幽霊でも怪物でもない、自分の“身体”が変わっていくことこそ最大の恐怖──。
それが「ボディホラー」というジャンルです。
皮膚が剥がれ、内臓が変形し、金属や異物と融合していく肉体。そこにあるのは単なるグロさではなく、自分が自分でなくなっていく感覚、そして「人間とは何か?」という哲学的な問いかけでもあります。
今回は、ホラー映画の中でも特に強烈なインパクトを誇る「ボディホラー映画」から、初心者でも観やすい名作から超異色の問題作まで、厳選した10本をご紹介。
肉体が壊れるとき、心もまた崩壊する──。
・人間の身体が壊れていく描写にゾクゾクする人
・普通のホラーに飽きて、もっと尖ったジャンルを観たい人
・グロテスクさの中にある“美しさ”や“哲学”を味わいたい人

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肉体が壊れていく恐怖…ボディホラー映画おすすめ10選

タイトル | ジャンル | グロ度 |
---|---|---|
ザ・フライ | 変身・科学 | |
TETSUO〈鉄男〉 | 金属融合・サイバーパンク | |
スリザー | 寄生・B級 | |
ヘルレイザー | 異世界・拷問 | |
スピーシーズ 種の起源 | SF・セクシャル | |
RAW〜少女のめざめ〜 | カニバリズム・成長 | |
私が、生きる肌 | 整形・復讐 | |
アメリカン・ドクターX | 裏社会・整形 | |
ポゼッサー | 意識乗っ取り・SF | |
TITANE/チタン | 異形・人間再生 |
ザ・フライ
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1986年 | アメリカ | 96分 |
映画紹介:
科学の夢が、最悪の悪夢へと変わる──。『ザ・フライ』は、肉体変異をテーマにしたボディホラーの金字塔。クローネンバーグ監督によるこの名作は、ただのグロ映画ではありません。人間の尊厳と愛、そして崩壊していく自我を描いた、壮絶なラブストーリーでもあります。
主人公は天才科学者のセス。彼が開発した「テレポッド」は物質を転送する装置だったが、ある実験でハエと同時に転送されたことで、少しずつハエと融合していく地獄が始まります。その変化は皮膚、筋肉、性格、そして心にまで及び、観る者に“自分が壊れていく”恐怖を突きつけます。
メイクと特殊効果は今見ても強烈。皮膚がただれ、歯が抜け、肉体が再構築されていく様は圧巻の一言。しかし本作の核心は、それでもなお彼を愛し続ける女性の視点にあります。変わってしまった彼と、どう向き合うのか──。
グロさと切なさが同居する傑作ボディホラー。“愛する人が変わっていく”という怖さを、ここまで真正面から描いた作品は他にありません。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:変身・科学ホラー
- 一言ポイント:「肉体の崩壊と愛の終焉──悲劇すら美しい変異ホラー」

ただのグロ映画かと思ったら、後半泣いた…これはラブストーリーだ。

変わっていく過程がリアルすぎてゾワゾワする。メイク技術すごすぎ。

クローネンバーグ作品の中でも一番好き。テーマもエモさも強い。
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TETSUO〈鉄男〉
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1989年 | 日本 | 67分 |
映画紹介:
東京の片隅で“男”が変わり始める。金属が肉体に侵食し、皮膚が鉄と化し、やがてその全身が機械と化す…。塚本晋也監督の『TETSUO〈鉄男〉』は、国内外に衝撃を与えた日本発の伝説的ボディホラーにして、狂気と映像美の極北とも言える傑作です。
突如として始まる悪夢のような変異。モノクロで描かれる映像は猛烈なスピード感と暴力性を孕み、まるで観る者の感覚を直接えぐるかのよう。サイバーパンク×肉体破壊というジャンルを確立した本作は、今なお多くの映画人に影響を与え続けています。
物語らしい物語はありません。だがそれがいい。“説明”よりも“衝撃”で押し切る構成は、映画というメディアの根源的な力を感じさせます。67分間、圧倒されっぱなし。
万人にはおすすめできないけれど、真の意味での“異物映画”を求めるなら必見。ボディホラーというジャンルを超えた、唯一無二の映像体験です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:金属融合・サイバーパンク
- 一言ポイント:「機械と肉体の境界が崩れたとき、人間はまだ人間なのか?」

こんな映画、他にない。正直意味はわからないけど“感覚でわかる”怖さ。

モノクロなのにグロいし痛い…。演出と音がマジで刺さる。

90年代前の邦画でここまで狂ってるのすごい。世界で評価された理由も納得。
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スリザー
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2006年 | アメリカ | 95分 |
映画紹介:
宇宙から飛来した寄生生物が、田舎町をゆっくりと“侵食”していく──。『スリザー』は、B級映画への愛とボディホラーの美学が詰まった異色のエンタメホラー。グロテスク×ユーモア×パニックが絶妙なバランスで融合した、まさに“楽しい地獄絵図”です。
人間に寄生して異形の怪物へと変貌させる状のナメクジ状のクリーチャー。その造形や変異過程は、笑えるほどに気持ち悪く、それでいて手を抜かないグロ演出が光ります。人間の体が膨張し、融合し、ズルズルと変化していく様は、まさにボディホラーの真骨頂。
しかし本作の魅力は、それだけじゃない。テンポの良さ、ブラックな笑い、キャラの立った登場人物たち──全体として“愛すべきB級”の完成形と言えるでしょう。あのジェームズ・ガン監督の出世作としても要注目。
グロくてバカバカしいのに、なぜかクセになる。“笑いながら引く”この感覚、ボディホラー初心者にもおすすめの一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:寄生・B級モンスターホラー
- 一言ポイント:「笑ってるうちに気づけば全身ゾワゾワしてる、B級ボディホラーの快作」

あの膨らんだ女の人のシーン、衝撃すぎて忘れられない…!

キモいのに楽しい。こういうホラー、もっと観たい。

ジェームズ・ガンがこれ作ってたってのがもう最高。
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ヘルレイザー
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1987年 | イギリス | 94分 |
映画紹介:
「快楽を求めて地獄を開いた者に、待つのは永遠の苦痛──」。『ヘルレイザー』は、肉体変容と拷問、性的倒錯を交差させた異色のボディホラーにして、“見る者の倫理観を揺さぶる”禁断のカルト作です。
謎のパズルボックスを開いたことで異世界の存在「セノバイト」を呼び出してしまった人間たち。彼らは痛みと快楽を同一視し、肉体を拷問的に変形・変質させていく存在。特に“ピンヘッド”に象徴されるビジュアルは、今なおホラーファンのトラウマ級。
変身や寄生とは異なり、本作のボディホラーは“人間の欲望”が自らを壊すという点が特徴的。「やめとけばよかったのに…」と後悔する系ホラーとしても秀逸です。倫理、禁忌、肉体――どれか一つでも刺さる人には忘れがたい一本になるでしょう。
スプラッター要素も強めですが、単なる流血映画ではありません。「恐怖」と「美学」が並列に語られる、極めて異端なボディホラーです。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:異世界・拷問ホラー
- 一言ポイント:「快楽と苦痛の境界が曖昧になる、“背徳のボディホラー”」

ピンヘッドの存在感やばい…。あのデザイン、完全にトラウマ。

グロいけど、ちゃんとテーマがあって深い。倫理観を問われる映画。

ラストの容赦なさにビビった…。セノバイト、まじで悪夢。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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スピーシーズ 種の起源
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1995年 | アメリカ | 108分 |
映画紹介:
人間のDNAにエイリアンの遺伝子を組み込んだ“理想の生命体”──その暴走が始まる。『スピーシーズ 種の起源』は、セクシャルな美しさとグロテスクな変異が共存する、90年代らしいボディホラーSFスリラーです。
実験によって生み出された存在・シルは、驚異的な再生力と知能を持つハイブリッド。成長すると美しい女性の姿に変貌し、人間の男性と交配しようと街へ繰り出します。その過程で起きる“肉体の異常進化”や“変異描写”が強烈で、まさにボディホラーの醍醐味を味わえます。
特筆すべきは、H.R.ギーガーがデザインしたクリーチャー造形。セクシーでありながらおぞましい“異種生命体”の姿は、エイリアン的な美学と変態性を併せ持っています。変身シーンや破裂描写など、グロ度も侮れません。
知的好奇心とセックスドライブ、そして進化というテーマを掛け合わせた本作は、「人間とは何か?」という問いをグロとともに突きつけてきます。エンタメとしても完成度が高く、ボディホラー入門としても最適な一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:SF・セクシャル・遺伝子ホラー
- 一言ポイント:「“美しさ”と“おぞましさ”が共存する、進化型ボディホラー」

シルがめちゃくちゃ美人なのに、変身シーンで一気にトラウマになる…

ギーガーのデザインほんとすごい。セクシーなのに気持ち悪いの最高。

90年代SFってやっぱ面白い。この作品はボディホラー初心者にもおすすめ!
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RAW〜少女のめざめ〜
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2016年 | フランス | 99分 |
映画紹介:
獣医学校に入学した真面目な少女が、ある儀式をきっかけに“生肉”の味を知ってしまう──。『RAW〜少女のめざめ〜』は、カニバリズムを題材にしながら、思春期の衝動や家族の因習を描いた極めてパーソナルなボディホラーです。
主人公はこれまで菜食主義として育てられてきた少女・ジュスティーヌ。だが入学早々、動物の腎臓を無理やり食べさせられたことで、彼女の内に眠っていた“本能”が目を覚ましていきます。生肉への渇望、肌のただれ、奇行…その変化は“肉体”と“精神”の両面から襲ってきます。
本作の恐ろしさは、ただのグロ描写ではなく、少女の変化に“理由”があること。成長とは何か?欲望とは?親の教育とは?そういった複雑な感情が重なり、観る者を深い混乱と不快さへ導いていきます。
カニバリズムというショッキングな題材を通して描かれる“思春期ホラー”。女性ホラー監督ならではの繊細さと残酷さが、後味をより深くしています。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:カニバリズム・思春期・心理ホラー
- 一言ポイント:「“食べたい”は本能か狂気か──少女が肉体で目覚めていく物語」

思春期の戸惑いをここまでグロく描くとは…。怖いけどわかる。

ラストの衝撃がすごい。家族って、こういう形で引き継がれるのか…

映像も音もすごくリアルで不快。でも、なぜか目をそらせない。
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私が、生きる肌
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2011年 | スペイン | 120分 |
映画紹介:
天才形成外科医が作り出した“人工の肌”──その下に隠された、戦慄の秘密とは。『私が、生きる肌』は、ペドロ・アルモドバル監督による、美と執着が交錯する異色のボディホラーです。
主人公ロベルは、火傷で妻を失ったことをきっかけに、“焼けない肌”の研究に没頭する外科医。だがその研究の果てに、彼が「被験者」に行った行為は、医療の域を超えた狂気としか言いようがありません。観る者の倫理観を試す、冷たく美しい恐怖が待っています。
本作には血しぶきや過剰なグロは登場しません。けれど、「その手術」の内容を知った瞬間、内臓が冷えるようなゾッとする感覚に襲われるでしょう。静かで整った映像美が、かえって狂気を引き立てています。
テーマはアイデンティティ、復讐、性、そして愛。“身体を変えることで心も変えられるのか”という根源的な問いが、あなたの感情に深く突き刺さるはずです。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:整形・復讐・心理ホラー
- 一言ポイント:「“皮膚の下”にあるものが、いちばん怖い」

映像が綺麗なのに中身は地獄すぎて混乱する…。さすがアルモドバル。

何が行われたのかを知った瞬間、言葉が出なかった。これはマジでヤバい。

グロじゃないのにボディホラーしてる。不快なのに魅入ってしまう不思議な映画。
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アメリカン・ドクターX
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2012年 | カナダ | 103分 |
映画紹介:
美しさと狂気は紙一重──。『アメリカン・ドクターX』は、医学生の少女が地下医療の世界に身を投じていく、異色のボディホラー×整形スリラー。グロテスクな“アート手術”と、倫理観をぶっ壊す展開が話題を呼んだカルト作です。
成績優秀な医学生メアリーは、生活に困って裏整形の仕事を始める。やがて彼女は「自分の理想とする美」を患者の身体に施すようになり、美学と倫理が崩壊していく姿がリアルに描かれます。整形という“合法の変身”が、いつの間にかホラーへと変わっていく過程が秀逸。
特に印象的なのは、自ら望んで身体を改造する依頼人たち。人形と同じ顔にしたい、乳首を切除したい、男女の境界を曖昧にしたい…その願いは狂気に満ちているけれど、どこか切実。そこにメアリーが感情を揺さぶられる様子は、観ているこちらにも“理解してしまいそうになる”危うさをもたらします。
グロ耐性は必須ですが、単なるスプラッターではなく、美と身体改造への執着を描いた哲学的ボディホラー。ジャンル好きなら絶対に一度は観ておきたい一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:整形・アンダーグラウンド・倫理崩壊ホラー
- 一言ポイント:「“なりたい自分になる”ために、人はどこまで身体を壊せるのか」

手術シーンエグすぎて目を背けた…。でもなぜか最後まで観ちゃう。

依頼人たちの欲望が怖い。誰も“狂ってる”って思ってないのが一番怖い。

某絶対に失敗しない女医が頭に浮かんでくる(笑)
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ポゼッサー
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2020年 | カナダ・イギリス | 104分 |
映画紹介:
「あなたは、いま誰の身体にいますか?」──。『ポゼッサー』は、デヴィッド・クローネンバーグの息子ブランダン・クローネンバーグ監督による、精神と肉体の境界が崩壊する新時代のボディホラーです。
物語は、政府の影で暗躍する秘密組織が、人の意識を“他人の肉体”にインストールし、暗殺を実行するという近未来のSFスリラー。任務を重ねるうちに主人公タシャは、対象者の自我と自分の意識が混ざり合い、次第に“自分が誰なのか”がわからなくなっていきます。
この作品の恐怖は、グロ描写以上に“感覚の変容”にある点。暴力衝動や幻覚、崩れていく現実認識…映像と音響が融合し、観る者の感覚を狂わせてきます。「肉体を乗っ取られる」というコンセプトが、ここまで重く恐ろしく描かれた映画は極めて稀です。
もちろん血と暴力に満ちた描写もあり、ハードなスプラッター描写は健在。けれど最も怖いのは、自分の中に“他人”が入り込み、支配されるという感覚。“自我の崩壊”を描いたサイコSFホラーの傑作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:意識乗っ取り・SF・心理ホラー
- 一言ポイント:「肉体は自分のものなのに、心が別人になっていく」

まさに“クローネンバーグの息子”って感じ。感覚ごとえぐってくる。

映像が超スタイリッシュなのにグロい。不思議な没入感だった。

後半の“誰が誰かわからなくなる”感覚がクセになる。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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TITANE/チタン
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2021年 | フランス | 108分 |
映画紹介:
車と性的関係を持つ女、偽装した男として暮らす女、そして彼女を「息子」と信じて受け入れる男──。『TITANE/チタン』は、常識もジャンルもすべてを破壊する異端のボディホラーです。カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したことでも話題となりました。
少女時代に事故で頭にチタンプレートを埋め込まれたアレクシアは、大人になってからもどこか機械的で無感情な存在。やがて彼女はある事件をきっかけに逃亡し、男性に偽装して行方不明だった少年として“擬似的な家族”を築くことになります。
ジャンルとしてはボディホラーやスリラーに分類されますが、本質的には「人とつながりたい」と願う者たちの物語。血や肉体改造の衝撃描写と、他者と絆を築こうとする“歪な優しさ”が混在する、唯一無二の作品です。
監督は『RAW』で注目を集めたジュリア・デュクルノー。彼女ならではのフェティッシュと感情を同居させる演出が、観る者の常識や感性に挑んできます。グロい、気持ち悪い、なのに泣ける──そんな感情の渦に飲み込まれるでしょう。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:ボディホラー・フェティッシュ・家族
- 一言ポイント:「“人間じゃない”存在でも、誰かに受け入れてほしい」

序盤の衝撃展開で心がバグる。でも中盤から泣けるなんて反則すぎ。

RAWよりさらに狂ってる。でもなんか優しい。観終わったあと混乱する。

説明できないけど忘れられない映画。ホラーの枠を超えてる。
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“身体の変容”が描かれる衝撃作を観るならU-NEXTで

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”肉体”が壊れていく恐怖を味わう。

人間にとって最も身近で、同時に最も理解できない存在──それが「自分の身体」です。
だからこそ、身体が変化し、壊れていく様を描いたボディホラーは、本能の底から恐怖を揺さぶるのです。単なるグロやショック描写だけでは終わらない、哲学・芸術・人間性すら詰め込まれた作品群は、観る者の記憶に深く突き刺さります。
もしあなたが「もっと刺激的なホラーが観たい」「普通の怖さじゃ物足りない」と思っているなら、ボディホラーは間違いなくその期待に応えてくれるでしょう。怖くて、気持ち悪くて、でもどこか美しい──そんな10本の変異体験、ぜひ味わってみてください。