ホラー映画の舞台として、密室や学校、村などがありますが——中でも特に怖さの種類が違うのが「病院」。
消毒液の匂い、無機質な白い壁、無言で近づいてくる医師や看護師、誰もいないはずの深夜のナースステーション……。
そんな“本来は安全なはずの場所”が、じわじわと恐怖に変わっていくのが「病院ホラー」の真骨頂。
今回は、病院・精神科・隔離施設・医療研究所など、“医療にまつわる地獄”を描いたホラー映画を厳選しました。
「注射の痛みどころじゃない」トラウマをお届けします。ようこそ、白衣の悪夢へ。

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注射なんて序の口…病院ホラー映画10本

※舞台はすべて病院・精神病棟・医療研究施設など。★は“注射よりゾッとした度”で評価しています。
タイトル | ジャンル | ゾッと度 |
---|---|---|
フラクチャード | サイコスリラー/病院の闇 | |
感染(2004) | 邦画/感染パニック | |
108時間 | 不眠実験/精神崩壊 | |
セッション9 | 廃病院/心理スリラー | |
グレイブ・エンカウンターズ | POV/廃精神病院 | |
ジェイコブス・ラダー | 幻覚・戦争トラウマ | |
コンジアム | 韓国/心霊POV | |
THE WARD/監禁病棟 | 悪霊×閉鎖病棟 | |
ペイシェント・セブン | 精神病院/オムニバス | |
サイレントヒル | 宗教・精神病棟ホラー |
フラクチャード
休暇中に事故にあった娘を連れて、病院に駆け込んだ父親。診察を受けるために妻子が病院内に案内されるが、数時間後——彼らは跡形もなく消えていた。
「確かに受付にいたはず」「一緒にいたのに」 だが病院側は「来ていない」と言い張る。記録にも残っていない。
「病院が何かを隠している」という疑念が、徐々に現実を歪めていく。 観る側も“どちらが狂っているのか”分からなくなるサイコスリラー。
無機質で静かな病院ほど、恐怖が浮き彫りになる。
- ゾッと度:
- ジャンル:サイコスリラー/洋画
- 一言おすすめ:病院に“吸い込まれた家族”の行方
病院って、信頼できる場所なはずなのに…この映画観たらもう無理。
観終わったあと「自分は正気か?」って不安になる。余韻すごい。
真相が明かされたときのゾワッと感…病院ホラーで一番好きかも。

感染(2004)

老朽化が進む都内の病院。医師も看護師も疲弊しきっており、事故寸前の現場に突如、原因不明の“感染症患者”が運び込まれる。
全身がドロドロに溶けたような症状。叫ぶ患者。情報は錯綜し、スタッフたちは“それ”に触れてしまう。
何が感染したのか?本当に病原体なのか? 混乱と恐怖の中で、医療チームの心理は次第に崩壊していく。
閉鎖された病棟で拡がっていく“得体の知れない恐怖”。 邦画ホラーならではのジメッとした絶望感が、じわじわと迫ってくる。
- ゾッと度:
- ジャンル:感染パニック/邦画
- 一言おすすめ:何が怖いのか分からないまま、精神が削られていく
病気っていうより“概念”が感染してくる感じ。理解不能で怖すぎる。
明かりも音も静かなのに、ずっと圧がある。邦画ホラーの真骨頂。
病院の閉塞感ってこんなに怖いのか…ってなる映画。
108時間
ある劇団が、新作舞台の稽古場として選んだのは、今は使われていない精神病棟。
演出家の指示により、役者たちは実際に“108時間眠らない”という過酷な設定に挑むことに。
睡眠を削られ、神経がすり減るなかで、彼らは幻覚や不可解な出来事に襲われ始める。
さらに調査により、脚本のモデルとなった女性も「108時間眠らずに狂った」という実話が浮かび上がる。
廃病院×不眠実験×演劇の狂気というトリプルコンボが、観る側の精神もじわじわ削ってくる。
「自分は今、現実を見ているのか?」そんな感覚が崩れていく。
演技と現実、夢と覚醒、狂気と日常の境界が曖昧になるラストは衝撃。
- ゾッと度:
- ジャンル:精神ホラー/廃病院/実験スリラー
- 一言おすすめ:眠らなければ、壊れていく。舞台も現実も。
寝不足ってだけでこんなに怖くなる?ってくらい精神が削られる映画。
廃病院の不気味さと、不眠による幻覚の演出がめちゃくちゃうまい。
「あとちょっとで108時間」っていう数字が、どんどん恐怖になっていく。
セッション9

アスベスト除去のため、廃墟となった精神病院に入った作業員たち。そこはかつて、重度の精神疾患患者を収容していた巨大な施設だった。
静まり返った廊下。剥がれた壁。残されたカルテ。 作業中、ひとりが“セッションテープ”と呼ばれる録音記録を見つけてしまう。
「第1セッション」から始まる録音が、少しずつ“何か”を呼び覚ましていく。 人間の精神が壊れていく過程と、病院の“空気”がリンクしていく異常な恐怖。
“見えない何か”ではなく、“心が壊れる音”が聞こえてくる。
- ゾッと度:
- ジャンル:心理スリラー/廃病院
- 一言おすすめ:何も起きてないのに、ずっと怖い。
派手な演出ゼロなのに、最後には震えてた。音と“間”が最高に怖い。
録音テープの“あの声”がずっと耳に残る。病院って記録にも呪いが残るんだな。
じわじわ系ホラー好きは絶対に観るべき一本。派手さ不要の傑作。
グレイブ・エンカウンターズ
人気心霊番組のクルーたちが、廃墟となった精神病院に潜入取材。 “本物の霊現象”を捉えるため、夜通しカメラを回し続けるが——。
出入り口が消え、廊下が変形し、時間が止まり、クルーが一人、また一人と消えていく。 そして残された映像には、“信じがたい地獄”が映っていた。
ガチで閉じ込められた廃病院で、観る側も一緒に精神が削られていく。 手持ちカメラによるPOV(主観映像)だからこそ、リアルさが段違い。
深夜に観ると、絶対に後悔します。
- ゾッと度:
- ジャンル:POVホラー/廃精神病院
- 一言おすすめ:恐怖が“記録される”からこそ怖い
POV系の中ではダントツで怖い。演出がリアルすぎる。
「え、今の映ったよな?」って何度も巻き戻したくなる系の恐怖。
廃病院に入ってはいけない理由、全部詰まってる。
ジェイコブス・ラダー

ベトナム戦争で負傷した帰還兵・ジェイコブ。平穏な日常に戻ったはずが、彼の周囲で奇妙な幻覚や現実との境界が崩れていく。
病院に運ばれても、治療室は手術台のような地獄絵図。 記憶と時間が錯綜し、誰が敵で誰が味方かすら分からない。
精神病棟、軍病院、地下施設——あらゆる“医療の恐怖”が詰め込まれた悪夢的サイコホラー。 幻覚として描かれる映像は、現実以上にリアルで、生々しい。
「正気を失うって、こういうことなんだ」と思わせられる圧倒的体験。
- ゾッと度:
- ジャンル:幻覚ホラー/精神病院/戦争トラウマ
- 一言おすすめ:現実が崩れていく怖さの“最高到達点”
何度も観てるのに、毎回ラストで「うわ…」って声出る。狂気が美しい。
精神的に来る。手術シーンの不気味さがトラウマ級。
病院の“何も説明しない怖さ”がここまでハマる作品は珍しい。
コンジアム

心霊スポットとして有名な“実在する韓国の廃病院”。そこにYouTube心霊配信グループが潜入し、リアルタイムで動画を配信しようとするが——。
病院内に足を踏み入れた瞬間から、不可解な現象が連続し、 “絶対に開けてはいけない”病室の扉が、ひとりでに開き始める。
カメラを通したPOV演出と、実在の病院というリアル感が恐怖を倍増させる。 息遣い、手振れ、無音の暗闇——全部が怖い。
「今、何か映った?」と何度も巻き戻したくなる、アジア系POVの最高峰。
- ゾッと度:
- ジャンル:POVホラー/韓国/実在の廃病院
- 一言おすすめ:その病院、実在します。
観ながら何度も目を細めた。何か“いる”気配がリアルすぎて無理。
アジア特有の静けさと暗さが、病院ホラーにめちゃくちゃ合ってる。
撮影スポットじゃなくて、呪われてる。絶対帰れないやつ。

THE WARD/監禁病棟

1960年代、火事を起こして逮捕された少女・クリステン。彼女が収容されたのは、重度精神疾患患者ばかりを集めた隔離病棟だった。
入院早々、他の患者が次々と失踪し、不可解な現象が病棟内で頻発する。 彼女たちは何者かに“消されている”のではないか?
舞台は完全に“閉鎖病棟”オンリー。 日常と狂気が交差する空間で、精神と現実の境界がどんどん曖昧になっていく。
“悪霊の正体”が明かされるラストは、賛否両論ながら強烈なインパクト。
- ゾッと度:
- ジャンル:精神病棟ホラー/サスペンス
- 一言おすすめ:閉鎖空間×多重人格のトリックが効いてる
ジワジワ怖い系。病棟の閉塞感がたまらなく不安を煽ってくる。
雰囲気はおとなしいけど、真相が明かされた瞬間に鳥肌。
「この病院、絶対なにかある」って最初から思わせてくる構成がうまい。
ペイシェント・セブン

舞台は、とある精神病院。精神科医のマーカスは、ある研究のために7人の重度患者と面談を始める。
各患者の語る「自分がこうなった原因」のエピソードが短編ホラーとして描かれるオムニバス形式。 惨殺、亡霊、寄生、儀式、怪物——それぞれが狂気の扉を開いていく。
全編が精神病院内&“狂気の語り”という構成で、不気味な静けさと絶望が終始つきまとう。 面談が進むごとに、語り手も医師も“正気かどうか”が揺らいでいく。
「人間が語る恐怖」は、やっぱり一番こわい。
- ゾッと度:
- ジャンル:オムニバスホラー/精神病棟
- 一言おすすめ:患者の“狂気の語り”で病院がどんどん歪んでいく
病院というより「狂気の集積所」。短編全部クセ強で印象残る。
それぞれの話が違う怖さでくるから、飽きずにずっと怖い。
オムニバスだけど“ある仕掛け”が全体を通して効いてて面白い。
サイレントヒル
娘の悪夢の原因を突き止めるため、霧に包まれたゴーストタウン「サイレントヒル」へと足を踏み入れた母親・ローズ。だがその街は、地獄と化した異空間だった。
灰が降り続け、異形の怪物が徘徊し、 人間よりも“狂っている信者たち”が支配する町——その中心にあるのが、かつて忌まわしい儀式が行われていた**精神病棟**だった。
廃病院×宗教×拷問×異形の地獄。 静と動の切り替えが激しく、常に“何かが来る”緊張感に包まれる。
ピラミッドヘッドや看護師クリーチャーなど、病院ホラー史に残るビジュアルも圧巻。
- ゾッと度:
- ジャンル:異界ホラー/精神病棟/宗教
- 一言おすすめ:この病院、ただの舞台じゃなく“核心”です。
映像が美しすぎる地獄。美術・音楽・構成、全部が神。
あの看護師たち、夢に出るレベルで怖い…。
廃病院って言葉の最終形がこれ。すべてが狂ってる世界観。
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まとめ:病院ホラーは“治してくれない”

病院は本来、“命を救う場所”のはず。 でもホラー映画に登場すると、その前提が崩れ去ります。
人の理性が壊れていく精神病棟、 常識の通じない医師、 記録に残らない治療、 そして逃げ場のない空間。
“注射が怖い”なんて言ってた頃が懐かしくなるほど、 ここに並んだ10本は、病院を完全にトラウマ化してきます。
観終わったあと、病院に行くのがちょっと怖くなるかも──