家族で見れるホラー映画10選｜気まずいシーンなしで安心！

ホラー映画を観たいけど、家族で観るとなるとちょっと心配──。

「急にグロいシーンが来たらどうしよう」「変なラブシーンで気まずくなりたくない」──そんな思いをしたことがある人は多いはずです。

でも安心してください。ホラー映画には、怖さはありながらもグロ・性的描写を排した“気まずくない名作”がちゃんと存在します。

今回はそんな「家族で安心して楽しめるホラー映画」だけを厳選。
コメディ要素のあるライトな作品から、骨太な正統派ホラーまで、“ちゃんと怖いのに安心して観られる10本”をご紹介します。

恐怖と気まずさは、両立しません──。

家族で観られるホラー映画まとめ｜気まずい描写なしの名作10選

タイトル	ジャンル	怖さ
ゴーストバスターズ	コメディ・幽霊
アダムス・ファミリー	ブラックコメディ
スケアリーストーリーズ 怖い本	ジュブナイル・怪談
ラリー　スマホの中に棲むモノ／カムプレイ	心霊・家族
M3GAN／ミーガン	AI・スリラー
ライト／オフ	暗闇・驚かし系
”それ”がいる森	モンスター・邦画
インシディアス	心霊・家族
クワイエット・プレイス	サバイバル・モンスター
死霊館	心霊・実話ベース

ゴーストバスターズ

公開年	制作国	上映時間
1984年	アメリカ	105分

映画紹介：
「幽霊を科学でぶっ飛ばす！」──そんな痛快なキャッチコピーが似合う『ゴーストバスターズ』は、ホラー×コメディの金字塔として今も多くのファンに愛される作品です。

幽霊の存在が日常に現れるニューヨークで、科学者たちが結成した退治チームが大活躍。怪しげな霊現象も、ユーモア満載のやりとりでテンポよく描かれており、怖がらせながらも笑わせてくれる絶妙なバランスが本作の魅力です。

ビジュアルはややレトロながら、今観てもワクワクする特撮演出やポップな音楽が、大人も子どもも楽しめるアトラクション感を演出。過激なシーンは一切なく、家族全員で安心して観られる“お祭りホラー”です。

ホラー初心者や子どもにも最初の1本として最適。観終わったあと、「ゴーストバスターズ！」と叫びたくなる爽快感が待っています。

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アダムス・ファミリー

公開年	制作国	上映時間
1991年	アメリカ	99分

映画紹介：
ホラーの“異端者たち”を、ここまでチャーミングに描いた映画は他にない──。『アダムス・ファミリー』は、ブラックジョーク満載のゴシック・コメディでありながら、家族愛をテーマにしたハートフルな傑作です。

どこか不気味で常識外れなアダムス一家。でも彼らは誰よりも絆が深く、家族を想い合う姿にどこか胸が温かくなります。ホラー映画らしい“不気味さ”と、コメディの絶妙なバランスがクセになる1本です。

骸骨の装飾や首なし人形など、ビジュアルはちょっと怖そうに見えるものの、過激なグロや性的描写は一切なし。むしろ「死」をテーマにしながら、こんなに笑って楽しめる映画があるのか…と驚かされるはず。

ホラーに抵抗がある人にもおすすめ。クセ強キャラにハマってしまうこと間違いなしの、“奇妙で愛おしい家族映画”です。

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スケアリーストーリーズ 怖い本

公開年	制作国	上映時間
2019年	アメリカ	108分

映画紹介：
“あの本に名前を書かれると、実際に死ぬ”──そんな怪談話が本当になったら？『スケアリーストーリーズ 怖い本』は、ジュブナイルとホラーの中間のような、家族でも楽しめる怪奇ファンタジーです。

舞台は1968年の田舎町。屋敷に残された1冊の“呪いの本”を手にした少年少女たちが、次々と不気味な現象に巻き込まれていきます。都市伝説風のエピソードが実体化していく展開に、思わず引き込まれること間違いなし。

ビジュアルは本格ホラー並みに不気味ながら、過度なグロや残酷描写はほとんどなし。子ども向けホラー小説を原作としており、驚かせる演出の中にもどこか懐かしさがあります。

“ちょっとだけ怖い話”が好きな人にはたまらない1本。大人も子どもも一緒にヒヤリとできる、貴重なバランス感覚を持ったホラー映画です。

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ラリー　スマホの中に棲むモノ／カムプレイ

公開年	制作国	上映時間
2020年	アメリカ	96分

映画紹介：
タブレットの中の物語が、現実を侵食し始める──。『ラリー　スマホの中に棲むモノ／カムプレイ』は、テクノロジーと孤独をテーマにした、静かで切ないモンスター系ホラーです。

自閉スペクトラム症を抱える少年・オリバーは、言葉が話せず、スマホやタブレットが唯一のコミュニケーション手段。ある日、そこに現れたのは“ラリー”という名の“友だちが欲しい”何か──。孤独な少年と異形の存在の交流が、やがて恐怖に変わっていきます。

驚かし系の演出や不気味な雰囲気はあるものの、過激な暴力や性的なシーンは一切なし。むしろ「親子の理解と絆」を軸にしているため、家族で観ると深く刺さる部分が多い作品です。

ラリーの正体は？ なぜスマホの中に現れるのか？
静かに進むストーリーの中で、“本当の怖さとはなにか”を問いかけるような余韻が残る、異色の感情派ホラーです。

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M3GAN／ミーガン

公開年	制作国	上映時間
2022年	アメリカ	102分

映画紹介：
“彼女はあなたを守る。でも、それはやりすぎるかもしれない──”。
『M3GAN／ミーガン』は、AI人形が暴走するスリラーでありながら、テンポ良く観やすく、家族でも楽しめるポップホラーの新定番です。

天才エンジニアが開発したAI人形・M3GAN（ミーガン）は、ある少女の心のケアを担うために導入されるが、「守ること」がエスカレートし、やがて人間すら制御対象と見なしてしまう。その過程が、どこかユーモラスに、しかし確実にゾッとさせてきます。

ビジュアルも演技もリアルすぎて、不自然な“人形っぽさ”が逆に怖い。流血シーンはややあるものの、過激なグロや性的描写は皆無。むしろブラックコメディ要素が強く、ホラー初心者にも入りやすい作風です。

「AIが感情を持つと、どこまでが愛で、どこからが支配なのか？」という問いが心に残る、現代社会とテクノロジーへの警鐘でもある秀作です。

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ライト／オフ

公開年	制作国	上映時間
2016年	アメリカ	81分

映画紹介：
「光をつけたら“いない”。でも、消すとそこに“いる”──」
『ライト／オフ』は、シンプルなのに恐怖が最大限に増幅される驚異のコンセプトホラーです。

母親の周囲で起きる異変、そして妹を守るため帰郷する主人公。“光があると見えず、暗闇にだけ存在する存在”という設定は斬新ながら、完璧にビジュアル化されていて、視覚的にも理屈的にもゾクッとさせられます。

上映時間は81分と短く、無駄のない展開と絶妙なジャンプスケアで最後まで息をつかせない作り。グロや過激なシーンはなく、演出で魅せる“王道の怖さ”を楽しめます。

「ホラーってこういうのでいいんだよ」と思わせてくれる1本。手軽にしっかり怖がりたい人や、家族とドキドキしたい夜にぴったりの作品です。

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“それ”がいる森

公開年	制作国	上映時間
2022年	日本	109分

映画紹介：
「夜の森には、“人間じゃない何か”がいる」──
『“それ”がいる森』は、Jホラー的な“気配の怖さ”とミステリー要素をあわせ持つ異色の邦画ホラーです。

実際の未解決事件や“UFO目撃談”などをベースにしつつ、人里離れた森で起きる不気味な出来事が、じわじわと恐怖をあおっていきます。相葉雅紀演じる主人公が、息子とともに謎の核心に迫っていく展開は、サスペンスとしても引き込まれます。

血や暴力は最小限。不気味な音や影、不自然な静寂など、五感に訴える“和製ホラー”らしさが全面に押し出されています。家族で観るにも配慮された演出で、怖いのに観やすいバランスが秀逸。

「Jホラーは好きだけど、あまりに暗いのはちょっと…」という人にもおすすめ。親子の絆と“異界との境界”を描いた、新しいタイプの邦画ホラーです。

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インシディアス

公開年	制作国	上映時間
2010年	アメリカ	103分

映画紹介：
「その子は“昏睡状態”じゃない。魂がどこか別の世界に囚われている──」
『インシディアス』は、霊界と現実をまたぐ設定と強烈なジャンプスケアで知られる、“驚かし系”ホラーの最高峰です。

舞台は新居に引っ越してきた一家。長男が突如昏睡状態に陥り、そこから家中で怪異が次々と起き始めます。実は原因は家ではなく“本人”にあるという展開が、ホラーとしての奥行きを一気に広げてくれる作品です。

グロシーンや性的描写はほぼゼロ。それでも“突然出てくるものの怖さ”で恐怖を演出する巧みさは、観る者を一瞬で黙らせる力があります。音と構図だけでここまで怖がらせられるのかと驚くはず。

ホラーが好きでも苦手でも、必ず記憶に残る1本。家族愛を軸に描かれるため、怖いだけじゃない感動もある、完成度の高い作品です。

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クワイエット・プレイス

公開年	制作国	上映時間
2018年	アメリカ	90分

映画紹介：
「音を立てたら、死ぬ──」
『クワイエット・プレイス』は、音を極限まで排除したサバイバルホラー。家族の絆と緊張感が同時に胸に迫る、まさに“静かな衝撃”です。

人類のほとんどが消えた世界。音に反応して襲ってくる謎の怪物から逃れるため、家族は「沈黙だけが命を守る」という生活を余儀なくされます。ささやき声すら許されない日常が、静かな恐怖を生み出します。

ジャンプスケアに頼らず、音の使い方・消し方で恐怖を演出している点が新鮮。グロや性的描写も一切なく、心理的な張り詰めた緊張だけで最後まで惹きつけてくれます。

ホラーとしてだけでなく、“親が子を守る覚悟”を描いた物語としても非常に高評価。観終わったあと、思わず物音を立てたくなくなる作品です。

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死霊館

公開年	制作国	上映時間
2013年	アメリカ	112分

映画紹介：
「これはすべて“実話”に基づいている──」
『死霊館』は、現代ホラーの名匠ジェームズ・ワンが手がけた実録心霊ホラーの金字塔。一切のムダを排した演出で、観る者を“本物の恐怖”に引きずり込みます。

舞台は田舎の一軒家。突如起こり始めた怪奇現象に困り果てた家族のもとに、心霊研究家のウォーレン夫妻が訪れます。神父や悪魔祓いではなく、科学と信仰の狭間にいるような彼らの存在が、リアリティを支えています。

グロシーンや派手なVFXに頼ることなく、音・構図・タイミングだけで驚かせてくる演出の巧みさは圧巻。性的な描写も皆無で、安心して“本当に怖いホラー”を味わいたい人に最適な作品です。

シリーズ化されるほどの完成度を誇る名作。王道心霊ホラーを求めている人なら、まずこれを観て損はなしです。

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名作ホラーを安心・高画質で楽しむなら、U-NEXT

『死霊館』『インシディアス』『ゴーストバスターズ』といった、恐怖の中にドラマやユーモアがある良質なホラー映画も、U-NEXTなら高画質＆見放題で楽しめます。

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さらに毎月1,200円分のポイントが付与されるため、新作ホラーや劇場未公開作品も追加料金なしで視聴可能。スマホ・テレビ・PCなどあらゆるデバイスに対応しており、家族でも個人でも快適に楽しめます。

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まとめ｜気まずくないけど、ちゃんと怖い。家族で楽しめるホラーはある！

ホラー映画と聞くと、「グロい」「気まずい」「家族では観づらい」そんなイメージが先行しがち。でも今回ご紹介した10本は、そのどれにも当てはまらない“安心して楽しめる”良作ホラーばかりです。

驚かされる演出があっても、描写はマイルド。恐怖の中にユーモアや感動があり、家族やパートナーと一緒に観ても気まずくならない。それでいて、しっかり「ホラー映画としての満足感」も味わえる──そんな絶妙なバランスの作品たちです。

ホラーに苦手意識がある人も、ホラー大好きな人も。
ぜひ大切な誰かと、ひと晩“ちょっとだけ怖い映画”を楽しんでみてください。

怖さのあとに、きっと会話が生まれる。
それもまた、ホラー映画のいいところです。