「韓国のホラー映画って、本当に怖いって聞くけど…どれから観ればいい?」「泣けるとかグロいとか、ジャンルが多くて迷う…」そんなあなたへ。
この記事では、“ホラー色が強くて本気で怖い”韓国ホラー映画を10本厳選してご紹介します。
呪い、怨霊、ゾンビ、復讐、そして宗教的恐怖まで──韓国ならではの濃密な恐怖体験が待っています。
ただビックリさせるだけじゃない、観終わった後に残る“重さ”を体感したい人へ。初見でもわかりやすく、ホラー好きも納得のガチ傑作ばかりを揃えました。

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本気で怖い韓国ホラー映画10選

※下記の映画一覧はタップで各紹介パートにジャンプできます。
タイトル | ジャンル | 怖さ |
---|---|---|
コクソン(哭声) | 呪い・村ホラー | |
箪笥(たんす) | 怨霊・家族の闇 | |
コンジアム | 心霊・POV | |
悪魔を見た | 復讐・サイコパス | |
グエムル −漢江の怪物− | 怪物・パニック | |
新感染 ファイナル・エクスプレス | ゾンビ・列車 | |
アパートメント | 都市伝説・集合住宅 | |
海にかかる霧 | 密室・社会派 | |
母なる証明 | ミステリー・母性の狂気 | |
0.0MHz | 霊・周波数・呪術 |
コクソン(哭声)
映画紹介:
ある村で突如起き始めた一家惨殺事件──犯人たちは意味不明の言動を残し、狂ったように家族を殺す。そして誰もが口にするのは、山奥に暮らす“謎のよそ者”の存在だった。
警察官ジョングは事件を追ううちに、次第に理屈の通じない“何か”に取り込まれていく。ついには最愛の娘にまで異変が…。正義感と父親としての想いの狭間で、彼は禁忌の領域へと踏み込んでいく。
『チェイサー』で知られるナ・ホンジン監督が放つ本作は、韓国ホラーの中でも圧倒的な“異質さ”を放つ傑作。キリスト教、祈祷、呪術、ゾンビのような症状…あらゆる宗教的象徴が複雑に絡み合い、観る者の思考をかき乱す。
2時間半にわたる緻密な構成と、ラスト10分で突き落とされるような“絶望”。観終わった後、あなたの中に答えは残るのか、それとも疑念だけが残るのか…。まさに“体験するホラー”として語り継がれる1本です。
解釈が無数に分かれるラストも話題で、考察好きにはたまらない作品。単なる恐怖以上に、「真の邪悪とは何か」を突きつけてきます。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:呪い・宗教ホラー・村の怪異
- 一言ポイント:“何が真実か”を問い続けさせる終末的ミステリー
観終わってもしばらく放心…何が怖かったのか、言葉にできない。
神も悪魔も祈祷も、全部入りなのに破綻してないのがすごい。
2回目観るとまったく違う解釈になる。深淵系ホラー。
箪笥(たんす)

映画紹介:
精神科病院から退院した少女スミと妹スヨンが帰ってきたのは、不穏な空気が漂う一軒家。そこには、冷たい継母、無関心な父親、そして過去の“ある出来事”が影を落としていた。
やがて屋敷には、誰もいないはずの部屋からの物音、夜中に現れる“何か”、そして精神の崩壊がじわじわと忍び寄る──。
『箪笥』は、実在する韓国の民話「薔花紅蓮伝(チャンファホンリョンジョン)」をもとにした、美しくも残酷なゴシックホラー。韓国映画らしい家族の業、女性たちの抑圧、そして“語られなかった真実”が、静かに、しかし確実に恐怖として浮かび上がってきます。
過剰な演出やジャンプスケアに頼らず、“静けさ”でじわじわと恐怖を積み重ねていくスタイルは、今なお多くのファンを惹きつけてやまない傑作です。観るたびに違う解釈が浮かぶ、重層的な物語構造も魅力。
ラストには深いため息が漏れるような衝撃が待っています。韓国ホラーの原点であり、頂点とも言える1本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:怨霊・家族ホラー・心理スリラー
- 一言ポイント:継母、姉妹、亡霊…“女たちの悲しみ”が積もる屋敷
最初は意味不明だけど、最後まで観ると全部つながってゾッとした。
不気味だけど美しい。継母役の演技が怖すぎて鳥肌。
怖いのに泣ける。ホラーだけど、心にくる映画だった。

コンジアム
映画紹介:
「アジアで最も恐ろしい場所」としてネットで話題の心霊スポット“コンジアム精神病院”。そこに乗り込んだのは、視聴者数稼ぎを狙うYouTuberたち。生配信で廃墟探索を行うはずが、カメラは“映してはいけないもの”を次々と捉え始める──。
POV(主観視点)方式で進行する本作は、まさに“疑似体験型ホラー”。観客自身が探索に加わっているかのような没入感で、息苦しいほどの緊張が続きます。
演出の巧みさとリアリティの高さは、実在する廃病院「コンジアム」に基づいた設定だからこそ。登場人物たちが軽く見ていた恐怖が、徐々に現実となり、彼らを容赦なく追い詰めていく過程は圧巻です。
“何が起きたのか”を明かしすぎず、視覚と音の違和感でじわじわと不安を煽る手法は、ジャンプスケアに頼らない本物の恐怖。現代的な恐怖演出とクラシックな幽霊譚の融合がここにあります。
POVホラーが好きな方、心霊スポット探索動画をよく観る方にはドンピシャ。恐怖に飲み込まれる“感覚”を味わってください。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心霊・POV・廃墟ホラー
- 一言ポイント:配信者たちが“本当に逝ってしまう”瞬間を、あなたは目撃する
途中までは笑える感じだったのに、後半から一気に怖くなった。
POVって酔いやすいけど、これは引き込まれて全然気にならなかった。
コンジアムのWikipedia読んだあとに観ると、さらに怖い…。

悪魔を見た

映画紹介:
凍える夜、妊娠中の婚約者が何者かに惨殺された──。婚約者を奪われた国家情報員スヒョンは、自らの手で犯人を“裁く”ことを誓う。だが、ただ殺すのではなく、何度も追い詰め、苦しませ、壊していく…。
『悪魔を見た』は、復讐をテーマにしたバイオレンスサスペンスでありながら、ホラー映画としても極めて異質な存在感を放つ作品。殺人鬼を演じるのは『オールド・ボーイ』のチェ・ミンシク。凄絶な暴力と狂気の芝居が画面から染み出す。
恐ろしいのは、“悪魔”が一人だけではないという点。殺人鬼はもちろん、冷徹に追い詰めていくスヒョンの姿もまた、倫理の線を越えた“もう一人の悪魔”に見えてくるのです。
スリラーとホラーの境界を越えたその内容は、観る者の精神を揺さぶり、ある意味では“呪い”に近い後味を残します。暴力描写もかなり過激なので、グロ耐性のない方は要注意。
「復讐は何も生まない」──それを身をもって体験させられる、痛烈すぎる問題作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:サイコ・復讐・暴力ホラー
- 一言ポイント:“悪”に対する“正義”の姿が、ここまで恐ろしくなるとは──
怖いのに…観る手が止まらなかった。異常な吸引力。
復讐の果てに何があるのか?って問いを突き刺してくる。
韓国映画の暴力表現、ここまでやるかってくらい容赦ない。
グエムル −漢江の怪物−

映画紹介:
ソウルの中心を流れる漢江。その穏やかな河川敷に、突如として“それ”は現れた。巨大な尻尾、異様な動き、異常な生命力──人々を無差別に襲い、娘ヒョンソをさらって姿を消した怪物。
取り残された娘を救うため、冴えない父親カンドゥを中心とした家族が立ち上がる。しかし行政も軍もあてにならず、やがて事件は“怪物”以上に不気味な方向へ転がっていく──。
『パラサイト』『殺人の追憶』のポン・ジュノ監督が手掛けるモンスターホラーでありながら、ただのパニック映画では終わらせないのが本作の凄み。怪物の存在を通じて、政府の腐敗、情報操作、そして“家族の絆”までも描き出す。
怪物の登場シーンはあまりに唐突で、観る者の心拍数を一気に引き上げる。ビジュアルも恐ろしく、韓国映画らしい湿度のある演出が終始漂っている。
怪物映画にして、社会派ヒューマンドラマでもある。ジャンルの垣根を超えて、観る価値のある1本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:怪物・パニック・社会風刺
- 一言ポイント:怪物以上に恐ろしいのは、“人間”かもしれない
怪物の怖さより、家族の必死さに泣いた…。
唐突に現れて暴れる怪物、あれ本当にびっくりした。
モンスターホラーの皮をかぶった社会風刺。深すぎる。
新感染 ファイナル・エクスプレス
映画紹介:
ソウル発・釜山行きの高速列車KTX。その車内で突如発生したのは、原因不明の“感染爆発”。一人の感染者がゾンビとなって暴れだし、乗客は次々と“それ”に襲われていく──。
『新感染 ファイナル・エクスプレス』は、閉鎖空間×感染パニックを極限まで突き詰めた韓国産ゾンビ映画の金字塔。疾走する列車という舞台が、逃げ場のない絶望をより強烈に演出しています。
ゾンビの動きは高速&凶暴で、変異スピードも異常。走る、叫ぶ、噛みつく、襲いかかる…その一瞬の間に、生と死の境界が容赦なく踏み越えられるスリルに息を呑みます。
しかしこの映画が恐怖だけで終わらないのは、極限状態でむき出しになる“人間の本性”を描いているから。エゴ、自己犠牲、親子愛──ゾンビより怖いのは人間かもしれない…そんな視点が胸に刺さります。
泣けるゾンビ映画という稀有な評価を得た本作は、ホラー初心者にも刺さる“感情のある恐怖映画”です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:ゾンビ・感染パニック・列車
- 一言ポイント:「走るゾンビ」と「走る列車」の圧倒的スピード感
こんなに泣いたゾンビ映画、初めてだった。
スピード感ヤバい。最初から最後まで息つく暇がない。
ゾンビの動き、怖すぎて夢に出てきた。
アパートメント

映画紹介:
都会の喧騒から離れた高層アパートで起きる、奇妙な連続自殺事件。決まって午後9時56分、同じ棟の住人たちが次々と命を絶っていく──。
主人公の女性セジンは、隣人の異変に気づき、背後にある“何か”の存在を感じ取り始める。調査を進めるうちに浮かび上がるのは、このアパートそのものに染みついた闇と、見て見ぬふりをしてきた“日常の罪”だった。
韓国の集合住宅を舞台にしたこの作品は、「都市型ホラー」「現代の孤独」「無関心社会」といったテーマが交錯する、じわじわ系の心霊サスペンス。幽霊の正体や事件の真相も“単なる怨霊”にとどまらないのが魅力です。
高層住宅という舞台の閉塞感、時間に合わせて起こる恐怖、誰もが見ないフリをする“異常”──どこにでもあるアパートが、こんなにも不気味に見えてくるのは本作ならでは。
派手な演出ではなく、静かに心を侵してくる“住環境系ホラー”が好きな方におすすめです。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:都市伝説・心霊・集合住宅ホラー
- 一言ポイント:あなたの住むマンションにも“決まった時間”があるかも──
アパートの明かりが消えるだけで、こんなに怖いとは。
リアルにありそうな設定で、後味がじわじわ残るタイプ。
生活の中に忍び込むホラーって、妙にリアルでこたえる…。
海にかかる霧

映画紹介:
漁業不振にあえぐ船長が下した決断は“密航者の輸送”。小さな漁船に押し込められたのは、不安と恐怖に包まれた大量の人々──そして、静かに立ち込める海の霧。
本作は実際に起きた事件を基にした、韓国発の“密室パニック+心理ホラー”。徐々に狂っていく乗組員たちの姿、誰にも逃げ場のない状況、そして霧の中に飲まれていく命…その全てが観る者に圧迫感を与えます。
恐怖の源は超常的なものではなく、“人間の本性”。極限状況下で剥き出しになるエゴと暴力は、ある意味でゾンビよりも残酷。息が詰まるほど重い空気の中、観客もまた“船から降りられない”恐怖を体験させられます。
主演は『パラサイト』『殺人の追憶』で知られるキム・ユンソク、プロデューサーにはポン・ジュノ。名匠たちの手で仕上げられた緊張感の持続力はまさに一級品。
物理的にも精神的にも“密閉された空間”に弱い人は要注意。じわじわ心を削られる一作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:密室・心理スリラー・実話ベース
- 一言ポイント:人間という怪物が生まれるのは、逃げ場がない場所だった
幽霊とか出ないけど、こっちの方がずっと怖い…。
霧の描写が不安感を煽りまくってて、心臓に悪い。
この映画の怖さは、生々しい“現実”なんだと思う。
母なる証明
映画紹介:
知的障害を持つ青年が女子高生殺害の容疑で逮捕された──。彼の無実を信じる母親は、警察も弁護士も信じず、ひとり事件の真相を探り始める。しかし、真実へと迫るその執念は、やがて常軌を逸していく。
『母なる証明』は、“母親の愛”という普遍的なテーマを極限まで突き詰めた、サスペンスかつホラー的心理劇。息子を守るために暴かれる村社会の闇、矛盾する証言、そして母自身の“狂気”。観る者を底なしの不安に引きずり込みます。
監督は『グエムル』『パラサイト』のポン・ジュノ。全編にわたって漂う不穏な空気、細部まで仕掛けられた伏線、静かな映像に潜む狂気…すべてが完璧なバランスで練り込まれています。
ホラー映画というより“母性のホラー”。どこまでが正義で、どこからが狂気なのか。その境界線を見失ったとき、人は最も恐ろしい存在になる──。
静かに、だが確実に心を削る傑作です。考察好き、重厚な人間ドラマが好きな方には特におすすめ。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心理スリラー・母性・村の闇
- 一言ポイント:「この人、どこまでやる気だろう」と思った時点でもう怖い
怖いのは事件よりも“母親”だった。愛ってどこまで許されるの?
ポン・ジュノ監督、やっぱり天才。重さと緊張感の作り方が異常。
観終わったあと、なぜか動けなかった。静かなのにズシンとくる。
0.0MHz

映画紹介:
人間が“0.0MHz”の脳波になる瞬間──そこに霊が干渉してくるという仮説。心霊科学サークルのメンバーたちは、それを実証するために、とある廃屋で実験を始める。
だが、科学とオカルトの境界はあっさり崩れ去り、彼らは“何か”を呼び寄せてしまう…。電波と呪術、科学と霊障が交錯する、新感覚オカルトホラーです。
主演は人気K-POPグループAOAのソリョン。アイドル起用ながら、ビジュアル頼りではなく、しっかりと恐怖演出に力を入れた作風が印象的。韓国ホラーらしい、霊媒・髪・呪いのビジュアルインパクトもしっかり踏襲。
特に中盤以降の心霊描写は、Jホラー的な静けさと韓国ホラーの怒涛の展開が融合しており、じわじわ来る怖さ+突発的な恐怖がバランスよく押し寄せます。
設定が独特なため、ホラー玄人にも新鮮に映る作品。廃墟心霊モノや、“科学で霊を測る”系にワクワクする人には特におすすめ。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心霊・科学×オカルト・実験ホラー
- 一言ポイント:“脳波が静まるとき、霊が忍び寄る”という恐怖の仮説
設定がめちゃくちゃ面白い。0.0MHzって発想が新しい!
普通の心霊映画より怖さマイルド。でも演出は丁寧。
科学で霊を測るってロマンある。もっとシリーズ化してほしい。
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まとめ|“本気で怖い”韓国ホラーを味わうならこの10本

呪い、怨霊、復讐、そして狂気──韓国ホラー映画は、ただ驚かせるだけの“恐怖演出”ではなく、そこにある人間ドラマや社会の闇まで鋭く描き出します。
今回ご紹介した10本は、いずれもジャンルもテーマも多彩。それぞれ違う怖さがあり、どの作品にも共通するのは“観た後もずっと残る恐怖”です。
「とにかくゾクッとしたい!」という方は『コンジアム』や『0.0MHz』を、「考察や余韻が好き」という方には『コクソン』や『母なる証明』を、「感情を揺さぶられたい」方には『新感染』『海にかかる霧』など、自分の“怖さのツボ”に合わせて選んでみてください。
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