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邦画ホラー映画を牽引する監督5人|黒沢清・中田秀夫ほか代表作まとめ

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叫び声を上げる10代の少女のホラーシーン風アイキャッチ画像。恐怖に目を見開き驚く表情。

「邦画のホラー映画って、何を観ればいいのか迷う…」
「せっかくなら“ハズレなし”の作品を観たい」

そんなとき、信頼できる判断基準になるのが“監督の名前”です。
誰が撮ったかを知っていれば、ホラー映画選びの失敗はグッと減らせます。

この記事では、日本のホラー映画を牽引してきた5人の名監督を厳選。
それぞれの代表作や作風の特徴を詳しく紹介していきます。

「黒沢清」や「中田秀夫」など、邦画ホラーを語るうえで外せない監督たちばかり。
初心者からマニアまで、ぜひ“監督からホラーを選ぶ面白さ”を体感してみてください。

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目次

邦画ホラーを牽引する監督5人|ジャンプリンク一覧

叫び声を上げる10代の少女のホラーシーン風アイキャッチ画像。恐怖に目を見開き驚く表情。

※各作品のタイトルをクリックすると作品の詳細ページに移動できます。

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監督名作風代表作
黒沢清静寂と不安でじわじわ追い詰める心理ホラー回路/CURE/ドッペルゲンガー
中田秀夫王道Jホラーの正統派恐怖演出女優霊/リングシリーズ/仄暗い水の底から/事故物件 怖い間取り
清水崇怨霊×都市伝説をビジュアルで魅せる呪怨シリーズ/犬鳴村/忌怪島/ミンナのウタ
白石晃士フェイクドキュメンタリーで“本物感”を演出ノロイ/コワすぎ!/カルト/サユリ
園子温狂気・暴力・人間の闇をえぐる異色派自殺サークル/冷たい熱帯魚/ヒミズ/リアル鬼ごっこ

黒沢清

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Jホラーという枠を超えて、映画表現としての“恐怖”を追求し続ける黒沢清。その作風は一言でいえば説明されない不安」。静かな画面、ゆったりしたカメラワーク、誰もいないはずの奥行きに潜む“何か”——。
明確に何が怖いのかは語られず、ただじわじわと不安が浸食してくる感覚が特徴です。

代表作のひとつ『回路』では、ネット社会と孤独死という現代的テーマを先取りし、「死者の世界がネット回線を通じて拡大していく」という斬新かつ不気味な設定が話題に。
視覚効果を抑えた地味な演出にもかかわらず、観終わった後の虚無感と恐怖の残響は強烈です。

『CURE』は、連続殺人事件の背後にある“催眠”を軸に、人の内面の闇に焦点を当てたサイコホラー。
何が人を“殺す気”にさせるのか?という根源的な問いと、狂気がじわじわと感染していく描写が、観る者に深い恐怖を与えます。

また『ドッペルゲンガー』では、自分そっくりの存在=ドッペルゲンガーが現れることで主人公が壊れていく過程を描写。
現実と妄想の境界が曖昧になり、自己崩壊の恐怖を強烈に体感できます。
どの作品も、明確な“オチ”や“説明”はなく、だからこそ、観た後にも不安が尾を引くのです。

  • 主なジャンル:心理ホラー・サスペンス・実存系ホラー
  • 怖さレベル:
  • 代表作:『回路』『CURE』『ドッペルゲンガー』
こんな人におすすめ!

ビジュアル的な驚かしよりも、“気づいたら怖くなっている”ような感覚を味わいたい人に。
ホラー映画を通じて考察や余韻を楽しみたい、知的な恐怖を求める人に最適です。

中田秀夫

日本のホラー映画を世界に広めた張本人ともいえるのが中田秀夫。
とくに『リング』は、VHSテープに呪いが込められているという設定で、観たら死ぬ」という究極のメタ恐怖を提示。
貞子というキャラクターの視覚的インパクトと、静かで湿った空気感が融合し、Jホラーの代名詞となりました。

その前作にあたる『女優霊』も見逃せません。
映画制作の裏で起こる怪異を描いたメタホラーで、見えてはいけない何かが、画面に映ってしまったような不気味さが全編に漂います。
CGではなく、構図や音響でじわじわと怖がらせる演出はこの時点ですでに完成されていました。

『仄暗い水の底から』では、母と娘の愛情、集合住宅という閉鎖空間、そして水音やシミなど身近な恐怖を活用。
ホラーでありながら涙腺を刺激するエモーショナルな展開は、彼の演出の幅の広さを物語ります。

近年の『事故物件 恐い間取り』や『それがいる森』でも、心霊・超常現象をテーマにしながら、現代的な恐怖の形を提示し続けており、今なお第一線で“怖さ”を更新し続ける監督です。

  • 主なジャンル:Jホラー・心霊・サスペンス
  • 怖さレベル:
  • 代表作:『女優霊』『リング』『仄暗い水の底から』『事故物件 恐い間取り』『それがいる森』
こんな人におすすめ!

王道の心霊系ホラーを楽しみたい人や、ちゃんと怖い」作品を探している人にぴったり。
シリーズものが多いため、じっくり観続けたい人にもおすすめです。

清水崇

清水崇は、世界中に“伽椰子と俊雄”の恐怖を知らしめた男。
代表作『呪怨』は、死んでもなお恨み続ける怨霊によって呪いが連鎖していくという設定で、ホラー史に残るビジュアルインパクトを残しました。

日本らしい湿度の高い恐怖演出と、突如現れるショック描写の絶妙なバランスで、観る者を一気に呪いの世界へ引きずり込みます。

『THE JUON/呪怨』ではハリウッドへ進出し、Jホラーの怖さを海外に広めた先駆者的存在に。
ビジュアルに頼りすぎない“間”の恐怖はそのままに、国境を越えた恐怖演出は各国でも高評価を得ました。

その後も『輪廻』『こどもつかい』『犬鳴村』『樹海村』『忌怪島』『ミンナのウタ』など、日本の都市伝説や呪物をテーマにした作品を次々と発表
近年はジャパニーズホラーの“今風アップデート”を牽引しつつ、怖さとエンタメ性を両立させるバランス感覚がさらに洗練されています。

とくに『忌怪島』や『ミンナのウタ』では、SNSや若者文化と恐怖を結びつけることで、令和の時代に即したJホラーのあり方を模索しており、ホラー初心者でも入りやすく、かつしっかりと怖い“間口の広い恐怖”を体現しています。

  • 主なジャンル:心霊・怨霊ホラー・都市伝説
  • 怖さレベル:
  • 代表作:『呪怨』『輪廻』『犬鳴村』『忌怪島』『ミンナのウタ』
こんな人におすすめ!

ビジュアルでゾッとしたい人、Jホラーの真髄を味わいたい人に。
都市伝説や“呪い系ホラー”が好きな人には間違いなく刺さる監督です。

白石晃士

「これ、ホントに作り物なの?」
そう思わせるようなリアルすぎる恐怖を映像で叩きつけてくるのが、白石晃士の真骨頂です。
フェイクドキュメンタリー、通称モキュメンタリーホラーの第一人者であり、日本におけるそのジャンルをここまでメジャーに押し上げた立役者。

代表作『ノロイ』では、心霊研究家が記録していたはずの“とある事件の全貌”という形をとりながら、あまりにも自然で違和感のない演技と構成で、観る側に「これ本当にあったのでは…?」という感覚を植えつけます。
見終わったあと、何かが部屋にいるような、妙な気配を感じること間違いなし。

『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズでは、カメラマン工藤&ディレクター田代コンビが都市伝説や心霊現象に突っ込んでいくという体裁で、笑えるのにガチで怖いという唯一無二のジャンルを開拓。
怖がりながらもクセになり、シリーズを一気見したくなる中毒性があります。

ほかにも『オカルト』『カルト』『グロテスク』『サユリ』『シロメ』など、常に「怖がらせ方」そのものを刷新し続けており、次に何を仕掛けてくるかわからない“挑戦型ホラー作家”として、ホラー好きには絶大な支持を得ています。

  • 主なジャンル:モキュメンタリー・フェイクドキュメンタリー・心霊
  • 怖さレベル:
  • 代表作:『ノロイ』『コワすぎ!』『カルト』『グロテスク』『サユリ』
こんな人におすすめ!

“映画的なホラー”では物足りない人や、本当にあったような恐怖を味わいたい人にぴったり。POVやドキュメンタリー系ホラーが好きなら必見。

園子温

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“この人の映画は心の奥に傷を残す”——そんな声が多く挙がる園子温は、単なるホラーの枠に収まらない狂気と人間の闇をむき出しにする異才
暴力・性・死といったテーマに真正面から切り込み、観る者の感情をグチャグチャにかき乱します。

とくに『冷たい熱帯魚』は衝撃的。
実在の事件をベースにした内容で、平凡なアクアリウム店主が次第に猟奇的な事件へ巻き込まれていく様子が描かれます。
グロテスクで目を背けたくなる場面も多く、観終わった後にしばらく呆然とするような破壊力があります。

『自殺サークル』では、女子中学生が一斉に駅のホームで飛び込むという衝撃的なオープニングからスタート。
不可解な現象と情報社会への風刺が入り混じり、なぜ人は死を選ぶのか?という問いが観る者を追い詰めます。

『ヒミズ』や『リアル鬼ごっこ』などでも、不条理で救いのない世界観の中に、人間の本質的な孤独や暴走を描き出しており、恐怖というより“絶望”を浴びるような体験が味わえます。
好き嫌いは分かれますが、ハマれば忘れられない監督です。

  • 主なジャンル:グロ・サイコ・社会派ホラー
  • 怖さレベル:
  • 代表作:『冷たい熱帯魚』『自殺サークル』『ヒミズ』『リアル鬼ごっこ』
こんな人におすすめ!

グロ耐性があり、キレイじゃない恐怖”“感情を抉られるような作品”を求めている人に。
観終わったあとにモヤモヤが残る映画が好きな人にも刺さります。

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じわじわと迫る不安、画面の奥から忍び寄る恐怖、説明されない異常な空気感——。
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今回紹介した『回路』『リング』『呪怨』をはじめ、
『ノロイ』『冷たい熱帯魚』『事故物件 恐い間取り』など、黒沢清・中田秀夫・清水崇・白石晃士・園子温ら名監督の代表作を見放題で楽しめるのはU-NEXTならでは。

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まとめ|“誰が撮ったか”で、ホラー映画はもっと面白くなる

記事のまとめタイトルと可愛い幽霊のイラスト

ホラー映画の怖さには、幽霊やグロテスクな描写だけではなく、演出・構成・空気感といった“見えない手”が大きく影響しています。そしてその手を握っているのが監督です。

今回紹介した5人の監督は、それぞれに唯一無二の“怖がらせ方”を持つプロフェッショナルたち。
「黒沢清の静かに蝕む不安」「中田秀夫の王道心霊」「清水崇の怨霊ビジュアル」「白石晃士のリアルな恐怖」「園子温の狂気と絶望」——どれもが“監督で選ぶ価値がある”傑作揃いです。

ジャンルや演出に迷ったときは、まず好きな監督”を見つけることから始めてみてください。
きっとあなたに刺さる恐怖が、そこにあります。

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