「原作が漫画のホラー映画って、ちゃんと怖いの?」
「実写やアニメで観ても満足できる作品を知りたい!」──そんなあなたに向けて、この記事では“日本のホラー漫画原作の傑作映画”を厳選してご紹介します。
日本のホラー漫画は、じわじわと迫る不気味さや、心に残るトラウマ描写で世界中に多くのファンを持つジャンル。
しかし、その独特の怖さを映像化するのは一筋縄ではいきません。
だからこそ「原作の空気感を活かしきっているか」「実写ならではの恐怖があるか」は、作品選びの大事なポイントです。
この記事では、
- 原作ファンも納得の映像化
- 初見でも心をえぐられる恐怖体験
- 実写・アニメ両方含む“本当に怖い”作品だけ
に絞って紹介します。
「ホラー漫画の実写映画はハズレが多い…」と思っていた人も、見る目が変わるかもしれません。
原作の魅力をしっかりと活かした、珠玉の映像化ホラーをご覧ください。
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作品名 | ジャンル | 怖さレベル | 配信情報を確認する |
---|---|---|---|
彼岸島 | 吸血鬼・サバイバル | ★★★★☆ | 配信情報を確認する |
地獄少女 | 呪い・復讐 | ★★★☆☆ | 配信情報を確認する |
ミスミソウ | 復讐・スプラッター | ★★★★★ | 配信情報を確認する |
Another アナザー | 死の連鎖・学園サスペンス | ★★★☆☆ | 配信情報を確認する |
エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS | 魔術・オカルト | ★★★★☆ | 配信情報を確認する |
カラダ探し | 学園・デスループ系ホラー | ★★★★☆ | 配信情報を確認する |
トーキョーグール | ダークファンタジー・スプラッター | ★★★★☆ | 配信情報を確認する |
ヒミズ | 社会派サイコホラー | ★★★★☆ | 配信情報を確認する |
累 -かさね- | 入れ替わり・顔・心理ホラー | ★★★☆☆ | 配信情報を確認する |
さゆり | 怨霊・和ホラー | ★★★★★ | 配信情報を確認する |
彼岸島

映画紹介:
吸血鬼が支配する孤島を舞台に、生き残りをかけた戦いが繰り広げられる極限ホラーアクション。原作は松本光司の大ヒットホラー漫画で、血飛沫舞うバトルと人間ドラマが混在した“和製バイオハザード”的な世界観が魅力。
映画版は原作の序盤をベースに、主人公・宮本明が兄を追って上陸する地獄の島「彼岸島」でのサバイバルを描く。
ホラー要素としてのグロ描写や不気味な吸血鬼たちの造形も注目ポイント。
「刀で戦う吸血鬼サバイバル」という唯一無二の設定が、ホラーファンにもアクション好きにも刺さる一本。
ポイント:
- 怖さ:★★★☆☆
- グロ度:★★★★☆
- ジャンル:吸血鬼・サバイバル・アクションホラー
- 一言おすすめポイント:邦画には珍しい“剣×吸血鬼”のサバイバルホラー!
視聴者の声:
「原作ファンだけど、映画も思った以上にダークでよかった」
「吸血鬼が本気で怖いし、剣で斬り合う展開が新鮮」
「B級感あるけど、それが逆にクセになる!」
地獄少女
映画紹介:
「午前0時にアクセスすると、地獄少女が現れて仇を地獄に流してくれる」──
そんな都市伝説的な噂をもとに依頼が飛び交う中高生たちの闇を描いた、原作漫画+アニメ発の人気ホラープロジェクト。
実写映画版は、表向きは普通の学園生活の裏で進行する“復讐劇”と、“代償として自分も地獄に行く”という業の重さを視覚的に描いている。
ホラー演出はビジュアル寄りで、不気味な幻覚や地獄送りのシーンにインパクトあり。
「呪い」と「報い」をテーマにした、陰鬱で美しい復讐ホラー。
ポイント:
- 怖さ:★★★☆☆
- グロ度:★★☆☆☆
- ジャンル:呪い・復讐・学園ホラー
- 一言おすすめポイント:復讐の快感と代償を描いた“静かに怖い”呪い系ホラー!
視聴者の声:
「アニメよりはホラー控えめだけど、映像はきれいで見応えがある」
「地獄送りのシーンはやっぱりインパクトが強い」
「若干のB級感もあるけど、作品の世界観に引き込まれた」
ミスミソウ
映画紹介:
中学生の春花は、雪深い田舎町に転校してきた直後から凄惨ないじめを受け続ける。
やがてその怒りと絶望が、周囲の人間すべてを巻き込む“血の復讐劇”へと変わっていく――。
原作は押切蓮介によるトラウマ級ホラー漫画。実写版もその空気を忠実に再現し、「邦画でここまでやる?」と思わせるほどの暴力描写と陰惨な展開で、観る者の心を容赦なくえぐってくる。
ホラーというよりも“人間の狂気”を描く内容で、後味の悪さは随一。心の準備なしには観ない方がいい、ガチで重くて痛い傑作です。
ポイント:
- 怖さ:★★★★☆
- グロ度:★★★★★
- ジャンル:復讐・スプラッター・トラウマホラー
- 一言おすすめポイント:理不尽と絶望に満ちた、“観る側にも試練を強いる”邦画ホラーの異常作。
視聴者の声:
「開始10分でもう胃が痛くなった。これは完全に人間ホラー」
「画面は静かなのに、内容は暴力の連続。観終わってもしばらく動けなかった」
「胸糞悪いけど、それを狙って作ってるのが伝わってくる。ある意味すごい映画」
Another アナザー

映画紹介:
「このクラスには“いないはずの人間”がいる」──
1998年、転校生・榊原恒一が転入したクラスでは、奇妙なルールと“見てはいけない存在”を巡る怪現象が始まっていた…。
原作は綾辻行人の小説をコミカライズした清原紘の漫画。映画版はそのミステリアスな死の連鎖と、不気味な“空気”を大切に再現している。
物語はホラーでありながら、ミステリー要素も強く、何が起きているのかが徐々に明らかになる過程がスリリング。
“クラスの誰かが死ぬ”という不条理な設定が、観る側にもジワジワと緊張感を与えてくれる。
ポイント:
- 怖さ:★★★☆☆
- グロ度:★★★☆☆
- ジャンル:学園ホラー・サスペンス・死の連鎖系
- 一言おすすめポイント:日常がじわじわ崩壊する…“静かな絶望感”がクセになる1本。
視聴者の声:
「ホラーというより、謎解きと空気感を楽しむタイプの作品」
「“死”の描写がけっこうショッキング。邦画らしい静かな怖さも良かった」
「アニメ版も好きだけど、実写もキャラの感情が伝わってきてよかった」
エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESS

映画紹介:
黒魔術を操る謎の女子高生・黒井ミサが、悪を裁き、呪いを操る――
原作は古賀新一による1970年代の伝説的オカルトホラー漫画。ホラー漫画史の礎とも言える作品で、実写映画版(1995)はその“昭和ホラーの香り”と“陰鬱で不穏な空気”を見事に再現している。
物語は「呪い返し」「悪の処刑」が主軸となり、勧善懲悪の爽快感と背筋の凍るような恐怖が共存。
学園内の闇や人間の欲望が、ミサの黒魔術によって次々と暴かれていく流れは、まさに“古典的Jホラー”の王道スタイル。
演出は少しレトロだが、逆にそれがクセになる一本。
ポイント:
- 怖さ:★★★☆☆
- グロ度:★★★☆☆
- ジャンル:魔術・オカルト・復讐ホラー
- 一言おすすめポイント:黒魔術×女子高生という唯一無二の世界観!じわじわ来る昭和ホラー。
視聴者の声:
「時代を感じる演出だけど、むしろそこがリアルに怖かった」
「ミサのキャラが独特で、不思議な魅力がある」
「黒魔術系って最近あんまりないから逆に新鮮だった!」
カラダ探し
映画紹介:
学校に出現する“赤い人”に殺されると、すべてがリセットされ、同じ一日を繰り返す──
そんな不可解な“死のループ”に巻き込まれた高校生たちが、校内に隠された“バラバラになった死体のパーツ”を探し出し、生き残りを目指すデスループホラー。
原作はウェルザードによる大人気ホラー小説をもとにした漫画版(村瀬克俊作画)で、実写映画はその漫画版の世界観に近い形で構成されている。
ループ、学校、呪い、スプラッターと、ホラーファンが好きな要素が全部入り!
緊張感のある展開と、迫ってくる“赤い人”の恐怖は純粋に怖く、ラストの展開も話題を呼んだ。
ポイント:
- 怖さ:★★★★☆
- グロ度:★★★☆☆
- ジャンル:学園・デスループ・呪い系ホラー
- 一言おすすめポイント:“死体探し×時間ループ”という設定が新鮮で、テンポも抜群!
視聴者の声:
「学校ホラー好きにはたまらない舞台設定だった」
「赤い人のビジュアルがガチで怖い…夢に出るレベル」
「ループ系でここまで緊迫感が続く映画って意外と少ない。ラストも意外だった!」
トーキョーグール

映画紹介:
「人を喰らう“喰種(グール)”が潜む東京で、自分がその存在になったら──?」
ある事故をきっかけに、人間と喰種の狭間で苦悩する青年・カネキの運命を描いた人気ダークファンタジーホラー。
原作は石田スイの同名漫画で、内面の葛藤とスプラッター的な肉体破壊描写が入り混じる、“生きること”の意味を問う重厚な作品。
実写映画は原作のダークな世界観を再現しつつ、喰種たちの戦闘や、肉を喰らうシーンなどビジュアル面でもしっかりホラー。
ただのアクションやバトルではなく、「人間の中の“怪物性”」を描くホラーとしての完成度も高い。
ポイント:
- 怖さ:★★★☆☆
- グロ度:★★★★☆
- ジャンル:ダークファンタジー・スプラッター・異形ホラー
- 一言おすすめポイント:“人間を食べる側になった恐怖”を丁寧に描いた、異色の青年ホラー。
視聴者の声:
「戦闘シーンよりも“喰うシーン”が一番怖い」
「人間であることの境界が崩れていく感じがすごく不気味」
「原作よりはソフトだけど、映画ならではの緊張感がある」
ヒミズ

映画紹介:
暴力と絶望に満ちた家庭環境で育った中学生・住田が、ゆがんだ正義感を抱えながら社会と向き合っていく…。
原作は古谷実の同名漫画。青春ものに見せかけて、次第に狂気と破壊衝動に染まっていく主人公の姿が恐ろしく、“心のホラー”を描いた異色作。
園子温監督による実写映画版は、東日本大震災後の日本を背景に据えることで、より生々しく、より陰鬱に。
ジャンルとしては明確なホラーとは言いにくいが、“人間の心が壊れていく怖さ”を映像で体感できる数少ない邦画であることは間違いない。
ポイント:
- 怖さ:★★★★☆
- グロ度:★★☆☆☆
- ジャンル:社会派サイコホラー・青春崩壊系
- 一言おすすめポイント:“幽霊より人間が怖い”を地で行く、静かに心を蝕むホラー。
視聴者の声:
「怖さはないけど、ひたすら気持ちが重くなる映画だった」
「心が壊れていく描写がリアルすぎてゾッとする」
「暴力もあるけど、それ以上に“無力感”が怖かった」
累 -かさね-

映画紹介:
舞台は華やかな芸能界。しかしその裏側で、“キスをすると顔を入れ替えられる”という謎の口紅を使い、少女たちが顔と人生を奪い合っていた――。
原作は松浦だるまの同名ホラー漫画。
実写映画では、演技の才能はあるが顔にコンプレックスを抱える“累”と、美しい顔を持つが演技力のない“ニナ”の二人が、顔と身体を入れ替えて生きていくサイコサスペンスが描かれる。
美と醜、才能と虚栄、他人の顔を奪うという異常な世界観が、“怖い”を超えて“背筋が冷える”レベルに仕上がっている。
ジャンプスケアはないが、ホラー漫画らしい狂気と人間の業が詰まった一作。
ポイント:
- 怖さ:★★★☆☆
- グロ度:★★☆☆☆
- ジャンル:入れ替わり・顔・心理ホラー
- 一言おすすめポイント:“美しさ”をめぐる狂気のホラーサスペンス。人間の恐ろしさがじわじわくる。
視聴者の声:
「顔が入れ替わるだけなのに、こんなに恐ろしい話になるなんて…」
「二人の演技合戦と、どんどん壊れていく精神が怖い」
「ホラーというより人間の業が怖くて、観終わったあと重かった」
さゆり
映画紹介:
海の見える一軒家に越してきた7人家族・神木家。新天地に希望を抱く長男・則雄だったが、引っ越し直後から父が急死し、家族の運命が崩れ始める。
次第に祖父・章造や姉・径子の様子がおかしくなり、弟・俊は神隠しに。
そして母・正子は精神を病み、家族は“何か”に取り込まれるように一人、また一人と消えていく――。
原作は押切蓮介による人気ホラー漫画『サユリ』。監督は『ノロイ』『貞子vs伽椰子』などで知られる白石晃士。
“家そのものが呪われている”という王道の構造に、家族が崩壊していく地獄の描写を丁寧に積み重ねた、まさに本格Jホラー。
日常が少しずつ壊れていく演出が巧みで、終始重苦しい空気に押し潰されそうになる傑作。
ポイント:
- 怖さ:★★★★★
- グロ度:★★★☆☆
- ジャンル:怨霊・家族崩壊・和ホラー
- 一言おすすめポイント:ホラーの名手・白石晃士が描く、“家族消失型ホラー”の極致。
視聴者の声:
「音が静かなのに、気配だけで怖い。白石監督らしい恐怖の積み上げ方」
「“家族が順番に消えていく”って設定がもう恐ろしい」
「原作のトラウマ感を映像でしっかり再現していて、本気でゾッとした」
まとめ

ホラー漫画は“読む”だけでも怖いのに、それが“映像化”されたら──。
今回ご紹介した10作品は、どれも原作の魅力を活かしながら、映像ならではの恐怖演出で新たなトラウマを刻んでくれる作品ばかり。
「原作付きってクオリティ微妙そう…」と感じていた人にも、きっと見直すきっかけになるはずです。
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