スラッシャー映画──それは、殺人鬼が無慈悲に人々を襲い、血と悲鳴が画面を染め上げるホラーの代名詞的ジャンル。しかし、本当に面白いスラッシャー映画は“ただ人が死ぬだけ”では終わりません。
緻密なサスペンス演出、容赦ない残虐描写、アイコニックな殺人鬼、そして驚きのラスト。そこには、恐怖・快感・笑い・興奮といった多層的な感情が渦巻いています。だからこそスラッシャーは、今もなおホラーファンを熱狂させるジャンルなのです。
本記事では、そんな“スラッシャーの醍醐味”が凝縮された名作10本を厳選。グロ描写全開の地獄絵図から、観る者の予想を裏切るどんでん返し、さらには笑えるのに怖いという異色作まで、2025年の今だからこそ観てほしい傑作だけを集めました。
スラッシャー初心者にも、玄人にも刺さる一本がきっと見つかるはず。 それでは、血塗られた傑作たちへご案内しましょう──。

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【2025年版】おすすめスラッシャー映画10選|人気作から通好みまで厳選紹介!

タイトル | ジャンル | 怖さ |
---|---|---|
テリファー | グロ・ピエロ・狂気 | |
X エックス | 猟奇・A24・スラッシャー | |
ハッピー・デス・デイ | タイムループ・コメディ寄り | |
スクリーム(2022) | メタ・定番シリーズ | |
悪の教典 | 邦画・教師・連続殺人 | |
ドント・ブリーズ | 密室・逆転スリラー | |
キャビン | メタ・ジャンル破壊 | |
クライモリ(リブート) | 山奥・猟奇集団 | |
タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら | コメディ・逆スラッシャー | |
サプライズ | 侵入者・返り討ち・最強女子 |
テリファー

映画紹介:
無言の殺人ピエロ《アート・ザ・クラウン》が、ハロウィンの夜に若者たちを容赦なく追い詰めていくグロ系スラッシャーの金字塔。ストーリー性を極限まで削ぎ落とし、「殺す」ことに全振りした狂気の映像体験が待っています。
血の量、痛みの演出、静かに迫る不気味さ……そのすべてが突出しており、観る側に一切の“逃げ場”を与えない。アートの存在感は凶器そのもので、叫び声も命乞いも一切通用しません。観る者はただ、終わらない地獄を見届けるしかないのです。
とにかくグロに耐性がない人にはおすすめできません。しかし逆に、“ガチのスラッシャー”を求めるなら、これ以上ない一本。近年のスプラッター復興の火付け役とも言える、伝説級のカルトホラーです。
続編『テリファー2』は上映中に失神者が出たという噂もあるほど。アートの狂気を、あなたは最後まで見届けられるか──。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:スプラッター・ピエロ・サイコスラッシャー
- 一言ポイント:笑わないピエロが、静かにあなたを切り刻む
怖いというより「痛い」映画。観終わったあとしばらく無言でした。
アート・ザ・クラウンが無表情すぎて逆にトラウマ。動きもヤバい。
深夜に一人で観るもんじゃない…心の底から後悔しました。
X エックス
映画紹介:
1979年、アダルト映画を撮影しに農場を訪れた若者たち──しかし、そこに住む老夫婦が放つ異常な執着が、彼らをひとり、またひとりと血の海に沈めていく…。『X エックス』は、A24製作の新世代スラッシャーにして、映画愛と狂気が交錯する一作です。
序盤は70年代ポルノ風のレトロなノリで進みますが、中盤から雰囲気は一変。老いへの恐怖、抑圧された欲望、命の脆さがむき出しで襲いかかり、観る者を容赦なく現実に引き戻します。加齢をテーマにした殺人鬼という切り口も斬新で、単なる“スプラッター”では終わらない重みがあります。
映像はA24らしく非常に美しく、音響・間の使い方も秀逸。クラシックなスラッシャーの形式を踏襲しながらも、まったく新しい体験に昇華させたこの作品は、まさに“現代版スラッシャーの進化系”。
続編『Pearl』では殺人鬼の少女時代が描かれ、より深い恐怖と悲哀が補完されます。単品でも傑作ですが、シリーズ通して観るとさらに凄みが増します。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:スラッシャー・サイコ・A24ホラー
- 一言ポイント:「若さ」に執着する老女の視線が、静かに心を削ってくる
最初はセクシー映画かと思ったら、中盤から地獄。A24の本気を見た。
ジワジワくる怖さと突如始まる惨劇のギャップがやばい。老女、トラウマ級。
スラッシャーなのに映像が美しすぎる。あと音が怖すぎる。

ハッピー・デス・デイ
映画紹介:
誕生日に殺される…でも、目が覚めたらまた“その朝”!? 『ハッピー・デス・デイ』は、スラッシャー映画にタイムループというSF設定を組み合わせた、異色かつ爽快なホラー作品です。
主人公は自己中心的な女子大生ツリー。彼女は何者かに殺されるも、目を覚ますとまた誕生日当日の朝に逆戻り。そこから「犯人が誰なのか」「どうすれば死を回避できるのか」を突き止めようと奔走しはじめます。
スラッシャーらしい殺人描写はあるものの、コメディタッチとテンポの良さで“楽しく怖い”という新感覚に仕上がっており、ホラーが苦手な人でも楽しめる入り口的作品。ただし後半のどんでん返しには驚かされること必至で、単なるポップホラーとは言わせません。
続編『ハッピー・デス・デイ 2U』ではタイムループの理由に迫るSF要素が強化されており、シリーズで観るとより世界観が深まります。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:タイムループ・スラッシャー・ブラックコメディ
- 一言ポイント:「自分が何度も殺される」スラッシャーの裏返し的快作
怖すぎず、軽快で観やすい!スラッシャー入門として最高。
犯人が分かると思ったら…まさかの展開にびっくりした。
ヒロインが回を追うごとに強くなるのが気持ちいい。応援したくなる!
スクリーム(2022)
映画紹介:
「ホラー映画のルール」を逆手にとった伝説のシリーズ『スクリーム』が、令和に復活!『スクリーム(2022)』は、オリジナルの魅力を継承しながら、現代のSNS文化や“レガシー作品への皮肉”を盛り込んだ、新世代のメタ・スラッシャーです。
ゴーストフェイスによる連続殺人事件が再び勃発。物語は新たな若者たちを中心に展開しますが、シリーズ初期の登場人物も再登場し、過去と現在が巧みに交錯。ホラーファンなら思わずニヤリとする“お約束”の数々に、あえて乗っかる楽しさがあります。
「犯人は誰だ?」というミステリー要素は健在で、スラッシャーとしての恐怖と、メタ構造による知的な刺激のバランスが絶妙。初心者にも入りやすく、シリーズファンにはたまらない一本です。
なお2023年には続編『スクリーム6』も公開され、シリーズは新たな段階へ。ホラーの進化を見届けるなら、今こそ観るべきタイミングです。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:メタホラー・スラッシャー・ミステリー
- 一言ポイント:「スラッシャー映画のルール」そのものが武器になる
旧作ファンも新規も楽しめる絶妙なバランス。ゴーストフェイスの動きが怖い!
ホラーの「お約束」を理解してるからこそ笑えるし、逆にビビる。
あえてベタに展開する感じがむしろ心地いい。シリーズ通して見たくなる。
悪の教典

映画紹介:
「生徒を殺す教師」という、日常と狂気が交差する衝撃の邦画スラッシャー。三池崇史監督×伊藤英明主演による『悪の教典』は、日本映画では珍しい“ガチの連続殺人劇”を描いた異色作です。
物語の主人公は、爽やかで人気者の高校教師・蓮実聖司。しかし彼の正体は、他人を殺すことに何の痛みも感じないサイコパス。保身のため、そして「快楽」のため、次第にその本性をあらわにしていきます。
中盤からの展開はまさに地獄絵図。校舎という閉鎖空間で、生徒たちがひとりまたひとりと狩られていくスラッシャー的構造は、洋画顔負けの緊迫感と暴力性に満ちています。伊藤英明の狂気の演技も圧巻。
倫理観を揺さぶる描写が多く、好き嫌いは分かれるかもしれませんが、邦画でここまで突き抜けたスラッシャーは貴重。覚悟を決めて臨む価値ありの1本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:邦画・サイコスリラー・学園スラッシャー
- 一言ポイント:「先生、なんで…?」が最も似合うトラウマ展開
伊藤英明、ここまで怖い演技できるんだ…って素直に衝撃。
学校が舞台なのが逆にリアルで怖い。トラウマ映画認定。
スラッシャー好きは絶対観るべき。邦画でもここまでやれるのか。

ドント・ブリーズ
映画紹介:
「この家、逃げられない──」
『ドント・ブリーズ』は、“逃げる側”の恐怖を極限まで研ぎ澄ませた密室スリラー。侵入者と殺人鬼の立場が逆転するという斬新な設定が話題を呼び、スラッシャー映画の新たな地平を切り開いた一作です。
舞台はデトロイトの廃れた住宅街。金持ちの盲目老人の家に押し入った若者たちは、彼がただの老人ではなかったことを知る…。聴覚だけで獲物を追い詰める姿は異様で、息遣いさえも殺したくなるような緊張感が全編に漂います。
ド派手な演出は少なく、代わりに静寂と音の使い方で恐怖を演出。ホラーとしてはもちろん、優れたサスペンス作品としても成立しており、ジャンルを超えて評価された理由も納得です。
「逃げ場のない家」「静かに迫る殺意」──あなたの鼓動が聞こえてしまいそうな、極上の閉塞系スラッシャーをぜひ。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:密室スリラー・スラッシャー・リバースホラー
- 一言ポイント:殺人鬼は盲目の老人。静寂の中の“音”が命取り
静かすぎて息するのも怖くなった。音の演出が神すぎる。
盲目のおじいちゃんが強すぎて逆にホラー。逃げ場ゼロ。
グロ系じゃないのにめちゃ怖い。サスペンス好きにもおすすめ。
キャビン
映画紹介:
森の奥の小屋に集まった5人の若者──これだけ聞くとよくあるスラッシャー展開。しかし『キャビン』は、そこからすべての期待を裏切ってくるジャンル破壊系ホラーです。
序盤は典型的なスラッシャーのお約束を踏襲しつつ、観客に「ん?」と違和感を抱かせる作り。そして明かされるのは、“この小屋の出来事は全てコントロールされていた”という衝撃の事実。人間 vs 怪物という単純構図ではない、メタ構造の裏側で進む真の恐怖に息を呑みます。
監督は『ワンダヴィジョン』などで知られるドリュー・ゴダード、脚本は『アベンジャーズ』のジョス・ウェドンという強力タッグ。ジャンル映画への愛と破壊衝動が詰め込まれた本作は、スラッシャー映画を“分かってる人ほど”楽しめる傑作です。
終盤にはあっと驚く“あの展開”が待っており、ホラー史に残るラストへ。 「スラッシャー映画ってなんでこうなるの?」と思ったことがある人には、全力で刺さる一作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:メタホラー・スラッシャー・SF
- 一言ポイント:“ホラー映画”そのものを解体しながらも、ちゃんと怖い
こんなホラー観たことない!設定に気づいた瞬間ゾワっとした。
ホラージャンルへの愛と皮肉が両方詰まってて最高。
後半の展開が狂ってる。笑えるのに怖いってこういうことかも。
クライモリ(リブート版)
映画紹介:
森で迷い込んだ若者たちが、正体不明の集団に襲われる──。
そんな“いかにも”なスラッシャー展開から始まる『クライモリ(2021)』は、旧作とはまったく違う方向性へと進化した異色のリブート版です。
本作の敵は、森で独自の文化を築いた“基盤”と呼ばれる集団。姿を見せずに狩りを始め、罠を仕掛け、容赦なく仕留めてくる様子は不気味そのもの。スプラッター描写も本気で、首潰し・串刺し・目潰しといった残酷描写が遠慮なく飛び出します。
ただ怖いだけではなく、「文明社会と異文化の対立」「集団のルールと暴力」など、思想的テーマも含まれており、観る者にモヤモヤとした不快さと考察余地を残します。単なるリメイクで終わらない、骨太な一作。
グロ描写、倫理観の破壊、誰も正しくない地獄── “どっちが悪かも分からない恐怖”を味わいたい人にこそおすすめです。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:スラッシャー・カルト・人里離れた村
- 一言ポイント:誰も助けに来ない森の中で、沈黙の狩りが始まる
旧作の“化け物スラッシャー”とは全然違って、リアル寄りで怖い!
雰囲気が重苦しい。罠の殺傷力がエグすぎて目を背けたくなった。
何が正しいのか分からなくなる…後味の悪さがクセになる一本。
タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら

映画紹介:
ホラーなのに爆笑!?
『タッカーとデイル』は、スラッシャー映画のお約束を“完全にひっくり返した”異色のホラーコメディ。殺人鬼に見える2人組が実はただの優しいおじさんだった…という設定だけで、もう勝ちです。
山奥の小屋で静かに休暇を過ごそうとしていたタッカーとデイル。しかしそこにやってきた大学生グループは、彼らを殺人鬼と勘違いし、どんどん自滅していくという地獄のすれ違い劇が開幕します。
チェーンソー、穴落ち、木材の破片──スラッシャー映画ではおなじみの死に様が、すべて“事故”で発生するという皮肉が最高。ホラーの構造を知っているからこそ笑える、スラッシャーファンへのご褒美のような一本です。
もちろん流血やグロシーンもあるので、それなりにスリルも健在。 「ホラーは好きだけど笑いたい!」という気分のときにおすすめです。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:ホラーコメディ・スラッシャー・逆転劇
- 一言ポイント:殺してないのに死んでいく!? 優しいおじさんの大悲劇
これはホラーじゃなくてほぼギャグ。でもめっちゃ面白い。
見た目がスラッシャーっぽいだけで殺人鬼扱いされるのが可哀想w
ホラーのお約束を逆手に取るセンスが天才的。終始ニヤニヤしてた。
サプライズ

映画紹介:
仮面をかぶった侵入者たちが、ある家族のディナーに襲いかかる──という定番のスラッシャー展開…と思いきや、『サプライズ』はそこからが本番。
“返り討ち系スラッシャー”として、ジャンルの概念を覆した一作です。
恐怖に怯えるはずのヒロインが、実は生存訓練を積んだ最強女子だったという設定が斬新。侵入者たちのトラップを逆手に取り、即興の武器で次々と迎え撃っていく姿は痛快であり、残酷でもあります。
スラッシャーのお約束である“逃げ惑う犠牲者たち”という構図を反転させたこの作品は、観る側にも爽快感と緊張感の両方を与えてくれます。 そして、誰が何のためにこの惨劇を起こしたのか──背後に潜む“もう一つの動機”にも注目です。
ハイテンポでテンションも高め。スラッシャーにアクション的要素を求める人におすすめの快作です!
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:スラッシャー・侵入者・リベンジホラー
- 一言ポイント:逃げないヒロインは強い。返り討ちの爽快感がクセになる
ヒロインの戦闘力がガチすぎる。途中から応援してた。
仮面の侵入者たちのビジュアルが不気味で良い。序盤は普通に怖い。
“逃げる側”が“狩る側”になる展開にゾクっとした。気持ちいい。
“逃げても逃げても追ってくる”──極限の恐怖を味わうスラッシャー映画もU-NEXTで

『テリファー』『スクリーム』『キャビン』といった、恐怖と狂気が交錯する名作スラッシャーも、U-NEXTでは多数ラインナップされています。
誰が狙われ、どこで殺され、どう逃げるのか── 先が読めない展開、逃げ場のない空間、そして“そこにいる”という圧倒的な実在感。 ただの殺人劇ではない、“感情をえぐる恐怖”がそこにはあります。
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血と恐怖とカタルシス…スラッシャー映画は“怖さの快感”を味わう最高のジャンル!

スラッシャー映画は、単なる“殺人ショー”ではありません。そこには、不条理な死の恐怖、閉鎖空間のサスペンス、人間の狂気、そして生存へのカタルシスが詰まっています。
今回ご紹介した10本は、どれもそんなスラッシャーの魅力を最大限に発揮した傑作ぞろい。グロ重視、心理重視、ユーモア重視と、バリエーションも豊かなので、自分の好みに合った作品を見つけやすいラインナップです。
スラッシャーは“怖い”けど“面白い”、そして“クセになる”。 まだこのジャンルに慣れていない人も、ホラー中毒のあなたも──ぜひ今回の中から1本手に取り、その血塗られた世界に飛び込んでみてください。
そして観終わった後は、ぜひこう叫びたくなるはずです。
「次は、誰がやられるんだ……?」