「怖い映画が観たい」──そんなとき、最初に思い出してほしいのがこのシリーズ。
それが、ホラー界のレジェンド『死霊のはらわた』です。
1981年にサム・ライミが放った衝撃作から始まり、血みどろの続編、異色の時代劇ホラー、衝撃のリメイク、新章『ライジング』、そしてスピンオフドラマまで……全てが狂ってて最高。
今回は『死霊のはらわた』シリーズとリメイク映画を全網羅しつつ、オリジナルとの違いや怖さ・演出の進化も徹底解説します。
シリーズ未見の人も、ファンの人も、この“悪霊地獄”に飛び込む準備はいいか?
このシリーズ、ホラー好きなら一度は通るべき道です。
・『死霊のはらわた』シリーズの観る順番や違いを知りたい人
・オリジナル版とリメイク版の違いや魅力を比較したい人
・グロくて狂ってるホラー映画を求めている人

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『死霊のはらわた』シリーズとリメイク映画まとめ|オリジナルとの違いも全網羅

タイトル | ジャンル | 怖さ |
---|---|---|
死霊のはらわた(1981) | 悪霊・森 | |
死霊のはらわたII | 悪霊・ゴア | |
死霊のはらわたIII/キャプテン・スーパーマーケット | 異世界・アクション | |
死霊のはらわた(2013) | リメイク・スプラッター | |
死霊のはらわた ライジング | 都市型・家族 | |
死霊のはらわた リターンズ | TV・続編 |
死霊のはらわた(1981)

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1985年2月1日 | アメリカ | 86分 |
映画紹介:
たった数十万円の低予算で、ホラー映画史を変えた伝説の一本──それが1981年公開の『死霊のはらわた』です。森の中の小屋+悪霊+無力な若者たちというシンプルな構図ながら、圧倒的な暴力性と狂気が観る者を襲います。
物語は、5人の若者が訪れた山小屋で、偶然見つけた“死者の書”とテープを再生してしまうことから始まります。そこから始まるのは、逃げ場のない地獄絵図。悪霊に取り憑かれた仲間たちがひとり、またひとりと変貌し、容赦なく襲いかかってくるスプラッター地獄が展開します。
異常なカメラワーク、過激すぎる特殊メイク、無名俳優の鬼気迫る演技──全てが狂っていて、それが観る者の記憶に焼きつきます。サム・ライミ監督のアイデアと執念が詰まったDIYホラーの究極形とも言えるでしょう。
グロい、怖い、気持ち悪い。でも、なぜかクセになる。その感覚こそが『死霊のはらわた』の魅力。ホラー映画ファンなら、この狂気に一度は浸るべきです。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:悪霊・森
- 一言ポイント:「予算の限界を超えた、狂気のスプラッター地獄」
グロ耐性ないけど夢中で観ちゃった。何この狂気。
ゾンビじゃないけどゾンビ映画以上に容赦ない…。
怖いのに笑えてくる瞬間もある。これがホラーの原点かも。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
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死霊のはらわたII

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1987年10月3日 | アメリカ | 85分 |
映画紹介:
『死霊のはらわたII』は、ただの続編ではありません。前作をセルフリメイクしつつ、さらに悪ノリと狂気を加速させた唯一無二のホラー・コメディです。ここから“アッシュ”というキャラクターが、ホラーアイコンへと変貌を遂げていきます。
ストーリーは、再び山小屋へ足を踏み入れてしまったアッシュが、悪霊に襲われるという前作の焼き直し……なのに、テンポ、演出、狂気度すべてがパワーアップ。チェーンソー装着の右腕とライフルをぶっ放すアッシュの姿は、もはや伝説。
コメディとグロの融合、止まらないカメラワーク、そして壁から吹き出す血、笑い出す鹿の剥製──何もかもがカオスで最高。恐怖よりも“狂気”を楽しめるホラーがここにあります。
ホラーが苦手な人にも刺さる「バカバカしさ」と、「それでもちゃんと怖い」という絶妙なバランス。サム・ライミ監督の真骨頂を味わいたいなら、この作品は外せません。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:悪霊・ゴア
- 一言ポイント:「ホラーとギャグが融合した、血まみれのカルト傑作」
前作よりテンポ良くて観やすい!笑ってゾッとした。
壁から血ドバドバ、笑い声、鹿の剥製…全部おかしいのに怖い。
アッシュが完全にホラー界のヒーローになっててカッコイイ。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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死霊のはらわたIII/キャプテン・スーパーマーケット

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1993年6月26日 | アメリカ | 89分 |
映画紹介:
前作の血まみれ地獄から一転──まさかの中世へタイムスリップ!?『死霊のはらわたIII/キャプテン・スーパーマーケット』は、ホラーからファンタジー・アクションへと大胆に進化した異色作です。
物語は、アッシュが“死者の書”の力で中世ヨーロッパに飛ばされるところから始まります。そこで彼は、悪霊軍団“デッド・アイツ”と壮絶な戦いを繰り広げることに。チェーンソーとショットガンを手にした現代男が、剣と魔法の世界で大暴れという、B級映画愛に満ちたストーリーです。
怖さよりもユーモアと冒険感が強く、モンスター映画+時代劇+B級ホラーの奇跡的融合が実現。SFXやスーツアクターによるクリーチャー演出も、今見ると逆に味があり、ファンの心をくすぐります。
完全にシリーズの方向性が変わった本作ですが、アッシュというキャラクターの魅力が爆発した一作でもあります。ホラーより「カルト映画」を楽しみたい人にこそ刺さる一作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:異世界・アクション
- 一言ポイント:「ホラーを超えた、もう1つの異世界系最狂アクション」
えっ!?中世!?ってなるけど、アッシュ無双が最高すぎた
怖くはないけど、スケルトン軍団の造形がめちゃくちゃ良い
完全にB級冒険映画なのに、なぜかクセになる…!
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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死霊のはらわた(2013)

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2013年5月3日 | アメリカ | 91分 |
映画紹介:
「リメイクなんてどうせオリジナルに勝てない」──そんな声をぶっ飛ばす、血と狂気の極限リブートがこの2013年版『死霊のはらわた』です。シリーズの原点に立ち返りながらも、恐怖表現は現代的に大進化。まさに“令和のスプラッターの金字塔”。
ストーリーは基本的に1981年版と同じ。森の小屋で“死者の書”を読み上げてしまった若者たちが次々と悪霊に取り憑かれ、地獄のような惨劇に見舞われます。しかし本作のすごさは、妥協ゼロの血まみれ描写。CGを使わず、ほぼすべて実写で撮影されたグロ演出が本気すぎて震える。
主演のジェーン・レヴィが演じるヒロインも秀逸。単なる“襲われる側”ではなく、恐怖と狂気のなかで覚醒していく強さが胸を打ちます。クライマックスの“血の雨”は、ホラー史に残る名場面。
グロ耐性がない人には正直おすすめできないレベル。でも、本物のスプラッターホラーを体感したい人には、これ以上ない一本。オリジナルへのリスペクトと、現代ホラーの限界突破が詰まった傑作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:リメイク・スプラッター
- 一言ポイント:「血の雨が降る…極限まで研ぎ澄まされたスプラッターの極致」
マジでえげつない。実写グロの気合いが桁違い
目をそむけたくなるのに、映像が美しいのがすごい
元作ファンでも納得の“本気リメイク”だと思う
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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死霊のはらわた ライジング

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2023年4月21日 | アメリカ | 96分 |
映画紹介:
舞台は森から“都会のアパート”へ──それでも悪霊は容赦しない!『死霊のはらわた ライジング』は、シリーズの血脈を受け継ぎながら完全に新たな恐怖領域に突入した最新作です。
物語の中心は、崩壊寸前の古アパートに暮らす母親と子どもたち。ある日、地下室で“死者の書”とレコードを発見したことから、家族の中に悪霊が入り込み、家庭が一瞬で地獄と化す展開に。密室での恐怖が、凄まじいテンションで押し寄せてきます。
血まみれ描写も健在ですが、今回は特に「母」という存在が狂気に染まっていく怖さが際立ちます。ジャンプスケアよりも心理的恐怖と映像美で攻める演出が光り、ホラーとしての完成度が極めて高い。
シリーズ未見でも楽しめる独立性の高さに加え、旧作ファンへのオマージュも豊富。令和の『死霊のはらわた』は、“家”を呪われた密室に変える”という新たな地平を切り開きました。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:都市型・家族
- 一言ポイント:「“母親”がいちばん怖い──密室スプラッターの新境地」
母ちゃんがドアの隙間からのぞいてるシーン、トラウマレベル
密室ホラーとして完成度高すぎ!逃げ場ゼロの絶望感がすごい
旧作オマージュも嬉しいし、単体で観てもめちゃくちゃ怖い
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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死霊のはらわた リターンズ

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2015年10月31日 | アメリカ | 25-37分 |
映画紹介:
かつて“悪霊との戦い”を生き延びたあの男が、まさかの復活──『死霊のはらわた リターンズ(Ash vs Evil Dead)』は、アッシュのその後を描いたTVシリーズ。あの血まみれヒーローが、年を重ねてもチェーンソー片手に大暴れします。
物語は、スーパーの店員として冴えない日常を送っていたアッシュが、またもや“死者の書”をうっかり解放してしまうところから再び始まります。そこからは怒涛のスプラッター&ギャグの連続。毎話悪霊退治に明け暮れるド派手展開が止まりません。
TVシリーズとは思えないクオリティの特殊効果、シリーズファン歓喜のオマージュ、そして何より老アッシュのダメっぷりとカッコよさが同居したキャラ描写が絶品。血まみれで笑えて、ちょっと泣ける展開もアリ。
本作を観ると、『死霊のはらわた』は“アッシュの物語”でもあったと再認識させられます。過去作を観てきたファンにこそ刺さる、愛と狂気に満ちた続章です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:TV・続編
- 一言ポイント:「血とユーモアとアッシュが帰ってきた、狂気のTVシリーズ」
おじさんになってもアッシュはアッシュ。最高の続編!
毎話ちゃんと血まみれで、TVシリーズとは思えない豪快さ
旧作ファンへの愛が詰まりまくってて、泣ける場面もあった
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“狂気と血しぶき”の真骨頂を、U-NEXTで体感せよ

『死霊のはらわた』『死霊のはらわたII』『死霊のはらわた ライジング』など、スプラッターと狂気が渦巻く名作ホラーも、U-NEXTでは多数ラインナップされています。
見知らぬ森の小屋で、何かが目を覚ます──
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まとめ|『死霊のはらわた』シリーズはホラー映画の“進化の記録”

『死霊のはらわた』は、ただのスプラッターホラーではありません。低予算のインディーズ映画から始まり、コメディ、ファンタジー、リメイク、そして現代の密室ホラーへと進化を遂げた、ホラー映画の生きた歴史なのです。
どの作品から観ても楽しめますが、オリジナル→II→III→リメイク→ライジング→リターンズという順番で観れば、その変化や監督の狙いもより深く味わえます。特にホラーの中でも“血と狂気”が好きな人には、全作品必見です。
笑えるのに怖い。グロいのに美しい。絶望の中でアッシュが立ち上がる──そんな混沌の魅力が詰まったシリーズを、ぜひ一度体験してみてください。
さあ、死者の書を開きましょう。そこには、最高におぞましくて楽しい“ホラーの世界”が広がっています。