空が割れ、大地が裂け、静寂のあとに訪れるのは“終わり”だけ──。
人類滅亡の危機、崩壊した社会、希望を失った人々。
このジャンルは単なるパニックではなく、“極限下で人間がどう生きるか”を描く壮絶なドラマでもあります。
今回は、絶望の淵に立たされても抗おうとする人々を描いた「終末映画」10作品を厳選。
ウイルス、災害、戦争、惑星衝突…あらゆる形の“終わり”を通して、心をえぐる人間ドラマを堪能してください。
世界が壊れるとき、本当の“人間らしさ”が見えてくる──。
・人類滅亡や地球崩壊など、スケールの大きい終末映画が好きな人
・ゾンビや怪物よりも“世界の終わりそのもの”に興味がある人
・絶望と希望が交錯する、心を揺さぶる映画を観たい人
終末映画おすすめ10選|人類滅亡の瞬間に何を選ぶ?

| タイトル | ジャンル | 絶望度 |
|---|---|---|
| ザ・ロード | サバイバル・ヒューマンドラマ | |
| メランコリア | 心理・SF | |
| 28日後… | ウイルス・パニック | |
| アイ・アム・レジェンド | ウイルス・SFサバイバル | |
| 2012 | 地球崩壊・ディザスター | |
| ドント・ルック・アップ | 風刺・ブラックコメディ | |
| サバイバル・ファミリー | 家族・コメディドラマ | |
| ミスト | モンスター・心理ホラー | |
| マッドマックス 怒りのデス・ロード | アクション・荒廃世界 | |
| ディープ・インパクト | 彗星・ヒューマンドラマ |
ザ・ロード
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 2009年 | アメリカ | 111分 |
映画紹介:
荒廃した世界を、父と息子が歩く──。『ザ・ロード』は、文明が滅びた後の地球で“希望”を探す旅を描いた、静かで重い終末ドラマです。原作はピューリッツァー賞を受賞したコーマック・マッカーシーの同名小説。「父の愛とは何か」「人間の尊厳とは何か」を問いかける名作です。
空は灰色、植物も動物も死に絶え、人々は食料を求めて彷徨う。父子はわずかな食料を抱えて南へと向かいます。しかし彼らの旅路には、略奪者や人食い集団など、“人間が人間を失った”世界の地獄が待ち受けています。
派手なアクションもCGもない。それでも本作は、観る者の心を圧倒します。父が息子を守るためにすべてを捧げる姿に、「生きることの意味」が凝縮されています。ヴィゴ・モーテンセンの鬼気迫る演技も圧巻。
絶望の世界を描きながら、最後には“希望”が確かに残る。『ザ・ロード』は、静寂の中にこそ最も深い恐怖と愛があることを教えてくれる終末映画の傑作です。
- 絶望度:
- グロ度:
- ジャンル:サバイバル・ヒューマンドラマ
- 一言ポイント:「滅びゆく世界で、父が息子に託した“火”の意味に涙」

終末映画なのに、涙が止まらない。静かなラストが心に刺さる。

こんなに救いのない世界で、それでも生きようとする親子の姿に息をのむ。

“火を運ぶ者”という言葉の意味を噛みしめた。終末映画の中でも別格。
| 配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
|---|---|---|
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ザ・ロード [DVD]



メランコリア
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 2011年 | デンマーク・スウェーデン・フランス・ドイツ | 136分 |
映画紹介:
美しい惑星が地球に接近し、やがて衝突する──。ラース・フォン・トリアー監督による『メランコリア』は、地球滅亡を題材にした“芸術的終末映画”の金字塔です。恐怖ではなく、圧倒的な静寂と美しさで“世界の終わり”を描き出します。
主人公は、鬱に苦しむ女性ジャスティン。彼女の結婚式から物語は始まり、祝福ムードの裏で次第に崩れていく精神と世界の終焉がリンクしていきます。「幸福を感じられない人間」だけが、終末を冷静に受け入れられる──そんな皮肉を込めた構成が見事です。
映像は息を呑むほど美しく、特に惑星メランコリアが夜空に浮かぶ光景は、終末であることを忘れるほど幻想的。ワーグナーの音楽が流れる中、世界がゆっくりと滅びていくラストシーンは、映画史に残る名場面です。
本作は単なるSFではなく、“鬱という名の終末”をも描く心理劇。観終わったあと、あなたはきっと「破滅にも美しさがある」ことに気づくでしょう。
- 絶望度:
- グロ度:
- ジャンル:心理・SF・アートシネマ
- 一言ポイント:「静かに世界が終わる──美しすぎる滅亡の映像詩」

あまりに美しくて怖い。“終わり”がこんなに静かだなんて。

ラストの映像と音楽がずっと頭から離れない。芸術的な絶望。

ホラーではないのに、これほど心がざわつく映画は珍しい。
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|---|---|---|
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28日後…
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 2002年 | イギリス | 113分 |
映画紹介:
世界は、わずか28日で崩壊した──。
ダニー・ボイル監督による『28日後…』は、感染パンデミックによって文明が崩壊したロンドンを舞台にした、終末ホラーの金字塔。ゾンビ映画の文法を刷新し、現代の“感染恐怖”を描いた名作です。
未知のウイルス「RAGE」に感染した者は、凶暴化して人を襲う。昏睡状態から目覚めた主人公ジムが目にしたのは、人が消えたロンドンの静寂。その光景だけで背筋が凍ります。感染者の恐怖よりも、人間の狂気と孤独がリアルに突き刺さる構成が秀逸です。
手持ちカメラによる荒々しい映像、ノイズ交じりの音、スピーディーに走る感染者。すべてが緊張感を高め、観客自身が終末世界を彷徨っているかのような臨場感を生み出しています。後続の『ウォーキング・デッド』などに大きな影響を与えたのも納得。
ただのゾンビ映画ではなく、“人間の本性”をえぐり出す終末ドラマ。恐怖と絶望と、ほんのわずかな希望が同居する、ポストアポカリプスの傑作です。
- 絶望度:
- グロ度:
- ジャンル:ウイルス・パニック・終末ホラー
- 一言ポイント:「静寂と狂気が共存する、“現実的すぎる”感染終末ホラー」

感染者が“走る”という衝撃。ホラー史を変えた瞬間だった。

人間が一番怖い。ラスト近くの軍人たちの描写が地獄すぎる。

序盤の無人のロンドンが本当に不気味。撮影方法も革命的だった。
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28日後… 特別編 [DVD]



アイ・アム・レジェンド
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 2007年 | アメリカ | 101分 |
映画紹介:
“最後の男”が暮らす、滅びたニューヨーク。
『アイ・アム・レジェンド』は、パンデミック後の地球を舞台に、孤独・希望・人間性の喪失を描いた終末SFドラマです。主演のウィル・スミスが見せる、静かな狂気と優しさが心を締め付けます。
人類のほとんどはウイルスによって死滅し、生き残った者たちは“夜の感染者”と化した。科学者ネビルは、廃墟と化した街でたった一人生き残り、感染の治療法を探しながら犬のサムと共に日々を過ごす。その孤独は観る者に容赦なく迫ります。
昼は廃墟で物資を探し、夜は襲い来る感染者から身を守る。静寂の街並み、荒廃したタイムズスクエア、崩壊した文明の残骸──そのすべてがリアルすぎて息苦しい。孤独の描写にここまで迫った終末映画は他にありません。
ラストの展開は賛否両論ですが、「伝説(レジェンド)」とは何かを問いかける構成に胸が熱くなります。
絶望と希望、そのどちらも強く感じさせるSF終末映画の代表作です。
- 絶望度:
- グロ度:
- ジャンル:ウイルス・SFサバイバル
- 一言ポイント:「孤独の果てに見た“伝説”──人間とは何かを問う終末譚」

サムとの絆が泣ける…。あのシーンは何度見ても耐えられない。

誰もいないニューヨークの映像がリアルすぎて怖い。孤独の極致。

終わり方が切ないけど、“レジェンド”というタイトルの意味に納得。
| 配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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アイ・アム・レジェンド [Blu-ray]



2012
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 2009年 | アメリカ | 158分 |
映画紹介:
地球崩壊。その瞬間を、ここまで“映像化”した映画は他にない。
ローランド・エメリッヒ監督による『2012』は、マヤ文明の予言をもとにした壮大なディザスター超大作。地球規模の崩壊を、圧倒的なスケールと映像美で描き切ります。
火山の噴火、地殻変動、大陸の崩落──世界は未曾有の災害に襲われる。小説家ジャクソン(ジョン・キューザック)は家族を守るため、崩壊していく地球から逃れるための旅に出る。「家族愛」「人類の業」「選ばれし者」など、多層的なテーマが詰め込まれています。
次々と崩れ落ちる都市、津波に飲み込まれるヒマラヤ。VFXの完成度は驚異的で、まるで世界の終わりをリアルタイムで体験しているかのような臨場感。これぞ“終末映画”の代名詞といえる一本です。
一方で、人間ドラマも熱い。極限下で何を守るのか、誰を助けるのか──。
『2012』は、壮大なスケールの中に人間の小さな希望を描いた、エンタメと感動の融合です。
- 絶望度:
- グロ度:
- ジャンル:地球崩壊・ディザスター
- 一言ポイント:「地球滅亡の“瞬間”を体験できる、究極の終末パニック超大作」

崩壊シーンが多すぎて息つく暇がない。映像の迫力が桁違い!

派手なのに泣ける。家族愛と人間ドラマがしっかり描かれてる。

まさに終末映画の王道。これを観ずして人類滅亡は語れない。
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2012 エクストラ版 [DVD]


ドント・ルック・アップ
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 2021年 | アメリカ | 138分 |
映画紹介:
「地球が滅ぶ」と伝えても、誰も聞こうとしない──。
『ドント・ルック・アップ』は、地球滅亡の危機を“笑いと怒り”で描いた異色の終末ブラックコメディ。アダム・マッケイ監督が、現代社会の無関心と情報操作を鋭く風刺します。
天文学者の二人が、地球に巨大彗星が衝突することを発見。しかし、政府もメディアも国民もまるで本気にしない。「不都合な真実よりも、都合のいいウソを選ぶ人間たち」の姿に、笑いながらも背筋が寒くなります。
レオナルド・ディカプリオ、ジェニファー・ローレンス、メリル・ストリープら豪華キャストが、“愚かすぎる世界”を全力で演じる。SNSでの炎上、政治家の保身、陰謀論──その全てが今の時代の鏡のようです。観終わったあと、笑えない現実が胸に残ります。
派手なパニックよりも、人間そのものが災害であることを描いた皮肉な名作。地球が滅びる瞬間、誰と、どんな時間を過ごすか──ラストの“食卓シーン”は、静かに涙を誘います。
- 絶望度:
- グロ度:
- ジャンル:風刺・ブラックコメディ・終末ドラマ
- 一言ポイント:「笑ってる場合じゃない──“現代の愚かさ”が地球を滅ぼす」

笑えるのにゾッとした。これ、現実とあまり変わらないかも。

ディカプリオの情けない学者役が最高。怒りと悲しみが同居してる。

皮肉すぎて笑えない。ラストの食卓、あれが“人間の終わり方”だ。
| 配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
|---|---|---|
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サバイバル・ファミリー
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 2017年 | 日本 | 117分 |
映画紹介:
ある朝、世界から“電気”が消えた──。
矢口史靖監督による『サバイバル・ファミリー』は、突如電気が使えなくなった日本で、ひとつの家族が生き延びようと奮闘する終末コメディ。笑いながらも“文明の脆さ”を痛感させる一作です。
冷蔵庫もスマホも車も動かない。水も食料も手に入らず、東京は混乱の渦に。
一家は自転車で“生き延びるための旅”に出るが、待ち受けていたのは過酷な現実。電気が消えただけで、社会が完全に崩壊していくリアルさが恐ろしい。
一見コメディのようでいて、家族の絆や人間のたくましさを真っ直ぐに描いているのが本作の魅力。特に、「不便の中でこそ見えてくる“本当の豊かさ”」というテーマには深くうなずかされます。小日向文世と深津絵里の自然体の演技も秀逸です。
笑って泣けて、少しゾッとする。『サバイバル・ファミリー』は、日本版“ゆるい終末映画”として唯一無二の存在です。
- 絶望度:
- グロ度:
- ジャンル:家族・ヒューマン・終末コメディ
- 一言ポイント:「電気が消えた日、人間らしさが戻ってきた──笑って泣ける終末劇」

サバイバルなのにほっこりする。小日向さん一家が最高すぎる。

笑えるのに、現実味がありすぎて怖い。電気のありがたみを実感。

家族の再生物語としても素晴らしい。観たあと心があったかくなる。
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サバイバルファミリー DVD



ミスト
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 2007年 | アメリカ | 126分 |
映画紹介:
霧の向こうに潜む“何か”──それは怪物よりも恐ろしい、人間そのものだった。
スティーヴン・キング原作、フランク・ダラボン監督による『ミスト』は、終末ホラー映画史に残る衝撃のラストで知られる傑作です。
嵐の翌日、町は謎の霧に包まれ、スーパーに避難した人々は外に潜む怪物に襲われる。しかし、真に恐ろしいのは外の霧ではなく、閉ざされた空間の中で狂気に染まっていく人間たち。信仰と恐怖が暴走し、秩序が崩壊していく様子はまさに人間版パンデミックです。
閉塞感と絶望感の演出が見事で、観ているだけで息が詰まる。怪物の存在が霞むほど、集団心理の恐怖がリアルに描かれています。そして迎える結末──そのあまりの残酷さと皮肉に、誰もが言葉を失うでしょう。
ホラーでありながら哲学的。『ミスト』は、「希望を信じることが最大の恐怖になる」という究極の絶望を突きつける、人類終末ドラマの頂点です。
- 絶望度:
- グロ度:
- ジャンル:モンスター・心理ホラー
- 一言ポイント:「人間こそ最大の怪物──霧の中で見える“絶望の真実”」

ラストで心が砕けた。こんな終わり方、誰も想像できない。

密室の人間ドラマが怖すぎる。怪物より人間が地獄だった。

観終わったあと、しばらく立ち上がれなかった…。衝撃の余韻が続く。
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マッドマックス 怒りのデス・ロード
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 2015年 | オーストラリア・アメリカ | 120分 |
映画紹介:
砂塵が舞い、ガソリンと血が支配する終末世界。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、アクション映画の常識を超えた“狂気のロードムービー”です。ジョージ・ミラー監督が生み出した荒廃した未来は、まさに文明崩壊後の地獄。
文明が滅び、水と燃料が権力の象徴となった世界。捕らえられた元警官マックス(トム・ハーディ)は、女戦士フュリオサ(シャーリーズ・セロン)と共に独裁者イモータン・ジョーの支配から逃亡する。わずか数行の物語を、2時間ノンストップの映像と音で語り切る、異常なまでの完成度です。
全編がカーチェイスの連続。爆発、砂嵐、疾走する改造車、狂気の信者たち。なのに美しい。暴力と芸術が融合したような映像美は唯一無二です。音楽と編集のリズムも神がかっており、観客を極限の世界に引きずり込みます。
そして、真の主役はフュリオサ。“自由を求めて走る女たち”の姿が胸を打ちます。世界の終わりでも、彼女たちは生きることを諦めない──。終末の中の希望を、圧倒的スピードで描いたアクションの傑作です。
- 絶望度:
- グロ度:
- ジャンル:アクション・荒廃世界・終末SF
- 一言ポイント:「狂気と美が共存する──砂漠の終末を駆け抜ける魂のロードムービー」

2時間ずっとクライマックス。映像も音もテンションも狂ってる。

セリフ少ないのに伝わる。アクションでここまで語れるのがすごい。

フュリオサが最高にかっこいい。終末の中でも希望を感じる名作。
| 配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
|---|---|---|
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マッドマックス 怒りのデス・ロード [DVD]



ディープ・インパクト
| 公開年 | 制作国 | 上映時間 |
|---|---|---|
| 1998年 | アメリカ | 120分 |
映画紹介:
巨大彗星が地球に衝突する──その日、人々は何を選ぶのか。
『ディープ・インパクト』は、地球滅亡の危機を前にした人間ドラマを、壮大でありながら繊細に描いた終末映画の名作です。ド派手なパニックよりも、“人の心”に焦点を当てた静かな終末が胸を打ちます。
彗星の発見から衝突回避ミッションの失敗、そして迎える最期の瞬間までを、複数の人々の視点で描く群像劇。特に、家族を守ろうとする少年と両親の物語や、記者ジェニー(ティア・レオーニ)の自己犠牲には、涙なしでは見られません。“滅びの中の愛”がこの映画の真髄です。
VFX全盛期以前の作品ながら、海が都市を飲み込む津波シーンの迫力は圧巻。そして静かに流れるジェームズ・ホーナーの音楽が、終末の悲しみと希望を優しく包み込みます。壮大なのに人間的、恐ろしくて美しい──そんな稀有なバランスの作品です。
『アルマゲドン』が“ヒーローの終末”なら、『ディープ・インパクト』は“人間の終末”。
派手さよりも余韻を求める人にこそ刺さる、魂の終末映画です。
- 絶望度:
- グロ度:
- ジャンル:彗星衝突・ヒューマンドラマ
- 一言ポイント:「滅びの中で輝く“愛と覚悟”──静かに泣ける終末映画の傑作」

“波の向こうに立つ二人”のラストで号泣。静かで、美しい終末。

派手じゃないのに心に残る。ヒーローじゃなく“普通の人間”を描く終末劇。

希望と絶望のバランスが完璧。音楽の余韻がずっと耳に残る。
| 配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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“人類滅亡のドラマ”を体感するなら、U-NEXTで

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地球崩壊、感染拡大、孤独なサバイバル──
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”世界の終わり”に見えるもの。

人類の滅亡、文明の崩壊──それは想像するだけで恐ろしい出来事ですが、映画の中ではその“終わり”が時に美しく、時に切なく描かれます。
終末映画が惹きつけるのは、恐怖よりも「人間の本質」をあぶり出すから。すべてを失ったあとで何を選び、誰を想い、どう生きるのか。極限の中でこそ、愛や希望、そして愚かさまでもが鮮やかに浮かび上がります。
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