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じわじわ怖いホラー映画10選|後からくる恐怖が忘れられない名作たち

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スマホを見つめて困惑するシースルーバングの若い日本人女性(圏外または電池切れ)
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血も悲鳴も少ないのに、なぜかずっと頭から離れない──そんな“静かな恐怖”に取り憑かれたことはありませんか?

派手なジャンプスケアもなければ、化け物が暴れまわるわけでもない。けれど観終わったあと、静寂の中で心臓がドクドクと高鳴り、夜道でふとした影にビクッとしてしまう。そんな“あとから効く恐怖”こそ、本当のホラーの醍醐味です。

今回は、時間をかけて恐怖が染み込んでくるような「じわじわ怖いホラー映画」を10本厳選。
心理的に追い詰める系、不穏な日常が崩れていく系、静寂の中に狂気が潜む系──それぞれ違う角度で“後を引く恐怖”を味わえます。

派手なホラーに慣れたあなたへ。静かに忍び寄る恐怖を、今こそ体験してみてください。

こんな人におすすめの記事です

・派手なホラーより、静かで不気味な“余韻系ホラー”が好きな人

・観終わってからじわじわ怖くなる作品を探している人

・心理的・哲学的な恐怖に惹かれるホラーファン

目次

じわじわ怖いホラー映画10選|後からくる恐怖が忘れられない名作たち

スマホを見つめて困惑するシースルーバングの若い日本人女性(圏外または電池切れ)
タイトルジャンル怖さ
イット・フォローズ心理・不条理
ナイトハウス心理・心霊
セッション9精神崩壊・サスペンス
ババドック 暗闇の魔物心理・母子
回路テクノロジー・孤独
仄暗い水の底から心霊・親子
残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-心霊・調査
イット・カムズ・アット・ナイト感染・心理
テルマ超能力・心理
CURE(キュア)犯罪・催眠

イット・フォローズ

公開年制作国上映時間
2014年アメリカ100分

映画紹介:
「それ」は、どこまでも歩いて追ってくる──。
『イット・フォローズ』は、ホラー映画史に新たな恐怖の定義を刻んだ心理的スリラーです。呪いでも、怪物でもない、“ただ歩いて近づいてくる存在”というシンプルなアイデアが、観る者の本能を麻痺させるほどの不安を生み出します。

物語は、ごく普通の女子大生ジェイが、ある夜のデートをきっかけに「何か」に取り憑かれるところから始まります。彼女を追う存在は、どんな姿にも化け、どこにいてもゆっくりと歩いて近づいてくる。“逃げても逃げても追われる”という永遠の緊張状態が、じわじわと心を蝕みます。

派手な演出はほとんどなく、全編に漂うのは静寂と不安。80年代風のシンセサウンドと淡々としたカメラワークが、まるで悪夢のような現実感を生み出します。観終わったあとも、後ろから誰かがついてくるような錯覚に襲われるでしょう。

この映画の怖さは、“追ってくるもの”そのものではなく、それを信じてもらえない孤独にあります。誰も助けてくれない。だからこそ、観客自身がその恐怖を背負うことになるのです。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:心理・不条理ホラー
  • 一言ポイント:「歩いてくるだけで、こんなにも怖い。」

何もしてないのに怖い。振り向くのが怖くなるタイプの映画。

静かなのにずっと緊張感が続く。音楽のセンスが最高。

ホラーというより“存在の恐怖”を感じた。観終わってもしばらく引きずる。

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ナイトハウス

公開年制作国上映時間
2020年アメリカ108分

映画紹介:
湖畔の静かな家、そして夫の突然の死──。
『ナイトハウス』は、喪失と罪悪感、そして“目に見えない恐怖”を描いたサイコスピリチュアル・ホラーです。人が抱える「心の闇」が具現化していく恐怖を、静謐な映像と音で見せる、まさに“じわじわ系”の傑作。

主人公のベスは、夫を自殺で亡くした女性。夫が残した家で奇妙な現象が起こり始めます。夜になると聞こえる足音、窓に映る誰かの影、そして鏡に映る“もうひとつの世界”。現実と幻覚の境界が曖昧になっていく展開は、観る者を深い不安に引きずり込みます。

本作の恐怖は、決して大音量の“驚かせ”ではありません。静けさの中に潜む違和感、孤独な夜にふと感じる“誰かの気配”。それらが少しずつ積み重なり、気づけば観客自身もベスと同じ“闇の世界”に囚われているような感覚に陥ります。

主演のレベッカ・ホールの演技が圧巻。感情の爆発と虚無の狭間で揺れる彼女の表情が、この映画を単なる幽霊譚ではなく、心の再生をかけたドラマへと昇華させています。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:心理・心霊ホラー
  • 一言ポイント:「“見えない喪失”が姿を持ったとき、真の恐怖が生まれる。」

音が少ないのに怖い。夜のシーンがずっと不穏で息が詰まる。

夫婦の関係に潜む“心の影”の描写がリアル。ホラーというより深いドラマ。

意味がわかった瞬間、鳥肌。静かな映画ほど怖いってこういうことか。

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セッション9

公開年制作国上映時間
2001年アメリカ100分

映画紹介:
廃墟となった精神病院での清掃作業──それだけの話なのに、これほどまでに不穏な空気をまとった映画はそうありません。
『セッション9』は、人間の心が壊れていく過程を静かに、そして確実に描く心理ホラーの名作です。

主人公はアスベスト除去作業員のゴードン。彼と仲間たちは、閉鎖された病院の清掃を請け負うが、徐々に奇妙な出来事が起こり始めます。地下で見つかる古い録音テープ「セッション9」には、過去の患者の精神治療記録が残されており、その声が現実と幻覚の境を曖昧にしていくのです。

この映画の恐怖は、派手な血や幽霊ではなく、人間の心の脆さにあります。暗く湿った廃墟の映像、陰鬱な照明、絶妙な間の取り方──すべてが“じわじわ”と観客を追い詰めます。ラストに明かされる真実は、まるで冷たい鉄を胸に突き立てられるような衝撃。

『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』のスタッフが手がけただけあり、リアルな恐怖演出は一級品。静寂の中に潜む狂気を体感したいなら、必ず観るべき一本です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:精神崩壊・サスペンスホラー
  • 一言ポイント:「最も怖いのは“人間の心の中”だった。」

幽霊よりも人間が怖い。静かに狂気が浸食してくる感覚がゾクゾクする。

映像の湿度がすごい。古い病院の空気がそのまま伝わってくる。

静かな映画なのにずっと胸がざわつく。真実を知った瞬間、背筋が凍った。

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SESSION 9

ババドック 暗闇の魔物

公開年制作国上映時間
2014年オーストラリア94分

映画紹介:
“ババドック、ドック、ドゥーク、ドゥーク、ドゥーク…”──この絵本を読んだら、もう後戻りはできない。
『ババドック 暗闇の魔物』は、母と子の愛情と憎悪を描く、極めて心理的なホラー映画です。恐ろしいのは怪物そのものではなく、「悲しみ」「孤独」「母性」という人間の心の底に眠る闇。

夫を亡くし、息子を一人で育てるアメリア。夜ごと現れる“何か”の気配に怯えながら、息子サミュエルの奇行に頭を抱える彼女のもとに、謎の絵本『ミスター・ババドック』が届く。ページをめくるたびに、現実と幻想の境がゆらぎ、母親の心が崩壊していくのです。

本作の恐怖は、ジャンプスケアでも怪物の造形でもなく、喪失と抑圧が人をどれほど壊すかを突きつけることにあります。ババドックは“恐怖の象徴”であり、同時に“悲しみの具現化”。母親の内面そのものが怪物になっていく――その構造の巧みさが、この映画をホラーの枠を超えた心理ドラマへと押し上げています。

観終わったあと、あなたは気づくでしょう。ババドックは消えない。誰の心にも潜んでいるからこそ、この映画は“後から効く”のです。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:心理・母子ホラー
  • 一言ポイント:「恐怖は心の奥に潜んでいる――“母”の苦しみが怪物になる」

怖いだけじゃなく切ない。母親の苦しみをここまで描いたホラーは珍しい。

音と影の使い方が最高。画面の隅にずっと何かいそうでゾッとした。

終盤の解釈が深い。ホラーなのに、どこか救われる気持ちにもなる。

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ババドック 暗闇の魔物 [DVD]

回路

公開年制作国上映時間
2001年日本119分

映画紹介:
「この世とあの世が、ネットを通じてつながってしまったら──?」
黒沢清監督の『回路』は、2000年代初期に“インターネットの闇”をテーマに描いた先駆的ホラー。テクノロジーがもたらす孤独と死を、これほど冷たく、静かに表現した作品は他にありません。

ある日、仲間の一人が突然自殺する。その直前、彼は「幽霊を見た」と話していた。やがて画面には“あなたは孤独ですか?”というメッセージが現れ、人々は次々と消えていく。幽霊がネットを通じて侵入してくるという奇抜な発想は、現代のSNS時代にこそ痛烈に刺さります。

『回路』の怖さは、幽霊そのものではなく、誰ともつながれない絶望にあります。街は静まり返り、人影が消えていく。残された人々も、やがて“存在の意味”を失っていく──。この冷たい世界観は、一度観たら一生忘れられません。

淡い映像と無機質な音、黒沢清特有の長回しが不安を増幅させる。20年以上前の映画なのに、いま観ても“時代の病”を感じるほどリアル。孤独と死をデジタルで結んだ、哲学的ホラーの傑作です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:テクノロジー・孤独ホラー
  • 一言ポイント:「ネットの向こうに“死者”がいるとしたら──あなたは覗く?」

静かすぎて逆に怖い。人が消える瞬間の“間”がゾッとする。

幽霊が“ネットを通じて来る”って設定が今見ても天才。SNS全盛の今こそ怖い。

ホラーというより絶望の詩。観たあと心がひんやりして、しばらく動けなかった。

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回路 デラックス版 [DVD]

仄暗い水の底から

公開年制作国上映時間
2002年日本101分

映画紹介:
母と娘、そして「水にまつわる恐怖」。
中田秀夫監督による『仄暗い水の底から』は、Jホラー黄金期を象徴する作品であり、“母性と喪失”をテーマにした心霊ドラマの傑作です。怖さの中に切なさが漂う、まさに“じわじわ系”ホラーの代表格。

離婚調停中の母・松原淑美は、幼い娘と共に古いマンションへ引っ越してくる。しかし天井から水漏れが始まり、屋上の貯水タンクには奇妙な黒い水がたまっていた。やがて、赤いバッグを持った少女の霊が現れ、母子の運命をゆっくりと飲み込んでいく──。

本作の恐怖は、“幽霊に襲われる”ことではなく、母親が選ばされる究極の決断にあります。愛ゆえの犠牲、そして“母になる”ということの重さが、物語全体に深く沈殿しています。
中田監督特有の湿度と静寂の演出が、観る者の心をじわりと締め付けるのです。

最後の雨音とともに残るのは、恐怖よりも静かな涙。『リング』のような“呪いの恐怖”ではなく、優しさの中に潜む悲しみを描いた稀有なホラー映画です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:心霊・親子ホラー
  • 一言ポイント:「“母の愛”が恐怖に変わる瞬間──優しさがいちばん怖い。」

泣けるホラーってこれのこと。母の愛がこんなにも痛いなんて。

赤いバッグのシーン、何度見てもゾワッとする。静かなのに圧がすごい。

ホラーとして怖いけど、ラストは優しさに包まれる。深く沁みる一本。

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残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-

公開年制作国上映時間
2016年日本111分

映画紹介:
“その部屋、何かがおかしい──。”
『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』は、直接的な恐怖ではなく、「積み重なった過去」がじわじわと染み出すタイプの心霊ホラー。見えない恐怖、記録をたどる恐怖、そして逃げても逃げられない“場所の呪い”を描いた知的な一作です。

小説家・久保さんのもとに届いた一通の手紙。「新しい部屋で、奇妙な音が聞こえるんです」。取材を重ねるうちに、彼女と助手の女子大生が辿り着いたのは、世代を超えて連鎖する“穢れ”の歴史でした。過去に起きた殺人、自殺、そしてそのまた前の住人──原因を掘り下げるたびに恐怖は増幅していきます。

本作の最大の魅力は、ドキュメンタリー的なリアリティ。オカルト番組を観ているような“調査感”がリアルで、そこに黒沢清作品にも通じる静寂の恐怖が漂います。派手な霊ではなく、記録を追う過程で現実が歪む。その構造が観客の理性をゆっくりと崩していくのです。

「見た」「聞いた」「調べた」──そのすべてが繋がったとき、恐怖は説明できない領域へ。静かながら底なしの不安を残す、日本的ホラーの到達点です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:心霊・調査ホラー
  • 一言ポイント:「“知ろうとするほど”呪いが深まる──知的で冷たい恐怖の連鎖」

派手なシーンはないのに怖い。静かに進む調査がリアルで背筋が凍る。

“穢れ”という概念が怖すぎる。映像の空気がずっと重い。

観終わってもしばらく思い出す。地味だけど本物のJホラーって感じ。

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残穢 ざんえ 住んではいけない部屋 [DVD]

イット・カムズ・アット・ナイト

公開年制作国上映時間
2017年アメリカ91分

映画紹介:
外の世界では“何か”が蔓延している──。
『イット・カムズ・アット・ナイト』は、パンデミック後の世界を舞台に、人間同士の疑心と孤立を描いたポスト・アポカリプス・ホラー。姿を見せない“それ”よりも、恐ろしいのは人の心です。

感染を恐れ、森の奥で身を潜める一家。そこへ助けを求めてやってきたもう一組の家族を受け入れるが、やがて“夜になると外に何かが来る”という噂が現実味を帯びていく。信頼と不安が交錯する中で、小さな誤解が取り返しのつかない悲劇を生み出していきます。

本作は“何が来るのか”をほとんど見せません。恐怖の正体を語らないことで、観客は登場人物と同じように不安と疑念の中に閉じ込められます。恐怖の矛先が他人から家族へ、そして自分自身へと移っていく構成が見事。

照明を極限まで抑えた暗闇の演出、静寂の中に響く呼吸音、そしてラストの“沈黙”が、観る者の心を凍りつかせます。ウイルスよりも人間が怖い。そんな不安が残る、現代社会への寓話です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:感染・心理ホラー
  • 一言ポイント:「恐怖の正体は“外”ではなく、“あなたの心の中”にある。」

“何も起きないのに怖い”ってこういうこと。観終わっても不安が消えない。

正体が見えないまま進むのが逆にリアル。人間の本性が一番怖い。

息苦しい閉塞感。ラストの表情が頭から離れない。

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テルマ

公開年制作国上映時間
2017年ノルウェー116分

映画紹介:
静寂と雪に包まれた北欧から届く、“内なる恐怖”の物語。
『テルマ』は、信仰と抑圧、そして目覚めを描いたサイコスーパーナチュラル・ホラー。超能力という幻想的要素を通して、自己否定と覚醒の痛みを描く、美しくも不穏な作品です。

敬虔なクリスチャンの家庭で育った少女テルマは、大学進学を機に親元を離れたが、自由を得たその瞬間から奇妙な発作に襲われるようになる。ある日、彼女が心惹かれる女性が目の前から突然消失──。テルマの抑圧された感情が、現実を歪め始めていたのです。

本作は単なる超能力ホラーではありません。“信仰”と“欲望”の対立親との共依存、そして“自分を受け入れる”というテーマが重層的に絡み合い、静かな画面の中で心の葛藤が爆発していきます。雪の中の映像美が冷たくも神秘的で、観る者の感情を揺さぶるでしょう。

アカデミー賞ノルウェー代表にも選ばれた本作は、A24系ホラーの系譜にも連なる“芸術的恐怖”。沈黙の中に潜む怒りと解放のエネルギーを、ぜひ感じ取ってほしい一作です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:超能力・心理ホラー
  • 一言ポイント:「抑え込んだ感情が現実をねじ曲げる──静かな覚醒のホラー。」

派手なシーンがないのに目が離せない。静けさの中の恐怖が美しい。

宗教と欲望がこんな形で結びつくとは…。心がざわつくタイプのホラー。

怖いけど、どこか切ない。テルマの心の叫びに涙が出そうになった。

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CURE(キュア)

公開年制作国上映時間
1997年日本111分

映画紹介:
人が人を殺す理由──それは“自分の意志”なのか。
黒沢清監督の傑作『CURE(キュア)』は、ジャンルを超えた心理ホラーの金字塔。暴力と催眠、そして人間の“根源的な闇”を描き出した、世界中の映画監督が影響を受けた伝説的作品です。

ある日、奇妙な連続殺人事件が発生。犯人たちは動機も関係性もないまま、皆「X」の文字を被害者に刻みつける。そして逮捕された者は全員「なぜそんなことをしたのか覚えていない」と語る──。捜査にあたる刑事・高部が出会った青年・間宮。彼は、人の心を“空白”にする力を持っていた。

黒沢監督特有の長回しと間の使い方が、異様な不安感を増幅させます。ホラーでありながら、一切の演出が冷静で理知的。それが逆にリアリティを伴い、観る者の精神をじわじわと蝕んでいきます。血も叫びも少ないのに、全身が凍りつくような恐怖──まさに“言葉にできない恐怖”です。

『CURE』は心霊でも怪物でもない、“人間の闇そのもの”を見せる作品。ラストに残る違和感と余韻は、あなたの中の何かを静かに壊すかもしれません。観たあとに心がざわつくホラーの最高峰です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:心理・サイコホラー
  • 一言ポイント:「恐怖は“外”ではなく、“人の心”の中にある──世界が認めた日本の心理ホラー傑作。」

一見静かな映画なのに、ずっと息が詰まる。終盤の不穏さが異常。

ホラーというより哲学。人間の“空白”を見せつけられた感じ。

理解できたとは言えない。でも、確実に心に残る。何かが変わった気がする。

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記事のまとめタイトルと可愛い幽霊のイラスト

ド派手な血しぶきや突然のジャンプスケアがなくても、人の心を恐怖で満たす映画があります。

それが、“じわじわ怖いホラー映画”。静かな日常の中で不穏さが積み重なり、気づけば逃げ場がなくなっている──そんな緻密な恐怖演出は、観る者の神経を少しずつ侵食していきます。

今回紹介した作品群は、すべて「時間差で怖くなる」タイプの名作ばかり。観たあとに残る余韻こそが、本当の恐怖です。心の奥に残る不安を、ぜひあなた自身で確かめてみてください。

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