見えないはずのものが“そこにいる”。ふとした瞬間に感じる気配や声、そして背後に立つ人影──。
血やスプラッターで驚かすのではなく、じわじわと心を侵食してくるのが心霊系の真骨頂。日本の『リング』『呪怨』のような怨念ホラーから、ハリウッドの『シックス・センス』『死霊館』といったゴースト大作まで、幽霊はいつの時代も観客を震え上がらせてきました。
今回は邦画・洋画を織り交ぜながら、幽霊が登場するホラー映画の名作20本を厳選。実話ベースで背筋が凍る作品から、何度も観たくなるクラシックまで、幅広くご紹介します。
もしも“そこ”にいるとしたら──あなたは最後まで正気でいられるでしょうか?
・幽霊や心霊現象が出てくるホラー映画を探している人
・邦画のじわじわ怖い系も、洋画のド派手なゴースト系も両方楽しみたい人
・名作だけでなく、まだ観たことのない心霊ホラーも知りたい人
幽霊が登場するホラー映画おすすめ20選|震えるほど怖い名作を厳選

タイトル | ジャンル | 怖さ |
---|---|---|
リング | 呪い・Jホラー | |
呪怨 | 怨霊・心霊 | |
仄暗い水の底から | 心霊・親子 | |
回路 | ネット・心霊 | |
着信アリ | 呪い・心霊 | |
オカルト | モキュメンタリー・心霊 | |
貞子DX | 都市伝説・Jホラー | |
残穢【ざんえ】住んではいけない部屋 | 怪談・実話風 | |
事故物件 恐い間取り | 実話・心霊 | |
樹海村 | 村・心霊 | |
シックス・センス | サスペンス・心霊 | |
アザーズ | ゴースト・ミステリー | |
死霊館 | 心霊・実話系 | |
インシディアス | アストラル界・心霊 | |
ポルターガイスト | クラシック・心霊 | |
エクトプラズム 怨霊の棲む家 | 心霊・スリラー | |
ゴースト・ストーリー | 幽霊・時間 | |
キャンディマン | 都市伝説・ゴースト | |
ローズ・レッド | 洋館・心霊 | |
アナベル 死霊館の人形 | 実話・心霊 |
リング
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1998年 | 日本 | 96分 |
映画紹介:
「このビデオを見た者は、一週間後に必ず死ぬ」──Jホラーの金字塔『リング』は、このシンプルで恐ろしい設定で観客を恐怖の渦に引きずり込みました。鈴木光司の原作小説をもとに、中田秀夫監督が映画化。都市伝説のような恐怖と、実在感のある“呪い”を描き出し、日本だけでなく世界のホラー映画に革命をもたらしました。
物語は、不可解な死を遂げた若者たちの共通点を探る記者・浅川玲子が、呪いのビデオの存在を突き止めるところから始まります。やがて彼女と高山竜司は、ビデオに隠された謎と、少女・貞子の悲惨な過去に迫っていきます。映像に漂う不気味な空気感と、霊的恐怖のリアリティが、観客の心に深く刻まれるのです。
特に有名なのが、テレビから這い出してくる貞子のシーン。90年代の日本映画において、ここまで観客を震え上がらせた場面は他に類を見ません。無音の緊張感、湿った気配、そして“視線を感じる恐怖”。日常の中に潜む“異界”を巧みに描き出しています。
『リング』は単なる恐怖映画ではなく、現代社会における情報伝播の怖さを予見した作品でもあります。ビデオテープという媒体を介した呪いは、時代を超えて“感染する恐怖”として今もなお語り継がれています。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:呪い・Jホラー
- 一言ポイント:「世界を震撼させた、呪いのビデオが生んだ最恐ホラー」

初めて見たときは眠れなかった。テレビの前に立つのが怖くなったよ…。

“出てくる”瞬間のインパクトが強烈! 20年以上経っても色あせない恐怖。

洋画リメイク版『ザ・リング』も有名だけど、やっぱり本家が一番怖い。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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リング [DVD]



呪怨
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2002年 | 日本 | 92分 |
映画紹介:
一軒の家に巣食った怨念が、訪れる者すべてを呪い殺す──。『呪怨』は清水崇監督による代表作であり、世界的に評価されたジャパニーズホラーの傑作です。物語は時系列を断片的に描きながら、「恐怖は伝染する」という構造を徹底的に描き出しています。
物語の中心にあるのは、とある民家。そこで起きた悲惨な事件が“呪い”となり、家に関わった人々を次々と襲います。青白い顔で現れる俊雄、這いずる姿で迫る伽椰子──そのビジュアルと声は、観た人の脳裏に焼きつきました。特に伽椰子の「ア゛ア゛ア゛ア゛……」といううめき声は、世界中の観客を震え上がらせました。
『呪怨』の恐ろしさは、物理的に逃げられないこと。家を出ても、海外に行っても、呪いは追ってくる。つまり、観客は「自分も逃げられないのでは」という感覚に囚われます。この理不尽な恐怖こそが、『呪怨』を唯一無二の存在にしています。
低予算ながらも徹底した演出で、静かなシーンから一気に恐怖へ転じる緩急の巧みさは圧巻。ハリウッドでリメイクされ、さらに世界に広がったことで、“Jホラー”の名を不動のものにしました。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:怨霊・心霊
- 一言ポイント:「逃げ場なし──呪いは生き続ける恐怖の連鎖」

伽椰子の声が頭から離れない…。布団の中でも怖いのは本作だけ。

ストーリーが断片的だから余計に混乱して怖い。時系列を追うのも楽しい。

低予算なのに世界的ヒット。恐怖の普遍性を証明した作品だと思う。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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呪怨 劇場版 デラックス版 [DVD]



仄暗い水の底から
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2002年 | 日本 | 101分 |
映画紹介:
雨が降り続く都会のマンション。天井から滴り落ちる水音が、次第に母娘の運命を狂わせていきます。『仄暗い水の底から』は、中田秀夫監督が手掛けた心理的ホラーの傑作であり、母と子の絆と喪失をテーマにした異色の心霊映画です。
主人公は離婚調停中の母・松原淑美。幼い娘とともに新しい生活を始めるが、入居したマンションには不可解な水漏れが続き、やがて行方不明の少女の存在が浮かび上がります。濡れた赤いバッグ、上階の空室、そして淀んだ水の底から現れる“何か”。その不穏さが静かに観客を追い詰めます。
恐怖の演出はあくまで抑制的。しかし、母としての責任と孤独、そして失われた子どもの悲しみが、幽霊の姿に重なっていくことで、観る者の心に深い余韻を残す作品となっています。単なる驚かしではなく、心に染み入るホラーとして評価が高いのも納得です。
本作はハリウッドで『ダーク・ウォーター』としてリメイクもされましたが、やはりオリジナル版の静謐で湿度のある恐怖感は唯一無二。水という日常的な存在が恐怖に変わる瞬間を、ぜひ体感してみてください。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心霊・親子
- 一言ポイント:「母と子の愛情が、水の底からにじみ出る切ない心霊ホラー」

泣けるホラーってこういうことか…。母の選択に胸が締めつけられる。

水のシーンが不気味すぎて、しばらくお風呂が怖くなった。

ホラーでありながら、ラストは涙が出そうになる。切ない余韻が残る。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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仄暗い水の底から [DVD]



回路
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2001年 | 日本 | 119分 |
映画紹介:
「この世は孤独で溢れている」──黒澤清監督による『回路』は、インターネット黎明期に生まれた、存在そのものが不気味な心霊ホラー。幽霊をただの怪異として描くだけでなく、死と孤独のメタファーとして提示したことで、世界的に高く評価された異色作です。
物語は、友人の不可解な自殺をきっかけに始まります。やがてパソコン画面に映る“黒い影”、謎のウェブサイト、そして「幽霊は現実世界に侵入し、人間を孤立させる」という衝撃の展開へ。ネットが繋ぐのは人との絆ではなく、底知れぬ孤独と死の世界だったのです。
本作の恐怖は、派手な驚かしではなく「不気味な静寂」にあります。真っ暗な部屋に現れる人影、誰もいない廊下に立つ幽霊、その姿に触れた者は“虚無”に取り込まれてしまう。観客は自分自身が存在ごと消えてしまうような感覚に陥るのです。
公開当時は先鋭的すぎて賛否もありましたが、のちにカルト的評価を獲得。ハリウッドでリメイクもされましたが、オリジナル版の哲学的な恐怖と陰鬱な空気感は唯一無二です。「人はなぜ生きるのか」という問いを突きつけるホラーとして、今なお語り継がれています。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:ネット・心霊
- 一言ポイント:「ネットの闇に取り込まれる…存在そのものが消える恐怖」

部屋の隅に立つ幽霊のシーン、何度観てもゾッとする。静かなのに怖すぎ。

哲学的すぎて一度では理解できない。でも不気味な余韻がずっと残る。

Jホラーの中でもかなり異色。怖さだけじゃなく、孤独を考えさせられた。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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回路 デラックス版 [DVD]



着信アリ
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2004年 | 日本 | 112分 |
映画紹介:
「未来からの着信が死を告げる」──中田秀夫監督による『着信アリ』は、携帯電話という当時の最新メディアを題材にしたホラー映画。Jホラーの系譜を継ぎつつも、“テクノロジーと呪い”を結びつけた先駆的な作品として注目を浴びました。
大学生の由美は、友人たちが不可解な死を遂げていくことに気づきます。共通していたのは、死の直前に“未来の自分から”の着信を受けていたこと。着信音が鳴るたびに不気味な緊張感が走り、電話口から聞こえる死の直前の声が、恐怖を一層際立たせます。
本作の特徴は、都市伝説のような分かりやすいフックと、ショッキングな死の演出。赤いキャンディーを口に残す“死のサイン”も印象的で、観る者に強い記憶を残します。霊がどこから現れるのか予測できないスリルがあり、観客は常に不安をかき立てられます。
その人気からシリーズ化され、韓国版やハリウッド版のリメイクも製作。Jホラーの国際的な広がりを決定づけた一本とも言えるでしょう。「もし自分の携帯に死の予告が来たら…」という想像だけで背筋が凍る、時代を象徴するホラーです。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:呪い・心霊
- 一言ポイント:「鳴り響く着信音が死を告げる、時代を映したテクノロジーホラー」

あの着信音がトラウマ。携帯が鳴るだけで心臓が跳ねた。

都市伝説っぽさがあって分かりやすい。ホラー初心者でも怖さを味わえる。

中田秀夫監督の『リング』と並ぶ代表作。やっぱり演出が上手い。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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オカルト
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2008年 | 日本 | 104分 |
映画紹介:
白石晃士監督による『オカルト』は、モキュメンタリーホラーの代表作として語り継がれる一作です。商業施設で起きた無差別殺傷事件の生存者を追ったドキュメンタリーという形式で始まりますが、徐々に現実と虚構の境界が曖昧になっていく異色のホラーです。
事件の唯一の生存者・安井は、インタビューに答えるうちに奇妙な体験を語り始めます。彼の身体に浮かぶ謎の文様、不可解な幻視、そして「神から選ばれた」と信じる姿。やがて監督自身が被写体との関わりに引き込まれていき、観客は撮影者=自分として恐怖を体験することになります。
この作品の真骨頂は、映像が持つリアルな質感。特撮や派手な演出に頼らず、まるで本当に取材映像を見ているかのような感覚に陥ります。そのため、安井の狂気や映像に映り込む怪異が、異様なほどのリアリティで迫ってきます。
『オカルト』は単なる心霊ホラーではなく、社会不安や宗教的狂信、そしてメディアの在り方までも射程に入れた作品。「観る者を事件の共犯者にしてしまう」ような恐ろしさが、今もなおファンの間で語り草となっています。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:モキュメンタリー・心霊
- 一言ポイント:「虚構と現実の境界が消える…観客を巻き込むドキュメンタリーホラー」

本物の取材映像みたいでゾッとした。作り物感がないから余計に怖い。

心霊ホラーというよりも狂気の記録。最後まで観たあと背筋が寒くなる。

白石監督らしい攻めた作風。モキュメンタリー好きには必見。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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オカルト [DVD]



貞子DX
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2022年 | 日本 | 100分 |
映画紹介:
『リング』から始まった貞子シリーズの新機軸、『貞子DX』。令和の時代にアップデートされた本作は、都市伝説と科学的アプローチを掛け合わせた異色のJホラーとして注目を集めました。呪いのビデオがSNSやネット社会を通して広がっていく現代的な恐怖が描かれています。
物語の中心となるのはIQ200を誇る女子大生・一条文華(小芝風花)。呪いのビデオにまつわる連続死の謎を解明すべく調査を開始しますが、やがて科学や理屈では説明できない領域へと踏み込んでいきます。「合理主義の天才 vs. 超自然の呪い」という構図が、本作ならではの緊張感を生み出しています。
シリーズ伝統の貞子の恐怖に加え、ポップさやユーモアを織り交ぜた演出も特徴的。単なるホラーではなく、エンタメ性の強い“新時代の貞子”像を提示しています。観客を驚かせるショック描写と、時折クスリと笑わせる軽妙なテンポが同居しており、従来のシリーズとは一味違う体験が楽しめます。
呪いの拡散がデジタル社会に適応してしまったことで、もはや誰も逃れられないという現代的な恐怖。「もし今、貞子がいたら…?」をリアルに突きつける一作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:Jホラー・都市伝説
- 一言ポイント:「IQ200の天才と呪いの対決──デジタル時代の“新しい貞子”」

理屈で解明しようとする展開が新鮮。従来のシリーズとは違う緊張感。

ホラーなのにちょっと笑える場面もあって、バランスが絶妙だった。

“今の時代の貞子”をしっかり描いた良作。新規ファンにも入りやすい。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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貞子DX [DVD]



残穢【ざんえ】住んではいけない部屋
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2016年 | 日本 | 107分 |
映画紹介:
小野不由美の同名小説を映画化した『残穢【ざんえ】住んではいけない部屋』は、“怪談を調査する”というリアルな視点で進む異色の心霊ホラーです。派手な驚かしはほとんどなく、静かに積み重ねられる恐怖が観客をじわじわと追い詰めていきます。
怪奇現象に悩む女性からの相談を受け、作家と編集者が調査を開始。マンションの部屋にまつわる怪談を掘り下げていくうちに、その土地に積み重なった惨劇や呪われた歴史が次々と明らかになります。恐怖はその部屋にとどまらず、時代と場所を超えて連鎖していくのです。
本作の恐ろしさは、“説明されることで逆にリアルに感じられる”という点。淡々とした調査過程の中に突然現れる心霊描写が、観る者の背筋を凍らせます。あえて派手な演出を排し、静謐な恐怖を極めた演出が高く評価されています。
実在の怪談を取材したかのような雰囲気は、日本の伝統的な怪談文化ともリンク。「なぜこの部屋は呪われたのか」という探究心を刺激しながら、気づけば深い恐怖に囚われていることに気づかされます。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:怪談・実話風
- 一言ポイント:「調査すればするほど恐怖が深まる…静かながら強烈な怪談ホラー」

静かに怖さが積み上がっていく感じがゾクゾクする。派手さがない分リアル。

調査モノだから安心して観てたのに、気づけば鳥肌が立っていた…。

ただの“びっくり系”じゃない。怪談の怖さを丁寧に描いた良作。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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残穢 ざんえ 住んではいけない部屋 [DVD]



事故物件 恐い間取り
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2020年 | 日本 | 111分 |
映画紹介:
松原タニシによる実体験を綴ったベストセラーを映画化した『事故物件 恐い間取り』。芸人である本人が実際に“事故物件”に住み続けた体験を基にしており、リアルな恐怖とコミカルさが同居する異色のホラー映画です。
売れない芸人・山野ヤマメ(亀梨和也)が、テレビ番組の企画で事故物件に住むことに。最初は小さな物音や不可解な影にとどまっていた怪異が、回を重ねるごとにどんどんエスカレートしていきます。やがて命を脅かすレベルにまで膨れ上がる怪奇現象は、「実話ベースならではの生々しさ」で観客を震え上がらせます。
単なる恐怖体験談に終わらず、芸人として成功を目指す主人公の姿が物語に厚みを与えているのも特徴。人間ドラマと心霊描写のバランスがうまく取れており、ホラーが苦手な人でも入りやすい作品に仕上がっています。
“事故物件”というキーワードが世間に広く浸透するきっかけとなった本作。笑いと恐怖の境界を漂う不思議な魅力があり、実話系ホラーに興味がある人にうってつけの一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:実話・心霊
- 一言ポイント:「芸人の実体験を映画化! 笑いと恐怖が交錯する実話ホラー」

本当にあった話だと思うと一層怖い…。特に映像に映る“影”がヤバい。

怖いだけじゃなく主人公の奮闘も描かれていて意外と見やすかった。

“事故物件”って言葉を世間に広めた功績は大きい。入門編にも◎。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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事故物件 恐い間取り[DVD]



樹海村
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2021年 | 日本 | 117分 |
映画紹介:
『犬鳴村』に続く清水崇監督の“恐怖の村”シリーズ第2弾、『樹海村』。日本屈指の心霊スポット・富士の樹海を舞台に、双子の姉妹と呪われた箱が巻き起こす怪異を描いた心霊ホラーです。実在の場所と都市伝説を掛け合わせたストーリーが話題を呼びました。
主人公は双子の姉妹・響と鳴。彼女たちの前に現れたのは、代々封印されてきた「コトリバコ」という呪われた箱でした。その箱を開けてしまったことから恐ろしい出来事が連鎖し、姉妹の周囲で次々と怪異が起こります。やがて舞台は樹海へ──。深い森の静寂と、生者と死者の境界が曖昧になる空気感が恐怖を増幅させます。
本作の特徴は、和の怪談と現代的な都市伝説の融合。Jホラー特有の湿度の高い恐怖に加え、樹海という場所が持つ閉塞感と絶望感が強烈に描かれています。視覚的なショックシーンもありつつ、じわじわと迫る恐怖が観客を支配します。
「村」シリーズらしく、舞台となる土地に根付いた因習や呪いが中心となるため、日本の土着ホラー好きにはたまらない作品。現代的な要素を交えつつも怪談の王道を突き進む一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:村・心霊
- 一言ポイント:「都市伝説と怪談が交錯する、樹海を舞台にした呪いのホラー」

樹海の映像が本当に不気味…。音の少なさが余計に怖さを引き立てる。

派手さよりも雰囲気重視。じわじわ恐怖が広がる感じが好き。

「村」シリーズらしく呪いのスケールが大きい。和ホラーらしい怖さが満載。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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樹海村 [DVD]



シックス・センス
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1999年 | アメリカ | 107分 |
映画紹介:
M・ナイト・シャマラン監督が世界にその名を知らしめた名作ホラー『シックス・センス』。「I see dead people…(死んだ人が見える)」という名セリフとともに、映画史に残る衝撃のラストを刻んだ心理サスペンスホラーです。
主人公は小児精神科医マルコム(ブルース・ウィリス)。彼の患者となった少年コール(ハーレイ・ジョエル・オスメント)は、死者の姿を見てしまうという秘密を抱えていました。怯えるコールを救おうとするマルコムですが、やがて彼自身も想像を超える真実に直面します。
幽霊の姿が唐突に現れる場面は、観客に強烈なショックを与えます。しかし本作の本質は“恐怖”よりも人間ドラマと感動にあります。死者との対話を通じて、失われた想いが救われていく過程は、涙なしには見られません。
1990年代のホラーの中でも突出した完成度を誇り、アカデミー賞6部門にノミネート。一度観たら二度と忘れられない衝撃と余韻を与えてくれる、幽霊映画の金字塔です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:サスペンス・心霊
- 一言ポイント:「恐怖と感動が同居する、史上最高のゴーストサスペンス」

子どもの「死んだ人が見える」の一言が忘れられない。震えた…。

最後は涙が止まらなかった。ホラーなのに感動してしまうのがすごい。

オチを知っていても何度も観返したくなる。完成度が高すぎる。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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シックス・センス DVD



アザーズ
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2001年 | アメリカ/スペイン | 104分 |
映画紹介:
霧に包まれた屋敷、光を嫌う子どもたち、そして静かに忍び寄る“何か”。『アザーズ』は、アレハンドロ・アメナーバル監督が手掛けた心理系ゴーストホラーで、ゴシック調の美しい映像美と緻密な脚本が融合した名作です。
物語は、第二次世界大戦後のイギリス。母グレース(ニコール・キッドマン)は、光過敏症の子どもたちと共に古びた屋敷に暮らしていました。しかし家の中では不可解な音や人影が頻発し、やがて家族は「この家には自分たち以外の誰かがいる」と確信していきます。
本作の恐怖は、派手な演出ではなく“静けさの中の違和感”にあります。閉ざされた屋敷の空気、静まり返った廊下、誰もいないはずの部屋から聞こえる声──その積み重ねが観客をじわじわ追い詰めます。そしてラストに待ち受ける衝撃の真実は、観客の解釈を根本から覆します。
幽霊映画でありながら、深い人間ドラマを備えた本作は、ゴーストホラーの枠を超えた傑作。「怖いけれど美しい」という稀有な感覚を味わえる一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:ゴースト・ミステリー
- 一言ポイント:「静けさに潜む違和感が恐怖を呼ぶ、ゴシックホラーの傑作」

派手さはないけど、気づいたら鳥肌が立ってる。ラストは本当に衝撃だった。

怖さ以上に切なさが残る。ホラーなのに涙が出るなんて思わなかった。

ニコール・キッドマンの演技が素晴らしい。屋敷の雰囲気も完璧。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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アザーズ [DVD]



死霊館
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2013年 | アメリカ | 112分 |
映画紹介:
実在の心霊研究家ウォーレン夫妻の体験を基にした『死霊館』は、ジェームズ・ワン監督によるモダン・ホラーの代表作。「実話ベースの心霊現象」という触れ込みで公開され、全世界を震撼させました。クラシックな怪談の空気を現代的な映像美で蘇らせた、正統派ホラーの金字塔です。
舞台は1970年代のロードアイランド州。広大な一軒家に引っ越したペロン一家が、不可解な怪奇現象に次々と襲われます。ドアのきしみ、闇の中の手、深夜に鳴る拍手──日常的な描写が恐怖へと変貌し、やがて一家はウォーレン夫妻に助けを求めることに。そこで明らかになるのは、家に巣食う恐ろしい悪霊の存在でした。
『死霊館』の恐怖は、派手なビジュアルに頼らず演出の緩急と緻密な音響設計で作り上げられています。暗闇の中の“見えないもの”への恐怖を最大限に引き出し、観客の想像力を刺激。恐怖の持続力が尋常ではありません。
本作はシリーズ化され、『アナベル』や『死霊館のシスター』などスピンオフ作品も次々誕生。現代ホラーの一大フランチャイズを築き上げた起点とも言える、外せない名作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心霊・実話系
- 一言ポイント:「実話ベースの心霊現象が、圧倒的な緊張感で描かれる現代ホラーの金字塔」

あの拍手のシーンは本当に鳥肌もの。シンプルなのに怖すぎる。

クラシックな幽霊屋敷ものを現代風に仕上げた感じ。完成度が高い。

ジェームズ・ワン監督の演出力に脱帽。怖さと面白さのバランスが絶妙。
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インシディアス
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2010年 | アメリカ | 103分 |
映画紹介:
『ソウ』のジェームズ・ワン監督とリー・ワネル脚本コンビが再び組み、“幽体離脱”という題材を恐怖に昇華させた傑作ホラーが『インシディアス』です。低予算ながら世界的ヒットを記録し、シリーズ化されるほどの人気を博しました。
昏睡状態に陥った少年ダルトンを救おうとする一家。しかし医療では説明できない怪異が続発し、やがて判明するのは少年の魂が「アストラル界」と呼ばれる異世界に囚われているという衝撃の真実でした。家族は霊能者とともにダルトンを取り戻すため、悪霊の巣窟へ足を踏み入れることになります。
本作の恐怖は、単なる幽霊屋敷の怪異描写にとどまりません。暗闇の奥から現れる不気味な霊、そしてアストラル界で出会う赤顔の悪魔など、想像力をかき立てるビジュアルが観客の心をわしづかみにします。音響やカメラワークの工夫により、観客を常に緊張させる手腕も光ります。
幽霊の恐怖と家族愛を絡めた物語は感情移入度も高く、“見えない世界の恐怖”を鮮烈に描き出した作品。モダン・ホラーの新たな流れを築いた一本として、ホラーファン必見です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:アストラル界・心霊
- 一言ポイント:「幽体離脱を題材に“異世界の恐怖”を描いた革新的ホラー」

赤い顔の悪魔が急に出てくるシーン、心臓が止まるかと思った。

幽体離脱というテーマが新鮮。普通の心霊映画と違って深みがある。

低予算なのにアイデア勝ち。ジェームズ・ワンやっぱりすごい。
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インシディアス [DVD]



ポルターガイスト
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1982年 | アメリカ | 114分 |
映画紹介:
スティーヴン・スピルバーグ製作、トビー・フーパー監督による『ポルターガイスト』は、アメリカン・ホラーの古典にして金字塔と呼ばれる一本。公開から40年以上経った今も、幽霊屋敷映画の代表格として語り継がれています。
舞台は新興住宅地に暮らすフリーリング一家。平穏な生活は、幼い娘キャロル・アンがテレビ画面を通じて「何か」と交信を始めたことから一変します。やがて家具が勝手に動き、不可視の存在が家族を脅かし、ついには娘が異界へと連れ去られてしまうのです。
本作の魅力は、家族の日常が徐々に侵食されていく恐怖にあります。テレビ、クローゼット、庭…身近な場所が恐怖の温床へと変貌し、観客は「自分の家でも起きるかもしれない」と感じずにはいられません。特撮やVFXも当時としては革新的で、幽霊の姿を圧倒的なビジュアルで描き出しました。
家族の絆を中心に据えながらも、強烈なショックシーンを忘れない演出は、まさにエンターテインメント・ホラーの完成形。「They’re here.」という名台詞は、ホラー史に残る瞬間としてファンの心に刻まれています。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:クラシック・心霊
- 一言ポイント:「家族を襲うポルターガイスト現象を描いた、ホラー史に残る名作」

テレビからの声、今観てもゾッとする。古典だけど全然色あせない。

家族を巻き込む恐怖だから共感度が高い。自分の家が怖くなる。

スピルバーグ製作だけあって映像の完成度がすごい。エンタメ性も抜群。
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ポルターガイスト 特別版 [DVD]



エクトプラズム 怨霊の棲む家
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2009年 | アメリカ | 102分 |
映画紹介:
実際に起きた心霊現象を基に描かれた『エクトプラズム 怨霊の棲む家』は、リアルさと衝撃度で話題を呼んだ実話系ホラーです。引っ越し先の家に巣食う怨霊と、そこで暮らす一家の壮絶な体験を描き、観客に“もし自分だったら”と想像させる強烈な恐怖を突きつけます。
舞台は、がんを患った息子マットの療養のために新しい家へ移り住んだ一家。ところがその家は、かつて霊媒師による降霊実験が行われていた場所でした。地下室に隠された恐ろしい秘密、壁に残る不気味な痕跡、そして家族を脅かす強大な悪霊。やがてマットは生死の境をさまよいながら、家の真実に迫っていきます。
本作の恐怖は、「病気で弱った人間が標的になる」という点にあります。現実にありそうな状況だからこそ、幽霊の存在がより切実に迫ってくるのです。加えて実話ベースという事実が、観客の背筋をさらに冷たくします。
派手さは控えめですが、緊張感と不気味さをじわじわ積み上げる演出は秀逸。実話系心霊ホラーが好きなら外せない一作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心霊・スリラー
- 一言ポイント:「実話ベースの不気味さがリアルに迫る…怨霊屋敷ホラー」

地下室の秘密が判明するシーンは震えた…。実話っていうのが余計に怖い。

じわじわ系だから派手な恐怖を求める人には物足りないかも。でも余韻は強烈。

実話ベースホラーの中でも完成度高め。幽霊映画好きは要チェック。
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エクトプラズム 怨霊の棲む家 無修正版 [DVD]



ゴースト・ストーリー
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2017年 | アメリカ | 92分 |
映画紹介:
『ゴースト・ストーリー』は、ホラーという枠にとどまらず、幽霊を通して“時間”と“存在”を見つめる哲学的な映画です。監督はデヴィッド・ロウリー。主演はケイシー・アフレックとルーニー・マーラ。奇抜な設定ながら、公開当時大きな話題を呼びました。
事故で命を落とした男性が、シーツをかぶった幽霊となり、愛する妻のもとへ戻ってくる。しかし、彼は言葉を発することも触れることもできず、ただ“そこに存在し続ける”しかありません。時が経つにつれ、妻が新しい人生を歩み去っていき、幽霊だけが取り残されていくのです。
本作は恐怖演出よりも、“幽霊の視点で時間を体験する”という斬新なアイデアが中心。長回しや静寂を多用した映像は観客を試すようですが、だからこそ一つひとつのシーンが強い余韻を残します。ホラーというより、存在そのものの儚さを突きつける作品です。
人によって評価は分かれますが、「幽霊とは何か」「時間とは何か」を考えさせる異色作。従来の幽霊ホラーとは一線を画す体験を味わいたい人におすすめです。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:幽霊・時間
- 一言ポイント:「幽霊を通して“時間”を描く、哲学的で切ないゴーストストーリー」

ホラーを期待して観ると肩透かし。でも終盤の余韻は忘れられない。

幽霊の孤独が切なすぎる。静かに涙がこぼれる映画だった。

派手さはゼロ。でも“幽霊で時間を語る”という発想が素晴らしい。
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A GHOST STORY / ア・ゴースト・ストーリー [DVD]



キャンディマン
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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1992年 | アメリカ | 99分 |
映画紹介:
『キャンディマン』は、クライヴ・バーカーの短編小説をもとにした都市伝説ホラーの傑作。「鏡の前で名前を5回唱えると現れる」というシンプルで強烈な設定が観客を虜にし、アメリカを代表するゴーストホラーとなりました。
大学院生のヘレンは、シカゴの公営住宅にまつわる怪談「キャンディマン」の調査を始めます。しかし都市伝説と思われていた存在は、やがて現実のものとなり、彼女の周囲で惨劇が次々と起こります。鉤爪の手と蜂にまつわるイメージは、一度見たら忘れられないインパクトを残します。
本作の魅力は、単なる恐怖だけでなく社会問題を内包した深いテーマ性にあります。差別や貧困といった現実の闇が、怪異と結びつくことで重層的な恐怖を生み出しているのです。都市伝説が“ただの噂”にとどまらない説得力を持つ理由は、まさにここにあります。
2021年にはジョーダン・ピール製作でリブート版も公開され、現代社会にアップデートされた新たな「キャンディマン像」が描かれました。時代を超えて語り継がれる都市伝説ホラーとして、今なおファンを増やし続けています。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:都市伝説・ゴースト
- 一言ポイント:「都市伝説が現実化する恐怖…社会性も帯びた異色のゴーストホラー」

鏡の前で5回唱えるシーン、観てるだけで背筋が凍る…やりたくない。

都市伝説を題材にしたホラーの中でも一番完成度が高いと思う。

ホラーでありながら人種問題も描く深さがすごい。単なる怪談じゃない。
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キャンディマン [Blu-ray]



ローズ・レッド
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2002年 | アメリカ | 255分(TVミニシリーズ) |
映画紹介:
スティーヴン・キング原作・脚本による『ローズ・レッド』は、アメリカの古びた屋敷を舞台にしたゴシック・ホラーの大作。全3部構成・約4時間に及ぶTVミニシリーズでありながら、重厚な怪奇譚と圧倒的スケール感で高く評価されています。
舞台はシアトル郊外に建つ謎めいた大邸宅「ローズ・レッド」。パラノーマル研究を進める大学教授と超能力者たちが、屋敷の真相を探るために調査を開始します。しかし屋敷は生き物のように変化を続け、彼らを迷路のような内部へと閉じ込めていきます。
キングらしいのは、単なる心霊現象にとどまらず、人間の欲望やトラウマが怪異と結びついていく描写。屋敷の構造が勝手に変わる不気味さ、部屋に潜む幽霊たち、そして逃げ場のない閉塞感が観客をじわじわ追い詰めます。
上映時間は長いものの、緻密なストーリーテリングと登場人物たちの人間模様が飽きさせません。屋敷そのものがキャラクターとして機能するホラーとして、屋敷系心霊映画の金字塔と呼べる作品です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:洋館・心霊
- 一言ポイント:「生きている屋敷に囚われる恐怖──キングが描くゴシック・ホラー大作」

屋敷が勝手に変わる演出が不気味すぎる。まさに生きている家だ。

長尺だけどじっくり観ると満足感大。キングらしい濃密な世界観。

屋敷系ホラー好きなら必見。スティーヴン・キング印はやっぱり裏切らない。
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ローズ・レッド 特別版 [DVD]



アナベル 死霊館の人形
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2014年 | アメリカ | 99分 |
映画紹介:
『死霊館』シリーズでひときわ異様な存在感を放った人形“アナベル”。そのスピンオフとして製作されたのが『アナベル 死霊館の人形』です。「人形=子どもの玩具」という身近な存在が恐怖に転じる瞬間を描き、観客に強烈なトラウマを植え付けました。
物語は1960年代。出産を控えた若い夫婦のもとに、ある日届いた一体の人形。だがそれは、邪悪な存在に取り憑かれた“呪われた器”でした。やがて家の中で次々と怪奇現象が起こり、夫婦は逃げ場のない恐怖に囚われていきます。
本作の怖さは、人形そのものの不気味な造形に加え、「そこにあるだけで恐ろしい」存在感にあります。動かなくても、視線を向けなくても、常に見られている気配。観客はアナベルの視線から逃れられません。
その後シリーズ化され、『アナベル 死霊館の誕生』『アナベル 死霊博物館』へと展開。人形ホラーのアイコンとして、現代ホラーを象徴する存在となりました。ホラー映画における“人形の怖さ”を決定づけた一作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:実話・心霊
- 一言ポイント:「“ただの人形”が恐怖の象徴に…世界を震撼させたスピンオフ」

アナベルがそこに座っているだけで怖い…。動かないのが逆に恐怖。

スピンオフなのに完成度高い。シリーズ全体の厚みを増したと思う。

人形ホラー好きにはたまらない。観た後しばらく人形を直視できなかった。
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アナベル 死霊館の人形 [DVD]



“心霊系ホラー”を観るなら、U-NEXTで

『リング』『呪怨』『仄暗い水の底から』といった、日本を代表する心霊ホラーから、『死霊館』『アナベル』『インシディアス』などのハリウッド大作ゴーストホラーまで、U-NEXTなら圧倒的なラインナップを誇ります。
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”幽霊”がもたらす恐怖と余韻を味わう。

人間にとって最も古く、そして最も普遍的な恐怖──それが「幽霊」です。
姿を持たず、どこにでも現れ、説明のつかない出来事を引き起こす幽霊は、文化や時代を超えて恐怖の象徴として語り継がれてきました。驚かすだけではなく、哀しみや切なさ、未練といった感情までも呼び起こすのが幽霊映画の大きな魅力です。
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