今、アジアで一番“容赦ないホラー”を作ってるのは、台湾かもしれない。
じわじわ怖いだけじゃない。グロい、呪われる、苦しくなる、社会的に重い── そんな観たあとに心がザワつくホラーが、台湾から次々と生まれています。
しかもただ怖いだけじゃなく、実話・伝承・信仰・因習など“本物の背景”を感じさせるリアリティも魅力。 「人間はここまで壊れるのか」と思わせてくる演出も当たり前。
今回は、そんな“本気で怖い”台湾ホラー映画を10本厳選。 流行りのPOV系から伝承ホラー、トラウマ級の地獄描写まで、全部観たらあなたの精神ちょっと削れます。

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地獄感たっぷりの台湾ホラー映画10選

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タイトル | ジャンル | 怖さ |
---|---|---|
哭悲 | パンデミック・グロ | |
呪詛 | 呪い・POV | |
紅い服の少女 | 都市伝説・心霊 | |
返校 言葉が消えた日 | 社会派・亡霊 | |
人面魚 | 民間伝承ホラー | |
呪われの橋 | 学園×霊障 | |
呪葬 | 宗教・因習ホラー | |
屍憶 | 心霊・記憶喪失 | |
怪怪怪怪物! | モンスター・青春 | |
The Rope Curse(粽邪) | 道教儀式・呪い |
哭悲/THE SADNESS
台湾発・世界激震。パンデミック×狂気×地獄を描く、R18+指定のバイオレンスホラー。 新種ウイルス「アルヴィン」の変異によって、人々が“正気のまま凶暴化”。 公共機関、病院、家庭──日常が一瞬で修羅場に変わる。
カップルのカイティンとジュンジョーは、分かれて過ごす通勤の朝、それぞれの場所で感染爆発に巻き込まれる。 地下鉄では無差別殺傷、病院では感染者の襲撃、そして再会した恋人は、もはや“別人”と化していた──。
本作は新型コロナウイルス流行下で着想され、政治、性暴力、無責任なメディアへの風刺も込められている。 第74回ロカルノ国際映画祭ワールドプレミア、第25回ファンタジア国際映画祭 最優秀新人映画賞、台湾映画批評家協会賞など受賞歴も多数。
暴力・流血・猟奇性はアジア映画史上でも最凶クラス。R18+指定も納得の描写と、背筋が凍るラストに震える。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:ゾンビ・パンデミック・社会風刺
- 一言おすすめ:感染して笑う“理性ある怪物”たちが怖すぎる
ゾンビっていうより“人間の裏側”って感じ。理性を保って笑いながら襲ってくるの、マジでヤバい。
ここまでグロくて容赦ない映画は久々。地下鉄のシーンは伝説級。
ただのパニックホラーじゃなくて、社会批判も混じってるのがスゴい。映画祭で評価されてるのも納得。

呪詛/Incantation
「この映像を観たあなたも、呪われます」──台湾発のPOV形式ホラーで、“最も呪われた映画”との異名を持つ一作。YouTubeやネット掲示板的な演出を交えながら、実際に呪いの映像を“あなた”に届けてくる構成が新感覚。
6年前、とある宗教儀式に潜入した女性が、その代償として背負うことになった呪い。彼女は娘を守るために、カメラ越しに“視聴者の力”を借りようとする──。
観客に呪いの一端を担わせるという仕掛けと、台湾の民間信仰に基づいた禍々しいビジュアルが強烈。終盤のある展開で「本当に自分が呪われるんじゃ…?」という錯覚に陥るほどの没入感があります。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:呪い・民俗ホラー・POV
- 一言おすすめ:最後まで観たら本当に呪われるかも
序盤は「よくあるPOVか?」と思ったら、後半でガチで呪われにくる感じが怖すぎる。
台湾ローカルな信仰が逆にリアルで不気味だった。
終盤のある行動が、全部逆効果だった…って気づいた時の絶望感がすごい。

紅い服の少女 第一章 神隠し

不動産屋で働くジーウェイは、祖母と二人で平穏に暮らしていた。ラジオDJのイージュンとは交際5年目。 ある日、祖母の友人が山でのハイキング中に謎の失踪を遂げる。そして次に姿を消したのは、祖母自身だった。
突然送られてきたカメラには、ハイキングを楽しむ高齢者たちの後ろに、“紅い服の少女”がついてくる姿が映っていた──。 その後、ジーウェイも行方不明となり、残されたイージュンは、人を山へと誘う“魔神仔(モーシンナア)”という存在にたどり着く。
台湾に伝わる民間伝承と都市伝説が融合した、じわじわ系・神隠しホラーの傑作。 「赤い服の少女がついてくる」というシンプルなビジュアルが、とにかく不気味で印象に残る。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:都市伝説・神隠し・民俗ホラー
- 一言おすすめ:誰かが“ついてきてる”…気づいた時にはもう遅い
“魔神仔”って名前も怖いけど、静かに立ってる少女の存在感がヤバい。
台湾のホラーってじわじわくる系が多いけど、これは最後までずっと不気味で良かった。
ホラーなんだけど、家族の話としても切ない。ラストはちょっと泣きそうになった。
返校 言葉が消えた日
1962年、戒厳令下の台湾。 言論統制が敷かれ、思想すら取り締まられる時代。翠華高校の男子生徒・ウェイは、反体制活動を疑われ逮捕・拷問を受けながら、毎晩“あの学校”の悪夢を見ていた。
一方、同校の女生徒・ファンは夜の無人校舎で目を覚まし、ウェイと出会う。 幽霊の用務員や制服を着た化け物に追われる中で、ふたりは過去の出来事と“ある裏切り”の記憶に導かれていく。
ウェイが所属していたのは、禁書を読み合う密かな「読書会」。 だがある日、誰かの密告によって教師や仲間が逮捕され、すべてが崩壊する。そしてその密告者こそが、ファンだった──。
夢と現実が交錯し、罪の意識に囚われたファンの魂は夜の学校に閉じ込められ、 “生き延びる”という意思を託されたウェイは、すべてを背負って現実へ戻る。
白色テロという実在の歴史を背景に、青春と恋、思想と弾圧、裏切りと贖罪が交錯する、台湾ホラーの傑作。 霊の恐怖だけでなく、体制によって奪われた“言葉と自由”の重さに胸が締め付けられる一作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心理ホラー・歴史・霊的サスペンス
- 一言おすすめ:青春と自由を奪われた魂が、今も夜の校舎を彷徨う
ただの学校ホラーじゃない。政治・社会・恋愛…すべてが絡み合ってて深い。
「密告したのが自分だった」って気づくシーン、鳥肌立った…。静かな絶望感が凄い。
ファンとチャン先生の関係が切なすぎて、ホラーだけど泣いた。
人面魚:THE DEVIL FISH

台湾で大ヒットを記録した『紅い服の少女』シリーズの外伝にあたるスピンオフホラー。 題材は、“人の顔をした魚”という不気味な都市伝説──それがやがて、想像を超える「神と魔」の戦いへとつながっていく。
釣った魚に現れた顔、不自然な声、不幸の連鎖。 やがて事件の裏に、台湾民間信仰にまつわる恐るべき因縁と存在が浮かび上がる。
物語の鍵を握るのは、霊媒師ジーチェンと、心に傷を負った少年ジャハオ。 除霊、儀式、そして失われた信仰の意味── ホラーでありながら、親子・絆・贖罪といったヒューマンなテーマも描かれています。
シリーズの中でもアクション性が強く、宗教的儀式や民俗要素が大スケールで展開。 都市伝説×信仰×家族ドラマが融合した、台湾ホラーらしい熱量に満ちた一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:民俗信仰・悪霊・伝奇バトル
- 一言おすすめ:“人面魚”の先に広がるのは、神と魔の世界だった
台湾の“神VS魔”って発想が新鮮!ホラーだけど迫力すごくて最後まで見入った。
シリーズ未見でも楽しめるけど、『紅い服の少女』とつながってるのが嬉しい。
ホラーの中に親子ドラマもあって泣ける場面も。まさに外伝の名にふさわしい濃さ。
呪われの橋/The Bridge Curse
東湖大学に伝わる「女霊橋」の都市伝説── それは“うるう年の2月28日、深夜0時に橋を渡って階段を上ると、振り返った者は死ぬ”というもの。
肝試しをライブ配信するため、6人の学生が深夜の大学に忍び込むが、 その夜、恐るべき出来事が次々と起こり、仲間が次々と姿を消していく。
不可解な映像、14段目の謎、映ってはいけない“もうひとり”の存在。 そして取材に入ったTVクルーが、事件の裏側に潜む“封印された真実”に迫っていく──。
都市伝説ホラーの王道を行きながらも、 ラストには観客の想像を裏切るひと捻りが待ち受ける、 ミステリー仕立ての高完成度ホラーです。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心霊・都市伝説・学園ホラー
- 一言おすすめ:14段目を数えたら──そこから先は“霊の領域”
王道の怖さ×構成の巧さ。設定がシンプルな分、演出の怖さがガチ。
「階段を数えるな」「振り返るな」っていうルールが絶妙に怖い。
伏線が後から効いてくる構成力にびっくり。最後まで油断できない。
呪葬(じゅそう)

祖父の訃報をきっかけに、疎遠だった実家へと娘を連れて戻ってきたチュンファ。 しかし、彼女を待っていたのはあまりにも冷たい家族の態度と、初七日(しょなのか)を迎える家の中に漂う異様な気配だった。
家の中で巻き起こる心霊現象、悪夢、耳鳴り、見えない“何か”の気配。 次第に彼女は、なぜ自分がこの家から離れていたのか、 そして家族との間に何があったのかという“過去の蓋”に向き合っていくことになる。
原題『頭七(トウチー)』は、台湾で死者の魂が帰ってくるとされる“初七日”を意味する言葉。 本作はその民間信仰をベースに、家族の愛と歪み・儀式と祟りを描いた心理系オカルトホラーです。
終盤には“ある転換”によって物語が一気に動き出し、静かな恐怖が加速する展開に。 じわじわ怖いアジアンホラーが好きな人にはたまらない一作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:民俗ホラー・家族・オカルト
- 一言おすすめ:あなたの帰省先にも、“あの人”は帰ってきているかもしれない
アウェイ感ハンパない実家+じわじわ系の心霊演出が怖すぎる。音の使い方も秀逸。
話が動き出すのは終盤。でもそこからの怒涛の展開がマジでスゴい。絶対最後まで観てほしい。
ラストの余韻とエンディング曲の入りが絶妙。スタッフロールまで“観るホラー”です。
屍憶 SHIOKU

TVプロデューサー・ハウは美しい恋人との結婚を控え、死者との結婚「冥婚(めいこん)」をテーマにした番組制作に取り組んでいた。ある日、道で赤い封筒を拾ったことで、彼の現実と夢の境界が歪みはじめる。見知らぬ婚礼の儀式、謎の“花嫁”、そして迫り来る死者たちの気配──。
一方、女子高生のインインは、ある日を境に“見えてはいけないもの”を視るようになる。異なる二人の物語はやがて交差し、死と婚礼が結びつくおぞましき真実にたどり着いていく。
本作は、台湾に実在する死者との婚礼習俗「冥婚」を題材にした民俗ホラー。じっとりとした空気感、美しくも不気味な悪夢的ビジュアル、そして不意打ちのショック描写が絡み合い、“静”と“動”が入り混じる独特の恐怖体験を生み出している。
“なぜ死者はそこに留まっているのか”。そう問いかけるような、恐怖の中に救いと哀しみを描く感性派ホラーでもある。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:冥婚・民俗ホラー・霊障・異界
- 一言おすすめ:その封筒を拾ったら、もう後戻りできない。
湿度の高い映像がとにかく不気味で美しい。“幽霊の気配”の描き方が絶妙。
冥婚の儀式演出が最高にゾワッとする。異文化ホラーの真骨頂。
幽霊の出方が“控えめだけどしっかり怖い”→後半一気に大暴れするメリハリがすごい。
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怪怪怪怪物!

いじめられっ子の高校生リン・シューウェイは、トラブルを起こした“罰”として、加害者グループの不良たちと共に地域奉仕活動へ。その最中、彼らは“人を喰らう怪物姉妹”に遭遇し、うち一体を生け捕りにする。
怪物を学校の地下室に監禁し、残酷な“観察”を始める不良グループ。暴力、差別、無関心が渦巻く学園の中で、リンは怪物の境遇に自身を重ねていく。やがてもう一体の怪物──姉が、妹を救うために動き出す。
台湾ホラー界の異才ギデンズ・コー監督が描くのは、「人間のほうが怪物かもしれない」という問題提起。暴力の連鎖、見て見ぬふりの教師たち、加害者にも被害者にもなりうる若者の残酷さ。
『怪怪怪怪物!』は単なるモンスターホラーではなく、学園ドラマ×社会風刺×スプラッタ・バイオレンスが融合した衝撃作。スカッとする復讐劇を期待すると裏切られ、倫理的に揺さぶられる問題作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:モンスターホラー・学園・バイオレンス
- 一言おすすめ:その“怪物”は、外にいるとは限らない。
いじめ描写がとにかく生々しい。ホラーであり、現代の寓話でもある。
怪物よりも、無自覚な残虐性を持つ人間の方が怖い…それを突きつけられる。
倫理観が試されるラストに戦慄。好き嫌いは分かれるけど、絶対記憶に残る。
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The Rope Curse(粽邪)
台湾に伝わる「縄の呪い」──それは、首吊りに使われた縄に宿るとされる凶悪な怨念。ある条件を満たすことで、その呪いはより強力な“形”を持ち始めるという……。
動画配信者のジアウェイは、友人の道士による除霊儀式を生配信し話題を集めようとする。だが儀式の後、協力者の女性が遺体で発見され、怪異は現実に姿を現しはじめる。
やがて明かされる過去のいじめ、自死、そして呪われた写真──すべての因縁が、ジアウェイの恋人・シューイーに向かって収束していく。
本作は台湾の民間信仰と、Jホラーの美学を融合させた作品。やや定番の構成ながら、台湾ならではの“除縄儀式”の神秘性と、過去の因果が現代に襲いかかる構成が見どころ。
“縄”というシンボルに込められた恐怖の意味を、静かにじわじわと描いていきます。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:呪い・怨霊・配信系ホラー
- 一言おすすめ:“その縄は、まだ燃えていない。”
「呪われた縄」という発想はシンプルだけど、意外と現代的なテーマにも絡んでる。
台湾の民間信仰ベースのお祓い儀式はもっと見たい!あそこが一番印象に残った。
ホラー初心者向けって感じかな?ラストも優しいし、怖すぎるのが苦手な人におすすめ。
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今回ご紹介した台湾ホラーの多くは、U-NEXTで配信中!

『哭悲』『紅い服の少女』『呪葬』など、恐怖の中に社会風刺や人間ドラマを織り込んだ“観る者の心をえぐるホラー”が充実。 呪い・民間信仰・怨念・実話ベース…一筋縄ではいかない恐怖が、今、台湾ホラーで花開いています。
見放題作品はもちろん、レンタル対象の新作も毎月1,200円分のポイントで視聴可能。追加料金を気にせず、話題作も名作もまとめて楽しめます。
幽霊だけじゃない。社会、家族、そして自分自身──本当に怖いのは何かを問いかけてくる台湾ホラーを、この機会にぜひ。
初回31日間は無料トライアル付き。 まずは気になる1本から、地獄の扉を開いてみてください。
▶ U-NEXTのおすすめポイント
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まとめ|台湾ホラーは“静と狂”の二面性がヤバい

台湾ホラーは、Jホラーのような“静”の怖さと、韓国ホラーのような“狂気”が共存する独自の魅力を持っています。 今回紹介した作品群も、民俗信仰・都市伝説・社会背景・人間の業といった、ただ怖いだけじゃない深みを感じさせるものばかりでした。
・正気を保ったまま人が壊れていく『哭悲/The Sadness』 ・視聴者を“呪いに巻き込む”仕掛けが話題の『呪詛』 ・伝統儀式が持つ本当の意味を問う『The Rope Curse』 ・誰が怪物か分からなくなる『怪怪怪怪物!』 など、ホラーというジャンルを通して、台湾社会や人間心理に切り込む作品が多数。
もし「最近のホラー、どれも似てて刺激が足りない…」と感じているなら、 ぜひ台湾ホラーをチェックしてみてください。想像をひっくり返される体験が、あなたを待っています。