目を覚ますと、そこは“どこか違う世界”だった──。
誰もが一度は夢に見たような幻想世界。しかしそこは、夢ではなく、悪夢の入り口かもしれません。
現実の理が通じない場所、時の流れが歪んだ空間、そして自分の記憶すら信用できなくなる恐怖。
「異世界ホラー映画」は、そんな“もうひとつの地獄”を覗き込むジャンルです。
今回は、美しくも狂気に満ちた異世界を描くホラー映画10本を厳選。
幻想的な映像に酔いしれながらも、観終わったあとに胸の奥がざわめく――そんな特別な恐怖を味わえる作品ばかりです。
現実の安全圏を越えたとき、あなたの心はどこまで耐えられるでしょうか。
・ファンタジーの美しさとホラーの狂気、両方を味わいたい人
・現実離れした世界観の中で心が壊れていくような恐怖が好きな人
・『サイレントヒル』や『パンズ・ラビリンス』のような異界系ホラーに惹かれる人
美しさと狂気が交錯する“もうひとつの地獄”へ|異世界ホラー映画おすすめ10選

タイトル | ジャンル | 怖さ |
---|---|---|
パンズ・ラビリンス | ダークファンタジー | |
セッション9 | サイコ・廃墟 | |
サイレントヒル | 異世界・ゲーム原作 | |
インシディアス | 心霊・異界潜行 | |
コララインとボタンの魔女 | アニメ・異世界 | |
ミッドサマー | 民俗・カルト | |
きさらぎ駅 | 都市伝説・異界 | |
スリープウォーカーズ | モンスター・サイコ | |
アンチクライスト | 心理・自然崩壊 | |
ザ・セル | 異世界・精神世界 |
パンズ・ラビリンス
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2006年 | メキシコ・スペイン | 118分 |
映画紹介:
幻想と現実が血のように混ざり合う──ギレルモ・デル・トロ監督の『パンズ・ラビリンス』は、戦争の残酷さと少女の想像力が交錯する異世界ホラーの傑作です。童話のような美しさと、戦争の暴力が同時に押し寄せる世界で、希望とは何か、逃避とは何かを観る者に問いかけます。
舞台は1944年、スペイン内戦後の独裁政権下。義父のもとに連れられてきた少女オフェリアは、森の奥で不気味なパン(半人半獣)と出会い、「冥界の王女の生まれ変わり」だと告げられます。彼女が進む“異世界”は、現実の残酷さから逃げる幻想なのか、それとも別の地獄なのか──。
映画は美しい映像と容赦ない暴力描写が絶妙なバランスで共存しています。ファンタジーの皮を被ったホラーとして、観る者の心を切り裂くほどの感情を残す作品です。
ラストに待つのは救いか、絶望か。答えはひとつではありません。ただ確かなのは、この作品が“異世界”という言葉の本当の意味を教えてくれるということです。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:ダークファンタジー・戦争ホラー
- 一言ポイント:「幻想の美と現実の残酷が溶け合う、悲しくも荘厳な異世界譚」

ホラーというより心が震える悲劇。ラストの余韻がすごい…。

パンの存在が不気味で美しい。現実よりも異世界の方が残酷だ。

ファンタジー好きでもホラー好きでも刺さる。映像美と痛みが共存してる。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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パンズ・ラビリンス 通常版 [DVD]



セッション9
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2001年 | アメリカ | 97分 |
映画紹介:
ホラー映画史上、最も静かな恐怖の一つ──『セッション9』は派手な演出も血もほとんどないのに、観る者を底なしの不安に突き落とすサイコスリラーです。舞台となるのは、実在する廃墟「ダンバース精神病院」。“音のない狂気”が画面全体を支配します。
老朽化した病院のアスベスト除去作業に訪れた5人の男たち。だが、作業が進むにつれ、誰かの精神が少しずつ壊れていく。見えない何かが彼らを追い詰めているのか、それとも壊れていくのは自分自身なのか…。そして、録音テープ“セッション9”に残された患者の声が、真実を暴き出していく──。
血しぶき一つないのに、異世界に迷い込んだような感覚。廃墟そのものが意思を持つような恐怖が、じわじわと精神を侵食してくる。この作品が20年以上経った今でもカルト的人気を誇るのは、想像力を極限まで刺激する「静寂のホラー」だからです。
派手な幽霊やジャンプスケアはない。それでも“この場所には何かいる”という直感が、最後の瞬間まで離れません。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:サイコ・廃墟ホラー
- 一言ポイント:「音も光も奪われた空間で、人間の理性が崩壊していく…静寂の異世界ホラー」

ホラーというより“精神を壊す映像体験”。怖いのに目が離せない。

何も起きていないのに不気味すぎる。空気そのものが異常。

派手なホラーじゃないけど、終盤の“セッション9”の意味がわかった瞬間ゾッとした。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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SESSION 9



サイレントヒル
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2006年 | カナダ・フランス・アメリカ | 126分 |
映画紹介:
霧に包まれた街で、現実と地獄の境界が崩壊していく──『サイレントヒル』は、同名ゲームを原作とした異世界ホラーの代表作です。独特の世界観と圧倒的な映像美、そして容赦ない悪夢の連鎖が、観る者を“二度と帰れない場所”へ引きずり込みます。
愛娘の謎の言葉に導かれ、サイレントヒルという廃墟の街を訪れた母親。そこで待っていたのは、灰のような霧が降り続け、血に染まった異世界。街を徘徊する異形の存在たち、鐘の音とともに世界が“裏返る”瞬間、そして次第に明らかになる罪と贖いの物語――。
特筆すべきは、実写でここまで“悪夢を再現”した映像表現。灰色の世界から血の闇へと転じる演出は、まさにゲームを超えた映像体験です。ピラミッドヘッドをはじめとする怪物たちも、恐怖と美学が同居したデザインで観る者を圧倒します。
母の愛を軸にした物語は、単なるホラーを超えて“信仰と罪”の物語へと昇華。終盤の残酷な真実に、あなたはどんな感情を抱くでしょうか。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:異世界・ゲーム原作ホラー
- 一言ポイント:「霧の向こうは地獄──罪を抱えた者だけが辿り着く異世界ホラー」

霧とサイレンの音だけで鳥肌。世界が“裏返る”瞬間の演出が完璧。

怪物の造形がアートすぎる。ホラーなのに見惚れてしまう。

原作ゲームより悲しい。最後の母の決断が胸に刺さる。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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サイレントヒル [DVD]



インシディアス
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2010年 | アメリカ | 103分 |
映画紹介:
肉体を離れ、魂が“異界”をさまよう──『インシディアス』は、霊的な異世界〈The Further(彼方の世界)〉を舞台にしたスピリチュアルホラー。監督は『ソウ』のジェームズ・ワン。ジャンプスケアと精神的恐怖の両方を極めた、近年屈指の異世界ホラーです。
物語は、一見幸せな家族の不幸から始まります。息子ダルトンが原因不明の昏睡状態に陥り、医者も手が出せない。だがその身体から魂が抜け出し、“彼方の世界”をさまよっていることが判明。両親は息子を取り戻すため、現実を越えた領域へ足を踏み入れていくのです。
この作品が恐ろしいのは、見えない霊よりも、異世界の空気そのものが不気味に息づいている点。赤い悪魔、幽霊たちの沈黙、そしてロウソクの光が映す“向こう側”の世界…。観客は現実から少しずつ切り離され、戻れない恐怖を味わうことになります。
『インシディアス』は単なる心霊映画ではありません。家族愛を軸にした霊的サスペンスであり、“死の世界”と“生の世界”の狭間を描いた異界譚。ホラー初心者から上級者まで満足できる完成度です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心霊・異界潜行ホラー
- 一言ポイント:「“彼方の世界”で息子を救え──愛が導く異界救出ホラー」

出てくる幽霊より、空気の不穏さが一番怖い。静かなのに心臓バクバク。

“The Further”の演出が秀逸。夢の中みたいで、現実感がどんどん薄れる。

家族の絆がちゃんと描かれてるのもいい。怖いのに泣けるシーンもある。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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インシディアス [DVD]



コララインとボタンの魔女
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2009年 | アメリカ | 100分 |
映画紹介:
『コララインとボタンの魔女』は、ストップモーションアニメで描かれる異世界ホラーの傑作。子どもの夢のようでいて、底なしの悪夢のような世界が広がる、まさに“ファンタジー×ホラー”の代表作です。
新しい家に引っ越してきた少女コララインは、壁の小さな扉から別の世界を見つけます。そこには「もうひとりのママ」がいて、優しく、完璧で、現実よりもずっと幸せ。でも、その“もうひとつの世界”の住人の目には、黒いボタンが縫い付けられていた──。
この作品が怖いのは、グロや血ではなく、完璧すぎる幸福の裏に潜む支配の恐怖。夢のような映像美と、どこか歪んだ世界観が、子どもの視点で描かれるからこそ心に刺さる。徐々に壊れていく“理想の世界”が、観る者の記憶に焼き付きます。
監督は『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のヘンリー・セリック。アニメだからこそできる異世界表現の極致がここにあります。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:アニメ・異世界ホラー
- 一言ポイント:「“理想の世界”に隠された支配の罠。大人も震える異世界アニメ」

子ども向けアニメかと思ったら普通に怖い。ボタンの目、トラウマになる。

映像が美しすぎて不気味。ストップモーションでここまで異世界を再現するとは。

“もうひとりのママ”の正体が分かった瞬間ゾッとした…。子どもより大人が刺さる。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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コララインとボタンの魔女 スペシャル・エディション [DVD]



ミッドサマー
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2019年 | アメリカ・スウェーデン | 147分 |
映画紹介:
白昼の光の下で繰り広げられる、最も眩しく残酷な悪夢──アリ・アスター監督の『ミッドサマー』は、北欧の祝祭を舞台にした異世界カルトホラーです。太陽の下で恐怖を描くという逆転の構図が、観る者の心を不安定にさせます。
心に傷を抱えた主人公ダニーが恋人や友人たちと訪れたのは、スウェーデンの奥地にある閉ざされた村。白夜が続く中、90年に一度の“夏至祭”が始まる。しかしその祭りは、笑顔と花に包まれながら、狂気と儀式の血で染められていく──。
一見、美しく幸福なコミューン。しかしその“完璧な共同体”の裏に潜むのは、個の消失と犠牲の美学。鮮やかな色彩、民族衣装、音楽のすべてが、恐怖というより“陶酔”を誘う。まさに光の異世界に迷い込む感覚です。
アリ・アスター監督は、悲しみと再生をホラーとして昇華させました。恐怖と美が同居する異世界体験を求めるなら、この映画は外せません。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:民俗・カルトホラー
- 一言ポイント:「太陽の光に包まれた悪夢。狂気すら美しく感じる異世界儀式ホラー」

明るいのに怖い。昼間のホラーってこんなに不安になるんだ。

文化の違いが“異世界”に見える。祭りが進むごとに理性が崩れていく。

最後、怖いのに泣けた。悲しみを昇華する儀式ってこういうことかも。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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きさらぎ駅
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2022年 | 日本 | 112分 |
映画紹介:
ネット掲示板から生まれた都市伝説を、リアルな恐怖として描いた異世界ホラー。『きさらぎ駅』は、「電車で知らない駅に着いたらどうする?」という単純な恐怖から始まり、現実と異界の境界を越える瞬間を見事に映像化しています。
大学生の堤春奈は、実際に「きさらぎ駅」に行ったという投稿者・葉山を取材するうちに、同じ不可解な体験を追体験していく。異音を響かせる踏切、無人のホーム、姿を見せない誰かの足音──。電車という“日常空間”が、気づかぬうちに異世界への通路になっていくのです。
Jホラーの伝統を継承しながら、現代的な“ネット怪談”の実在感をリアルに再構築。派手な演出ではなく、じわじわと侵食する違和感と音の演出が秀逸です。途中から現実か幻覚かの境があいまいになり、観る者も“乗り合わせてしまった”感覚に陥ります。
ラストに待つのは救いか、それとも永遠の迷子か──。日本的な異世界ホラーの新たな到達点といえる一作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:都市伝説・異界ホラー
- 一言ポイント:「電車に乗ったら帰れない──ネット怪談が現実化した異世界ホラー」

電車って安心の象徴なのに、ここでは一気に地獄行き。音が怖すぎる。

静かで淡々としてるのに、ずっと不安。最後の展開で鳥肌立った。

ネット発の都市伝説がこんなに怖くなるなんて。リアルすぎて夜電車乗れん。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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きさらぎ駅 [DVD]



スリープウォーカーズ
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1992年 | アメリカ | 91分 |
映画紹介:
『スリープウォーカーズ』は、スティーヴン・キング原作の異色ホラー。吸血鬼でも幽霊でもない、「形を変える母子の怪物」が描かれる、どこかエロティックで異世界的な恐怖譚です。人間の顔をして日常に紛れ込む“異形の存在”の不気味さを見事に表現しています。
母と息子のチャールズは新しい街に引っ越してくる。表向きは仲の良い親子、しかしその実態は“人間の生命エネルギー”を吸って生きる種族〈スリープウォーカー〉。やがて彼が恋をした少女を狙ううちに、人間社会と異形の世界が衝突する悲劇へと発展していく──。
物語はエンタメ要素に満ちていますが、母子愛という禁断のテーマや、アメリカ郊外に潜む異界性が強烈な印象を残します。人間の姿をしていても、どこか“こちら側の存在ではない”という描写が、観る者の無意識をざわつかせるのです。
90年代ホラーらしいB級感と、スティーヴン・キングらしい寓話的テーマが融合。愛と怪物性の境界が崩壊する異世界ホラーとして、今でも独自の魅力を放っています。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:モンスター・サイコホラー
- 一言ポイント:「人間の姿をした異形。母子の愛が狂気へと変わる異世界ホラー」

母子の関係が歪みすぎてて怖い。90年代の異常テンション最高。

変身シーンが地味にトラウマ。猫が異様に重要なのも印象的。

ホラーというより神話的。キング作品らしい“異界と人間の境界”を感じた。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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スリープウォーカーズ [DVD]



アンチクライスト
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2009年 | デンマーク・フランス・ドイツ・スウェーデン | 108分 |
映画紹介:
『アンチクライスト』は、ラース・フォン・トリアー監督による問題作。タイトルの通り、宗教的象徴と人間の本能的恐怖を極限まで突き詰めた作品で、“自然”という名の異世界が登場人物を狂気へと引きずり込んでいきます。
最愛の息子を亡くした夫婦が、悲しみを癒すために森の中の小屋へと籠もる。しかしその森は、彼らの罪悪感と本能を映す鏡のような存在でした。自然の静寂、風の音、動物の鳴き声が、次第に“理性の外側の世界”を示し始めます。
この映画の恐怖は、ゴアや霊的存在ではありません。むしろ、人間の内側に潜む“原始の悪意”を美しく、残酷に描き出します。幻想的なスローモーションとクラシック音楽が融合し、まるで夢と悪夢の境界を漂うような映像体験となっています。
グロテスクで、哲学的で、美しい。『アンチクライスト』は、観る者の感情を試すような映画。自然という異世界が、どんな地獄よりも恐ろしいことを思い知らされるでしょう。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心理・自然ホラー
- 一言ポイント:「自然は神でも癒しでもない──狂気を映す“もうひとつの異世界”」

映像は美しいのに、観てると心が削れる。人間の闇が深すぎる。

「自然=狂気」という発想が怖い。静けさの中に悪意がある。

芸術作品としても完成度が高いけど、正直トラウマ級。覚悟して観るべき。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
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ザ・セル
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2000年 | アメリカ | 107分 |
映画紹介:
『ザ・セル』は、連続殺人鬼の“精神世界”という異世界に潜入する、サイコ・ビジュアルホラーの金字塔。監督ターセム・シンが生み出した映像は、まるで現代アートのように美しく、狂気と幻想が融合する“心の異世界”を視覚化しています。
FBIの心理療法士キャサリン(ジェニファー・ロペス)は、昏睡状態にある殺人鬼の頭の中に潜入し、彼の最後の犠牲者の居場所を探す。しかし、そこに広がっていたのは論理も時間も通じない異世界。加害者のトラウマ、欲望、罪の象徴が怪物のようなビジュアルで襲いかかります。
この作品の真骨頂は、恐怖と美が共存している点。宗教画のような構図、豪奢な衣装、そして血と苦痛の象徴が折り重なる映像は、観る者を圧倒します。単なる犯罪スリラーではなく、人間の精神を異世界として描いた心理ホラーなのです。
グロテスクでありながら、どこか神聖。『ザ・セル』は、あなたの内なる“恐怖の美”を呼び覚ます異世界の扉です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:異世界・精神世界ホラー
- 一言ポイント:「狂気の中に美を見た――人間の“心の異界”を描いたサイコホラー」

映像があまりに美しくて息を呑む。ホラーというより芸術的悪夢。

精神世界がこんなに怖いとは。現実よりも異世界の方が“真実”に見える。

芸術的で残酷。観たあとに心がざわめくタイプの傑作ホラー。
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