幽霊でもゾンビでもない──。本当に怖いのは、目の前にいる「人間」かもしれない。
今回は、“人間の怖さ”を描いた「ヒトコワ映画」を厳選。身近な隣人、恋人、家族、果ては自分自身すらも信じられなくなるような、心の奥にじわじわと忍び込む恐怖をお届けします。
サイコサスペンス、社会派スリラー、実録犯罪系──ジャンルは違えど、共通しているのは「人間の闇」を容赦なく突きつけてくること。
ただ怖いだけじゃない。観終わったあと、しばらく“他人が信じられなくなる”ような、そんな名作たちを10本紹介します。
あなたの隣にも、何かを隠している“誰か”がいるかもしれない──。
・心霊系より“人間の怖さ”を感じるホラーが好きな人
・後味の悪いサスペンスやヒリヒリする心理劇を求めている人
・「ヒトコワ」「人怖」ジャンルの名作・傑作を知りたい人

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“幽霊より人間が怖い”ヒトコワ映画10選|人が怖いジャンルの傑作特集

※タイトルをクリックで各作品の詳細へジャンプできます。
タイトル | ジャンル | 怖さ |
---|---|---|
冷たい熱帯魚 | サイコ・実話系 | |
クリーピー 偽りの隣人 | サスペンス・心理 | |
エスター | サイコ・家族 | |
ファニーゲーム | スリラー・拷問 | |
監視者たち | 犯罪・心理戦 | |
少女 | 青春・心理 | |
それでも夜は明ける | 人種差別・実話 | |
殺人の追憶 | サスペンス・実録 | |
ゴーン・ガール | ミステリー・結婚 | |
ザ・ギフト | スリラー・復讐 |
冷たい熱帯魚

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2011年1月29日 | 日本 | 146分 |
映画紹介:
実際に起きた連続殺人事件をモチーフにした園子温監督の傑作『冷たい熱帯魚』は、“人間の狂気”を極限まで描き切った衝撃作です。幽霊や化け物なんて出てこない。けれど、こんなに恐ろしい映画があるのかと震えさせられます。
主人公は冴えない熱帯魚店主。ある日出会った陽気で親切そうな同業者・村田が、次第にその本性を剥き出しにしていく…。日常の中に潜むサイコパスが、じわじわと他人を巻き込み、逃げ場のない地獄へ引きずり込んでいく様は圧巻。暴力や支配、狂気の連鎖がどこまでもリアルに描かれています。
血まみれの惨劇と同時に描かれるのは、人が「命令に従ってしまう心理」や「異常に慣れていく怖さ」。常識や倫理が崩れていく過程にこそ、人間の本当の恐怖があると痛感させられます。
とにかく観たあと、しばらく頭から離れない。これは暴力の映画ではなく、“人間”という存在そのものへの問いかけです。心して挑んでください。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:サイコ・実話系
- 一言ポイント:「本当に怖いのは、“普通の人間”の中に潜む異常」
観たあと、しばらく他人の笑顔が信じられなくなる…。リアルすぎて無理。
村田が登場した瞬間から空気が変わる。この不穏さの演出、天才すぎる。
血とかグロより、「こういう人、いそう」って思わせる怖さがヤバい。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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クリーピー 偽りの隣人

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2016年6月18日 | 日本 | 130分 |
映画紹介:
黒沢清監督によるサスペンスホラーの傑作『クリーピー 偽りの隣人』は、“信頼”という名の仮面を被った狂気が、家庭という最も安全な場所をじわじわと侵食していく恐怖を描いています。
物語は、退職した元刑事の男が新たな家に引っ越してきたところから始まります。そこで出会ったのは、不気味なほどフレンドリーな隣人・西野。常に笑顔なのに、会話の節々にどこか違和感が残る彼が、やがて家庭に入り込み、壊していく様が本当に恐ろしい。
本作が恐怖を煽るのは、決して大きな事件や派手な展開ではなく、「会話の間」や「沈黙」。じわじわと迫ってくる不安感、不穏な空気が観る者を蝕んでいきます。「家族」や「隣人」といった身近な存在への信頼が崩れ去っていく感覚は、心の奥に深く刺さります。
ラストにかけて暴かれる真相には背筋が凍るはず。「隣にいる人、本当に誰?」という疑念が拭えなくなる、まさに“ヒトコワ”の真骨頂です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:サスペンス・心理
- 一言ポイント:「その笑顔、安心できる? それとも不気味?」
あの隣人の演技、うますぎて本当に怖い…。妙にリアルで震えた。
一番安全なはずの「家庭」がこんなに怖くなるなんて。
「会話」だけでこんなにゾクゾクさせてくる映画、他に知らない。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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エスター

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2009年10月10日 | カナダ、アメリカ、ドイツ、フランス | 123分 |
映画紹介:
『エスター』は、“養子として迎えた少女”の正体に迫る衝撃のサスペンス・ホラー。無垢な存在と思われた子どもが、家庭の中で静かに狂気を広げていく展開に、思わず息を呑む1本です。
3人目の子を流産で亡くした夫婦が、施設から引き取った少女エスター。礼儀正しく知的な彼女に安心する家族だったが、徐々に明らかになる異常な行動、嫉妬、支配欲──母親だけが違和感を抱く中、家族は崩壊へと向かっていきます。
本作が怖いのは、“善意”や“絆”が皮肉にも災いを招くという皮肉な構図。そして終盤に明かされるエスターの“本当の正体”は、あまりにも衝撃的で、誰もが持つ“子ども=守るべき存在”という認識をぶち壊してきます。
血の出るシーンは少なめでも、心理的にとことん不安と緊張を煽ってくる。ホラー映画ファンなら避けて通れない、“家庭”の中に潜む最恐のヒトコワ映画です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:サイコ・家族
- 一言ポイント:「この子、本当に“子ども”なんですか?」
まさかすぎる正体に震えた…。ホラーというよりサスペンスの極み。
「子どもだから」って信用しちゃダメなんだなって思わされた。
伏線も細かくて見応えバッチリ。2周目観たくなる系。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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ファニーゲーム

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2001年10月20日 | オーストリア | 108分 |
映画紹介:
『ファニーゲーム』は、オーストリアの巨匠ミヒャエル・ハネケが観客に突きつけた“暴力とは何か”を問う問題作。スプラッターも特殊効果もないのに、これほど精神をえぐられる映画は他にありません。
湖畔の別荘にやって来た一家が、ある日突然訪ねてきた“感じのいい青年二人”に拘束され、理不尽で無意味な暴力にさらされていく。彼らが提示する「ゲーム」はあまりにも非道で、観る者は怒りや恐怖を超えた“絶望”すら味わうことになります。
本作の最大の特徴は、観客に語りかけてくるようなメタ的構造。加害者の青年がカメラ目線で微笑んだ瞬間、「あなたもこの暴力に加担してるんですよ?」という無言の問いかけが突き刺さります。“観る暴力”の在り方を突きつける、極めて実験的で挑戦的な作品です。
ホラーともサスペンスとも違う、“倫理そのものを揺るがす”異色の映画体験。本当に怖いのは、暴力ではなく、それを消費する私たち自身なのかもしれません。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:スリラー・拷問
- 一言ポイント:「暴力を“観る”私たちが、加害者かもしれない」
逃げてほしいのに、ずっと希望が潰されていく。観てて辛かった。
加害者がカメラを見て笑うシーン、鳥肌たった。本当に不快。
ただのスリラーだと思ったら大間違い。これは観る側への挑戦状。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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監視者たち

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2014年9月6日 | 韓国 | 119分 |
映画紹介:
『監視者たち』は、香港映画をリメイクした韓国製の犯罪スリラー。街中に張り巡らされた監視カメラと人間の目──その視線が、誰かの人生を狂わせていく。人間の行動を“見る”こと、そして“見られる”ことの恐怖を描いたヒトコワ系の異色作です。
舞台は警察の監視専門チーム「監視班」。彼らは容疑者を尾行・記録するプロ集団。ある日、連続強盗事件の犯人グループを追跡する中で、“見えない指揮者”の存在に気づく。どれだけ目を凝らしても正体がつかめない“監視のプロ”同士の対決は、スリリングでスピード感満点。
この映画の怖さは、視線と情報がすべてを制圧するという現代的恐怖。犯人の心理も異様にリアルで、「誰が誰を監視しているのか」さえ分からなくなる展開に、観ているこちらも神経を削られていきます。目に見えない支配が、どれほど人を狂わせるか──それを教えてくれる作品です。
サスペンスと心理戦が好きな人にはたまらない一本。日常の中に潜む“誰かの視線”が、恐怖へと変わる感覚を味わってください。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:犯罪・心理戦
- 一言ポイント:「見られていることに、あなたは気づけますか?」
監視する側も不安に追い込まれていくのが新鮮で怖かった。
カーチェイスも尾行シーンも緊張感バキバキ。手に汗握る!
犯人が本当に見えない存在として描かれてて、不気味すぎた。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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少女

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2016年10月8日 | 日本 | 119分 |
映画紹介:
湊かなえ原作の『少女』は、“死”をテーマにした女子高生2人の物語。誰かの死を見たい──その動機の裏にある心の闇が、静かに、けれど確実に観る者を侵食していく、ヒトコワ系の心理ドラマです。
親友の関係を築いてきた由紀と敦子。しかし、ある日ふと口にした「人の死が見たい」という言葉をきっかけに、互いに距離を取り、別々の“死との接点”を探し始める。その過程で明かされていくのは、家庭、学校、社会に押しつぶされそうな少女たちの内面──それは、決して他人事ではないリアルな痛みです。
この映画に登場する“怖さ”は、血や暴力ではなく、思春期特有の残酷さと、純粋さ。相手を思うがゆえにすれ違い、信じたいのに傷つけてしまう…10代ならではの危うさが、鋭く胸に突き刺さります。
人が人を信じること、そして死とどう向き合うか──観終わったあと、深く考えさせられる“静かな恐怖”に包まれる作品です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:青春・心理
- 一言ポイント:「“死”を見たいと思った少女たちの、本当の心の叫びとは」
怖いのは死そのものより、少女たちの内面だった…。
湊かなえ原作ってだけで身構えたけど、想像以上に刺さった。
ラストでようやくタイトルの意味がわかった。余韻すごい。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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それでも夜は明ける

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2014年3月7日 | アメリカ、イギリス | 134分 |
映画紹介:
アカデミー賞作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』は、実話に基づいた奴隷制度の恐怖と人間の尊厳を描く社会派ヒューマンドラマ。幽霊や殺人鬼は出てこないのに、“人間の恐ろしさ”が胸に重くのしかかる、真のヒトコワ映画です。
自由黒人として生活していたソロモンが、突如誘拐され、南部で奴隷として売られてしまう。理不尽な暴力と差別、そして人格すら否定される環境の中で、彼が希望を失わず生き抜こうとする姿は、静かに、でも確実に心を揺さぶってきます。
登場する“支配する側の人間たち”の残酷さは、モンスターよりもずっとリアルで、だからこそ恐怖を感じます。彼らは正気で、ルールに従って行動しているだけ。それでも人を殺し、踏みにじる──そこに“人間の闇”が浮かび上がります。
これは歴史映画であると同時に、現代にもつながる人種や構造的暴力の問題を突きつける作品。観る側にも深い問いを投げかけてくる、真摯で重厚な“人間ホラー”です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:人種差別・実話
- 一言ポイント:「制度と常識が、ここまで人を残酷にさせる現実」
静かな描写なのに、暴力や差別の重さがリアルで震えた。
“人間”の怖さが詰まった映画。これこそヒトコワだと思う。
希望を捨てない主人公に何度も泣かされた。観てよかった。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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殺人の追憶

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2004年3月27日 | 韓国 | 130分 |
映画紹介:
韓国映画の金字塔にして、“実在の未解決連続殺人事件”を題材にした『殺人の追憶』。人間の狂気に迫りながらも、それを完全には説明しない。だからこそ、観る者の心に深い“人間の怖さ”を残す名作です。
1980年代の韓国、田舎町で起こった連続婦女殺害事件。地元の刑事たちは場当たり的な捜査を続け、やがてソウルから来たエリート刑事と共に真犯人を追い詰めていくが──真実はあまりにも残酷で、あまりにも曖昧。登場人物たちの焦りと無力感が画面越しに伝わってきます。
この映画が恐ろしいのは、犯人の存在そのものより、“誰も正義を貫けない”という現実です。拷問、偽装、取り違え…警察という権力が犯す罪。そして、それでも事件は止まらない。人間の限界や、社会の歪みが重くのしかかります。
何年も後に真犯人が特定された今なお、本作が放つ“ヒトコワ”の余韻は消えません。理解できない人間の闇と、それに向き合う苦しさを体感できる1本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:サスペンス・実録
- 一言ポイント:「“なぜ人を殺すのか”──その問いに、答えはない」
ラストの“カメラを見る目”、忘れられない。本当に怖い。
正義とは?捜査とは?考えさせられる重厚な一本。
真相を知ってる今でも、もう一度観たくなる映画。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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ゴーン・ガール

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2014年12月12日 | アメリカ | 149分 |
映画紹介:
デヴィッド・フィンチャー監督のサイコ・ミステリー『ゴーン・ガール』は、理想の夫婦像を覆す“結婚サスペンス”として話題を呼びました。愛と憎しみの境界が曖昧になる中で、もっとも身近な存在がいちばん怖いと感じさせる、ヒトコワ傑作です。
ある日突然、妻エイミーが失踪。疑惑の目は夫ニックに向けられ、次第に夫婦の“完璧な関係”が崩れていく。ところが物語は、途中から驚くべき方向へと急転し、観る者を倫理のグレーゾーンに引きずり込む展開へ。
エイミーというキャラクターの怖さは、単なる狂気ではなく、緻密で計算された「支配」にあります。完璧な妻を演じ、世間の目を操り、夫すら心理的に追い詰めていくその手口は、まさに現代の“家庭内スリラー”。愛情の名を借りた支配関係が、ここまで恐ろしく描かれた映画は他にありません。
「隣で笑っている人、本当に信じていいのか?」──結婚、メディア、自己愛といったテーマを背後に、観客にも不穏な問いを投げかけてくる心理サスペンスの極北です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:ミステリー・結婚
- 一言ポイント:「愛されるために、ここまでやる。これが“理想の妻”ですか?」
エイミーが怖すぎる…。でもちょっとだけ共感してしまった自分が怖い。
結婚って、信頼って、何なんだ…ってめちゃくちゃ考えさせられた。
ラストの不気味さが異常。ホラーじゃないのにゾッとする。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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ザ・ギフト

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2016年10月28日 | アメリカ、オーストラリア | 108分 |
映画紹介:
『ザ・ギフト』は、“過去に犯した小さな罪”が、何年もの時を経て牙をむくという、静かで不気味なリベンジ・スリラーです。誰もが持つ“思い出したくない過去”が、どれほど人を狂わせるかを描ききった、まさにヒトコワ映画の傑作。
都会の新居に越してきた夫婦の前に、夫の旧友・ゴードが突然現れる。彼は礼儀正しく控えめな男だが、贈り物や訪問を繰り返すうちに、その行動は徐々に“異常”へと傾いていく──。最初は小さな違和感が、じわじわと恐怖に変わる展開は見事です。
本作の恐ろしさは、加害者と被害者の立場が静かに反転していく構成にあります。誰が悪なのか、どこから狂っていたのか…観る側の価値観すら揺さぶられます。派手な演出や殺人もないのに、胸の奥を締めつけられるような不安がずっと続く映画です。
ラストの“ギフト”の意味が分かったとき、きっとあなたも言葉を失うでしょう。人間の闇と執着が生む、静かで凍るような恐怖をぜひ体験してください。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:スリラー・復讐
- 一言ポイント:「過去の小さな悪意が、一生を壊す“ギフト”になる」
怖くないと思って油断してたら、じわじわと精神を削られてた。
“静かな狂気”ってこういうことか…。最後の一撃がエグすぎる。
後味悪いけどめちゃくちゃ良くできてる。夫の本性が一番怖い。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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“ヒトコワ映画”の多くは、U-NEXTで配信中

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人間の裏側に潜む狂気や、じわじわと心をむしばむ恐怖——そんな“静かな地獄”を描いたサイコサスペンスや心理ホラーが、U-NEXTでは多数ラインナップ。
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まとめ|一番怖いのは、やっぱり“人間”かもしれない

ゾンビや幽霊も十分に怖いけれど、現実に存在する“人間”の方が、よほど恐ろしく感じる瞬間がある──そんな感覚を味わわせてくれるのが「ヒトコワ映画」の魅力です。
今回紹介した10本はいずれも、人間の狂気、支配欲、心理の歪み、そして社会が生む闇を、鋭く描き出した作品ばかり。フィクションでありながら、どこか“現実と地続き”だからこそ、心に刺さるのです。
人の言葉、笑顔、優しさ、そして沈黙──そのどれもが恐怖の伏線になり得る。
ヒトコワ映画は、そんな“静かな恐怖”を通して、私たちに問いかけてきます。
「あなたの隣にいる人、本当に“無害”ですか?」