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【カルト宗教が怖すぎる】カルト系ホラー映画おすすめ10選|信仰の闇が襲いかかる

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汗だくになりながら笑顔で踊る北欧風の少女。白い民族衣装と花冠を身につけ、熱狂的に舞う姿が印象的。

閉ざされた村、得体の知れない教義、逃げられない信仰──。

ホラー映画の中でも、じわじわと精神を侵食してくるのが「カルト宗教ホラー」。ただの恐怖では終わらず、「信じるとは何か」「人間とはどこまで洗脳されるのか」といった重いテーマが観る者にのしかかってきます。

この記事では、実話に着想を得たリアルな地獄から、異教儀式を描く異色の作品、日本のリアルな信仰トラウマまで、選りすぐりのカルト宗教ホラー映画10本をご紹介。

「ミッドサマー」「ウィッカーマン」などの名作はもちろん、「N号棟」や「カルト」などの邦画も取り上げています。
じわじわと心に忍び寄る“信仰の闇”に、ぜひ飲み込まれてみてください。

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目次

カルト宗教ホラー映画おすすめ10選

汗だくになりながら笑顔で踊る北欧風の少女。白い民族衣装と花冠を身につけ、熱狂的に舞う姿が印象的。

※タップすると各作品の詳細紹介にジャンプします。

タイトル国・地域怖さ
ミッドサマーアメリカ・スウェーデン
ウィッカーマンイギリス・アメリカ
アポストル 復讐の掟イギリス
サクラメント 死の楽園アメリカ
コロニアドイツ・ルクセンブルク
呪詛台湾
カルト日本
N号棟日本
ローズマリーの赤ちゃんアメリカ
マーサ、あるいはマーシー・メイアメリカ

ミッドサマー

映画紹介:
北欧の白夜を舞台に、狂気と祝祭が交錯する衝撃作。『ミッドサマー』は、恋人との関係が冷え切ったままスウェーデンの奥地を訪れたアメリカ人女性が、現地の奇妙な祝祭に巻き込まれていくフォークホラーです。

監督は『ヘレディタリー/継承』で注目を集めたアリ・アスター。今回も家族や人間関係の壊れゆく過程を、じわじわと精神を削る演出で描き出します。真昼の青空と花々に彩られた美しい景色の中で展開する惨劇は、通常のホラーとは真逆の“不気味さ”で観る者を圧倒。

グロ描写や儀式的な描写も多く、苦手な人は注意が必要ですが、北欧の民俗信仰や自然崇拝に興味がある方には深く刺さる内容です。「ホラー映画=暗くて怖い」という常識を覆す、唯一無二の体験が味わえます。

カルト的な人気を誇る本作は、北欧ホラー映画を語るうえで外せない1本。心理的な崩壊と美の暴力に魅了されたいなら必見です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:民俗ホラー・カルト・サイコロジカル
  • 一言ポイント:昼間の太陽の下で繰り広げられる“明るすぎる地獄”

ホラーなのに明るい…のに怖い。頭が混乱する感じがクセになる。

美術や民族衣装の細部まで異常に凝っていて、世界観に引き込まれた。

終盤はちょっとトラウマ級。しばらく花冠が怖くなるかも。

ウィッカーマン

映画紹介:
閉ざされた島、外部から来た警察官、村人たちの異様な沈黙──。『ウィッカーマン』は、スコットランド沖にある孤島で行方不明の少女を捜索する警察官が、島の住人たちの異教的な信仰と“ある儀式”に巻き込まれていく、1973年の伝説的フォークホラーです。

本作は民俗学的な背景をベースに、不気味な祝祭と音楽、日常と狂気の曖昧な境界線を描いており、観る者に“文化”という言葉の裏に潜む狂気を突きつけます。2006年にはニコラス・ケイジ主演でリメイクされ、そちらはよりショッキングな展開が特徴。

北欧神話やケルト文化に興味がある方、異文化的恐怖に惹かれる人にはたまらない一作です。ラストシーンの“あの光景”は、今もなお多くの映画ファンに語り継がれています。

『ミッドサマー』に衝撃を受けた人は、必ずこの作品にも辿り着くはず。まさに“カルトホラーの原点”です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:フォークホラー・宗教スリラー・儀式ホラー
  • 一言ポイント:美しさと不気味さが共存する、“文化の暴力”を描いた名作

この映画のラスト、今でも頭から離れない。静かなのにゾッとした。

“文化”ってこんなに怖いの?って思わされた。知識があるともっと深く楽しめる。

リメイク版も観たけど、やっぱりオリジナルの不気味さが強烈だった。

アポストル 復讐の掟

映画紹介:
1905年、絶縁状態だった妹が謎の宗教団体に拉致されたことを知った主人公は、救出のために孤島へと潜入する。『アポストル 復讐の掟』は、自然と共に生きる“信仰共同体”が抱える狂気を描いた、Netflix配信の異色カルトホラーです。

島全体が一つの宗教国家のように機能し、外部からの介入に異常なまでの排除反応を示す住人たち。その裏で起きる儀式や“生贄”をめぐる闇は、信仰と暴力の融合そのもの。フォークホラーや宗教スリラーが好きな人にはドンピシャの1本です。

本作は、アクション映画『ザ・レイド』シリーズで名を上げたギャレス・エヴァンス監督によるもので、静と動のバランスが絶妙。暴力描写も容赦なく、精神的にも肉体的にも削られていく人間の姿がリアルに描かれます。

カルト宗教×孤島×監禁。ジャンル要素てんこ盛りで、後半に向かうにつれて加速する“地獄感”は必見です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:宗教ホラー・フォークホラー・サバイバルスリラー
  • 一言ポイント:閉ざされた島のカルト共同体が見せる“信仰の暴走”

最初はミステリーっぽいけど、後半からガチでヤバくなる。

「信じる者は救われない」ってこういう意味か…とゾッとした。

グロ耐性ない人は要注意。けっこうガチめの描写があります。

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サクラメント 死の楽園

映画紹介:
ドキュメンタリー撮影のために向かった先は“楽園”と呼ばれる独立コミュニティ。しかしそこには、外部との接触を断ち、教祖の言葉を絶対とする危険な集団が暮らしていた──。

『サクラメント 死の楽園』は、実際に起きた「人民寺院」集団自殺事件をモチーフにしたPOVスタイルのカルトホラー。緊張感のある映像とリアルすぎる会話の応酬で、観る側にも“記録者”としての目線が求められます。

ジワジワと異様な空気に染まり、逃げ場のない恐怖が迫る展開は圧巻。静かに、しかし確実に壊れていく集団の内部に巻き込まれていく感覚が、非常に生々しい。

派手な演出やオカルト的描写はないものの、「本当にこういう事件があった」と思わせるリアリティこそが本作の最大の怖さ。実話系・ドキュメンタリー系ホラーが好きな人には強くおすすめです。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:フェイクドキュメンタリー・カルト・実話インスパイア
  • 一言ポイント:観終わったあとにネット検索せずにはいられない“実録感”

怖いのに、どこか説得力があって信じてしまいそうになるのが逆に怖い。

「こんな教祖、実在してもおかしくない」と思わせる演技力がすごい。

派手な演出がないぶん、リアルすぎてずっと息が詰まってた。

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コロニア

映画紹介:
1973年、チリで起きた軍事クーデターの混乱の中、恋人を探すために若き女性が足を踏み入れたのは、外部との接触を絶った“信仰共同体”。『コロニア』は、実在したカルト集団「コロニア・ディグニダ」を題材にした社会派スリラーです。

カルト宗教の名のもとに行われる洗脳、暴力、徹底した支配──。表向きは“孤児のための農園”を装いながら、その実態は恐ろしい抑圧と拷問の巣窟。現実に存在したその空間を、映画はスリラーの文脈で再現しています。

主演はエマ・ワトソン。ホラー色は薄めながら、「人が人を信仰で支配する怖さ」をこれほどまでに強烈に描いた映画は稀。ホラーというより“信仰に隠れた支配構造の恐怖”を観たい人におすすめです。

一見穏やかな集団の裏に潜む狂気。実話に基づくからこそ、背筋が凍る“現実のカルト”を体感できます。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:実話ベース・社会派スリラー・カルト宗教
  • 一言ポイント:ホラー要素少なめ、でも“現実”がいちばん怖い

派手な恐怖じゃないけど、じわじわと心が締めつけられる映画だった。

カルト宗教ってここまで“徹底管理”されるのかと震えた…。

ホラー目的だったけど、むしろ社会派サスペンスとして大満足。

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呪詛

映画紹介:
“この映像を観たあなたも呪われる”──
『呪詛(インカンテーション)』は、台湾で実際に起きた民間信仰と集団儀式に着想を得て制作された、最凶クラスのフェイクドキュメンタリーホラーです。

物語は、主人公が過去に関与したある「禁忌の儀式」によって、娘を巻き込む呪いを背負ってしまうというもの。記録映像や自撮りを駆使し、“あなた”を直接呪いに巻き込む構成は、まさに没入型の恐怖体験。

作品の根底にあるのは民間信仰とカルト化した儀式の危うさ。誰かを救うための信仰が、なぜここまで歪むのか。本作はその問いを、視聴者自身に突きつけてきます。

「怖すぎて観られない」と話題になったのも納得の完成度。アジア発のカルトホラーとして世界的に評価される、今もっとも観るべき1本です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:フェイクドキュメンタリー・呪術ホラー・民間信仰
  • 一言ポイント:“視聴すること=呪われる”というメタ構造が怖すぎる

なんか、観たあとに妙な音とか聞こえた気がして…マジで怖かった。

娘との関係が切なすぎて、ただのホラーじゃなかった。

久々に「これは一人で観るもんじゃない」って本気で思った。

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カルト

映画紹介:
テレビの心霊番組として始まったロケが、想像を超える“本物の恐怖”に変わっていく──。
『カルト』は、フェイクドキュメンタリーの名手・白石晃士監督が手がけた、日本独自の“カルト宗教×霊的ホラー”です。

出演するのは実在のアイドルたち。除霊師とともに心霊現象の調査に向かった先の民家では、ただの幽霊では片付けられない、邪教的な儀式や呪詛が行われていた痕跡が…。テレビ的な軽さで始まった取材が、どんどん引き返せない領域に入っていくスリルがクセになります。

白石監督お得意の「何も知らされないまま現場に放り込まれる感覚」も健在で、観ている側まで巻き込まれていくような恐怖が魅力。霊と信仰が結びついたとき、日本的なホラーがいかに“底なし”になるかを見せつけられます。

霊能バトル風の展開と、終盤にかけて急転直下で襲いかかる地獄絵図。邦画ホラーならではの「見せない恐怖」が効いている1本です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:フェイクドキュメンタリー・心霊・カルト宗教
  • 一言ポイント:テレビ番組が地獄の扉を開く、リアル感MAXの邦画ホラー

これ…放送していいの?ってレベルで怖くなっていく展開が神。

白石監督らしさ全開。ドキュメンタリーとカルト宗教の組み合わせが怖すぎ。

邦画ホラーの「見せない怖さ」が好きな人にはぶっ刺さると思う。

N号棟

映画紹介:
大学の卒業論文のために、廃墟となった団地「N号棟」の調査を始めた学生3人。軽い気持ちで立ち入ったその場所には、かつて集団生活を送っていたカルト的共同体の痕跡が色濃く残っていた──。

『N号棟』は、実際にあった“ある団地での異様な事件”に着想を得て描かれた邦画ホラー。
洗脳、信仰、儀式、共同生活…誰もが「日常」の一部として過ごしていた空間が、徐々に“狂気の巣窟”だったことが明かされていく構成が見事です。

特筆すべきは、邦画らしい静かな演出と余白のある演技。それゆえに、「実際にこういう場所があってもおかしくない」と思わせるリアリティが生まれています。

ど派手なホラー描写は少ないものの、じわじわと心に染みる“現代日本のカルト的恐怖”を味わいたい人には刺さる1本です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:実話インスパイア・邦画ホラー・カルト
  • 一言ポイント:“集合住宅”が舞台の、日常に潜む信仰と狂気

ホラーよりもリアルな“空気”のほうが怖くて鳥肌たった。

団地って、誰がどんな信仰を持って住んでたか分からないんだよな…

“日本にもこういう場所あったかも”と思わせる絶妙な設定がすごい。

ローズマリーの赤ちゃん

映画紹介:
新婚夫婦が引っ越したマンション。その隣人たちは、どこか親切すぎて、どこか気味が悪い──。
『ローズマリーの赤ちゃん』は、悪魔的カルトに妊娠と出産を通じて巻き込まれていく女性を描いた、1968年の心理ホラーの金字塔です。

主人公ローズマリーが妊娠してからの体調不良、夫の不審な言動、隣人との距離感…すべてが「普通」の中に潜んだ異常として描かれ、じわじわと精神を削ってきます。大げさな演出は一切なく、それだけに“信じられるもの”がどんどん消えていく恐怖が際立ちます。

カルト的宗教、儀式、悪魔崇拝などがストーリーの核にありつつも、実際に何が起きているのかは曖昧にされ続け、観る者の不安と疑念を増幅させていく構成は見事。

信頼・妊娠・隣人──。私たちが日常で関わるすべてのものが“信仰”という名の狂気に染まったとき、何が残るのか。今なお色あせない傑作です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:心理ホラー・カルト宗教・悪魔崇拝
  • 一言ポイント:「信じること」がもっとも危険な選択肢になる映画

ホラーというよりも“疑心暗鬼の地獄”。何が本当か分からなくなる。

時代を超えて通用する不気味さ。家に帰るのが怖くなるタイプの映画。

出産というテーマがここまで怖くなるとは…。女性の視点でこそ刺さる。

マーサ、あるいはマーシー・メイ

映画紹介:
かつて“ある集団”に身を置いていた女性・マーサ。彼女は脱出に成功するが、その日常には常に恐怖と不安がつきまとう──。
『マーサ、あるいはマーシー・メイ』は、カルト的な共同体を離れた後の“心の爪痕”を静かに描いたサイコスリラーです。

本作がユニークなのは、カルトそのものよりも“カルトを抜けた人間”の視点で描かれている点。回想のように断片的に語られる過去と、現在の平穏な生活が重なるにつれ、観客は次第に「彼女は今も監視されているのでは?」という不安に呑まれていきます。

恐怖描写や儀式的シーンは控えめながら、“洗脳された記憶”が残ること自体がいかに恐ろしいかを、淡々と・静かに突きつけてくる作品です。

ホラーというよりスリラー寄りですが、心理的な“後を引く怖さ”では本リストでも屈指。静けさの中に潜む狂気を、ぜひ味わってみてください。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:心理スリラー・ポストカルト・サスペンス
  • 一言ポイント:カルトを抜け出した“その後”に残る、静かな恐怖

静かな映画なのに、ずっと不安にさせられて精神削られた。

カルトものって抜けたら終わりじゃないんだな…と思い知らされる。

あの結末、怖すぎた。日常の“ズレ”がこんなに不気味になるとは。

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その裏で進行する儀式・洗脳・集団支配
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信じることの恐ろしさ──カルトホラーは“心”を侵す

記事のまとめタイトルと可愛い幽霊のイラスト

カルト宗教をテーマにしたホラー映画は、ただの幽霊や殺人鬼とは違い、「信じる」という人間の根源的な感情を軸にした恐怖が描かれます。

祝祭に見せかけた儀式、穏やかな共同体の裏に潜む支配、愛や救いの名のもとに行われる洗脳や暴力──。その恐怖は決して他人事ではなく、日常のすぐ隣に潜んでいるかもしれません。

今回紹介した10作品は、いずれも“信仰の闇”に切り込んだ力作ばかり。民俗ホラーから実話インスパイア、心理スリラーまで、さまざまな角度からカルトの恐怖を描いています。

「ただ怖いだけじゃ物足りない」「心に残るテーマ性のあるホラーが観たい」──そんな方は、ぜひ本記事のリストから1本、深淵へと足を踏み入れてみてください。

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