選択を突きつけます。また、前作以上に“家族”をテーマとしており、極限状態の中で引き裂かれていく親子のドラマが胸を締めつけます。
『28日後…』が静かな絶望なら、続編の本作は激しく、容赦がなく、逃げ場のない絶望。スピード感・恐怖・怒涛の展開が求められる感染ホラー好きには刺さりまくる一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:パンデミック・ゾンビ
- 一言ポイント:「希望が再生した瞬間、より深い絶望が世界を飲み込む続編ホラー」

軍の判断がリアルすぎて震える…。守ってくれる存在のはずなのに怖さが段違い。

一度終わったはずの地獄がまた始まる感じ、本当に悪夢。スピード感も前作以上。

家族ドラマがめちゃくちゃエモい。パニックだけじゃなく感情もえぐられる。
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新感染 ファイナル・エクスプレス
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 2016年 | 韓国 | 118分 |
映画紹介:
プサン行きの高速鉄道KTX──。いつもと変わらないはずの車内で、突然ひとりの“異常者”が転げ込み、そこから秒単位で地獄が広がっていく。『新感染 ファイナル・エクスプレス』は、感染拡大の恐怖とドラマを極限まで凝縮した、世界的ヒットを記録した韓国発の傑作パニックホラーです。
本作の最大の特徴は、猛スピードで走る列車という逃げ場ゼロの舞台。車両ごとに状況が変化し、封鎖された扉の向こうで感染者が暴れ回る音が響く緊迫感は尋常ではありません。視界に入った瞬間に飛びかかってくる感染者の動きは凄まじく、アクションとしての見応えも抜群です。
しかし、この映画が世界中で絶賛された理由は“泣けるホラー”であること。主人公と娘、妊婦の夫婦、学生カップル…。パニックの中で人々が選ぶ行動や犠牲には、恐怖を超えたヒューマンドラマの強烈さが刻まれています。特に終盤の列車区間での決断は、多くの観客を涙させた名シーンとして語り継がれています。
感染パニックと人間ドラマの融合という意味で、“ゾンビ映画の完成形のひとつ”と断言できる傑作。エモさ、恐怖、スピード感、そのすべてが詰まった一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:ゾンビ・パニック
- 一言ポイント:「走る列車で感染爆発──究極の“逃げ場なし”ホラー」

怖いだけじゃなく泣ける。あのラストは何回見ても胸が締めつけられる…。

襲ってくるスピードが速すぎ!閉じ込められた車両の緊迫感がすごい。

ゾンビ映画にここまで感情を揺さぶられたの初めて。傑作。
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新感染 ファイナル・エクスプレス [DVD]



ワールド・ウォーZ
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 2013年 | アメリカ | 116分 |
映画紹介:
ウイルスは国境も文化も関係なく、世界を“瞬時に”飲み込む──。『ワールド・ウォーZ』は、地球規模で進行するパンデミックを、圧倒的スケールで描いたグローバル感染ホラーの決定版です。元国連調査官ジェリーが、感染源を探るため世界を奔走する姿を軸に、文明が崩壊していく様が息をつかせず描かれます。
本作を語るうえで欠かせないのが、“走るどころか群れを組んで積み上がる感染者”という衝撃的な描写。イスラエルの城壁を人間の山で乗り越えてくるシーンは、映像の暴力ともいえる迫力で、多くの観客にトラウマを残しました。個より群、その圧倒的な質量で迫ってくる恐怖は、ゾンビ映画の常識を塗り替えた瞬間でもあります。
さらに、舞台はフィラデルフィア、韓国の基地、エルサレム、ウェールズの研究施設へとめまぐるしく移動し、「パンデミックが世界をどう変えるのか」を多視点で描写。大規模なアクションと謎解き要素がテンポよく絡み合い、最後まで緊張が途切れません。感染を防ぐための“ある大胆な方法”も、ホラー映画として非常にユニークな発想です。
ゾンビ映画のエンタメ性と、パンデミックホラーのリアルな恐怖を兼ね備えた、“万人におすすめできるウイルス系ホラー”の代表格。大規模パニックが好きな人にはたまらない一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:ゾンビ・終末
- 一言ポイント:「“群れ”が押し寄せる圧倒的スケールの世界終末ホラー」

壁をよじ登る感染者の群れ、あれは映像の衝撃が強すぎる…!映画館で固まった。

息つく暇がない。世界が崩れていくスピードがリアルで、不安感がずっと続く。

ゾンビ映画が苦手でも見やすいアクション寄りのパニック大作。エンタメ性が高い!
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ワールド・ウォーZ [DVD]



ドーン・オブ・ザ・デッド(2004)
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 2004年 | アメリカ | 101分 |
映画紹介:
静かだった朝が、一瞬で地獄へ変わる──。『ドーン・オブ・ザ・デッド(2004)』は、ロメロ監督の名作をリメイクし、感染パニックの恐怖を“疾走型ゾンビ”で完全アップデートした衝撃作です。冒頭の自宅シーンからすでに全力疾走で、日常が崩れるスピード感は数ある感染ホラーの中でもトップクラス。
舞台はショッピングモール。安全だと思われたその空間も、ひとたび扉の外では感染者が群れを成し、刻一刻と包囲が狭まっていきます。広いモールの中を拠点化しようと試みる生存者たちの動きはゲーム的でワクワクしますが、同時に「ここもいつか破られる」という不安がずっとつきまといます。
本作はテンポが速く、アクション要素も強め。銃撃戦、脱出計画、物資調達などがテンポよく繰り返され、視聴中の緊張が途切れません。しかし愉快さの裏には、救いのない現実が常に影のように存在し、「感染が蔓延した世界での希望の薄さ」を突きつけます。特に終盤の“救いようのない真実”は、観た人の心に深い爪痕を残します。
疾走型ゾンビの恐怖を存分に味わいたい人、緊迫した集団サバイバルが好きな人には、間違いなく刺さる一本。リメイク版としても、単独ホラーとしても完成度が非常に高い名作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:ゾンビ・リメイク
- 一言ポイント:「疾走型ゾンビ×モール籠城の名作パニック」

冒頭10分で心つかまれた。朝起きたら世界終わってるって怖すぎる…。

モールの使い方が上手い!ゲームみたいで楽しいけど、ずっと不安が消えない。

後半の展開が切なすぎる…。ホラーなのに胸が痛くなる名作。
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ドーン オブ ザ デッド ディレクターズ カット DVD 映画 ホラー



REC/レック
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 2007年 | スペイン | 78分 |
映画紹介:
テレビ番組の密着取材で訪れたアパートが、地獄の“隔離施設”へと変貌する──。『REC/レック』は、ドキュメンタリー風映像(Found Footage)で展開する密室感染ホラーの傑作です。わずか78分とは思えないほどの濃密な恐怖と臨場感で、公開当時世界中を震撼させました。
物語は、アパートで発生した“奇妙な騒動”を取材するレポーターとカメラマンの視点で進行。外からは警察と軍が建物を封鎖し、住民たちは理由もわからぬまま閉じ込められます。やがて住民の一人が正体不明のウイルスに感染し、狂暴化。暗い廊下、反響する悲鳴、乱れる手持ちカメラの映像が、観客を“閉じ込められた側”に放り込むような没入感を生み出します。
本作が特に優れているのは、「何が起きているのか分からない」という恐怖の持続。感染源の謎、アパートの隠された秘密、そして最上階に潜む“真相”へ向かう終盤の展開は、まさに悪夢そのもの。緊張が途切れる瞬間がなく、最後のカットは今なお語り継がれる名シーンです。
Found Footageの臨場感と密室パニックの相性が抜群で、ウイルス系ホラーの中でも異色の恐怖体験が味わえる名作。全ホラーファン必見の一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:密室・感染パニック
- 一言ポイント:「閉じ込められた建物の暗闇で“未知の感染”が牙を剥く恐怖」

Found Footageの揺れがリアルすぎて、まるで自分も隔離されてる気分になる…。

最上階のあのシーン…。知っててもビクッとなる。トラウマ級。

短い映画なのに満足度がすごい。緊張しっぱなしの78分はクセになる。
| 配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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REC/レック スペシャル・エディション [DVD]



バイオハザード
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 2002年 | アメリカ・ドイツ・フランス | 100分 |
映画紹介:
巨大企業アンブレラ社の地下施設「ハイブ」で発生した事故──。たった一つのウイルス漏洩が、閉ざされた研究施設を死の迷宮へ変えていく。『バイオハザード』は、ゲーム原作映画の中でも突出した人気を誇る、アクション×感染ホラーの先駆け的作品です。
物語は、記憶を失った主人公アリスが、特殊部隊とともにハイブへ潜入するところから始まります。そこはすでにT-ウイルスの蔓延によって職員が死亡・蘇生し、ゾンビ化した研究員やクリーチャーが徘徊する危険地帯へと変貌していました。白く冷たい研究施設のビジュアルは、閉所と実験の恐怖を見事に強調しています。
特に印象的なのは、施設内に仕掛けられたトラップや、レーザー回廊のシーン。次々と仲間が失われていくスピード感と緊張感は、本格ホラーというよりも“サバイバル・アクション”の爽快さと残酷さが絶妙に混ざり合っています。また、後半で明かされるアリス自身の秘密は、シリーズ化へとつながる大きな伏線にもなっています。
ウイルスによる崩壊とクリーチャーホラーをポップに楽しめる、大衆向け感染アクションの代表作。ゾンビ初心者にも観やすい一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:アクション・ゾンビ
- 一言ポイント:「研究施設が“死の迷宮”と化す、爽快かつ残酷な感染アクション」

レーザー回廊のシーン、何度見ても衝撃…。あれは忘れられない名場面。

ホラーよりアクション寄りで見やすい!テンポ良くて最後まで飽きない。

アンブレラ社の設定がめちゃくちゃ好き。シリーズ追いたくなる一本。
| 配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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バイオハザード [DVD]



ザ・クレイジーズ
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 2010年 | アメリカ | 101分 |
映画紹介:
アメリカ中西部の静かな田舎町。その平和な日常が、一滴の汚染水によって“徐々に狂っていく”。『ザ・クレイジーズ』は、感染症が引き起こす狂暴化と集団崩壊をリアルに描いた、密度の高いパンデミックホラーです。派手なゾンビものではありませんが、だからこそ現実味が刺さるタイプの恐怖が広がります。
原因は軍の極秘生物兵器「トリクシー」。町の飲料水が汚染されたことで、住民は徐々に凶暴化し、家族同士ですら殺し合う地獄のような状況へ。特に、普段は優しい人々が歪んだ笑顔で襲いかかってくる姿は、普通のゾンビよりもはるかに不気味。日常がゆっくり壊れていく恐怖が全編に満ちています。
また軍の対応も見どころ。感染拡大を止めるため、住民を強制的に隔離し、逃げようとする者を射殺する場面など、パンデミック時の「国の判断」がいかに残酷になり得るかを容赦なく描きます。静かな町が戦場になっていく過程は、まるで“自分の地域でも起きそう”と思わせるほどリアル。
派手さは控えめながら、じわじわ迫る狂気と社会崩壊の恐怖を丁寧に積み上げた秀作。感染ホラーの「もう一段深い恐怖」が味わえます。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:ウイルス・狂気
- 一言ポイント:「“普通の人”が最も怖い存在へ変わる、リアル系パンデミックホラー」

笑いながら襲ってくる感じ…ゾンビより怖い。現実味が強くて震える。

軍の対応がエグい。パンデミックってこうなるのかも…と思うと怖さ倍増。

派手じゃないのに、ずっと緊張感が続く。感染ホラーの隠れた名作。
| 配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
|---|---|---|
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ザ・クレイジーズ 特別版



アイ・アム・レジェンド
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 2007年 | アメリカ | 100分 |
映画紹介:
人類の大半が死滅し、都市は無人の巨大墓場と化した──。『アイ・アム・レジェンド』は、ウイルスによる文明崩壊と“孤独”をテーマに描かれた、終末ホラーの名作です。ニューヨークの街中に、主人公ロバート・ネビルと愛犬だけが取り残された冒頭の光景は、映画史に残る衝撃的な静寂です。
感染で誕生したのは、ゾンビとも違う“ダークシーカー”と呼ばれる変異種。夜になると活動を始め、闇の中から獲物を狙う姿は不気味そのもの。ネビルはウイルス治療の研究を続けながら、日々の生活を維持しようとするものの、徐々に精神の限界が近づいていきます。「完全な孤独の恐怖」をここまでリアルに描いた作品は他にありません。
中盤の“侵入罠”のシーンや、愛犬サムとの関係は、多くの観客に強いトラウマを残しました。派手なアクションだけでなく、ネビルの孤独や絶望に寄り添うような静かな演出が胸を締めつけます。終盤の展開はオリジナル版と別エンディング版で印象が大きく異なり、どちらもテーマ的に深い余韻を残します。
SF・ホラー・ドラマが融合した、ウイルス系終末映画の代表格。派手さと静けさが両立した傑作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:終末・クリーチャー
- 一言ポイント:「“孤独”が最恐の敵となる、人類崩壊後のサバイバルホラー」

序盤の静けさが怖すぎる。孤独ってここまでホラーになれるんだ…。

夜のシーンの緊張感が尋常じゃない。暗闇のダークシーカー怖すぎ。

サムとの関係が切なすぎて泣いた…。ホラーでここまで感情揺さぶられるとは。
| 配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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アイ・アム・レジェンド [Blu-ray]



キャビン・フィーバー
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 2002年 | アメリカ | 93分 |
映画紹介:
大学生の男女5人が訪れた山小屋で、謎の感染症が静かに広がり始める──。『キャビン・フィーバー』は、皮膚が腐っていく“肉体崩壊系”感染ホラーの代表格であり、イーライ・ロス監督の名を一躍知らしめた作品です。血もゾンビも出ないのに、見ているだけで身体がムズムズするタイプの恐怖が特徴です。
感染者の肌がただれ、肉が剥がれ落ちていく描写は強烈。その変化がゆっくり進行するため、仲間内に疑念や恐怖がじわじわ広がっていきます。「次は自分かもしれない」という不安が積み重なり、パニックではなく精神的な崩壊がメインとなっていくのが本作の魅力。
さらに恐ろしいのは、外部の住民たちが感染者を徹底排除しようとする姿勢。感染者を守ろうとする者と排除しようとする者が衝突し、状況は悪化の一途をたどります。パニック映画ではおなじみの“人間が一番怖い”展開ですが、本作はその残酷さがよりリアルに刺さります。
肉体崩壊の不快感と、疑心暗鬼の心理ホラーが融合した異色作。ボディホラー好きなら必ずハマる一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:ボディホラー・感染
- 一言ポイント:「皮膚が崩れていく“見ているだけで痛い”感染ホラーの代表格」

皮膚のただれ描写がエグい…。グロというより不快感のほうが強烈。

仲間が疑心暗鬼になっていく過程が一番怖い。人間って弱い。

精神的にも肉体的にも攻めてくるボディホラー。クセになる怖さ!
| 配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
|---|---|---|
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キャビン・フィーバー [DVD]



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