「グロテスクなホラー映画、興味はあるけど…怖すぎたらどうしよう」
「トラウマになるレベルのやつは、ちょっと無理かも…」
そんな不安を抱えるホラー初心者さんに向けて、この記事では“グロ度別”に観やすいホラー映画を10本ご紹介します。
スプラッターや拷問、カニバル、感染パニックなど、ジャンルはさまざまですが、どれも「初心者でも挑戦しやすい」視点でセレクトしています。
「どれくらいグロいのか」がわかるように★で段階をつけているので、怖さの耐性に合わせて選びやすくなっています。
「グロいけど観てよかった!」そんな1本に出会えるきっかけになれば嬉しいです。
紹介作品一覧|グロ度別に選べる10本

タイトル | ジャンル | グロ度 |
---|---|---|
28日後… | ゾンビ・感染パニック | ★★☆☆☆ |
クライモリ | サバイバル・スラッシャー | ★★★☆☆ |
アイアムアヒーロー | ゾンビ・邦画グロ | ★★★☆☆ |
ソウ | 拷問・スプラッター | ★★★★☆ |
REC:レック/ザ・クアランティン | POV・感染 | ★★☆☆☆ |
デッド・サイレンス | 人形・残酷描写あり | ★★☆☆☆ |
アス | 精神的グロ・スリラー | ★★☆☆☆ |
屍者の帝国 | アニメ・バイオホラー | ★☆☆☆☆ |
グリーン・インフェルノ | ジャングル・カニバル | ★★★★★ |
マーターズ | 精神&肉体グロ | ★★★★★ |
28日後…
映画紹介:
人類のほとんどが“感染者”と化した荒廃した世界。昏睡から目覚めた主人公が目にしたのは、無人と化したロンドンの街──。
ゾンビ映画の金字塔として知られる本作ですが、感染者の異常なスピードと生々しい暴力描写が新たな恐怖を作り上げています。
ただしグロ描写は比較的控えめ。流血や肉体破壊のシーンはあるものの、グロホラー入門にはちょうどいいバランス感です。
ポイント:
- 怖さ:★★★☆☆
- グロ度:★★☆☆☆
- ジャンル:ゾンビ・感染パニック
- 入門編にふさわしい“観やすさと恐怖”のバランスが魅力
視聴者の声:
「ゾンビが走ってくるだけでめちゃくちゃ怖い。感染の広がり方もリアルでゾッとした」
「グロはそこまで強くないけど、生き残りをかけた緊張感がずっと続く感じが好き」
「ただのゾンビ映画じゃない。人間同士の怖さも描かれていて印象に残った」
クライモリ
映画紹介:
森の中で車が故障し、助けを求めて森に入った若者たち。彼らを待ち受けていたのは、常識の通じない“山奥の異形の存在”──。
本作は“スラッシャー×サバイバル”の王道ホラー。残酷描写も多く、罠にかかって体を引き裂かれたり、逃げ場のない山中での追い詰められ方は容赦ありません。
グロ描写はリアル寄りですが、派手すぎず、スプラッター系の中では初心者にも挑戦しやすい部類です。
ポイント:
- 怖さ:★★★☆☆
- グロ度:★★★☆☆
- ジャンル:サバイバル・スラッシャー
- 「助けが来ない山奥」という設定が、絶望感を引き立てる
視聴者の声:
「展開が早くてスリル満点。グロいけど最後まで観てしまった」
「森の中の恐怖ってこんなに怖いんだって思わされた」
「登場人物がどんどん消えていく感じがクセになる」
アイアムアヒーロー
映画紹介:
日本発のゾンビパンデミック映画として高い評価を受けた本作。主人公は冴えない漫画家アシスタント。
ある日突然、人々がゾンビ化する“ZQN(ゾキュン)ウイルス”が蔓延し、日常が崩壊していく──。
邦画らしいリアルさと、全編に渡って迫力満点のグロ描写が特徴。人体破壊や流血も多めですが、コミカルさもあり、テンポ良く観られます。
ポイント:
- 怖さ:★★★☆☆
- グロ度:★★★☆☆
- ジャンル:ゾンビ・邦画グロ
- 日本映画とは思えないハイクオリティなゾンビ描写が話題に
視聴者の声:
「邦画でここまでグロいのって珍しい。ZQNの動きがガチで怖い」
「スプラッター好きも納得のクオリティ。邦画ゾンビの最高峰」
「主人公が普通の人ってとこがリアル。ラストの成長も熱かった」
ソウ
映画紹介:
閉じ込められた2人の男。目覚めると、そこには見知らぬ死体と「ゲームのルール」が記されたカセットテープ。
「生きたければ、〇〇せよ」──衝撃的なフレーズと共に幕を開ける“ジグソウ”の殺人ゲームが、すべての始まり。
シリーズは年を追うごとに過激化しますが、1作目は密室サスペンス寄りで比較的抑えめ。
それでも“選択を強いられる”心理的な怖さや、ショッキングな描写には十分覚悟が必要です。
ポイント:
- 怖さ:★★★★☆
- グロ度:★★★★☆
- ジャンル:拷問・スプラッター
- 単なるスプラッターではなく、緻密なストーリー展開が魅力
視聴者の声:
「怖いけど最後まで一気見してしまった。オチが衝撃的すぎる」
「グロは強めだけど、“生きるとは?”みたいなテーマが深い」
「初見は絶対にネタバレ見ずに観てほしい映画」
REC:レック/ザ・クアランティン
映画紹介:
スペイン発のPOV(主観カメラ)ホラー。テレビクルーが消防士の密着取材中に突如、閉鎖されたアパートでの謎の事件に巻き込まれていきます。
最初はドキュメンタリー風のリアルな映像が続きますが、次第に感染、暴走、異常な住民たちの襲撃と、一気にパニックホラーへ突入。
グロ描写はあるものの、POV特有の“見せすぎない恐怖”が効いていて、初心者にも入りやすい一本です。
ポイント:
- 怖さ:★★★★☆
- グロ度:★★☆☆☆
- ジャンル:POV・感染パニック
- カメラ越しの恐怖がリアルさを倍増させる、臨場感MAXの一本
視聴者の声:
「とにかくリアル。自分がその場にいるような感覚で怖かった」
「じわじわくる怖さと、ラストの衝撃が忘れられない」
「POVってこんなに怖いんだ…と思い知らされた映画」
デッド・サイレンス
映画紹介:
「叫んだら、死ぬ」──そんな呪いを残して現れるのは、一体の腹話術人形と亡霊の老女。
『ソウ』の監督ジェームズ・ワンが手がけた本作は、ホラー×人形×復讐の三重奏。直接的なグロ描写は多くありませんが、“口を裂かれる”という恐怖表現がとにかく強烈。
血飛沫よりも、不気味な静けさと死に至る瞬間の怖さで見せるタイプの映画です。
ポイント:
- 怖さ:★★★☆☆
- グロ度:★★☆☆☆
- ジャンル:人形ホラー・呪い・サスペンス
- ビジュアルと音の恐怖が秀逸。「音を立てたら終わり」が新鮮
視聴者の声:
「不気味な雰囲気がとにかくよかった。人形が怖すぎ」
「ソウの監督ってだけで観たけど、想像よりずっと静かに怖い」
「ホラー初心者でも観やすいけど、口が裂ける描写は本当にゾッとした」
アス
映画紹介:
ある日、家族の前に現れた“自分たちにそっくりな存在”。
なぜか彼らは同じ顔をしていながら、何かが決定的に違う──その恐怖の正体が、物語を通じて明かされていきます。
『ゲット・アウト』のジョーダン・ピール監督による本作は、グロ描写は少なめですが“精神的にゾッとする怖さ”が際立ちます。
ビジュアル的にも“ハサミ”や“赤い服”などの不気味なモチーフが印象に残り、観終わったあともどこか不安が残る異色のホラー。
ポイント:
- 怖さ:★★★☆☆
- グロ度:★★☆☆☆
- ジャンル:精神的グロ・スリラー・社会派ホラー
- 身近な日常がじわじわ壊れていく“静かな恐怖”が秀逸
視聴者の声:
「直接的なグロは少ないけど、“考えれば考えるほど怖くなる”タイプの映画」
「ビジュアルセンスがとにかく不気味。意味深な演出も多くて余韻がすごい」
「ホラーというより悪夢を見てる感じ。こういうのが一番怖い」
屍者の帝国
映画紹介:
死者をよみがえらせ、労働力として使う“屍者技術”が発展した19世紀の世界。
『フランケンシュタイン』をベースにしたSFホラーアニメで、ゾンビ×スチームパンクの独特な世界観が特徴です。
グロ描写は控えめですが、死体を兵器のように扱う倫理観や、生と死の境界を問うテーマ性が重くのしかかります。
アニメだからといって侮れない、静かで不気味な不気味な余韻を残す一作。
ポイント:
- 怖さ:★★☆☆☆
- グロ度:★☆☆☆☆
- ジャンル:アニメ・SFホラー・死体蘇生
- ビジュアルよりも“死”の意味を問いかける心理的ホラー
視聴者の声:
「アニメだけど不気味な描写が多くて独特の怖さがある」
「死体を使う世界観が気持ち悪いけど、惹きこまれた」
「グロ控えめでもしっかり怖い。哲学的なテーマも興味深い」
グリーン・インフェルノ
映画紹介:
環境保護活動に参加した若者たちが、墜落事故をきっかけにジャングル奥地の“食人部族”に捕らえられる──。
本作は『ホステル』などで知られるイーライ・ロス監督が手がけた、カニバルホラーの現代版とも言える作品です。
グロ度は文句なしの最高ランク。人肉を食べる描写や解体シーンなど、耐性がない人は視聴注意レベルですが、「グロホラーとは何か」を知るには避けて通れない1本です。
ポイント:
- 怖さ:★★★★☆
- グロ度:★★★★★
- ジャンル:ジャングル・カニバル・食人ホラー
- 観る者に“本能的な嫌悪感”を与える映像のインパクトがすごい
視聴者の声:
「これを映画館で観た人、マジですごい。トラウマ級の描写多すぎ」
「画面を直視できない瞬間が何度もあったけど、なぜか最後まで観てしまった」
「グロ耐性あると思ってたけど、これはキツかった…。でも面白い!」
マーターズ
映画紹介:
少女時代に拉致され、拷問を受けていた過去を持つ主人公が、成長後に復讐のため“ある家”を襲撃する──。
冒頭の衝撃から一気に展開が変わり、肉体的・精神的グロテスク描写の連続に息を呑むフレンチホラーの傑作です。
単なるスプラッターではなく、「人間の痛み」と「信仰」「死の先にあるもの」を深く掘り下げた物語で、観る者に重く、深くのしかかってきます。
ポイント:
- 怖さ:★★★★★
- グロ度:★★★★★
- ジャンル:精神&肉体グロ・宗教ホラー・復讐劇
- トラウマ級の残酷描写と哲学的テーマが心に刻まれる問題作
視聴者の声:
「痛みの描写がリアルすぎて、正直何度も止めたくなった」
「怖いというより“苦しい”。でもこの作品を観たことは忘れられない」
「ただのグロじゃない。“観る覚悟”が必要な映画ってこういうこと」
まとめ|グロホラー初心者でも、楽しめる1本がきっと見つかる

グロホラーと聞くと、「怖そう」「気持ち悪そう」と尻込みしてしまう人も多いかもしれません。
でも実は、描写の強さにも段階があり、“観やすさ”や“ストーリー性”を重視した作品もたくさんあります。
この記事では、グロ度を★で段階的に紹介したことで、自分の「怖さ耐性」に合わせて選べるようになっているはずです。
もし今回の10本の中で、少しでも気になる作品があれば、ぜひ一歩踏み出して観てみてください。
ホラー映画の中でも、グロ系には“強烈な感情”を揺さぶってくれる名作が揃っていますよ。
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