昔のホラー映画も名作が多いけれど、近年の作品にも“新しい恐怖”がいっぱい詰まってるんです。
2020年代に入ってからは、AI人形、カルト、心理戦、メタホラーなど…これまでにない切り口や、今の時代だからこそ刺さるテーマの作品が続々と登場。怖いだけじゃない「面白さ」や「深み」も進化しています。
この記事では、2020年以降に公開された話題のホラー映画を厳選して10本ご紹介。
ホラー好きなら絶対チェックしておきたい“最新の傑作”を、ぜひこの機会に体験してみてください!
映画タイトル一覧(ジャンプリンク付き)

※各作品のタイトルをクリックすると作品の詳細ページに移動できます。
映画タイトル | ジャンル | 怖さレベル | 配信 |
---|---|---|---|
M3GAN/ミーガン | AI・サイコホラー | 配信情報をチェック | |
マリグナント 狂暴な悪夢 | スラッシャー・ツイスト系 | 配信情報をチェック | |
NOPE/ノープ | SF・パニックホラー | 配信情報をチェック | |
X エックス | レトロ・スラッシャー | 配信情報をチェック | |
Pearl/パール | サイコ・スラッシャー | 配信情報をチェック | |
ザ・メニュー | サスペンス・皮肉系ホラー | 配信情報をチェック | |
スクリーム6 | スラッシャー・シリーズ物 | 配信情報をチェック | |
死霊館のシスター 呪いの秘密 | 心霊・宗教ホラー | 配信情報をチェック | |
スマイル | 精神崩壊・感染型ホラー | 配信情報をチェック | |
ボーはおそれている | 不条理・妄想ホラー | 配信情報をチェック |
M3GAN/ミーガン
映画紹介:
最先端AIを搭載した子ども用パートナーロボット“ミーガン”は、感情学習と保護機能を備えた理想の存在として誕生した。
しかし、悲しみを抱える少女と深く結びついたとき、その“守る”というプログラムは、やがて常軌を逸した制御不能な執着へと姿を変えていく。
本作は単なる“人形が暴れる”系ホラーにとどまらず、AIの倫理、テクノロジーによる育児の代替、そして親子の感情のすれ違いといった現代的テーマが巧みに絡み合う。
かわいらしいビジュアルと、突如見せる冷酷な決断のギャップが、笑いと恐怖を同時に突きつける新感覚サイコホラー。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:AI・サイコホラー
- 一言おすすめポイント:AIに“情緒”を委ねたとき、恐怖が生まれる
人間よりも冷酷なのが逆にリアル。
あのダンスでゾッとした。
近未来って、こんな怖さもあるのか…。
マリグナント 狂暴な悪夢
映画紹介:
日常の中で突然“殺人現場”のビジョンに襲われるようになった女性マディソン。
やがて明らかになるのは、彼女の中に潜む“何か”の存在──。
次第に現実と幻覚の境界が崩れていく中で、想像を超える展開が待ち受ける。
『ソウ』や『死霊館』で知られるジェームズ・ワン監督が手がけた本作は、序盤のミステリーホラーから中盤以降にかけて、一気にスラッシャー×スーパーナチュラル×カルトSFへと姿を変える異色作。
やりすぎなほどの展開と、狂気に振り切れた演出が、観る者の予想を鮮やかに裏切る“暴走ホラー”の傑作。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:スラッシャー・ツイスト系
- 一言おすすめポイント:ジャンルの壁を破壊する、ジェームズ・ワンの狂気
中盤からの“展開”に完全にやられた。
ホラーなのに笑ってしまうほどすごい。
ジェームズ・ワンが本気でふざけてる(褒め言葉)。
NOPE/ノープ
映画紹介:
カリフォルニアの広大な牧場で起こる、奇妙な現象。
空に浮かぶ“何か”の正体を突き止めようとする兄妹が見たものは、人智を超えた存在と、カメラに残された“恐怖”そのものだった──。
『ゲット・アウト』『アス』のジョーダン・ピール監督による最新作は、UFOホラーの皮をかぶったジャンルミックスの怪作。
エンタメ性と深読みできる寓意、そしてジャンプスケアに頼らない不穏さの演出は、ホラーの新境地とも言える仕上がり。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:SF・パニックホラー
- 一言おすすめポイント:空を見上げるのが怖くなる、“不在”の恐怖
見えない恐怖の演出がうますぎる。
音が静かすぎて逆に怖い。
ジョーダン・ピール作品の中で一番好き。
X エックス
映画紹介:
1970年代のテキサス。映画撮影クルーが訪れたのは、静かな田舎町にある一軒の農場。
そこでは老夫婦が暮らしていたが、彼らの内側に秘められた狂気が、若者たちをひとりずつ追い詰めていく──。
スラッシャー映画へのオマージュを散りばめつつ、年齢・性欲・欲望といったテーマを重層的に描いたA24製ホラー。
レトロな映像美と過激な展開、そして静と動のギャップが効いた構成が見事で、ただの惨劇では終わらない“品のあるスプラッター”として評価が高い。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:レトロ・スラッシャー
- 一言おすすめポイント:70年代風スラッシャーを現代的にアップデートした一作
ただグロいだけじゃなく“切ない”。
レトロ演出がとにかくセンス良い。
静かな恐怖と爆発的な惨劇のバランスが絶妙。
Pearl/パール
映画紹介:
第一次世界大戦下のアメリカ。厳格な母と病弱な父と共に閉ざされた農場で暮らす少女・パールは、外の世界と輝かしい夢への憧れを募らせていた。
しかし、その抑圧が限界を越えたとき、彼女の中に潜む異常性が静かに牙をむく──。
『X エックス』で猟奇的な存在として描かれたパールの“若き日”を描く前日譚。
ホラーでありながら、ミュージカル映画のような色彩と構図が印象的で、狂気が美しさに包まれる独特の世界観を形成している。
ミア・ゴスの圧巻の演技とラストの長回しカットは、ホラー映画ファンの間で語り草となっている。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:サイコ・スラッシャー
- 一言おすすめポイント:狂気を“美しく”見せる、新しいタイプのホラー
怖いのに、映像が綺麗すぎて見とれる。
ミア・ゴスの表情だけでゾッとする。
ずっと不穏な空気が漂ってて、最後に爆発するのが最高。
映画紹介:
孤島の高級レストランを訪れた客たちを待ち受けていたのは、芸術的な料理ではなく、綿密に計画された“恐怖のフルコース”。
完璧主義の天才シェフが仕掛ける異常な晩餐会は、次第に常識と理性を奪い取っていく。
食・芸術・上流階級といった現代社会への風刺を、ブラックユーモアとサスペンスの中で展開させる知的ホラー。
ジャンプスケアではなく、登場人物たちの価値観や行動が“怖い”と感じさせる作りが特徴で、暴力よりも心理的な追い詰め方が秀逸。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:サスペンス・皮肉系ホラー
- 一言おすすめポイント:恐怖を“味わわせる”、異色のディナー体験
静かな会話が一番怖い。
あの空気感、映画なのに息詰まりそうだった。
笑えないけど、笑ってしまう。ぞっとする。
スクリーム6
映画紹介:
ゴーストフェイスの惨劇を生き延びた若者たちが、今度はニューヨークへ。
新天地でもなお彼らを追い詰める新たな殺人鬼が現れ、都市という逃げ場のない舞台で新章の幕が上がる。
名作スラッシャーシリーズの第6作にして、旧キャラの継承と新世代の葛藤が共存する重層的展開。
スクリーム特有の“ホラー映画メタ構造”も健在で、ジャンルの内側から恐怖を掘り下げてくる点がファンを惹きつける。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:スラッシャー・シリーズ物
- 一言おすすめポイント:都市型スラッシャーとして進化した“叫び”の第6章
ニューヨークって逆に逃げ場ないの怖すぎ。
シリーズなのにマンネリ感ゼロでびっくりした。
ゴーストフェイスの“今風アップデート”が最高。
死霊館のシスター 呪いの秘密
映画紹介:
1950年代フランス。修道院で起きた怪死事件の真相を追う若き修道女は、やがて“悪霊バルク”の復活とその背後にある秘密に辿り着く──。
『死霊館』ユニバースの中でも異色の宗教ホラーとして注目を集めた『死霊館のシスター』の続編。
本作ではシリーズ内でおなじみのバルクの存在感がさらに強化され、神聖な空間で繰り広げられる背徳的な恐怖が全編を貫く。
ヴィジュアルホラーとしても秀逸で、ステンドグラス越しの影、蝋燭の揺らぎなどを使った演出が光る。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心霊・宗教ホラー
- 一言おすすめポイント:荘厳な恐怖と悪の象徴“バルク”の再来
バルクの存在感がマジで強い。
神聖な空間で起こる恐怖って、逆に背徳感ある。
ジャンプスケアより“雰囲気”がじわじわ来る。
スマイル
映画紹介:
ある患者の“自殺”を目撃して以来、奇妙な幻覚と不可解な現象に襲われはじめる精神科医。
共通するのは、恐怖の瞬間に浮かぶ「異様な笑顔」。やがてそれは、他人から他人へと“感染”していく呪いであることが明らかになる──。
ポップなタイトルとは裏腹に、中身はかなり本格派。
笑顔=恐怖という逆転のアイデア、不可視の存在への不安、精神的に追い詰められていく過程が見事に描かれており、心霊ともサイコスリラーともとれる独特のバランスが魅力。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:精神崩壊・感染型ホラー
- 一言おすすめポイント:何気ない“笑顔”が、恐怖の引き金に変わる
笑ってるのに怖すぎるってどういうこと?
音の演出が地味に効いてくる。
これは“心のホラー”。観たあとも残る。
ボーはおそれている
映画紹介:
過干渉な母と複雑な過去を持つ中年男ボーが、母の訃報をきっかけに自宅を離れるが、世界はあまりにも理不尽で、不条理で、恐ろしくできていた──。
現実と妄想の境界が崩れ、観る者すら“何が正しいのか”を見失っていく、アリ・アスター監督による挑戦的なサイケデリックホラー。
3時間近い長尺と、ジャンル分けすら難しい内容ながら、「不安」「抑圧」「母への恐怖」という普遍的テーマを通して、静かに精神をえぐってくる。
『ヘレディタリー』『ミッドサマー』の流れを継ぎながらも、より実験的かつ寓話的に昇華された一作。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:不条理・妄想ホラー
- 一言おすすめポイント:理解できなくても感じてしまう、“不安の極地”
何が起きてるのかわからないのに、怖くて仕方ない。
途中で笑って、後半で絶望する。
これはホラーじゃなくて、現実そのものかもしれない。
まとめ

今回は、2020年代に公開されたホラー映画の中から、話題性・完成度ともに優れた9作品を紹介しました。
近年のホラーは、ただ怖いだけではなく、テーマ性や映像の美しさ、ジャンルの掛け合わせなど、多様な魅力が詰まっています。
「最近のホラーってどうなの?」と思っている方にも、ぜひ一度体験してほしいラインナップです。
あなたのお気に入りの一本が見つかったら、ぜひチェックしてみてください。
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