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2020年代近年の傑作ホラー映画10選|新時代の恐怖はここから始まった

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AI、SNS、風刺、そしてアート──2020年代のホラー映画は、恐怖の“定義”そのものを塗り替えました。

血しぶきやジャンプスケアだけではなく、「何を信じ、何を恐れるべきか」という現代人の不安を鋭く抉る。それが今のホラーです。

『ズーム/見えない参加者』のSNS連動型、『NOPE/ノープ』の異形の空、『ザ・メニュー』の狂気の晩餐──。どの作品も時代を映す鏡のように、私たちの社会と精神をえぐり出します。

今回は、2020年代を代表するホラー映画の中から、恐怖・狂気・美しさを兼ね備えた10本を厳選。
新しいホラーの形を、あなたの目で確かめてください。

恐怖は、進化し続ける。

こんな人におすすめの記事です

・最新のホラー映画トレンドを知りたい人

・A24作品やアート系ホラーが好きな人

・“怖い”だけじゃない深みのあるホラーを探している人

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目次

2020年代ホラー映画おすすめ10選|AIからアートまで“新時代の恐怖”がここにある

薄暗い部屋でタブレット越しにホラー映画を観て驚く若い日本人カップルの様子
タイトルジャンル怖さ
マリグナント 狂暴な悪夢サイコ・スプラッター
ズーム/見えない参加者POV・心霊
NOPE/ノープSF・社会風刺
X エックススラッシャー・A24
Pearl/パールサイコ・ドラマ
ザ・メニュー風刺・シチュエーション
スマイル心理・呪い
MEN 同じ顔の男たち寓話・ジェンダー
トーク・トゥ・ミー悪霊・SNS
ボーはおそれているアート・精神世界

マリグナント 狂暴な悪夢

公開年制作国上映時間
2021年アメリカ111分

映画紹介:
ホラー界の巨匠ジェームズ・ワンが仕掛けた、誰も予想できない“どんでん返しホラー”。『マリグナント 狂暴な悪夢』は、彼の代表作『ソウ』『死霊館』とはまったく異なる狂気の方向へ舵を切った、2020年代ホラーの怪作です。

物語の主人公マディソンは、謎の幻覚に苦しむ女性。彼女が見る“殺人現場のビジョン”は、実際に起きている事件と一致していた──。そこから始まる恐怖は、常識をぶち壊す驚愕の正体へとつながっていきます。

後半の展開はまさに狂気。肉体ホラー、スラッシャー、アクション、そしてサイコスリラーが融合し、観客の想像を遥かに超える“正気の壁”を突破します。ジェームズ・ワンが原点回帰しながらも進化した、変態的にスタイリッシュな恐怖表現は圧巻です。

ホラーを見慣れた人ほど騙される、異常で爽快な一作。「怖い」を通り越して「唖然」とする体験を味わいたいなら、これ以上の作品はありません。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:サイコ・スプラッター
  • 一言ポイント:「正体が明かされた瞬間、恐怖が歓喜に変わる。ジェームズ・ワンの狂気が炸裂。」

え…そういうこと!? 展開を知った瞬間、声が出た。

ジェームズ・ワン、またしてもやってくれたな。ホラー×アクションの融合が天才的。

衝撃と笑いが同時にくる“狂気の傑作”。ホラーの新しい扉を開いた感じ。

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ズーム/見えない参加者

公開年制作国上映時間
2020年イギリス57分

映画紹介:
パンデミック初期、世界中が“リモート会議”に慣れ始めた頃──。その何気ない日常を、最も恐ろしい形で切り取ったホラーが『ズーム/見えない参加者(Host)』です。上映時間57分という短さながら、緊張感は一秒たりとも緩みません。

舞台は、オンラインで行われるスピリチュアルな交霊会。6人の友人たちがZoomで儀式を試みるものの、軽い冗談から招かれてしまう“何か”が画面越しに忍び寄ります。「見えない恐怖」×「リアルなリモート映像」という構成が、圧倒的な臨場感を生み出しています。

ほぼ全編がPC画面上で進むにもかかわらず、カメラワークや演出は完璧。暗闇、ノイズ、通信エラー……すべてが恐怖の演出装置になっており、まるで自分のZoomに“何か”が映り込むのではと錯覚するほどです。

リモート時代の“日常ホラー”として、2020年代を象徴する一本。画面越しの恐怖体験をリアルに味わいたい人に、これ以上の作品はありません。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:POV・心霊
  • 一言ポイント:「Zoom会議の最中に霊が参加する──57分間のリアルすぎる恐怖体験」

Zoom画面の隅が怖すぎて見られない…。あの“間”が地獄。

わずか1時間弱でここまで怖くできるのか…テンポも完璧。

パンデミック時代を象徴する傑作ホラー。POVの完成形。

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ズーム/見えない参加者 [DVD]

NOPE/ノープ

公開年制作国上映時間
2022年アメリカ130分

映画紹介:
『ゲット・アウト』『アス』のジョーダン・ピール監督が挑んだのは、“空を見上げる恐怖”。『NOPE/ノープ』は、SF・スリラー・寓話・西部劇というジャンルを大胆に横断しながら、人間の「見る欲望」そのものを恐怖へと変換した異色のホラーです。

舞台はカリフォルニアの荒野。兄妹が経営する牧場の上空に、正体不明の存在が現れます。やがてその“何か”はただのUFOではないことが判明し、「観ること」が命取りになるという構造が浮かび上がります。恐怖の本質を、映像文化そのものに結びつけたメタ的な脚本が見事。

緊張感のある空撮と、ピール監督特有のユーモアが絶妙に絡み合い、ホラー映画なのにエンタメとしても成立している稀有な作品です。中盤のチンパンジーの回想シーンなど、寓意的な恐怖描写は一度観たら忘れられません。

“恐怖”と“視聴”をテーマにした、まさに現代の観客への挑戦状。「見上げるな」──その一言が、ここまで恐ろしく響く映画はない。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:SF・社会風刺
  • 一言ポイント:「見上げたら終わり。視ることの恐怖を描いたメタホラーの金字塔」

“見たら終わり”っていう設定が天才すぎる。空を見るのが怖くなった。

ホラーなのに壮大。UFO映画とも違うし、考察が止まらない。

ジョーダン・ピールの野心が詰まりすぎ。怖さよりも思想が刺さるタイプ。

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X エックス

公開年制作国上映時間
2022年アメリカ106分

映画紹介:
血と欲望、そして老い。『X エックス』は、1970年代スラッシャーへのオマージュでありながら、“性と死”を正面から描いたA24製ホラーの傑作です。監督はタイ・ウェスト。ジャンル愛に満ちつつも現代的な視点で“見ること”“撮られること”を問います。

物語は、アダルト映画を撮るために田舎の農場を訪れた若者たちが、そこに住む老夫婦と出会うところから始まります。だが、その老婆パールが抱える欲望と孤独が歪み、若者たちの命をひとりずつ奪っていく…。スラッシャーの形式を借りながら、人間の老いと性の悲劇を描くという深さに圧倒されます。

映像は70年代ホラーを完全再現したグレイン質感。音楽、衣装、ライティング、全てがヴィンテージ調で、ホラー史へのリスペクトが詰まっているのが魅力です。A24らしい芸術的な構図も多く、グロと美しさが見事に同居しています。

そして何より、後にスピンオフ『Pearl/パール』へと繋がる“ひとつの世界”がここから始まります。古典スラッシャーと現代アートホラーの架け橋となった記念碑的作品です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:スラッシャー・A24
  • 一言ポイント:「血とエロス、そして孤独──A24が再定義したスラッシャーの新形態」

スラッシャーなのに芸術的。A24らしい陰鬱さと美しさがたまらない。

パールの存在感が異常。あのラスト、心に焼き付いた。

血まみれなのにどこか切ない。スラッシャーの域を超えてる。

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X エックス [DVD]

Pearl/パール

公開年制作国上映時間
2022年アメリカ102分

映画紹介:
『X エックス』の前日譚として制作された『Pearl/パール』は、少女の夢と狂気が交錯するサイコホラー。主演のミア・ゴスが恐ろしくも切ない怪演を見せ、A24らしいアート性と心理的恐怖が炸裂します。

舞台は1918年。田舎の農場に閉じ込められた少女パールは、ダンサーとして大舞台に立つことを夢見ていた。しかし現実は厳しく、支配的な母、戦争に行った夫、不自由な日常……。その鬱屈した日々が、次第に血と狂気に染まっていく過程が丁寧に描かれます。

カラフルで明るい映像が、物語の進行とともにどんどん歪んでいく。ミュージカルのような映像美とスプラッターの融合が、観る者に強烈な違和感を与えます。特にエンドロール直前の「笑顔の長回し」は、ホラー史に残る狂気の名演。

『X』と合わせて観ることで、パールという人物の悲劇がより深く理解できる。夢を追うことと狂うことの境界線を描いた、静かに心を蝕むホラーです。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:サイコ・ドラマ
  • 一言ポイント:「夢見る少女が狂気に落ちる──美しすぎるサイコホラーの金字塔」

パールがただ哀しい。狂気の裏にある“夢”の破片が切ない。

終盤のあの笑顔、忘れられない…。ホラーを超えた演技だと思う。

怖くて、美しくて、悲しい。『X』と合わせて観ると完璧。

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Pearl パール [DVD]

ザ・メニュー

公開年制作国上映時間
2022年アメリカ106分

映画紹介:
孤島の超高級レストランで供されるのは、芸術的なフルコース──そして計算し尽くされた恐怖。『ザ・メニュー』は、美食文化と格差社会をブラックユーモアで切り刻む“風刺ホラー”です。シェフ・スローヴィク(レイフ・ファインズ)の完璧主義と、招かれたゲストたちの欺瞞が、皿ごとにむき出しになっていきます。

グルメ批評家、成金、映画業界人、フーディー……選ばれし客たちは皆、どこか傲慢で、誰かを“消費”してきた人々。強迫的な美学で組み上げられたコースは、やがて料理ではなく“罰”へと変質していきます。テーブルの上で進む密室劇は冷酷で可笑しく、笑っていいのか凍りつくべきか、感情の置き場がなくなるはず。

最小限の血と最大限の皮肉。ショットの端々まで統制された演出が、厨房の軍隊的秩序と共鳴します。アンヤ・テイラー=ジョイの鋭い視線と、ニコラス・ホルトの“オタク的崇拝”が対照的に配置され、観客は“食べる側/作る側”の関係性を問い直されます。

ホラー要素は控えめながら、人間の欲と承認欲求を炙り出す残酷さは一級品。グルメ映画の装いで“現代の生贄儀式”を見せる、痛烈で後味の良い(悪い?)一皿です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:風刺・シチュエーション
  • 一言ポイント:「“味”より“意味”が刺さる。美食と暴力の境界を解体するブラックコース」

笑っちゃうほど辛辣。風刺の仕込みがキレッキレで旨い(痛い)。

料理より客のほうが生臭い…。人間の“欲”が一番怖い。

ホラー感は控えめだけど刺さる。後からじわじわ効いてくるタイプ。

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ザ・メニュー ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

スマイル

公開年制作国上映時間
2022年アメリカ115分

映画紹介:
にっこり笑うだけで、こんなに怖い──。『スマイル』は“笑顔”という無害な記号を、呪いとトラウマの象徴へ反転させた心理ホラー。精神科医ローズが患者の不可解な自殺を目撃した直後から、彼女の周囲で“笑顔の怪異”が連鎖していきます。

本作の恐怖はジャンプスケアだけではありません。心の傷とスティグマをテーマに据え、見えない不安がじわじわ侵食してくる脚本が秀逸。現実と幻覚の境界が崩れていく演出は、観客にも「自分は何を見ているのか?」という不安を植え付けます。

抑制の利いた音響設計と、フレームの外から圧がかかるようなカメラワーク。何も起きていない“間”すら不穏に感じさせる巧さが光ります。後半にかけては、過去と対峙する心理ドラマと、呪いのルールが絡み合い、容赦のない結末へ。

“笑顔=安心”という常識が壊れる体験。心の闇を視覚化した現代的ホラーとして、2020年代の象徴的な一本です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:心理・呪い
  • 一言ポイント:「笑顔が最恐のアイコンに。トラウマが連鎖する現代的“感染ホラー”」

笑顔のカットが来るだけで心拍数が上がる…こんな“顔”の使い方ある?

精神的にくるタイプ。不安が増殖していく感じがリアルでしんどい。

単なるジャンプスケアじゃない。テーマが骨太で後から効いてくる。

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SMILE/スマイル [DVD]

MEN 同じ顔の男たち

公開年制作国上映時間
2022年イギリス100分

映画紹介:
『エクス・マキナ』『アニヒレイション』のアレックス・ガーランド監督が放つ、寓話と身体ホラーが結合した問題作。夫の死をきっかけに心の傷を抱えたハーパーが、静養のため訪れた英国の田舎で、“同じ顔をした男たち”に次々と遭遇する──という悪夢的体験を描きます。

全編を覆うのは、説明されない不穏さ。森のトンネルで反響する声、監視する無言の視線、礼節の仮面から滲み出る暴力性。ジェンダーと加害/被害の連鎖を、台詞よりもイメージで刺してくる手触りがガーランドらしい。終盤は象徴性の極みへと踏み込み、出生と再生を反復するビジュアルで、恐怖が生理的嫌悪へと変質します。

好みは分かれるものの、音響・ロケーション・美術の精度は抜群。“分からなさ”が恐怖を増幅するタイプのアートホラーとして、A24の挑戦的ラインを象徴する一本です。

解釈はあなた次第。ただし、見終えた後もしばらく心と身体に残る、不快と魅惑の余韻を覚悟して。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:寓話・ジェンダー/ボディホラー
  • 一言ポイント:「“同じ顔”が語る暴力の連鎖──理解よりも感覚で迫る、ガーランドの挑発」

意味を考えるほどザワつく…。不快なのに見入ってしまった。

ラストの連鎖描写、頭が真っ白に。象徴表現の暴力がすごい。

生理的にキツい場面あり。でも、それがテーマに直結してるのも事実。

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トーク・トゥ・ミー

公開年制作国上映時間
2023年オーストラリア95分

映画紹介:
白いミイラの手に“触れて、口に出して、招き入れる”。たったそれだけの遊びが、取り返しのつかない悪夢へ。『トーク・トゥ・ミー』は、SNS時代の承認欲求と若者文化に“霊媒チャレンジ”を掛け合わせた、切れ味抜群の現代ホラーです。

儀式はスマホで撮影され、拡散され、スリルは「映える」ほど高まっていく。主人公ミアは禁じられた時間を超えてしまい、境界を越えた代償に直面します。ジャンプスケアに頼らず、ルールの妙と倫理の崩壊で恐怖を積み上げる脚本が見事。

視覚効果は控えめながら、音と編集、フレーミングだけで観客を締め上げる。「触れる/離せない」という身体感覚に訴える演出が強烈で、憑依シーンのテンポと暴走感は唯一無二です。A24配給ラインらしい余韻の苦さも健在。

怖さと痛みが現実的だから、心に刺さる。欲望の拡散=呪いの連鎖という図式を、SNS時代の感性で更新したマスターピースです。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:悪霊・SNS
  • 一言ポイント:「“映える憑依”は地獄の入口。触れた瞬間、境界は消える」

儀式の空気がリアルすぎ。手に触れる瞬間の“ゾワッ”が忘れられない。

ルールの破り方=恐怖の爆発。後半の地獄感、容赦ない…。

語りたくなるタイプの新定番。SNS時代の“呪い”アップデートが鮮烈!

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TALK TO ME トーク・トゥ・ミー [DVD]

ボーはおそれている

公開年制作国上映時間
2023年アメリカ179分

映画紹介:
アリ・アスター監督が『ヘレディタリー』『ミッドサマー』の先で放ったのは、トラウマと不安神経症を“地獄のロードムービー”に変換した超大作。極端に内気な中年男ボー(ホアキン・フェニックス)が、母のもとへ帰るだけの旅路で、現実と妄想の境界が崩壊していきます。

不安の連鎖、罪悪感、母子の支配関係──アスターのテーマが、寓話・舞台劇・アニメーション的表現まで飲み込み、三時間近い悪夢の迷宮として展開。局所的な恐怖よりも、世界そのものが敵に見える“被害妄想ホラー”の感覚が刺さります。

ホアキン・フェニックスは繊細さと壊れやすさを往復し、観客をボーの主観に閉じ込める。美術・音響・照明のコントロールは尋常ではなく、巨大な舞台セットのような空間が、現実感を奪う“作り物の現実”として機能します。

解釈は多義的で賛否も必至。しかし、2020年代ホラーの挑発としては間違いなく一級。“怖い”より“追い詰められる”感覚を極限まで拡張した、唯一無二のカタルシスなき地獄巡りです。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:アート・精神世界/不条理ホラー
  • 一言ポイント:「不安という名の宇宙旅行。母と罪悪感が作る終わらない悪夢」

分からなさも含めて圧倒。体験としての“恐怖映画”ってこれだな。

観終わったら感情が空っぽに…。ボーの不安が移ってくる。

美術と演出の作り込みがエグい。三時間の悪夢、忘れられない。

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