ホラー映画の中でも、観る者の緊張感を極限まで高めてくれるのが「密室」や「閉鎖空間」を舞台にしたワンシチュエーションホラー。
逃げ場がない状況、限られた空間、じわじわと迫る恐怖──
観ているこちらまで息苦しくなり、画面の中から抜け出せなくなるような感覚に襲われます。
この記事では、そんな“逃げられない恐怖”をテーマにしたワンシチュエーション型のホラー映画を厳選して10本紹介!
狭い空間で繰り広げられる心理戦、極限状態に追い詰められる人間たち──
想像を超える密室地獄を味わいたい人にぴったりのラインナップです。
密室・閉鎖空間ホラー映画一覧【ジャンプリンク】

※各作品のタイトルをクリックすると作品の詳細ページに移動できます。
映画タイトル | ジャンル | 怖さレベル | 配信状況 |
---|---|---|---|
CUBE | デスゲーム・サスペンス | 配信状況をチェック | |
SAW | スプラッター・心理スリラー | 配信状況をチェック | |
リミット | 密室・サスペンス | 配信状況をチェック | |
デビル | 密室・心霊 | 配信状況をチェック | |
10 クローバーフィールド・レーン | 密室・SFスリラー | 配信状況をチェック | |
REC:レック/ザ・クアランティン | POV・感染ホラー | 配信状況をチェック | |
ザ・ホール | 閉鎖空間・心理ホラー | 配信状況をチェック | |
エレベイテッド | 密室・モンスター | 配信状況をチェック | |
エスター | 密室・サイコスリラー | 配信状況をチェック | |
ウィッシュ・ルーム | 密室・サスペンス | 配信状況をチェック |
CUBE

映画紹介:
目覚めると、そこは無機質な立方体の部屋──
見ず知らずの男女6人が、理由もわからぬままその“キューブ”に閉じ込められていた。
部屋の一部には恐ろしい罠が仕掛けられており、生き残るには知恵と協力が不可欠。
次第に明らかになるそれぞれの素性、そして疑心暗鬼が彼らを追い詰めていく…。
密室スリラーの金字塔と呼ばれる『CUBE』。
極限状況の中でむき出しになる人間の本性や、シンプルな構造で生まれる緊張感が秀逸。
限られた空間だけでこれほどスリリングに展開できるのかと驚かされる一作。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:密室・スリラー
- 一言おすすめポイント:シンプルな舞台設定が、想像以上に恐ろしい
何もわからない状況が怖すぎる。最初から最後までずっと張り詰めたままだった。
シンプルなのにめちゃくちゃ緊張感ある。無機質な空間なのに心拍数が上がる。
人間関係の崩壊がリアルで怖かった。最後の選択に震える。
SAW

映画紹介:
薄暗いバスルームで目を覚ました2人の男。足を鎖でつながれ、中央には拳銃を握った死体──
脱出のために与えられたのは“ゲームのルール”と“決断”。
犯人「ジグソウ」は直接手を下さず、他人を自らの手で殺すよう仕向ける異常な手口で、人間の本性を暴いていく。
サイコホラーの金字塔にして、数々の続編を生んだ伝説のシリーズ第1作。
グロ描写よりも、“追い詰められていく精神”が核心にあり、最後のどんでん返しはあまりにも有名。
限られた密室の中で、ここまで深く怖くできることに驚かされる。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:密室・サイコスリラー
- 一言おすすめポイント:どんでん返しに震える、“頭脳派ホラー”の傑作
衝撃のラストに全身が凍った。最初から張り巡らされた伏線がすごい。
ただグロいだけじゃない。心理的にどんどん追い詰められていくのが怖すぎた。
ジグソウのやり口が残酷すぎるけど、妙に理屈が通ってるのがまた怖い。
リミット
映画紹介:
目を覚ましたら、そこは真っ暗な棺の中。
身動きの取れない状態で生き埋めにされたポールは、ポケットの中にあるライターと携帯電話だけを頼りに、極限状況からの脱出を試みる。
『リミット』は、棺の中というわずか数平方メートルの空間“だけ”で物語が完結するワンシチュエーション・サスペンスの傑作。
登場人物も視点も一切ブレず、観客自身が閉所に閉じ込められたような圧迫感と恐怖を味わえる。
音、振動、光の変化など、限られた演出だけでここまで恐怖を描けるのは圧巻。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:サスペンス・ワンシチュエーション
- 一言おすすめポイント:棺桶だけで90分。これぞ真の“閉所ホラー”
何も見えないのに、どんどん息苦しくなる…まるで自分が埋められたような気分になる。
スマホの光と音だけでこんなにもドラマを展開できるとは…。発想が天才的。
脱出できるかどうかより、精神的にいつ崩壊するかが怖かった。
デビル
映画紹介:
高層ビルのエレベーターに閉じ込められた5人の男女。
次々に起こる怪死事件、疑心と恐怖が支配する密室空間。そして、その中に“悪魔が紛れ込んでいる”という衝撃の事実が浮かび上がる──。
『デビル』は、M・ナイト・シャマラン原案による“宗教的ホラー×密室サスペンス”。
わずか数平方メートルのエレベーター内で繰り広げられる心理戦と、恐怖の正体が少しずつ明らかになる構成が秀逸。
極限状態の中、人間の本性と“悪”が浮き彫りになっていく様子に、思わず背筋がゾクリとする。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:宗教ホラー・密室スリラー
- 一言おすすめポイント:疑心暗鬼の密室で“悪魔”が裁きを下す
エレベーターってだけで怖いのに、中に悪魔がいるっていう設定が最高に不安。
密室劇だけどテンポがよくて、最後まで緊張感が途切れなかった。
ラストの展開には思わず納得…怖いけど、どこか人間ドラマでもある。
10 クローバーフィールド・レーン
映画紹介:
交通事故に遭った女性・ミシェルが目を覚ますと、そこは密閉された地下シェルターだった。
一緒にいるのは「外は汚染されていて出られない」と主張する見知らぬ男──彼の言葉は真実か、それとも狂気か?
『クローバーフィールド』シリーズの異色作でありながら、密室スリラーとしての完成度が非常に高い本作。
“閉鎖空間での不信感”が観る者の不安をかき立て、後半にはまさかの展開が待ち受ける。
「信じること」すら怖くなる、サスペンスとSFが交差する傑作。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:サスペンス・SFスリラー
- 一言おすすめポイント:信じるか逃げるか、密室での心理ゲーム
男が親切なのか狂ってるのか、最後までわからなくて怖かった。
展開が読めない。狭い空間なのにこんなにスリリングとは…
「クローバーフィールド」ってこう繋がるの!?って驚いた。普通に映画として面白い。
REC:レック/ザ・クアランティン

映画紹介:
深夜の消防署に密着取材に入った女性リポーター。
救急通報に同行し、とあるアパートへ入った瞬間、状況は一変──突如として封鎖され、外界との連絡も絶たれた建物内に、正体不明の感染が広がっていく。
本作はスペイン発モキュメンタリーホラー『REC』のアメリカ版リメイク。
POV(主観視点)による臨場感と閉鎖空間の圧迫感が相まって、息もつかせぬ緊張感が続く。
“カメラが映しているものしか見えない”という制約が、逆に恐怖を極限まで高めてくれる。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:モキュメンタリー・感染系
- 一言おすすめポイント:逃げ場ゼロのパニックと感染恐怖の最前線
ずっと手に汗握ってた。暗闇と音だけでここまで怖くできるんだ…
まさに“閉じ込められた感”がリアル。感染ホラーとしても完成度高い。
最後のシーンがトラウマ級。カメラの視点なのが余計に怖い。
ザ・ホール
映画紹介:
高校生のリズは、友人たちと一緒に、廃校になった学校の地下にある古い核シェルターへ潜ることに。
ちょっとした冒険のつもりだったが、出入口は閉ざされ、外部との連絡も不可能。
やがて日数が経つにつれ、水も食料も尽きはじめ、互いへの疑心と恐怖がじわじわと広がっていく。
閉ざされた空間で徐々に人間関係が崩れていくサイコサスペンス。
外敵ではなく“内部崩壊”によって恐怖が加速していく点が特徴で、
観る者を「もし自分だったら」と想像せずにはいられない心理的密室地獄が展開される。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:サスペンス・密室心理劇
- 一言おすすめポイント:極限状態があぶり出す“本性”に背筋が凍る
登場人物の言動がどんどん変わっていくのが怖い。リアルすぎてゾッとする。
単なる青春ドラマじゃなかった…後半の展開が重くて精神的にきつい。
誰を信じていいのか分からなくなる感覚が、観てるこっちにも襲ってくる。
エレベイテッド
映画紹介:
深夜のオフィスビル。警備員と共にエレベーターに乗った女性・エレンは、途中で血まみれの男に出くわす。
彼は「ビルの中に“何か”がいる」と錯乱気味に語るが、詳細は不明。
密閉されたエレベーター内で、正体不明の恐怖と、互いへの不信感がエスカレートしていく──。
『エレベイテッド』は、短編ながらも強烈な密室ホラー。
“何が本当か”が分からない状況で、観る側も登場人物と同じく疑心暗鬼に陥る構成が見事。
ラストに向けて緊張感が一気に加速し、短編とは思えない濃密な恐怖体験が味わえる。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:密室・POVホラー
- 一言おすすめポイント:たった数分で、極限の緊張と恐怖を味わえる
短編とは思えないくらい緊張感がヤバい。最後の一撃が強すぎる。
最初は普通のパニックかと思ったら…終盤のあの展開に絶句した。
何が真実かわからないまま進んでいくのが怖い。疑心暗鬼ホラーの傑作。
エスター

映画紹介:
流産を経験した夫婦が養子を迎えることを決意し、出会ったのが9歳の少女・エスター。
知的で礼儀正しく、一見完璧な子どもに思えた彼女だが、やがてその言動に違和感が浮かび始める。
エスターが抱える“本当の秘密”が明かされたとき、観る者は想像を超えた衝撃に襲われる。
『エスター』は、サイコホラー映画の中でも屈指の“正体バレ”ショックを持つ傑作。
ラストの展開を知ったうえで観返すと、序盤の細かい伏線の凄さにも驚かされる。
“子どもだから大丈夫”という油断を見事に裏切る一作。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:サイコ・衝撃系
- 一言おすすめポイント:無垢な“子ども”という仮面の裏に潜む狂気
“あの秘密”を知った瞬間、鳥肌が止まらなかった。
最初はちょっと変わった子だと思ってたのに…後半の展開がヤバすぎる。
ただ怖いだけじゃなく、サスペンスとしても見応えがある。
ウィッシュ・ルーム

映画紹介:
謎のホテルにチェックインした主人公。
ある部屋に入った瞬間から、現実がゆがみ始め、時間も空間も狂っていく。
この“ウィッシュ・ルーム”には、願いが叶う代わりに代償を払わせるという恐ろしい秘密が隠されていた──。
極限の密室空間で繰り広げられる、心理サスペンス×ホラーの融合作。
観る者にも「もし自分だったら?」と問いかける設定がリアルで怖い。
じわじわと精神を追い詰める恐怖と、ラストの“選択”に戦慄する。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心理・密室ホラー
- 一言おすすめポイント:閉じ込められた“願望”が、破滅を引き寄せる
怖いというより“ジワジワ来る”タイプ。考察しがいがあっておもしろい。
自分がこの部屋にいたら、どんな願いを言ってしまうか想像して怖くなった。
一見地味だけど、ラストの余韻がすごい。観て損なし。
まとめ|“逃げ場がない”という絶望が、最も怖い。

密室や閉鎖空間という舞台設定は、ホラー映画において“恐怖の増幅装置”ともいえる存在です。
今回紹介した10本は、どれも逃げ場のない状況で人間の心理が極限まで追い詰められ、視聴者までもが息苦しさと恐怖を味わうことになる作品ばかり。
「誰も助けに来ない」「出口がない」「自分の選択が命を左右する」──そんなプレッシャーが静かに、しかし確実に心をむしばむ。
あなたもぜひ、この“閉ざされた空間”での恐怖体験に足を踏み入れてみてください。
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