「インシディアスって何作あるの?」「どこから観ればいいのか分からない…」
そんな方のために、この記事ではシリーズ全5作の時系列と観る順番をわかりやすく解説!
さらに、物語をより深く楽しむためのつながりや伏線についても丁寧に紐解いていきます。
時空を越えて恐怖が迫る『インシディアス』シリーズ。
観る順番を間違えると、感動や恐怖が半減してしまうことも…。
時系列とストーリー構造を押さえて、シリーズを100%楽しみましょう!

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作品タイトル | 公開年 | 時系列順 | 怖さレベル | 配信 |
---|---|---|---|---|
インシディアス 序章 | 2015年 | ① | 配信状況をチェック | |
インシディアス | 2010年 | ② | 配信状況をチェック | |
インシディアス 第2章 | 2013年 | ③ | 配信状況をチェック | |
インシディアス 最後の鍵 | 2018年 | ④ | 配信状況をチェック | |
インシディアス 赤い扉 | 2023年 | ⑤ | 配信状況をチェック |
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インシディアス 序章(2015年)
シリーズの第3作目にして、時系列上もっとも古い事件を描いた前日譚。
この作品は、シリーズを通して活躍する霊能者エリーズの“始まり”にフォーカスしており、『インシディアス』の世界観がいかにして形づくられたのかが明かされます。
舞台は前2作よりも過去──霊とコンタクトを取ろうとした少女クインが、未知の存在に引き寄せられ、現世に恐怖を呼び込んでしまう。
家族の死を乗り越えようとする気持ちが、逆に“彼方”との扉を開いてしまうという、切なさと恐怖が絡み合うストーリーです。
本作の見どころは、シリーズ全体の“恐怖の構造”が明確になる点。
謎だった「彼方(ザ・ファーザー)」の存在や、エリーズが能力を封印していた理由など、ホラーファン向けの裏設定・前提知識が詰まった一本。
初見でも楽しめますが、シリーズの完成度を高める“補完作品”としての役割が非常に大きいです。
- 怖さ:
- ジャンル:心霊・霊界ホラー・前日譚
- 見どころ:シリーズの“ルール”が明かされる重要作。エリーズの覚醒にも注目
考察ポイント:
この作品の最大のポイントは、“彼方(ザ・ファーザー)”という異界の設定が初めて明確に提示されるところです。ここで登場する霊的ルールや、肉体と魂の分離の危険性などは、シリーズ全体の根幹をなす設定。
また、エリーズという霊能者がなぜ「依頼を断る側」になっていたのか──その理由が明かされる点も注目。
彼女が過去に抱えたトラウマ、霊界との接触による恐怖体験、そして“恐怖と向き合う決意”に至るまでの流れが、この1本に凝縮されています。
物語のキーとなる“病んだ呼吸音の霊”は、ヴィジュアル的にも恐ろしく、クインに執着する理由は語られすぎない分、「彼方にいる存在たちは何なのか?」という謎と不気味さを強く印象付けます。
本作を観ることで、以後の『インシディアス』が描く世界の恐怖構造が、より明確かつ深く感じられるはずです。
伏線・シリーズとのつながり:
『序章』では、後のシリーズに直結する伏線がいくつも仕込まれています。
・エリーズが死の恐怖を乗り越える瞬間:『第2章』『最後の鍵』での彼女の覚悟と行動に直結
・スぺクター(呼吸器の霊)との戦い:「彼方」にいる存在の危険性を視覚的に強調し、シリーズ全体の異界観を確立
・クインに協力する2人組(スペックス&タッカー):後のシリーズで心霊調査チームとして活躍する伏線登場
・ラストで「少年が霊に取り憑かれた」と訪ねてくる女性:これは『インシディアス(2010年)』で描かれる“ランバート家の事件”の導入
インシディアス(2010年)
シリーズ第1作にして、“異界ホラー”という新ジャンルを確立させた記念碑的作品。
監督は『ソウ』で世界に衝撃を与えたジェームズ・ワン。血やグロに頼らず、音・構図・空気感でジワジワ追い詰める恐怖演出が冴え渡ります。
ある日、ランバート家の長男・ダルトンが突然昏睡状態に。
だが彼の身体は“空っぽ”であり、魂は「彼方」と呼ばれる異界に囚われてしまっていた…。
家族に迫る怪現象の正体とは?そして息子を救うため、父親ジョシュが霊界に飛び込む決断をする。
ただの悪霊ものではなく、意識と肉体が乖離するというアイデアが恐怖を倍増させる設定に。
“霊に取り憑かれる”ではなく、“魂の留守中に身体を狙われる”という恐怖は新鮮で、シリーズを通じて一貫するテーマとなります。
- 怖さ:
- ジャンル:心霊・異界・幽体離脱ホラー
- 見どころ:“彼方”の不気味さ、赤い顔の悪魔のインパクト、音の演出
考察ポイント:
本作が描く恐怖の中核は、「家の問題ではなく、人に憑く」というコンセプトにあります。これは他の心霊映画との大きな差別化であり、転居しても怪異が終わらないリアリティが恐怖を深めています。
また、霊能者エリーズがダルトンに接触する場面では、“死後の世界”ではなく“生者と異界の曖昧な境界”が描かれ、現実と霊界が交錯する恐怖構造が際立ちます。
伏線・シリーズとのつながり:
・“赤い顔の悪魔”の登場:以降のシリーズでも中心的存在となる異界の象徴
・ジョシュの過去:彼も幼少期に“彼方”へと引き込まれた過去があり、それが次作『第2章』で重要に
・エリーズの死の瞬間:ラストシーンで起こる事件が『第2章』の導入そのものとなる展開
・エリーズとスペックス&タッカーのチームアップ:シリーズ全体の心霊調査ユニットの確立へつながる
インシディアス 第2章(2013年)
前作の直接的な続編として描かれる『インシディアス 第2章』。
家族が“彼方”から息子を救い出した直後の展開から始まり、救出したはずのジョシュの身体に“何か”が憑いているという異常事態が発覚します。
本作では、ジョシュの過去に焦点が当たり、彼が幼い頃から霊界と深く関わっていたことが明らかに。
並行して、前作で命を落とした霊能者エリーズの死の真相や、赤い顔の悪魔以外の新たな存在にもフォーカスされていきます。
過去と現在、“彼方”と現実が交錯する入れ子構造が展開され、恐怖と謎解きの両方が加速。前作の伏線が次々に回収され、シリーズの中でも特に濃密な一本となっています。
- 怖さ:
- ジャンル:心霊・異界・連続展開型ホラー
- 見どころ:前作ラストの“異変”が本格化、時空を越えた伏線回収に唸る
考察ポイント:
本作の大きなテーマは「過去の因縁と決別できるか」という点にあります。
ジョシュの幼少期の記憶が封印されていた理由、“黒衣の霊”の正体、そして“彼方”が持つ時空を超える力──それらが次々に明かされ、家族の呪縛と霊界のルールを立体的に描き出します。
伏線・シリーズとのつながり:
・ジョシュの記憶の真実:『序章』で描かれたエリーズとの関係の裏付けになる描写あり
・時空の交錯演出:第1作のシーンを“別の視点”から描写する巧みな構成は必見
・“黒衣の霊”パーカー・クレイン:シリーズ屈指の不気味さを誇る存在で、彼の背景が“恐怖の原因”をよりリアルに
・エリーズの“再登場”:死後も彼女の霊的な存在が物語に関わっていく土台がここで完成
インシディアス 最後の鍵(2018年)
シリーズ第4作目にして、物語は再び過去へ。舞台はエリーズの幼少期、彼女が初めて“霊と出会った家”へ戻ることから始まります。
長年封印してきた家族のトラウマ、支配的だった父との関係、そして家そのものに巣くっていた霊的存在──
今回は“家”そのものが強烈な存在感を放ち、霊界だけでなく現実の闇にも踏み込んだストーリーとなっています。
『インシディアス 序章』の直接的な続編であり、エリーズのルーツと戦いを描くという点でキャラクターの深堀りに特化した作品。シリーズ通して観ると、彼女の“霊能者としての決意”がいかに重いものだったかが浮かび上がります。
- 怖さ:
- ジャンル:心霊・過去回帰・家系ホラー
- 見どころ:エリーズの過去がすべて明かされる、重く切ない“原点回帰”
考察ポイント:
本作の軸は、霊的な恐怖と現実の虐待・支配の恐怖の融合にあります。
恐怖の根源は霊界だけではなく、“心に植えつけられた恐怖”や“家族との確執”にもあるという点が描かれ、シリーズの中でも最も人間的な恐怖に寄った作品です。
伏線・シリーズとのつながり:
・エリーズの原点:過去2作で語られた“霊能者としての誕生”が、より明確に描写される
・赤い扉の由来:シリーズを通じて重要な“扉”のビジュアルと象徴性がここで強化される
・スペックス&タッカーとの絆:この作品を経て3人の関係性が“家族的なもの”として完成
・ラストシーンの電話:『インシディアス(2010年)』冒頭へとつながる、完璧な時間軸の接続
インシディアス 赤い扉(2023年)
10年越しに“ランバート家の物語”に決着をつけるシリーズ最終章。
大学生になったダルトンは、美術の授業中に描いた赤い扉をきっかけに、再び“彼方”とつながってしまう。
記憶を封印されていた父と息子、それぞれが自分の過去と向き合う旅が描かれ、単なるホラーではなく“家族の再生”という感情軸が強調された一本です。
監督を務めたのは、シリーズ主演のパトリック・ウィルソン。
演出は静かで繊細ながら、過去作で蓄積された“恐怖の記憶”が観る者にじわじわ蘇る構成となっており、ファンにとっては非常に感慨深い内容になっています。
- 怖さ:
- ジャンル:心霊・異界・家族再生ホラー
- 見どころ:赤い扉の正体、親子の因縁、そして静かに迫る最終決戦
考察ポイント:
『赤い扉』はシリーズの締めくくりにふさわしく、全作のトラウマや恐怖体験が“記憶”というテーマでつながっていく構造が秀逸です。
霊的な記憶が封印されることの副作用、それが心の空白としてダルトンに影響を及ぼす設定は、ホラーでありながら人間ドラマの側面も強く印象づけます。
伏線・シリーズとのつながり:
・ダルトンの幽体離脱能力:『第1作』での出来事が、成長後も影響し続けていることを明示
・ジョシュと自分の父親:記憶と家系の呪縛という、霊界と現実の“継承”テーマを深化させて描写
・赤い扉の最終的な意味:シリーズを通して象徴的だった“扉”が、ついに終焉と対峙する場所として描かれる
・再会と和解:恐怖を通して家族が再びつながるという、シリーズの裏テーマが明文化される
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まとめ|“赤い扉”の向こうにある恐怖を、もう一度

『インシディアス』シリーズは、単なるジャンプスケアや心霊描写だけのホラーではありません。
“彼方(ザ・ファーザー)”という異界の存在、人と人との記憶や因縁、そして家族のつながり──
観る順番を正しく理解することで、物語全体がより深く、恐ろしく、そして美しく感じられるシリーズです。
初めての方も、久しぶりに観返す方も、ぜひこの機会に正しい順番でシリーズ全体を体感してみてください。
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