そこに“理由”なんて存在しない──。
幽霊でも悪魔でもない、名もなき“何か”が人々の日常に割り込んでくる。
説明のつかない現象が静かに、しかし確実に狂気を呼び覚ます。
今回は、日本の伝統的な怪異から海外の宗教的な儀式ホラーまで、
「正体不明の恐怖」を描いた怪異ホラー映画10本を厳選して紹介します。
“見えない何か”は、きっとあなたの隣にもいる──。
・説明のつかない怪異や超常現象を題材にしたホラーが好きな人
・幽霊や悪魔ではなく、“何か分からないもの”に恐怖を感じる人
・静かに忍び寄る恐怖や、不気味な余韻を味わいたい人
怪異ホラー映画おすすめ10選|説明のつかない“何か”が蠢く恐怖

タイトル | ジャンル | 怖さ |
---|---|---|
来る | 怪異・人間ドラマ | |
仄暗い水の底から | 心霊・母子 | |
リング | 呪い・Jホラー | |
事故物件ゾク 恐い間取り | 実話・怪異 | |
残穢-住んではいけない部屋- | 怪談・連鎖 | |
ミッドサマー | 儀式・カルト | |
ヘレディタリー/継承 | 悪魔・家族 | |
イット・フォローズ | 怪異・感染 | |
ババドック 暗闇の魔物 | 心理・怪物 | |
呪詛 | 呪い・民俗信仰 |
来る
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2018年 | 日本 | 134分 |
映画紹介:
「それ」は、名前を呼ばれた者のもとに“やってくる”。中島哲也監督が描く『来る』は、怪異そのものよりも人の内側に潜む“恐れ”や“憎しみ”に焦点を当てた異色のホラーです。岡田准一、黒木華、小松菜奈ら実力派が演じる人間模様が、恐怖をさらにリアルにしていきます。
物語は、幸せな新婚生活を送っていた男・田原秀樹のもとに「“それ”が来る」という不気味な噂が届くところから始まります。周囲で次々と怪異が起こり、霊能者や民俗学者までもが巻き込まれていく中で、本当に怖いのは“見えない何か”ではなく、人間の心そのものだと気づかされます。
ホラーでありながら、社会的テーマや家族の崩壊、救済などが重層的に描かれており、単なる怪談を超えた人間ドラマとしても完成度が高い一本。Jホラーの枠を超えた“怪異文学”と呼ぶにふさわしい作品です。
恐怖の連鎖、怒涛のクライマックス、そして“それ”の正体が明かされる瞬間──あなたはきっと息をのむはずです。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:怪異・人間ドラマ
- 一言ポイント:「怪異よりも人の闇が怖い──“それ”が暴く心の底」

これ、幽霊映画じゃない。人間そのものの恐怖を描いててゾッとした。

終盤の祓いのシーン、圧倒的な迫力。中島哲也監督の演出がエグい。

ただ怖いだけじゃなく、見終わったあとに妙な哀しさが残る作品。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() Prime Video | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() Netflix | 未配信 | |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | レンタル | 今すぐレンタルする![]() |

来る DVD通常版



仄暗い水の底から
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2002年 | 日本 | 101分 |
映画紹介:
“母親”という存在の底に潜む恐怖を描いたのが、中田秀夫監督の『仄暗い水の底から』。鈴木光司の短編を原作に、見えない悲しみと怪異が静かに溶け合うJホラーの代表作です。薄暗い団地、雨音、そして天井から落ちる水──それらがすべて、ひとつの悲劇へとつながっていきます。
離婚調停中の母・松原淑美は娘とともに古い団地へ引っ越すが、部屋の上階から水漏れが続き、不気味な子供の気配を感じ始めます。やがて明らかになるのは、“見捨てられた少女の孤独”と、それを見ようとしなかった周囲の無関心。怪異の正体が判明する瞬間、観る者はただの恐怖ではなく、深い哀しみに包まれます。
中田監督の繊細な演出は、ホラーでありながら母性のドラマとしても心を打つ。水というモチーフを通して、記憶と後悔が波紋のように広がっていく構成も見事です。
最後に残るのは、恐怖ではなく“涙”。Jホラーの静かな頂点です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心霊・母子
- 一言ポイント:「怪異の奥に“母と子の絆”を描いた、静かに泣けるホラー」

泣くとは思わなかった。ホラーなのに、親として胸が締めつけられる。

水の音だけで怖い。静けさの演出が本当に上手い。

ラストの意味を理解したとき、ただの怪談じゃないってわかった。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() Prime Video | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() Netflix | 未配信 | |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | レンタル | 今すぐレンタルする![]() |

仄暗い水の底から [DVD]



リング
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1998年 | 日本 | 96分 |
映画紹介:
日本のホラー史を変えた伝説的作品『リング』。中田秀夫監督が手がけ、鈴木光司の小説をもとに映像化した本作は、「呪いのビデオ」という現代的モチーフで怪異をリアルに日常へと侵入させました。1998年当時、観客の心に“恐怖のDNA”を刻みつけた一作です。
1本のビデオを観た者は、1週間後に死ぬ──。ただその理由も、方法も分からない。ジャーナリストの浅川玲子がその謎を追ううちに、貞子という少女の怨念と、メディアを通じて拡散される恐怖が浮かび上がります。テレビから現れる白装束の女のシーンは、映画史に残る“怪異の瞬間”。
霊能や呪いではなく、「記録」と「拡散」という時代の恐怖を巧みに取り入れた点も革新的。観るたびに、現代社会の中で“目に見えない何か”が広がっている感覚に陥ります。
Jホラーの原点にして頂点。静寂と映像の力だけで心を凍らせる、まさに“説明できない怪異”の象徴です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:呪い・Jホラー
- 一言ポイント:「“見たら死ぬ”──言葉の力だけで恐怖が伝染する永遠の名作」

ラストの貞子がトラウマ級。20年以上経ってもあのシーンの衝撃は消えない。

音も派手さもないのに怖すぎる。静けさの中の恐怖ってこういうことか。

「テレビから出る」って発想が天才。時代を超えて恐怖を拡散させた作品。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() Prime Video | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() Netflix | 未配信 | |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | レンタル | 今すぐレンタルする![]() |

リング [DVD]



事故物件ゾク 恐い間取り
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2025年 | 日本 | 113分 |
映画紹介:
あの「事故物件」シリーズが、再び帰ってきた──。『事故物件ゾク 恐い間取り』は、芸人・松原タニシの実体験を原作に、中田秀夫監督が再びメガホンを取った最新怪異ホラー。今度の“恐い間取り”は、前作を超えるリアリティとスケールで、「住む」ことそのものに潜む恐怖をあぶり出します。
主人公・ヤヒロ(渡辺翔太)は、かつて事故物件に住み話題を呼んだタレント。次々と奇妙な部屋を取材するうちに、“物件そのものが意志を持っている”かのような怪異に巻き込まれていきます。扉の向こうで囁く声、夜な夜な鳴る水音、そして目をそらせない“何か”の影──。
本作は恐怖の連鎖だけでなく、人が“怖い場所”に惹かれてしまう心理にも切り込む。ヤヒロの過去、そして彼が求めていた“恐怖の真実”が明かされる終盤は、心霊映画でありながらヒューマンドラマとしても秀逸です。
笑いと恐怖が紙一重の“芸人ホラー”から、観る者を地獄に引きずり込む純粋な怪異ホラーへ。Jホラーの巨匠が描く2025年版“住んではいけない物語”は、確実にあなたの生活圏を侵食していく。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:実話・怪異
- 一言ポイント:「笑いから地獄へ──“住む”という行為が恐怖に変わる怪異ホラー」

部屋の雰囲気がリアルすぎて、こっちまで“住んでる”気分になる…怖っ。

中田秀夫監督、やっぱり“見せない怖さ”の演出が上手い。音が怖い。

前作よりもドラマ性が強くて見応えあり。怪異の描き方もさらに進化してた。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 未配信 | |
![]() Prime Video | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() Netflix | 未配信 | |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | 取り扱い無し |

事故物件怪談 恐い間取り



残穢-住んではいけない部屋-
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2016年 | 日本 | 111分 |
映画紹介:
“怪異は感染する”──この不気味な概念を見事に映像化したのが『残穢-住んではいけない部屋-』。小野不由美の原作をもとに、日常の中に広がる見えない穢れを淡々と、しかし確実に迫りくる恐怖として描き出します。監督は『呪怨』シリーズの中村義洋。
作家の「私」のもとに届いた、奇妙な手紙。新居で聞こえる“音”の正体を調べるうちに、過去の事件・自殺・事故が連鎖的に繋がっていく。やがてそれは、一軒の家ではなく土地そのものに根付いた穢れだとわかり、物語は時代を超えた怪異譚へと発展していきます。
派手な演出はないのに、空気そのものが重く濁っていくような恐怖。「静かなのに息苦しい」という感覚を体験できる稀有な作品です。怪異が理屈ではなく“積み重なる穢れ”として描かれることで、現実感と恐怖が倍増しています。
霊を倒すでも祓うでもなく、ただ受け入れざるを得ない終幕。ホラーを越えて“祟りの生態系”を描いた知的怪異譚です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:怪談・連鎖
- 一言ポイント:「静かに拡がる“穢れ”が、現実と怪異の境界を飲み込む」

音だけでこんなに怖い映画ある?静寂の中で息が詰まりそうになった。

派手さはないけど、見終わった後ずっと余韻が残る。現実感がえげつない。

終わり方が不気味すぎて、夜トイレ行けなくなった。淡々としてるのに怖い。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() Prime Video | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() Netflix | 未配信 | |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | レンタル | 今すぐレンタルする![]() |

残穢 ざんえ 住んではいけない部屋 [DVD]



ミッドサマー
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2019年 | アメリカ | 147分 |
映画紹介:
“真昼のホラー”という新たなジャンルを確立したアリ・アスター監督の『ミッドサマー』。暗闇ではなく、明るい陽光の中で人々が正気を失っていく。そのギャップこそがこの映画の狂気であり、恐怖の本質です。主演はフローレンス・ピュー。
家族を失い、心に深い傷を負ったダニーが、恋人たちとともにスウェーデンの奥地にある閉ざされた村を訪れる。そこでは90年に一度の祝祭“ミッドサマー”が行われていたが、笑顔の裏で進む儀式は次第に狂気へと変貌していく。花と白衣に包まれた幸福の中で、人々が自ら死を選ぶ光景は強烈です。
この作品の怖さは、幽霊や怪物ではなく“共同体の正気”そのもの。文化と狂気の境界が溶け合う瞬間を、淡々と美しく撮るアリ・アスターの演出はまさに悪夢的。血の色すら祝福の花々に埋もれていく映像詩です。
ホラーでありながら、喪失からの“解放”というテーマも描かれた本作。恐怖と美しさが共存する、説明不能な異世界の怪異体験を味わえます。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:儀式・カルト
- 一言ポイント:「太陽の下で狂気が咲く──光に満ちた悪夢」

昼間なのに怖いってどういうこと?光がこんなに不気味に見えるとは。

儀式の意味を知ったとき、背筋が凍った。狂気と美が紙一重すぎる。

怖いのにどこか救われる。不思議な感覚が残る映画体験。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() Prime Video | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() Netflix | 未配信 | |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | レンタル | 今すぐレンタルする![]() |

ミッドサマー [DVD]



ヘレディタリー/継承
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2018年 | アメリカ | 127分 |
映画紹介:
アリ・アスター監督の長編デビュー作にして、世界中の観客を震撼させた傑作『ヘレディタリー/継承』。「家族」という最も身近な存在をホラーに変えるという衝撃の発想で、近年のホラーの概念を塗り替えた一作です。
祖母の死をきっかけに、グラハム家の周囲で奇妙な出来事が起こり始める。家系に受け継がれた“何か”が徐々に姿を現し、母アニー(トニ・コレット)は理性を保てなくなっていく──。家の中に漂う違和感、写真の中に潜む視線、そして中盤の“あの事件”で一気に空気が変わります。
本作が怖いのは、霊的な怪異ではなく、家族間の断絶と遺伝的宿命のリアルさ。アリ・アスター監督は、オカルトを家族の病理として描くことで、観客の心に深く刺さる“現実の恐怖”を生み出しました。
終盤の儀式シーンは、静かな狂気が爆発する圧巻の演出。血縁の呪縛という言葉が、これほどまでに重く響く映画は他にありません。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:悪魔・家族
- 一言ポイント:「血の中に潜む呪い──“家族ホラー”の頂点」

途中から呼吸が浅くなった…。あの“首の音”が頭から離れない。

ホラーというより心理的破壊。演技がリアルすぎて感情が持っていかれる。

観たあと数日は思い出したくなかった。でも、もう一度観たくなる中毒性。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() Prime Video | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() Netflix | 未配信 | |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | レンタル | 今すぐレンタルする![]() |

ヘレディタリー 継承 [DVD]



イット・フォローズ
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2014年 | アメリカ | 100分 |
映画紹介:
“それ”は、ただ歩いて追ってくる──。デヴィッド・ロバート・ミッチェル監督の『イット・フォローズ』は、シンプルな設定ながら圧倒的な緊張感で観る者を釘付けにする、現代ホラーの傑作です。
主人公ジェイは、ある夜の性的行為をきっかけに「それ」に憑かれてしまう。姿を変えながら、どこまでも歩いて追いかけてくる存在。逃げても隠れても、必ず“歩いて”近づいてくるその執念は、派手な演出なしに恐怖を生み出します。
この“感染する怪異”は、現代社会の不安や罪悪感の象徴でもあります。誰かから受け取り、また誰かに渡すという連鎖構造が、まるで呪いのように続いていく。BGMのシンセ音と独特の空気感が80年代ホラーへのオマージュを感じさせつつ、まったく新しい恐怖を創り出しています。
派手な驚かしは一切なし。だが“振り返ったらそこにいる”だけで心臓が止まる。静かで、美しく、息苦しい恐怖が詰まった一作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:怪異・感染
- 一言ポイント:「ただ歩いてくるだけ──それが、こんなにも恐ろしい」

歩いてくるだけなのに心臓バクバク。こんな怖さ、初めて味わった。

派手な演出ゼロ。でもずっと不安で、終わっても安心できない。

ラストの解釈が怖すぎる。あれ、本当に終わったの…?
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() Prime Video | レンタル | 今すぐ視聴する |
![]() Netflix | 未配信 | |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | レンタル | 今すぐレンタルする![]() |

イット・フォローズ [DVD]



ババドック 暗闇の魔物
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2014年 | オーストラリア | 94分 |
映画紹介:
“本当に怖いのは、心の中の怪物かもしれない”。ジェニファー・ケント監督による『ババドック 暗闇の魔物』は、母と子の心理を鋭く描いた心理ホラーの傑作です。絵本から現れる不気味な怪物“ババドック”は、悲しみや喪失を具現化した怪異として観る者の心を締めつけます。
夫を事故で亡くしたアメリアは、息子サミュエルと二人きりの生活を送っていた。ある夜、息子が見つけた謎の絵本『ババドックさん』を読むと、家の中で奇妙な現象が起こり始める。「ババドック、ババドック、ドゥーク、ドゥーク、ドゥーク」──その言葉が響くたび、現実が歪んでいく。
怪異の恐怖と同時に描かれるのは、母親の抑圧と孤独。愛する我が子すら恐ろしく見えてしまう瞬間のリアリティが、心霊映画を超えた心理的恐怖を生み出しています。観る人によって、“ババドック”の意味がまるで違って見えるのも本作の魅力。
ラストに訪れるのは恐怖か、それとも救いか。ホラーでありながら母性愛の再生を描いた名作として、今も多くの観客の心に残っています。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心理・怪物
- 一言ポイント:「“母の心”に潜む怪物──悲しみが形を持った瞬間」

怖いのに泣ける。ババドック=喪失の象徴って解釈、胸が締めつけられた。

暗闇の演出が秀逸。音の使い方ひとつでこんなに不安になるとは。

“怪物を飼いならす”ラストが印象的。怖さよりも深いメッセージが残る。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 未配信 | |
![]() Prime Video | 未配信 | |
![]() Netflix | 未配信 | |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | レンタル | 今すぐレンタルする![]() |

ババドック 暗闇の魔物 [DVD]



呪詛
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2022年 | 台湾 | 111分 |
映画紹介:
スマホ時代の“視聴する行為”そのものを呪いに変えた、台湾発の異形ホラー『呪詛』。フォークロア(民俗信仰)×疑似ドキュメンタリーの構成で、画面のこちら側にまで災厄が滲み出す設計が震えるほど巧い一作です。
かつて禁忌の儀式を破った女性ルオナンは、娘を守るために再び過去と向き合うことになる。壊れた祠、封印された名、祈りの言葉──映像・音・テロップのすべてが観客を“参加者”に変える仕掛けになっており、スクリーン越しの安全圏をあっさり崩してきます。
宗教的モチーフの扱いは極めてリアルで、奇をてらわず積み上がる因果が恐怖に説得力を与える。母子のドラマが芯にあるため、ただ驚かせるだけで終わらず、終盤の選択が強烈な余韻を残します。
“見たあなたにも効く”というメタな仕掛けを、本気で成立させた稀有な怪異ホラー。視線と信仰が絡み合う、説明不能の悪夢体験です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:呪い・民俗信仰
- 一言ポイント:「“観ること”が儀式になる──参加型の究極呪詛ホラー」

視線を逸らしたいのに、儀式の続きが気になって目を閉じられない…呪いの設計がうますぎ。

テロップやコール&レスポンスがこんなに怖いとは。自分も巻き込まれた感がエグい。

ホラーとして極上、母の物語としても刺さる。終盤の決断、しばらく忘れられない。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 未配信 | |
![]() Prime Video | 未配信 | |
![]() Netflix | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | 未配信 |



“得体の知れない恐怖”を体験するなら、U-NEXTで

『来る』『残穢-住んではいけない部屋-』『ヘレディタリー/継承』など、説明のつかない怪異や不可解な現象を描いたホラー映画も、U-NEXTでは数多く配信中です。
静かな日常の裏に潜む“何か”がふと姿を現す──そんな理屈では語れない恐怖こそ、ホラーの醍醐味。海外の宗教的儀式ホラーから、日本独自の怨念系怪談まで、幅広いラインナップが揃っています。
U-NEXTなら、こうした“怪異ホラーの名作・話題作”を高画質でじっくり堪能可能。さらに毎月1,200円分のポイントがもらえるため、レンタル作品や最新映画も追加料金なしで楽しめます。
初回登録なら31日間の無料トライアルも実施中。
見えない“何か”が迫る感覚を、ぜひU-NEXTで味わってみてください。
▶ U-NEXTのおすすめポイント
- 月額:2,189円(税込)
- 初回31日間無料トライアルあり
- 登録時・毎月1日に1,200円分のポイント付与
- 見放題作品数32万本以上(※2024年5月時点)
- フルHD〜4K画質対応/高音質対応(ドルビーアトモスなど)
- 雑誌読み放題や書籍購入にもポイント利用可

\ 初回31日間は無料登録可能! /
※解約はいつでも可能です
“説明のつかない恐怖”が、あなたの中にも潜んでいる。

姿は見えない。理由も分からない。けれど確かに“何か”がいる──。そんな不可解な恐怖に惹かれる人は、きっと「怪異ホラー」の虜になるでしょう。
怪異とは、幽霊や悪魔のように明確な存在ではなく、説明も対処もできない“未知との遭遇”。理屈では割り切れないからこそ、観る者の想像力と不安を刺激します。見えないものに怯える人間の心理を描いた作品こそ、ホラーの真髄です。
この世界のどこかに、あなたの知らない“怪異”が潜んでいるかもしれません。恐怖と美しさが共存する10本の物語で、あなたもぜひ「説明不能の恐怖」を体験してみてください。