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ホラー映画でよく見る用語まとめ|POV・モキュメンタリー・ジャンプスケアってなに?初心者向け解説付き!

スマホを見つめ、通信不能に困惑する若者の表情

ホラー映画を見ていると、「POV」「モキュメンタリー」「スプラッター」など、ちょっと専門的な言葉がよく登場しますよね。

なんとなく雰囲気ではわかるけど、「正確な意味は…?」ということも多いはず。
この記事では、こわログでよく使うホラー専門用語を一気にまとめて解説!
初心者でもわかるように丁寧に説明しながら、その用語を体現する代表作も紹介していきます。

目次

ホラー映画でよく使われる専門用語集

点滅する懐中電灯を手に、不安そうに暗闇を見つめる人物

◼︎ POV(ポイント・オブ・ビュー)

意味:
「主観視点」の映像スタイル。登場人物が見ているものをそのまま観客が見る形式で、臨場感と没入感が非常に高い。カメラを持っている設定のため、ブレや暗さもリアルな恐怖を演出する要素に。

代表作品:
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』
『REC/レック』
『コンジアム』

◼︎ モキュメンタリー(Mockumentary)

意味:
「Mock(まがい物)」+「Documentary(ドキュメンタリー)」の造語で、“フェイクドキュメンタリー”とも呼ばれる。作り物だとわかっていても、実在する番組や取材映像のように見せかけてくるスタイル。

代表作品:
『ノロイ』
『ザ・ベイ』
『ゴースト・ウォッチ』

◼︎ ジャンプスケア(Jump Scare)

鏡の前で顔を洗う女性の背後に、不気味な気配が漂うバスルーム

意味:
急に大きな音や映像で観客を驚かせる演出技法。例えば静かなシーンが続いた直後、突然ドン!と現れる幽霊など。効果的に使えば一発で心拍数を上げられるが、連発されるとチープに見えることも。

代表作品:
『インシディアス』
『死霊館』
『アナベル 死霊館の人形』

◼︎ スプラッター(Splatter)

意味:
血しぶきや身体破壊など、残酷描写が激しいホラー作品のジャンル。視覚的ショックがメインで、「どこまでやるの!?」という過激さが売り。苦手な人は要注意。

代表作品:
『死霊のはらわた』
『ソウ』
『ブラッド・フェス』

◼︎ サイコホラー(Psychological Horror)

意味:
幽霊や怪物ではなく、人間の内面・精神の崩壊をテーマにしたホラー。狂気、不安、妄想、記憶の混乱などを通して観客の心にじわじわと恐怖を与える。

代表作品:
『ブラック・スワン』
『ミッドサマー』
『シャイニング』

◼︎ ボディホラー(Body Horror)

意味:
身体の変化や崩壊をテーマにしたホラージャンル。人間の体が異常に変形・損壊・融合していく様子を描き、“見たくないのに目が離せない”不快感を伴う恐怖が特徴。

代表作品:
『ザ・フライ』
『ヴィデオドローム』
『TETSUO THE IRON MAN』

◼︎ 心霊ホラー(Ghost Horror)

意味:
幽霊・怨霊・呪いなど、霊的存在を恐怖の中心に据えたホラー。物理的な暴力よりも、見えない恐怖・呪い・祟りによって人を追い詰めていく。日本では特に人気のジャンル。

代表作品:
『リング』
『死霊館』
『残穢【ざんえ】』

◼︎ サスペンスホラー(Suspense Horror)

意味:
緊張感や謎解きを重視したホラー。超常的な存在が出ないことも多く、人間同士の駆け引きや真相の暴き出しが恐怖の中心になる。心理的な怖さとスリルを両立させたジャンル。

代表作品:
『ミザリー』
『ゲット・アウト』
『ザ・ギフト』

◼︎ Jホラー(Japanese Horror)

安堵した表情の後ろに、再び現れる怪異を感じる少女

意味:
日本独自のホラー表現スタイルを指す。静かな演出、じわじわと迫る恐怖、“見えてしまう系”の幽霊、不条理さや因果応報的な展開が特徴。海外からも高く評価されている。

代表作品:
『呪怨』
『仄暗い水の底から』
『回路』

◼︎ ファウンド・フッテージ(Found Footage)

意味:
「発見された映像」という意味で、劇中で見つかったビデオや記録媒体を“そのまま再生している”という体裁のホラー。POVと組み合わされることが多く、リアル感・臨場感が強烈。

代表作品:
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』
『パラノーマル・アクティビティ』
『V/H/S シンドローム』

◼︎ クローズドサークル(Closed Circle)

意味:
外界と完全に隔離された閉鎖空間で起こる恐怖。逃げ場がない状況が前提で、人間関係の崩壊や“閉じ込められる”こと自体の恐怖が強調される。

代表作品:
『遊星からの物体X』
『CUBE』
『ミスト』

◼︎ スラッシャー(Slasher)

意味:
マスクを被った殺人鬼などが、若者を次々と襲っていくタイプのホラー。ナイフや斧といった近接武器による殺傷が特徴で、80年代に流行。パターンの安心感と派手な殺戮が魅力(?)。

代表作品:
『13日の金曜日』
『ハロウィン』
『スクリーム』

◼︎ オムニバスホラー(Anthology Horror)

意味:
短編ホラーを複数収録した形式の作品。1話5〜20分程度のエピソードをまとめて観られ、テンポよく“怖い話だけ詰め込みたい”人に人気。テーマや監督が異なることも多い。

代表作品:
『世にも奇妙な物語 映画の特別編』
『V/H/S シリーズ』
『トリック・オア・トリート』

◼︎ カルトホラー(Cult Horror)

意味:
オカルト宗教、カルト教団、謎の儀式などをテーマにしたホラー。信仰がもたらす狂気や支配、洗脳といった“社会の裏側の恐怖”が描かれる。観たあと引きずる系が多い。

代表作品:
『ミッドサマー』
『ヘレディタリー/継承』
『聖なる鹿殺し』

◼︎ 短編ホラー/短編集ホラー

意味:
1本5分〜20分ほどの短時間で完結するホラー作品。ストーリーを最小限にして、インパクトや驚きに特化した内容が多い。オムニバス形式でもよく用いられる。

代表作品:
『アフター・ダーク・ホラーズ』
『ザ・モンスターズ・コレクション』
『サウスバウンド』

◼︎ 配信系ホラー

意味:
YouTubeや生配信といった、現代のネット文化をテーマにしたホラー。配信中のトラブル、ネット越しに迫る恐怖など、現代人に刺さるリアルな怖さがある。

代表作品:
『デッドストリーム』
『コンジアム』
『アンフレンデッド』

◼︎ ワンシチュエーションホラー(One Location Horror)

意味:
限られた1つの場所(密室・建物・車内など)で物語が完結するホラー。逃げ場がない状況が恐怖を加速させ、心理劇としても機能する。

代表作品:
『CUBE』
『THE ROOM』
『閉ざされた森』

◼︎ トラウマホラー

意味:
観終わったあとも心に深く残る、“後味の悪い”タイプのホラー。グロさだけでなく、心理的ショック・倫理観への問い・救いのなさなどが主な要素。

代表作品:
『マーターズ』
『ムカデ人間』
『ジェーン・ドウの解剖』

◼︎ メタホラー(Meta Horror)

意味:
ホラー映画そのものやホラーの定番を“わかったうえでいじる”自覚的な作品。登場人物が「これはホラー映画かも」と気づいていたり、ジャンルのお約束を崩したりする。

代表作品:
『スクリーム』
『キャビン』
『ラスト・シフト』

◼︎ 実話ベースホラー

意味:
実際にあった事件や都市伝説、民間伝承をもとにしたホラー映画。すべてフィクションではあるものの、「本当にあった話」として観客の恐怖心を煽る効果がある。

代表作品:
『死霊館』
『アナベル』
『コンジアム』

◼︎ ジャンルミックスホラー

意味:
ホラーに別ジャンル(SF・ファンタジー・恋愛・音楽など)を掛け合わせた作品。怖さだけでなく、他の感情や見ごたえも含まれるため“ただ怖いだけじゃない”魅力がある。

代表作品:
『アンダー・ザ・スキン』
『ゲット・アウト』
『ババドック』

◼︎ ビジュアルホラー

意味:
ストーリーよりも映像美や構図、色使いなど“視覚的な美しさ”を重視したホラー。芸術性が高く、ゆっくりと進行するものが多い。観る人によって“怖いより美しい”と感じることも。

代表作品:
『サスペリア(2018)』
『セント・モード』
『ウィッチ』

◼︎ ルック・アウェイ演出(Look Away Fear)

意味:
“見たいけど見たくない”心理を利用した演出。画面に何かが写ってるかもしれない、音だけが聞こえる…など、観客が自発的に恐怖を感じてしまうタイプの手法。

代表作品:
『レイク・モンゴ』
『ノロイ』
『ポゼッション』

まとめ

ホラー映画は、ただ「怖い」だけじゃなく、
どんな怖さか?
どんなスタイルで怖がらせてくるのか?
によって作品の印象が大きく変わります。

POVで自分がその場にいるような恐怖。
モキュメンタリーで「本物かも」と錯覚させる恐怖。
スプラッターで目を覆いたくなる恐怖。
トラウマホラーで、観たあともしばらく心を掴んで離さない恐怖──。

用語を知れば知るほど、自分に合ったホラー映画が見つかりやすくなります。
「なんか怖い映画ないかな?」と思ったときは、ぜひこの記事に戻ってきてね!

気になるホラー映画があったら、さっそく観てみよう!

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この解説で気になった用語があれば、ぜひそのジャンルの代表作からホラーの世界へ飛び込んでみてください!

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