「タイのホラー映画って、実際どうなの?」──そんな疑問を持っているあなたにこそ観てほしい、タイ発の名作ホラー映画を10本厳選しました。
タイホラーの魅力は、じわじわと忍び寄る不気味さと、仏教や精霊信仰に根ざした独特の世界観。Jホラーやハリウッドホラーとは一味違う、“アジアの本気の恐怖”がそこにはあります。
今回は、実際に観た人たちの間でも「ガチで怖い」と話題になった作品を中心に、タイらしい文化や情緒が感じられるホラー映画をピックアップ。心霊系から儀式・呪術、青春ホラー、メタ構造まで、バラエティ豊かに紹介していきます。
NetflixやU-NEXTなどで視聴できる作品も多く、今すぐ観られるのも嬉しいポイント。アジアホラー好き、海外ホラー好きの人も要チェックです!

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タイ発ホラー映画おすすめ10選|ジャンプリンク一覧

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タイトル | ジャンル | 怖さ |
---|---|---|
愛しのゴースト | ラブコメ×ホラー | |
女神の継承 | 儀式・呪術系 | |
心霊写真 | 心霊・呪い | |
ラッダーランド/呪われたマイホーム | 家庭系心霊 | |
ドーム/寄宿舎 | 青春×心霊 | |
プロミス/戦慄の約束 | 怨霊・契約 | |
ゴースト・ラボ:禁断の実験 | サイエンス×心霊 | |
ゴースト・フライト407便 | 機内パニック系 | |
ティーヨッド:死の囁き | 悪霊・伝承系ホラー | |
カミング・スーン | メタ系・呪い |
愛しのゴースト

戦場から仲間と共に奇跡的に帰還したマーク。愛する妻ナークとの再会に胸を躍らせるが、村人たちの間では「ナークはすでに死んでいて、霊になってこの地にとどまっている」という噂がささやかれていた。
ナークへの深い愛情ゆえ、マークは噂を信じようとしないが、仲間たちの間では「本当に死んでいるのは戦地に行った自分たちの方なのではないか」という疑念も広がっていく。生者と死者の境界があいまいになっていく中、マークとナークの関係はどこへ向かうのか──。
- 怖さ:
- ジャンル:ラブコメ×ホラー
- おすすめポイント:コメディ・ホラー・ロマンスが絶妙に融合/ホラー初心者にも見やすい/実話に基づいた伝承ホラー
泣けるし笑えるし、ちょっとゾッとする。タイで歴代興行1位になるのも納得!
怖さはかなりマイルドだけど、ホラーのエッセンスはしっかりある。夫婦愛の描き方が秀逸。
ホラー初心者やカップルで観るのにぴったりな“優しいホラー”。安心して観られる1本。
女神の継承
タイ東北部の村で代々祈祷師を務めてきた一族。その血を引く若き女性ミンが、突如として体調を崩し、まるで別人のように狂暴な言動を繰り返すようになる。最初は戸惑いながらも、ミンの母は妹であり祈祷師のニムに助けを求める。
ミンは、家系の“神の継承者”として選ばれたことで、何かに憑依されているのではないか──。そう考えたニムは祈祷を試みるが、ミンの中に巣食っていたのは想像を超える存在だった…。儀式、呪術、ドキュメンタリー調のリアルな演出が、観る者の精神を深くえぐる。
- 怖さ:
- ジャンル:儀式・呪術系
- おすすめポイント:モキュメンタリー調の演出/文化的背景が濃いタイ式祈祷描写/ラストは絶望の一言
ガチで怖すぎて途中で止めた。儀式・祈祷・憑依の描写がリアルすぎて震える。
カメラがずっと回ってるドキュメンタリー形式だからこそ、恐怖の“実在感”がすごい。
韓国×タイの合作ホラーだけど、どちらの国の怖さの良さも活かされてて異常に完成度が高い。

心霊写真

カメラマンのタンは、恋人のジェーンと大学時代の友人の結婚式に出席した帰り道、突如車の前に現れた女性をはねてしまう。ジェーンは助けに行こうとするが、タンはそれを制止し、そのまま現場を後にする。
数日後、タンが現像した写真には“女の顔”らしきものが写り込んでいた。次第に彼らの周囲で不可解な現象が多発し、ジェーンは「ひき逃げした女性の呪いでは」と怯えるようになる。タンは真相を探ろうとするが、事故の痕跡も女性の行方も一切見つからなかった──。
- 怖さ:
- ジャンル:心霊・呪い
- おすすめポイント:東南アジアホラーの金字塔/ビジュアル系の恐怖演出が強烈/心霊写真という題材のリアルさ
写真に写り込む女の顔がマジで怖い。トラウマレベルのカットが何度も来る。
音と間の使い方が抜群。単なるジャンプスケアじゃなく、ずっと不安が続くタイプの怖さ。
最後の展開にゾッとした…。伏線の回収も上手くて、ホラーとしてかなり完成度高い。
ラッダーランド/呪われたマイホーム
チェンマイの高級住宅街「ラッダーランド」にマイホームを購入し、バンコクから妻と子どもたちを呼び寄せて新生活を始めたティー。だが、思春期真っ只中の娘ナンとは衝突が絶えず、家族の空気は不穏なままだった。
そんな折、近所でミャンマー人女性が殺害される事件が発生。加えてティーは職を失い、経済的にも精神的にも追い詰められていく。そして家族の周囲では次第に説明のつかない怪現象が頻発。住宅地の“何か”が、家族の心と命をむしばんでいく──。
- 怖さ:
- ジャンル:家庭系心霊
- おすすめポイント:社会問題とホラーの融合/父と娘のすれ違い描写がリアル/“家が怖い”系の名作
タイ版『呪怨』って感じ。家族ドラマとしても重くて見ごたえがある。
ホラーだけじゃなく、家庭崩壊のドラマとしても完成度が高い。観終わったあとにずっしり来る。
新居に引っ越したくなくなるレベルで“家”が怖い。ビジュアルも演出もガチ。
ドーム/寄宿舎

12歳のチャトリーは、両親のもとを離れ、全寮制の学校・サイチョン・ウィッタヤへ転校。寄宿舎生活に馴染めず、同級生からいじめられ、ホームシックに苦しむ日々を送っていた。
ある日、チャトリーは寄宿舎のことを知り尽くした不思議な少年ウィチエンと出会い、親しくなるが、彼にはある“哀しい秘密”があった。そしてそれは、舎監のプラニー先生が心に抱え続けてきた過去の罪とも深く関係していた──。
- 怖さ:
- ジャンル:青春×心霊
- おすすめポイント:切なくて温かい“心霊友情”ドラマ/ホラー初心者でも安心/国際映画祭でも高評価
ただ怖いだけじゃない。“幽霊”との交流が優しくて泣ける。異色のヒューマンホラー。
青春映画としても一級品。ラストで明かされる真実に、心がじんわり締めつけられる。
心霊系なのに観終わったあと清々しい気持ちになれる。貴重なタイプのタイホラー。

プロミス/戦慄の約束

1997年、経済危機に揺れるタイ。中学生のボウムと親友のイブは、家族が出資した高級マンションに一緒に住むことを夢見ていたが、情勢の悪化ですべてが崩れ去る。絶望の中、ボウムは「一緒に死のう」とイブと約束するが、結局イブだけが自殺し、ボウムは逃げ出してしまう。
20年後、母親となったボウムは娘ベルと共に、かつての廃墟マンションを訪れる。それを機に、ベルの様子が急変。夢遊病と診断されるも、ボウムは“死んだイブが乗り移ったのではないか”と感じ始める──。未完の約束、過去の罪、そして強烈な呪いが交錯するサイコロジカル・ホラー。
- 怖さ:
- ジャンル:怨霊・契約
- おすすめポイント:母と娘の感動ドラマ×呪いの恐怖/実在の廃墟ビルでの撮影/罪悪感と約束をめぐる重厚なストーリー
タイのホラーはここまで進化してたのかと驚いた。映像美も怖さもドラマ性も高レベル。
バッドエンドと思いきや泣ける展開に。呪いと母性愛のバランスがすごい。
廃墟ビルのロケ地が本当に不気味。リアルすぎて“呪われた空間”そのものだった。
ゴースト・ラボ:禁断の実験
「あなたは死後の世界を信じますか?」──病院に勤める研修医ウィーとグラは、ある夜、同時に“幽霊”を目撃したことで人生を大きく変える。科学的懐疑主義者のウィーと、心霊体験を信じるグラ。正反対のふたりは幽霊の実在を証明すべく、病院内で心霊現象の研究を始める。
古い職員宿舎を研究拠点とし、監視カメラでの検証や極限の実験を繰り返すうちに、ふたりの関係や精神は次第に歪んでいく…。そして“最も確実に霊に会う方法”を探り当てたとき、想像を絶する結末が待っていた──。
- 怖さ:
- ジャンル:サイエンス×心霊
- おすすめポイント:科学×オカルトの異色ホラー/幽霊の存在を“実験”で証明しようとする設定がユニーク/友情と狂気の交錯が見どころ
ホラーっていうより哲学と科学の間を揺れる人間ドラマ。設定はSF寄りだけどじわ怖。
科学が幽霊に立ち向かうって発想が面白い。斬新だけど悲しみと狂気がすごい。
ジャンプスケア系じゃないけど、実験の末にたどり着く終盤がエグすぎてゾッとした。
ゴースト・フライト407便

10年前、墜落事故に遭遇し精神を病んでしまった新人キャビン・アテンダントのネウ。長い入院生活を経て社会復帰を果たし、再び空へ飛び立つことになるが、そのフライトは皮肉にも──かつて自分が乗っていた“あの墜落機”だった。
バンコクからプーケットへ向かう407便。機内では不可解な現象が次々と起こり、やがて乗員乗客たちは異常な恐怖に包まれていく。密室で逃げ場のない高度1万メートルの空間で、10年前の惨劇が再び動き出す。
- 怖さ:
- ジャンル:機内パニック系
- おすすめポイント:飛行機という密室シチュエーション/Jホラー的なビジュアル演出/短尺でテンポ良く楽しめる
飛行機ってだけで怖いのに、そこに幽霊が出るとか逃げ道ゼロすぎる…。
Jホラーっぽい演出が多め。古さはあるけどテンポが良くて飽きない。
パニックホラーとして観ればアリ。サクッと観られて怖すぎないのも良い。
ティーヨッド:死の囁き

舞台は今から50年前のタイの農村。悪霊に取り憑かれた妹を救うため、元軍人の長男が立ち上がる。WEBで語られ続けてきた“タイのホラー伝説”をもとに映画化され、東南アジア各国でも話題を呼んだ注目作。
伝統的な民間信仰や呪術、そして“家”という閉ざされた空間の中で展開する濃密な恐怖。悪霊との対峙はもちろん、家族同士の信頼や迷信への葛藤など、人間ドラマも深く描かれている。
- 怖さ:
- ジャンル:悪霊・伝承系ホラー
- おすすめポイント:伝統と呪いが交錯する民間信仰ホラー/タイ農村の空気感がリアル/兄妹の絆と闘いが胸に迫る
東南アジアらしい祈祷・呪いの描写がめちゃくちゃリアル。じわじわ系の恐怖が最高。
映像の雰囲気が渋くて、霊より“村の空気”そのものが怖い。ラストはなかなか衝撃的。
ホラーなんだけど、兄妹のドラマにも泣ける。じんわりくる系の名作。
カミング・スーン

映画館で映写技師として働くシェーンは、金欲しさから同僚と共に新作ホラー映画『復讐の霊魂』を深夜に無断上映し、その映像を盗撮して違法流出させようとする。しかしその最中、同僚が謎の失踪を遂げ、映画館では作品と同じような怪異が次々と起こりはじめる──。
“映画の中で起きた恐怖が現実になる”というメタホラー的な構造が斬新。観客も物語の一部に取り込まれるような感覚に陥る、恐怖と現実が交錯する一作。
- 怖さ:
- ジャンル:メタ系・呪い
- おすすめポイント:映画の中のホラーが現実に侵食する設定/緊迫感のある劇場描写/“観てはいけない映像”感がたまらない
“映画を観たら呪われる”って設定、シンプルだけどやっぱり怖い。後半の展開にゾクッとした。
映写室とか劇場の暗さがいい味出してる。まるで自分も呪いに巻き込まれてる感じがしてゾワゾワする。
ラストに仕掛けられた“もうひと押し”が絶妙。観終わったあとも何かが続いてる感じが残る。
“タイ発のホラー映画”も、U-NEXTでは多数配信中

『ラッダーランド/呪われたマイホーム』『ドーム/寄宿舎』『プロミス/戦慄の約束』など、タイならではの土着的な恐怖や、家族・青春をえぐる心理ホラーも、U-NEXTでは多数配信中。
家族の崩壊、消せない罪、過去からの呪い──
じわじわと心を侵食してくる“静かな狂気”は、ジャンプスケアとはまた違った恐ろしさを放ちます。 そしてその恐怖は、観終わったあとにこそ効いてくる。
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まとめ|“微笑みの国”タイから届く、本気の恐怖

タイのホラー映画と聞いて、最初はピンと来なかった人も多いかもしれません。ですが、実際に観てみると、呪術や信仰、家族の因縁、そして生者と死者の境界線など、アジアならではのディープな恐怖に圧倒されるはずです。
今回紹介した10本は、いずれも“じわじわと忍び寄る怖さ”が持ち味。心霊系・儀式系・メタホラー・青春・家族ドラマ…と幅広いジャンルがそろっているので、あなたの“怖いツボ”にハマる1本がきっと見つかるはず。
ホラー映画好きの方はもちろん、Jホラーや韓国ホラーしか観たことがない人にも、ぜひ一度“タイの本気”を体験してみてください。油断してると、じわじわ、ズシンと、あとから効いてきますよ…。