2025年公開の邦画ホラー映画まとめています! 特集記事はこちら

霊媒師が登場するホラー映画おすすめ10選|恐怖の儀式と交霊の物語

当ページのリンクには広告が含まれています。
ガラ
  • URLをコピーしました!

こわログ公式X(Twitter)をフォローする

呪いでも殺人鬼でもない、もっと深淵で抗えない“恐怖”がある──。

見えない世界と交信し、悪霊や邪神を封じ込めようとする霊媒師。その儀式は荘厳であると同時に、成功する保証はどこにもありません。ひとつ手順を誤れば、むしろ地獄の扉を開けてしまうことさえあるのです。

今回は、日本や韓国、タイからハリウッドまで──
儀式・祈祷・エクソシズムを描いた「霊媒師が登場するホラー映画」10本を厳選。
伝統的な祈祷シーンに息をのむ作品から、現代的な呪術や宗教ホラーまで、幅広くご紹介します。

祈りは救いとなるのか、それともさらなる恐怖を招くのか──。

こんな人におすすめの記事です

・霊媒師やエクソシストが登場するホラー映画が好きな人

・心霊系よりも、儀式や祈祷で描かれる“交霊の恐怖”を体験したい人

・アジアからハリウッドまで、幅広い霊媒ホラーを知りたい人

目次

霊媒師が登場するホラー映画おすすめ10選|恐怖の儀式と交霊の物語

暗い部屋で台湾の伝統的な儀式によって悪霊を祓う僧侶たちと苦しむ男性
タイトルジャンル怖さ
来る呪術・日本ホラー
カルトモキュメンタリー
女神の継承シャーマン・タイホラー
呪詛呪術・台湾ホラー
哭声/コクソン儀式・韓国ホラー
ガラ民間伝承・スペイン
エクソシスト悪魔祓い・クラシック
死霊館心霊・実話系
インシディアス霊界・サスペンス
ヴァチカンのエクソシストエクソシズム・現代

来る

公開年制作国上映時間
2018年日本134分

映画紹介:
幸福なカップルの周囲で起きる不可解な死と怪異。その正体は、人の心の“澱(おり)”に寄り添いながら忍び寄る、名もなき〈それ〉。『来る』は、作家・澤村伊智の『ぼぎわんが、来る』を中島哲也監督が映画化した濃密な呪術ホラーです。家族の崩壊、SNS時代の承認欲求、見栄と嘘が重なっていく現代心理を、壮絶な降霊・祓いの儀式でぶち抜く迫力が見どころ。

物語は、育児ブログで“理想の父”を演じる夫・田原が、不可視の〈それ〉に追い詰められていく序盤から一気に加速。オカルトライターの野崎、霊媒師・琴子、キャラ立ち抜群の真琴らが集結し、陰陽・仏教・神道が交錯する総力の祓いへとなだれ込む中盤〜終盤のテンションは圧巻です。カメラワークと編集のキレで“見えない恐怖”を可視化する演出が、とにかくうまい。

クライマックスの大規模な儀式は、鈴の音、真言、護符、塩、結界など日本的ディテールの集積で、“祈り”が戦いに変わる瞬間を体感させてくれます。ビジュアルの凄みだけでなく、〈それ〉が人の弱さを増幅させるという寓意が芯にあり、単なる怪談に留まりません。

霊媒師ホラーの醍醐味──儀式の荘厳さと、人間の醜さが露わになる瞬間──を、メジャー邦画スケールで押し切った一本。Jホラーの進化形としても必見です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:呪術・日本ホラー
  • 一言ポイント:「〈それ〉を祓う総力戦。祈りが刃に変わるクライマックスは鳥肌」

儀式の密度がエグい。鈴の音から空気が変わる瞬間に背筋が凍った。

“見栄”が怪異を呼ぶという現代的なテーマに刺さる。心まで削られる系の怖さ。

キャラが強いからエンタメとしても抜群。真琴の存在感、最高。

配信サービス配信状況配信先

U-NEXT
見放題今すぐ視聴する

Prime Video
見放題今すぐ視聴する

Netflix
未配信

TSUTAYA DISCAS
レンタル今すぐレンタルする

来る DVD通常版

カルト

公開年制作国上映時間
2013年日本84分

映画紹介:
白石晃士監督によるフェイクドキュメンタリーホラー『カルト』は、心霊バラエティの裏側から“霊媒師”の戦いを暴く、予測不能な異端作。タレントのあびる優、岩佐真悠子、入来茉りが心霊番組のレポーターとして母娘の除霊に挑むうちに、物語は脱線とも言える“ヒーロー霊媒師”の登場へとシフトします。

当初は霊媒師・雲水とその師・龍玄の両名が除霊を試みるものの、手に余る強力な霊に敗北。そこで登場するのが、名乗るのさえどうでもいいが「NEO」と呼ばれる名無しの霊媒師(三浦涼介)。まるで異世界から召喚されたかのような圧倒的カリスマと実力で、一転してヒーロー色濃厚な展開へ。本作の恐怖はそこから“NEO様無双モード”に加速します。

フェイクドキュメンタリーのリアリティと、NEOの厨二病かつカッコいいキャラが両輪のように噛み合う構造は、まさに白石ユニバースの真骨頂。怖さよりも”気持ち悪さ“や“中毒性”を狙った演出が狙い通り刺さる、不思議な魅力があります。

霊媒師とは本來“異界と交信する者”。『カルト』で描かれるNEOはまさにそれを体現する存在。霊との線引きが曖昧になり、観客まで“召喚される側”に立たされるような恐怖と中毒性が味わえます。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:フェイク・モキュメンタリーホラー
  • 一言ポイント:「最強霊媒師NEOが全てをぶち壊す、一風変わった除霊ヒーロー映画」

最初は普通のホラーかと思ったら、NEO登場で完全にバトルものになった!

NEO様、厨二全開なのにかっこよすぎる(笑)。続編欲しいわ。

ただの心霊ドキュメンタリーじゃなくて、途中から“召喚ヒーロー映画”に変わる衝撃。

配信サービス配信状況配信先

U-NEXT
未配信

Prime Video
見放題今すぐ視聴する

Netflix
未配信

TSUTAYA DISCAS
レンタル今すぐレンタルする

カルト [DVD]

女神の継承

公開年制作国上映時間
2021年タイ=韓国131分

映画紹介:
タイ東北部イサーンの山間で、土着の女神〈バヤン〉を祀る一家にカメラが密着──。『女神の継承』は、土俗信仰と現代のドキュメンタリー手法を融合させ、“選ばれてしまうこと”の恐怖を克明に描くシャーマニック・ホラーの決定版です。長編『愛しのゴースト』のバンジョン・ピサンタナクーン監督が、ナ・ホンジン(『哭声/コクソン』)原案で仕掛ける、本気の“儀式ホラー”。

巫女ニムが見守る姪のミンに、不可解な症状が連鎖。祟りか、憑依か、遺伝する“巫女の血”なのか──。民家の台所、祭壇、夜の田畑といった生活空間で起こる現象は、見慣れた生活の肌触りがあるからこそ生々しい。取材班のカメラがぶれ、ピントを外し、恐怖そのものに飲み込まれていく没入感が突出しています。

やがて村の祈祷師たちが集結し、動物供犠や守護の結界、招霊歌による大規模な祓いへ。土着の儀式が“戦い”へと転化するクライマックスは、神域と禁忌の境界がズタズタに破れる瞬間を正面から見据えます。祈りの言葉が届くのか、それとも異界の嘲笑が返るのか──その答えは容赦なく、救いがたい。

家族と信仰、継承と呪い。「守ってきたもの」が「壊すもの」に変わる恐怖を、これほど説得力をもって描いた作品は稀。アジア霊媒ホラーの“現在地”を更新した一本です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:シャーマン・タイホラー
  • 一言ポイント:「継がれるのは加護か呪いか──土着儀式が暴走する圧巻の終盤」

生活のすぐ隣で“それ”が起きるから怖い。素朴な台所が一瞬で祭壇に見える。

儀式の手触りがガチ。歌、香、土、全部が画面から匂ってくるレベルの臨場感。

終盤の“壊れていく”絵がキツい。でも目が離せない。覚悟して観るべき。

配信サービス配信状況配信先

U-NEXT
未配信

Prime Video
見放題今すぐ視聴する

Netflix
未配信

TSUTAYA DISCAS
レンタル今すぐレンタルする

女神の継承 [DVD]

呪詛

公開年制作国上映時間
2022年台湾111分

映画紹介:
Netflixで配信されるやいなや、アジア圏を中心に大反響を呼んだ台湾発ホラー『呪詛』。フェイクドキュメンタリー形式で描かれるのは、“視聴者をも呪いに巻き込む”体験型ホラーです。監督は『報導者』で実際に起きたカルト事件から着想を得たケヴィン・コー。現実の闇と霊媒的な儀式を結び付けた、強烈な一作です。

主人公は、禁忌の宗教儀式を撮影したことで呪われた女性。数年後、娘を守ろうと必死に戦う姿を記録する映像が物語の中心となります。カメラ越しに見えるのは、古い祠、禁じられた経文、異様な印。視聴者自身が儀式に立ち会っている錯覚を抱かせるほど没入感が高く、画面の向こう側から“呪い”がこちらへ侵入してくるかのようです。

作中で繰り返される「天の神名」が唱えられる儀式シーンは、日常的な空間を一瞬で異界に変える力があります。母親の愛と祈りが、逆に呪いを増幅させてしまう皮肉は、霊媒ホラーとしての恐怖と悲劇性を両立させています。

『呪詛』は単なるジャンプスケアではなく、観客を呪いの当事者にする異色の霊媒ホラー。観終わった後、耳に残る“あの言葉”を思い出すだけで背筋が寒くなるはずです。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:呪術・台湾ホラー
  • 一言ポイント:「観客まで儀式に巻き込む、前代未聞の没入型ホラー」

観ている自分も呪われる感覚。ヘッドフォンで聞いたらマジでやばい。

ラストの“呼びかけ”が頭から離れない。観客参加型の恐怖って新しい。

母と娘の絆が根底にあるからこそ切ない。だから余計に怖いんだよな。

配信サービス配信状況配信先

U-NEXT
未配信

Prime Video
未配信

Netflix
見放題今すぐ視聴する

TSUTAYA DISCAS
未配信

哭声/コクソン

公開年制作国上映時間
2016年韓国156分

映画紹介:
山あいの村で連続殺人と奇病が発生。のどかな風景の奥からじわじわ浸食してくる“説明不能”が、観る者の思考を奪っていく──。『哭声/コクソン』は、ナ・ホンジン監督が宗教と民間信仰、異邦人への恐怖を重層的に編み上げた儀式ホラーの金字塔です。笑えるほど気弱な巡査ジョングが、娘に異変が起きた瞬間から父としての獣に変わっていく過程は胸を締めつけます。

核心は、祈祷師イルグァンの“悪霊払い”と、同時進行する別の儀式のクロスカット地獄。太鼓、骨笛、掛け声、血、釘──画面の熱量が一気に跳ね上がり、観客も“どちらが正しいのか”の判断を奪われます。村に現れた“よそ者”の老人、日本語の呪詞、聖と俗のキワどい混淆が、恐怖にリアリティを与えるのです。

物語は善悪の単純な決着を拒み、「信じる/疑う」その選択こそが悲劇を呼ぶという主題を突きつけます。父の祈りは救いなのか、それとも破滅への踏み絵なのか──答えの出ないまま終盤の一枚絵が網膜に焼き付く。

土俗儀礼の迫真性、宗教的寓意、サスペンスが完璧に嚙み合った傑作。儀式そのものが凶器になる感覚を味わいたいなら、必ず通るべき一本です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:儀式・韓国ホラー
  • 一言ポイント:「祈りと呪いが同時進行する、史上最悪のクロスカット儀式」

イルグァンの祓いシーン、音とリズムで身体が固まる。儀式が“殴ってくる”感覚。

信じる相手を間違える怖さがエグい。父としての選択が刺さる…。

解釈が割れるタイプ。でも曖昧さが効いてて、観終わってからずっと怖い。

配信サービス配信状況配信先

U-NEXT
見放題今すぐ視聴する

Prime Video
見放題今すぐ視聴する

Netflix
未配信

TSUTAYA DISCAS
レンタル今すぐレンタルする

コクソン哭声 [DVD]

ガラ

公開年制作国上映時間
2024年台湾97分

映画紹介:
台湾で語り継がれる都市伝説をモチーフにした『ガラ』は、現代的なネット配信文化と霊媒的な儀式を融合させた新感覚ホラー。主人公はアーシュー。母親が人気インフルエンサーである彼は、家族や仲間と共に高級リゾート地を訪れたことで、想像を超える恐怖に巻き込まれていきます。

現地スタッフの不気味な態度や不穏な出来事に加え、母親の様子も次第におかしくなっていく。仲間の一人が死の瞬間を撮影した映像をアップロードしたことで、儀式の存在がネットを通じて拡散され、アーシューたちは後戻りできない事態に。廃墟に隠された“禁断の祭壇”や、祈祷を司る霊媒師の姿が恐怖を決定的なものにしていきます。

霊媒師たちが唱える呪詞や供物のシーンは、単なる演出ではなく土地に根ざした信仰の重さを映し出し、観客に「見てはいけないものを覗いてしまった」という感覚を与えます。カメラ越しに儀式が広がっていく不気味さは、ネット社会における“祈りの拡散”そのものです。

『ガラ』は、アジアの土着ホラーの伝統とSNS時代の臨場感を組み合わせた異色作。儀式を媒介に現実と虚構が侵食し合うという恐怖を、鮮烈に体験できる作品です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:ホラー・スリラー(台湾)
  • 一言ポイント:「霊媒師の儀式が“配信”を通じて拡散される、現代的ホラー」

祈祷シーンがガチすぎる。霊媒師の存在感が強烈で鳥肌が立った。

ネット配信と儀式の融合が怖すぎ。まるで自分も呪いを拡散してるみたい。

台湾ホラーらしい土着感と現代性のミックス。新しいタイプの霊媒師映画だ。

配信サービス配信状況配信先

U-NEXT
レンタル今すぐ視聴する

Prime Video
レンタル今すぐ視聴する

Netflix
未配信

TSUTAYA DISCAS
取り扱い無し

ガラ [DVD]

エクソシスト

公開年制作国上映時間
1973年アメリカ122分

映画紹介:
悪魔憑きホラーの代名詞、『エクソシスト』。少女リーガンに取り憑いた邪悪な存在と、それに立ち向かう神父たちの姿を描く本作は、“エクソシズム”という儀式を世界的に知らしめた金字塔です。公開当時は観客の失神や嘔吐が相次ぎ、社会現象となりました。

物語は、母親クリスが娘の異常な言動に気づくところから始まります。医療や科学では説明できない現象が続き、やがて教会に助けを求めることに。そこで呼ばれるのがメリン神父とカラス神父。彼らが挑むのは、祈祷と聖水、聖書の言葉によって行われる壮絶な悪魔祓いの儀式です。

回転する首、宙に浮かぶ身体、壁に刻まれる文字──特殊効果の革新性はいま見ても圧倒的。その一方で、信仰と疑念に揺れる神父たちの人間ドラマが深みを与えています。単なるホラーではなく、魂を救うための戦いとして描かれる点が、この映画を不朽の名作たらしめています。

『エクソシスト』は、霊媒師ホラーの原点にして到達点。儀式の荘厳さと恐怖が一体化した体験は、いまなお数多のフォロワーを生み続けています。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:悪魔祓い・クラシック
  • 一言ポイント:「祈祷と信仰が命を賭けた戦いに変わる、悪魔祓い映画の金字塔」

儀式の緊迫感が本当にすごい。神父たちの叫びが耳に残る。

首が回るシーン、何度見ても衝撃。古いのに全然色褪せない。

ただ怖いだけじゃなくて、人間ドラマとしても完成度が高い。

配信サービス配信状況配信先

U-NEXT
見放題今すぐ視聴する

Prime Video
見放題今すぐ視聴する

Netflix
未配信

TSUTAYA DISCAS
レンタル今すぐレンタルする

エクソシスト ディレクターズカット版 [DVD]

死霊館

公開年制作国上映時間
2013年アメリカ112分

映画紹介:
実在の心霊研究家、エド&ロレイン・ウォーレン夫妻の体験をベースにした『死霊館』。悪霊に憑かれた一家を救うために挑む彼らの姿は、まさに現代の霊媒師ホラーの代表格です。監督はジェームズ・ワン。徹底した演出で、古典的な心霊要素を最新の恐怖へとアップデートしました。

舞台はロードアイランド州の古い一軒家。越してきたペロン一家を襲う怪現象は、物音や匂いといった些細なものから、やがて強烈なポルターガイスト、憑依現象へとエスカレートしていきます。ウォーレン夫妻が祈祷や霊的対話を駆使して立ち向かう姿は、古典的なエクソシズムの系譜に連なりながらも、家族愛と信仰を軸にしたリアリティを持っています。

特筆すべきは、ロレイン・ウォーレンの霊視能力と、エドの実践的な祓いの儀式が融合する点。伝統的な神父による悪魔祓いとは異なる、夫婦ならではのスタイルは観客に新鮮な驚きを与えました。クライマックスでは、家具が宙を舞い、家そのものが儀式の舞台と化す圧倒的な演出が待ち受けます。

『死霊館』は、“実話ベース”という事実が恐怖をさらに増幅させます。現代における霊媒師像を定義づけたシリーズの出発点として、必見の一本です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:心霊・実話系
  • 一言ポイント:「夫婦の力で挑む実話ベースの悪魔祓い。現代霊媒ホラーの礎」

クローゼットのシーン、声が出るほど怖かった。古典的だけど最高。

「実話ベース」っていう言葉の重み。観たあと眠れなくなった。

ウォーレン夫妻のキャラが好き。恐怖の中でも希望を感じられる。

配信サービス配信状況配信先

U-NEXT
見放題今すぐ視聴する

Prime Video
見放題今すぐ視聴する

Netflix
未配信

TSUTAYA DISCAS
レンタル今すぐレンタルする

死霊館 [DVD]

インシディアス

公開年制作国上映時間
2010年アメリカ103分

映画紹介:
『ソウ』のジェームズ・ワン監督が放った新機軸ホラー『インシディアス』。昏睡状態に陥った少年を救うため、家族が霊媒師エリーズの力を借りる物語は、「霊界探索型ホラー」という新ジャンルを開拓しました。

少年ダルトンが原因不明の昏睡に陥るところから物語は始まります。やがて家の中で説明不能の怪現象が頻発し、両親は霊媒師エリーズに助けを求めることに。彼女が導くのは「幽玄界(アストラル界)」と呼ばれる異世界で、ダルトンの魂を連れ戻すため、父が命をかけてその領域へと踏み込む展開は息を呑みます。

本作の特徴は、ただ祓うのではなく霊媒師が“案内人”として霊界に入るという設定。赤い顔の悪魔や亡霊たちが徘徊する闇の空間は、クラシックな心霊描写と異世界ホラーの融合で、観客を未知の恐怖に引き込みます。

エリーズの存在感は、シリーズ全体を支えるカリスマ的なものとなり、彼女の祈祷や交霊シーンは“霊媒師ホラー”の新しい形を示しました。恐怖とファンタジーの境界を曖昧にする演出が、この作品の最大の魅力です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:霊界・サスペンス
  • 一言ポイント:「霊媒師が“霊界のガイド”となる新発想ホラー」

赤い悪魔の顔、スクリーンに焼き付いて離れない…。不意打ちで震えた。

エリーズのキャラが最高。霊媒師ホラーのヒーローみたいな存在感。

怖さだけじゃなく不思議なワクワク感もあって、シリーズにハマった。

配信サービス配信状況配信先

U-NEXT
見放題今すぐ視聴する

Prime Video
見放題今すぐ視聴する

Netflix
未配信

TSUTAYA DISCAS
レンタル今すぐレンタルする

インシディアス [DVD]

ヴァチカンのエクソシスト

公開年制作国上映時間
2023年アメリカ109分

映画紹介:
実在の悪魔祓い司祭、ガブリエーレ・アモルト神父の回想録を基にした『ヴァチカンのエクソシスト』。ラッセル・クロウが主演を務め、実録とフィクションを融合させた儀式ホラーとして世界中に衝撃を与えました。ヴァチカン公認の首席エクソシストという重みある肩書きが、物語全体をリアルに感じさせます。

舞台はスペインの修道院。そこに取り憑いた悪霊を祓うために呼ばれたアモルト神父は、聖水、聖句、儀式道具を駆使して悪魔と対峙します。人間の弱点を巧みに突いてくる存在に対し、神父はユーモアと信念を武器に戦う姿を見せます。儀式の重厚さと人間味のある主人公像が、新鮮な魅力を放っています。

特筆すべきは、祈祷や聖句が繰り返される儀式の臨場感。伝統的なエクソシズムを最新の映像技術で再構築し、観客に“本当に悪魔祓いに立ち会っている”感覚を与えます。同時に、ヴァチカン内部の思惑や隠された陰謀も盛り込まれ、信仰と組織の闇という要素が深みを増しています。

『エクソシスト』の伝統を継ぎながら、現代的な視点と実録要素を掛け合わせた注目作。霊媒師ホラーの新しい入口として、多くの人におすすめできる作品です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:エクソシズム・現代
  • 一言ポイント:「実在の悪魔祓い司祭をモデルにした、リアルと虚構が交錯する儀式ホラー」

ラッセル・クロウが渋すぎる。重厚なのにユーモアもあって魅力的。

儀式の臨場感がすごい。聖句の響きだけで鳥肌が立った。

ヴァチカン内部の陰謀パートも予想外。ホラー以上に人間ドラマが熱い。

配信サービス配信状況配信先

U-NEXT
レンタル今すぐ視聴する

Prime Video
レンタル今すぐ視聴する

Netflix
見放題今すぐ視聴する

TSUTAYA DISCAS
レンタル今すぐレンタルする

ヴァチカンのエクソシスト ブルーレイ + DVD セット [Blu-ray]

“儀式の恐怖”を体感するなら、U-NEXTで

ホラー映画を観るならU-NEXT!

『来る』や『ガラ』といった、霊媒師や祈祷師が登場する本格派ホラーも、U-NEXTなら多数配信されています。

日本の伝統的な祓いから、アジアのシャーマニズム、そしてハリウッドの悪魔祓いまで──世界各地の“霊媒儀式”を描いた恐怖を、一気に味わえるのが魅力です。

U-NEXTなら、こうした“人ならざる存在と向き合うホラー映画”を見放題で堪能可能。さらに毎月1,200円分のポイントが付与されるため、レンタル最新作や劇場公開間もない作品も追加料金なしで楽しめます。

初回登録では31日間の無料トライアルも利用できるので、
霊媒師ホラーの名作から最新作まで、この機会にぜひU-NEXTで体験してください。

▶ U-NEXTのおすすめポイント

  • 月額:2,189円(税込)
  • 初回31日間無料トライアルあり
  • 登録時・毎月1日に1,200円分のポイント付与
  • 見放題作品数32万本以上(※2024年5月時点)
  • フルHD〜4K画質対応/高音質対応(ドルビーアトモスなど)
  • 雑誌読み放題や書籍購入にもポイント利用可

初回31日間は無料登録可能!

※解約はいつでも可能です

“霊媒師ホラー”が映し出す祈りと恐怖。

記事のまとめタイトルと可愛い幽霊のイラスト

見えない世界と人をつなぐ存在──それが「霊媒師」です。

彼らが挑むのは、悪霊や呪いといった得体の知れない恐怖。祈りや儀式を武器に立ち向かう姿は荘厳でありながら、一歩間違えば自らが呑み込まれてしまう危うさを常にはらんでいます。だからこそ霊媒師ホラーは、単なる怪談を超えた、信仰と人間性を問う物語として心に残るのです。

「もっと深いホラーが観たい」「儀式や祈祷の重みを感じたい」と思うなら、霊媒師が登場するホラー映画は必ず刺さるはず。祈りが救いになるのか、それとも破滅を呼ぶのか──その答えを探す恐怖体験を、ぜひ味わってみてください。

こわログ公式X(Twitter)をフォローする

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次