恐怖とは、作られた演出ではなく「現実に侵食してくるもの」なのかもしれない──。
そんな生々しい恐怖を極限まで追求し続けてきたのが、白石晃士監督です。
フェイクドキュメンタリー、心霊、猟奇、都市伝説…その作品群はどれも「現実と虚構の境界」を壊し、観る者にじわじわと忍び寄る恐怖を植えつけます。
今回は彼のキャリアを網羅しつつ、特に恐怖演出が際立つホラー映画を22本厳選。
話題作から知る人ぞ知るカルト作まで、白石ホラーの本質を掘り下げながら紹介していきます。
“その恐怖、本当にフィクションですか──?”
・白石晃士監督のホラー映画を一気に振り返りたい人
・フェイクドキュメンタリー系ホラーが好きな人
・メジャー作品だけでなく、マニアックな恐怖作も知りたい人

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白石晃士監督のおすすめホラー映画21選|狂気と恐怖が支配する傑作集!

タイトル | ジャンル | 怖さ |
---|---|---|
ノロイ | フェイクドキュメンタリー・心霊 | |
オカルト | フェイクドキュメンタリー・信仰・陰謀 | |
コワすぎ!シリーズ | フェイクドキュメンタリー・心霊・陰謀 | |
カルト | フェイクドキュメンタリー・除霊・悪霊 | |
シロメ | フェイクドキュメンタリー・心霊・アイドル | |
貞子vs伽椰子 | Jホラー・クロスオーバー・呪い | |
サユリ | 家系ホラー・怨霊・漫画原作 | |
グロテスク | スプラッター・サバイバル・監禁 | |
テケテケ(1&2) | 都市伝説・学園ホラー | |
呪霊 THE MOVIE 黒呪霊 | 心霊・モキュメンタリー | |
ほんとにあった!呪いのビデオ THE MOVIE(1&2) | 心霊・フェイク投稿映像 | |
讐 〜ADA〜 | 復讐 | |
ある優しき殺人者の記録 | 密室・サイコホラー・モキュメンタリー | |
殺人ワークショップ | モキュメンタリー・サイコ・社会派 | |
鬼談百景『密閉』 | 実話怪談・心霊・オムニバス | |
不能犯 | サイキック・心理サスペンス・超常犯罪 | |
地獄少女 | 復讐・ダークファンタジー・心理ホラー | |
オカルトの森へようこそ | フェイクドキュメンタリー・オカルト・超常ホラー | |
白石晃士の決して送ってこないで下さい | フェイクドキュメンタリー・心霊・メタホラー | |
口裂け女 | 都市伝説・心霊ホラー | |
近畿地方のある場所について | フェイクドキュメンタリー・都市伝説 |
ノロイ
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2005年 | 日本 | 115分 |
映画紹介:
恐怖がジワジワと這い寄る、フェイクドキュメンタリーホラーの最高峰──それが『ノロイ』です。白石晃士監督の名を一躍ホラーファンに知らしめた本作は、実在感があまりにもリアルで、観終わったあと「これは本当に映画だったのか?」という感覚に陥る一本。
霊能者の奇行、消える子ども、耳をふさぎたくなるような音声記録…これらが一つの“呪い”に繋がっていく構成は、見事なまでにドキュメント番組そのもの。作られた恐怖ではなく、“積み重ねたリアル”があなたの神経をむしばんできます。
ジャンプスケアなし、派手な演出なし。なのにこれほど怖い映画が存在するのかというレベル。恐怖の本質とは何かを考えさせられる、Jホラー史に残る傑作です。
「最初から最後まで、すべて繋がっている」──その事実に気づいたとき、背筋が凍ります。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:フェイクドキュメンタリー・心霊
- 一言ポイント:「本物としか思えない映像で、呪いが“現実”になる」

終盤の“ある映像”で震え上がった…本当に心臓に悪い。

夜に一人で観てはいけない。静かに、でも確実に怖くなってくる。

エンドクレジットが流れても放心。こんな映画、そうそうない。
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オカルト
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2009年 | 日本 | 89分 |
映画紹介:
フェイクドキュメンタリーの名手・白石晃士が“信仰と狂気”をテーマに描いた異色作。それが『オカルト』です。一見地味に始まる日常的なインタビュー映像が、最後にはとんでもない世界へと転がっていく、まさに“白石節”全開の作品。
無差別殺傷事件を追う記録取材班が出会ったのは、生き残った男・江野祥平。彼が語る“神の啓示”は、胡散臭さと異様なリアルさを併せ持ち、観る者に奇妙な不安を植え付けていきます。江野役の演技があまりにも自然すぎて、「この人…本当にやばいのでは?」と錯覚するほど。
特に終盤、ある“とんでもない映像”が撮影された瞬間は、観ているこちらの心拍数が確実に跳ね上がる名場面。静かで淡々としていながら、恐怖の臨界点を超えてくるのはさすが白石監督。
「神様が、僕に使命をくれたんです」──その言葉の裏に隠されたものを、あなたは見抜けるか。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:フェイクドキュメンタリー・信仰・陰謀
- 一言ポイント:「“信じる”という行為が、ここまで恐ろしいとは…」

江野さん、ガチでやばい人なのか演技なのかわからない…。怖すぎ。

最初は地味だけど、後半からの引き込みがエグい。ラスト鳥肌。

「神の計画」が明かされる瞬間、背筋が凍った。静かに狂ってる映画。
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コワすぎ!シリーズ
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2012年〜 | 日本 | 各巻約70分 |
映画紹介:
「あの心霊スポットで何かが起きているらしい」──そんな都市伝説めいた導入から始まるのが、白石晃士の伝説的シリーズ『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』です。取材ディレクター・工藤仁と助手・市川実穂が、日本各地の怪奇現象に突撃取材するこのシリーズは、モキュメンタリーの金字塔とも言える存在。
心霊、呪い、神隠し、都市伝説…ジャンルは多岐にわたりながら、シリーズが進むにつれて“世界の真相”に触れるSFめいた陰謀ホラーへと変貌していく構成は圧巻。劇場版ではさらにスケールが拡張し、「これはもう邦画ホラーという枠じゃない」とすら思わせる壮大さを誇ります。
何より魅力的なのが、主人公・工藤ディレクターの突撃型キャラ。霊にも呪いにも一切ビビらない男がカメラを片手に突っ込んでいく姿は、ホラーなのに笑えて、でもやっぱりゾッとさせられる。絶妙なバランスです。
「カメラは、回し続けろ」──その言葉の通り、彼らはどんな地獄にも挑み続ける。全話見たくなる中毒性を、あなたも体験してください。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:フェイクドキュメンタリー・心霊・陰謀
- 一言ポイント:「最初は心霊番組、気づいたら世界の裏側に触れてる」

工藤Dの物理で除霊していく感じがクセになる。
怖いのに安心感ある不思議。

心霊調査から宇宙的恐怖まで話がぶっ飛んでて、続きが気になりすぎる。

カメラワークと演技がリアルすぎて、信じそうになるレベル。
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カルト
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2013年 | 日本 | 84分 |
映画紹介:
“除霊ドキュメンタリー番組”という体裁を取りながら、徐々に狂気の深みに引きずり込んでいく異色ホラー。それが白石晃士監督の『カルト』です。タレントが本名で出演し、除霊現場に潜入するリアリティが、フェイクと現実の境界を曖昧にしていきます。
祓い師の登場、異常な家族、日常に潜む霊の気配…。中盤から後半にかけて「これは普通の霊じゃない」と観客にも明確にわかるほど、恐怖の質が一変していきます。そして待っているのは、救いなき呪いと圧倒的な無力感。ラストの衝撃は、静かに心に刺さります。
特筆すべきは、祓い師・NEOの存在。彼の存在感とセリフ回しが、この作品を単なる心霊モノから“神話的スケールのホラー”へと押し上げています。
「撮影していたのは、地獄の入り口だったのかもしれない」──あなたもそのカメラの先を覗いてみますか?
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:フェイクドキュメンタリー・除霊・悪霊
- 一言ポイント:「テレビの除霊番組が、ガチで地獄と繋がったらこうなる」

NEOが出てきた瞬間、空気変わった。マジで霊能者感すごい。

後半からガチで怖くなる。最初は笑ってたのに…。

除霊ってこんなに絶望的なものなんだって思わされた。
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シロメ
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2010年 | 日本 | 86分 |
映画紹介:
アイドル×心霊×フェイクドキュメンタリー。白石晃士が放つ異色作『シロメ』は、ももいろクローバー(現ももクロ)が本人役で出演することで話題となった、実在と虚構のギリギリを攻めたホラー作品です。
バラエティ番組の企画として、とある廃校に潜入することになった彼女たち。最初は笑顔だったメンバーが、次第に顔をこわばらせ、“何か”が起こっている空気に包まれていく展開がリアルで、観ている側もいつの間にか引き込まれていきます。
本作の魅力は、アイドルの無垢な存在が、異質な“呪い”の空気に侵食されていく様を記録しているかのような演出。ジャンプスケアは控えめながら、カメラのブレや無言の場面が逆に恐怖をあおり、静かな不安がじわじわと広がっていきます。
「シロメって、本当にいるんですか?」──その問いの答えは、あなた自身が見つけてください。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:フェイクドキュメンタリー・心霊・アイドル
- 一言ポイント:「リアルすぎて、ももクロの演技じゃなかったらガチに見える」

アイドルの無防備さが逆に怖い。廃校の雰囲気がガチで不気味。

何気ないシーンの方が怖い。“何も映ってない”のにゾッとする。

心霊ドキュメンタリーとしての完成度高すぎ。最後の空気が重い…。
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貞子vs伽椰子
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2016年 | 日本 | 98分 |
映画紹介:
「日本ホラーの二大巨頭が激突!」というコンセプトだけで話題をさらった異色のクロスオーバー作品『貞子vs伽椰子』。白石晃士監督が手がけることで、単なるお祭り映画に終わらず、怖さと笑いと狂気が奇跡的に融合した快作に仕上がっています。
呪いのビデオと呪われた家、それぞれの恐怖が並行して描かれる中で、「両方の呪いをぶつけたらどうなるか?」というぶっ飛んだ発想が実現。白石監督らしい突き抜けた演出が、Jホラーの固定概念を見事に打ち壊していきます。
恐怖描写はしっかりと作り込まれていながら、随所に散りばめられたギャグのような展開やキャラの癖がクセになる。特に霊能力者コンビの存在が、作品全体に奇妙なリズムと不穏さをもたらします。
「呪いは上書きされるのか、それとも融合するのか?」──その結末は、ぜひその目で確かめてください。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:Jホラー・クロスオーバー・呪い
- 一言ポイント:「怖いのに笑える。白石監督にしか撮れない“怪作”」

ホラー見て笑ったの初めてかも…このセンス、クセになる。

伽椰子の登場シーン、何度観ても怖い。出てき方が神。

バケモンにはバケモンをぶつけんだよ!
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サユリ
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2024年 | 日本 | 99分 |
映画紹介:
押切蓮介の同名ホラー漫画を白石晃士が実写化。『サユリ』は、一軒家に巣食う悪霊と崩壊していく家族を描いた、家系ホラーの極致ともいえる一本です。
郊外に引っ越してきた7人家族・神木家。だが幸せな新生活は、家の中に潜む“サユリ”という怨霊によって、悪夢へと変わっていく。次々と失踪し、死んでいく家族たち。そして唯一残された少年・則雄と痴呆だったはずの祖母が、“家に棲む何か”と対峙することになる──。
本作の恐怖は、派手な演出ではなく、じわじわと精神を侵食する異常な日常描写にあります。死が連鎖する家族の物語に、祖母による“霊とのガチ対決”という異色展開も加わり、ホラーながらも痛快なドラマとして成立。原作漫画の持つ狂気と悲哀を、白石監督らしく映像化しています。
恐怖とは無縁だった“家”が、最も逃げ場のない地獄になる──。家族ホラーと怨霊サスペンスの集大成ともいえる力作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:家系ホラー・怨霊・漫画原作
- 一言ポイント:「“家族の絆”と“怨霊の呪い”が真っ向からぶつかり合う」

ばあちゃん最強すぎる。あんなに頼もしい祖母キャラは久々。

家族の崩壊がリアルでしんどいけど、それを乗り越える物語に救いがある。

原作ファンも納得の仕上がり。白石監督の“家ホラー愛”を感じた。
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グロテスク
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2009年 | 日本 | 73分 |
映画紹介:
“拷問描写が過激すぎてイギリスで発売禁止”──そんな衝撃的な経歴を持つ問題作、それが白石晃士監督の『グロテスク』です。本作は、人間の極限状態を描いた純粋なサディスティック・ホラー。ストーリーは極限まで削ぎ落とされ、残るのは“痛み”と“恐怖”の描写のみ。
突如拉致された男女が目を覚ましたのは、謎の拷問室。犯人の男は彼らに一方的な暴力と心理的支配を加え、観る者に耐性を問うような映像を突きつけてきます。ジャンプスケアも心霊要素も一切なし。それでも本作がここまで強烈な印象を残すのは、“人間”という存在の残酷さがリアルすぎるから。
白石監督の他作品とは異なり、本作はモキュメンタリー要素も含まず、純粋な地獄絵図として展開。倫理ギリギリの作品ながら、ホラー映画としての挑戦とメッセージ性を感じ取ることもできる、まさに“覚悟して観る”べき一本です。
「最後まで見届けられるか、それとも途中で視線をそらすか」──観る者に試されるホラー。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:スプラッター・サバイバル・監禁
- 一言ポイント:「ホラーというより、精神への暴力。白石作品で最も“痛い”映画」

マジで気分悪くなった…。でもなぜか最後まで観てしまった。

演出もBGMも一切逃げがなくて、本当に“観る拷問”。

イギリスで禁止された理由、納得した。想像以上にえぐい。
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テケテケ(1&2)
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2009年 | 日本 | 70分(各作) |
映画紹介:
下半身が無い状態で現れ、胴体を切断してくる女──そんな都市伝説をモチーフにしたJホラーが『テケテケ』シリーズです。白石晃士監督が手がけたこの2部作は、王道の都市伝説ホラーを現代風にアップデートした快作です。
舞台は女子高生たちの日常。ある日突然、身近な人が無残に切断された遺体となって発見される。調べていくうちに浮かび上がる“カシマレイコ”という女の噂。誰もが一度は耳にしたことのある恐怖を、リアルな演出とテンポの良い展開で描き出します。
続編『テケテケ2』では、前作の設定を引き継ぎつつも新たな登場人物と展開で、シリーズものとしての完成度を高めています。学園ホラーとしての雰囲気もありつつ、ビジュアルのインパクトで観る者に強烈な印象を残します。
「聞いたら死ぬ」「見たら追われる」──そんな都市伝説の持つ恐怖を、今改めて体感してみてください。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:都市伝説・学園ホラー
- 一言ポイント:「“知ってるはずの話”が、こんなに怖かったなんて」

足がないのにテケテケと可愛い足音がして気になる。

こんな都市伝説、昔流行ったなぁ…

2も含めてテンポ良くて観やすい。都市伝説ホラー好きなら必見。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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呪霊 THE MOVIE 黒呪霊
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2004年 | 日本 | 70分 |
映画紹介:
Vシネマ発のホラーとして異彩を放つ『呪霊 THE MOVIE 黒呪霊』は、白石晃士が初期に手がけたガチで不気味な霊障ドキュメント風ホラー。後年の『ノロイ』『コワすぎ!』につながる原型とも言える作品です。
映像制作会社が都市伝説的な「黒呪霊」の噂を追いかけて調査を始めるが、関わったスタッフの周囲に次々と異常現象が起こり始める──という構成で、モキュメンタリー×霊現象×現代怪談の要素が詰め込まれています。
本作の恐怖は、洗練されたビジュアルよりも“記録映像らしさ”に徹した地味さとリアリティにあります。作られたエンタメではない、“知らないうちに呪いに巻き込まれる”怖さがじわじわと効いてきます。
後の名作群と比べると粗さはあるものの、「白石晃士という監督が何を怖いと考えていたか」が明確に感じられる一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心霊・モキュメンタリー
- 一言ポイント:「これは白石ホラーの“起源”だ。粗いが、本物の恐怖がある」

第10話から始まって時間をさかのぼっていく構成が斬新で面白い。

白石監督がここから“あのスタイル”を確立していったと思うと感慨深い。

『ノロイ』とか好きな人にはぜひ観てほしい。原点の空気がある。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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ほんとにあった!呪いのビデオ THE MOVIE(1&2)
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2003年 | 日本 | 各約75分 |
映画紹介:
白石晃士のホラーキャリアの出発点とも言えるのが、この『ほんとにあった!呪いのビデオ THE MOVIE』シリーズ。Vシネマで人気を博していた“心霊投稿映像シリーズ”の劇場版であり、白石は構成・演出を担当。その後のモキュメンタリースタイルの礎がここにあります。
一般視聴者から投稿された“呪われた映像”を検証する──という形式は、今でこそ定番ですが、当時はフェイクかリアルかわからないギリギリの感覚が観る者を引き込んで離さなかった作品群です。特に劇場版では、映像の構成や演出のテンポに工夫が凝らされており、“単なる投稿ビデオ集”の枠を超えてきます。
派手さはないものの、日常の延長線にあるリアルな怖さがこの作品の魅力。白石晃士という名前を知らずとも、彼の手がけた映像にゾッとさせられた人は少なくないはずです。
“目の端に映る何か”や“音声の歪み”──そうした細部の演出にこそ、白石ホラーの本質が宿っています。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心霊・フェイク投稿映像
- 一言ポイント:「“映ってはいけないもの”が映る恐怖の原点」

昔観た時は本物だと思ってた。改めて観ると演出が妙にゾッとする。

画質が粗いのが逆にリアルさを増してて怖い…。夜に観ると後悔する。

白石監督の才能がすでに滲んでる。何も起こらないのに怖いってすごい。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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讐 〜ADA〜
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2013年 | 日本 | 95分 |
映画紹介:
『讐 〜ADA〜』は、白石晃士が描く“人間の心の闇”にフォーカスした異色ホラー。心霊や怪異ではなく、人間そのものが恐ろしい存在になり得ることを、暴力と復讐の連鎖の中で描いています。
物語の中心にあるのは、復讐。暴力の記憶がもたらす精神崩壊、そして「正義とは何か」という問いが、観る者に重くのしかかります。超常的な存在は登場しませんが、静かに、確実に壊れていく人間関係と精神が強烈な不安を与えてきます。
映像は非常にリアルで、ドキュメンタリータッチな演出によって、観ている側も登場人物の苦しみを体感するような感覚に。白石作品の中でもかなり異端の一本でありながら、彼の“怖さ”に対する真剣さが最もストレートに表現された作品でもあります。
「幽霊よりも、人間のほうがよっぽど怖い」──その真実が、ここにあります。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:復讐
- 一言ポイント:「心霊じゃないのに、観ていて一番しんどい作品かもしれない」

めちゃくちゃ重い…。でも目が離せなかった。

白石監督が“心のホラー”をやるとこうなるのか…と衝撃。

これは幽霊とかよりもずっと怖い。人間が一番怖いって納得。
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ある優しき殺人者の記録
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2014年 | 日本・韓国合作 | 85分 |
映画紹介:
白石晃士が韓国でオールロケを敢行し、密室の狂気を極限まで描いた衝撃作『ある優しき殺人者の記録』。精神病院を脱走した男の密着取材を通して、“優しさ”と“殺意”が紙一重である恐怖を描き出します。
舞台は密閉されたアパート。精神疾患を抱える主人公の語りと、次第に暴かれていく過去、そして取材班が目撃する“現実を越えた現象”。白石監督らしいモキュメンタリー形式で、観客をどこまでが現実でどこからが妄想なのか、深い混乱へと誘います。
グロ描写や狂気の演出は容赦がなく、精神的にもかなりハード。だがそこにただのショック演出ではない、“悲しみを帯びた人間ドラマ”が潜んでおり、ホラーとしてもサスペンスとしても一級の出来栄えです。
「彼は、本当にただ“優しいだけ”だったのか?」──観終わったあとに、ずっと引っかかる問いを残す傑作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:密室・サイコホラー・モキュメンタリー
- 一言ポイント:「恐怖と哀しみが混ざる“狂気のドキュメント”」

中盤以降の緊張感がすごい。息するの忘れるレベル。

最初はただの取材だと思ってたのに…完全に騙された。

白石監督、韓国と相性良すぎ。怖いのに人間くささもあって好き。
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殺人ワークショップ
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2014年 | 日本 | 73分 |
映画紹介:
「殺人のノウハウを教えるワークショップが存在したら?」という突飛な設定をリアルなドキュメント風に描いた異色作が『殺人ワークショップ』。白石晃士監督が得意とするフェイクドキュメンタリースタイルで、笑えない社会の狂気をエグく暴き出します。
集められた参加者たちに対し、講師が語る殺人技術・感情の切り離し方・証拠隠滅の理論…。本当にあったら怖すぎるセミナー形式の中で、どんどん“普通の人”が壊れていく過程を冷静に映し出していきます。
モキュメンタリーでありながら、映像内の空気や演技があまりにリアルで、「これはフィクションですよ」と頭で理解していても、精神をえぐられていく感覚に襲われます。倫理や理性が崩れていく過程があまりに生々しい。
「“教えられて”しまったら、誰でも加害者になる可能性がある」──その恐ろしい真実を突きつける問題作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:モキュメンタリー・サイコ・社会派
- 一言ポイント:「“教える側”がいるという恐怖。狂気の連鎖が始まる」

フィクションだとわかってても、本当に胸がザワザワする。

人が“普通の顔で異常なことを語る”ってこんなに怖いのか。

笑えない社会風刺って感じ。地味だけどガツンとくる映画。
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鬼談百景「密閉」
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2015年 | 日本 | 約6分(オムニバス) |
映画紹介:
実話怪談集を原作としたオムニバスホラー『鬼談百景』の一編「密閉」は、白石晃士らしい日常の裂け目からにじみ出る異界の恐怖が詰まった、わずか6分ながら濃密なショートホラーです。
別れた元カレの荷物──その中にあったのは、彼が「拾った」というキャリーバッグ。そして、そのクローゼットだけが“何か”おかしい。扉が勝手に開かないようリボンで縛るも、不可解な現象は止まらず、ついにはバッグの中に“青白い女”が吸い込まれる光景を目撃してしまう……。
わずかなカットの中に、音・間・視線のズレを巧みに活用した恐怖演出が光り、終盤の「引きずり込まれる」描写にはぞくりとさせられる。
白石監督が得意とする、“説明しすぎない不気味さ”と“その場の空気ごと呪われていく”感覚が凝縮されています。
捨てたはずの荷物が、もしかしたらあなたの家にも転がっているかもしれない──そんな身近な恐怖を突きつけてくる、静かにして強烈な一作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:実話怪談・心霊・オムニバス
- 一言ポイント:「拾ったバッグから、何かを“持ち帰って”しまった…」

キャリーバッグの中に女が吸い込まれていく描写、短編とは思えないインパクト。

説明はない。でもそれが逆に怖い。白石晃士監督らしさ出てる。

何気ない日常の“後始末”が、地獄の入り口になってしまう恐怖。
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不能犯
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2018年 | 日本 | 106分 |
映画紹介:
“思い込み”だけで人を殺す──そんな異能を持つ男を描いた異色サスペンスホラー『不能犯』。白石晃士監督が手がけた本作は、超常と心理を掛け合わせた現代的な恐怖を描くサイキック×犯罪ミステリーです。
主演は松坂桃李。依頼を受けた相手に“殺意を植え付ける”ことで、自ら手を下さずに死へと導く謎の男・宇相吹正を演じています。殺人は起こるが証拠はない、“不能犯”という立場を逆手に取った展開が非常にスリリング。
白石作品としては珍しく漫画原作&メジャー感のある演出ながら、心理的な不安感や社会への警鐘という彼の得意分野もしっかり活かされています。ジャンルとしてはホラー寄りのサスペンスに近く、エンタメ性も抜群です。
「恐怖は、心の中から始まる」──あなたもすでに操られているかもしれない。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:サイキック・心理サスペンス・超常犯罪
- 一言ポイント:「“信じる力”が命取りになる。現代社会の恐怖を描いた異能ホラー」

松坂桃李の不気味な演技が最高。静かに怖いタイプの悪役。

ホラーというよりゾクっとするサスペンス。心理戦が面白い。

白石監督の商業系ってどうかなと思ったけど、めちゃくちゃハマってた!
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地獄少女
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2019年 | 日本 | 107分 |
映画紹介:
人気TVアニメを原作に、白石晃士が実写映画化した『地獄少女』。ネットで「地獄通信」にアクセスすると、憎い相手を地獄へ流すことができる──という設定はそのままに、現代の若者の孤独や歪みを白石流の陰鬱な演出で描き出します。
ストーリーはオリジナル展開で、復讐と犠牲の連鎖を中心に展開。地獄少女・閻魔あいの造形も原作に忠実でありながら、映像面ではよりダークで退廃的な雰囲気をまとっており、“白石ホラー”らしい不快なリアリティが全編に漂います。
過剰なジャンプスケアはなく、静かに忍び寄る恐怖や心理描写に重きを置いているのが特徴。SNS、バズ、若者の承認欲求といった現代的テーマも絡み合い、ただのアニメ実写化では終わらない作品に仕上がっています。
「本当に流したい相手は誰なのか」──地獄のシステムに手を伸ばす前に、あなたはその答えに耐えられるだろうか。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:復讐・ダークファンタジー・心理ホラー
- 一言ポイント:「“誰かを呪う”ことの本当の代償が、じわじわと襲いかかる」

白石監督が撮ると、地獄少女の世界がこんなにリアルに感じるのがすごい。

アニメとはまた違う恐さ。特に復讐の重みがしっかり描かれてて良い。

ただの実写化だと思ってたけど、空気感が完全に白石ホラーだった。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
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オカルトの森へようこそ THE MOVIE
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2022年 | 日本 | 100分 |
映画紹介:
白石晃士が再び“あの世界”に帰ってきた──。『オカルトの森へようこそ』は、かつての『オカルト』や『コワすぎ!』シリーズのスピリットを引き継ぎながら、より壮大でシュールなスケールに挑んだフェイクドキュメンタリーホラーです。
とある心霊スポットで起きた怪異の取材に挑む映像制作チームが遭遇するのは、呪いや霊障だけではなく、神話的存在や宇宙的恐怖にまで踏み込む“白石的カオス”の世界。おなじみのキャラクターたちも登場し、シリーズファンにはたまらない演出が満載です。
VFXや合成技術も格段にパワーアップしており、怪奇とギャグ、恐怖と茶番が絶妙に共存する独特のバランスは、まさに“白石節”の真骨頂。フェイクドキュメンタリーの限界を突破した超異色作といえるでしょう。
「この世界には、まだ見えていない“異界”がある──」そんな言葉がぴったりの、唯一無二のオカルト体験をぜひ。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:フェイクドキュメンタリー・オカルト・超常ホラー
- 一言ポイント:「笑ってるのにゾッとする、“異界”への没入感がヤバい」

コワすぎ!のノリをもっと派手にした感じで最高だった!

フェイクなのにガチに感じるのが白石監督の凄さだと思う。

笑えるけど怖い、怖いのに笑える、このバランスほんと神。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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白石晃士の決して送ってこないで下さい
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2023年 | 日本 | 79分 |
映画紹介:
フェイクドキュメンタリーの名手・白石晃士が、自らの“ホラー監督”というキャリアを逆手に取って仕掛けた怪作。それが『白石晃士の決して送ってこないで下さい』です。届いた心霊映像の調査から、現実と映画の境界をあいまいにしていく恐怖がはじまります。
舞台はとある廃墟。そこで若いカップル・圭介とユキが撮影した動画には、突如ユキが消え、再び現れた背後には黒い影と謎のVHSが…。この映像が白石監督のもとに届いた瞬間から、謎の女・カラメ、3人の女性の不審死、封印された“廃村の呪いの映像”が次々と連鎖しはじめます。
やがて白石自身が圭介の痕跡を追い、事実と映像、記録と虚構、すべてが入り混じる「呪いの記録映画」へと変貌。観る側に「これが現実か作り物か」を強烈に問いかけながら、実在性を帯びた映像ホラーの極致を叩きつけてきます。
白石晃士の真骨頂とも言える自己言及ホラー+実話風構成が融合した本作は、観る者を“作品の一部”に引き込むような生々しさが特徴。フェイクドキュメンタリー好き、VHSホラー、都市伝説系が好きな方には絶対刺さります。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:フェイクドキュメンタリー・心霊・メタホラー
- 一言ポイント:「映像を観た者が呪いの連鎖に巻き込まれる、“観てしまった感”がやばい一作」

白石監督が本人役ってだけでゾクゾク。リアル感ハンパない。

VHSの不気味さが最高。これこそJホラーの醍醐味。

演出が地味にリアルで、最後まで「本物?」って思わされる。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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口裂け女
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2007年 | 日本 | 90分 |
映画紹介:
都市伝説として日本中を震撼させた“あの女”が、本気で蘇る──。『口裂け女』は、1970〜80年代にかけて全国的に拡がった口裂け女の都市伝説を本格ホラー映画化した作品。監督はフェイクドキュメンタリーで知られる白石晃士。
「私、キレイ?」とマスクの下から異形の口元を覗かせる彼女は、小学生をターゲットに連れ去る連続誘拐事件の“容疑者”として現実の恐怖となって現れる。やがて、教師たちが事件の裏に潜む呪いと過去の因縁に巻き込まれていく展開に発展し、都市伝説は単なる噂では済まされない闇に変貌します。
子どもたちを本気で守ろうとする教師陣の葛藤、襲撃の恐怖、そして口裂け女の哀しい過去。白石監督らしいリアルな恐怖描写と社会的背景の交差が印象的で、ただの怪異モノにとどまらないドラマ性があります。
昭和の怪談ブームを知る世代には懐かしく、知らない世代には“日本に本当にいたかもしれない怪物”として迫ってくる本作。Jホラーの文脈と都市伝説の融合として非常に完成度の高い作品です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:都市伝説・心霊ホラー
- 一言ポイント:「“マスクの女”の都市伝説を超リアルに描いたトラウマ級ホラー」

マスクの女=口裂け女という恐怖、令和の今でも効くわ…。

都市伝説をリアル事件として描く演出がガチで怖い。

色々と設定が盛り込まれすぎている…
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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近畿地方のある場所について
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2025年 | 日本 | 103分 |
映画紹介:
「行方不明の友人を探しています」──。そんな一言から始まる本作は、白石晃士監督が“近畿の禁忌”に挑んだ異色ドキュメンタリーホラーです。まるで実在するかのような“心霊スポットと都市伝説”の考察を軸に、不気味なリアリティが突き刺さります。
行方不明になったオカルト雑誌編集者が直前まで追っていたのは、未解決の幼女失踪事件、中学生の集団ヒステリー、心霊スポット配信騒動など…。それらが一本の線でつながった時、記者たちは“近畿地方のある場所”にたどり着く。
見せ方は徹底的にリアル。実際にありそうな街並みと手ブレ映像、地元住民の証言が、観る者の“現実”と“虚構”の境界線を曖昧にしていきます。「やばい場所」が持つリアルな空気感が、まさに白石ホラーの真骨頂。
フェイクドキュメンタリーでしか描けない、“語ってはいけない土地”の本当の怖さがここにあります。興味本位で見てはいけない──そんな気持ちになるガチ怖作品。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:フェイクドキュメンタリー・都市伝説
- 一言ポイント:「本当に“ある場所”を映してしまったかのような、白石晃士の到達点」

試写会で観ました!ジャンプスケアが想像より多めで、油断してるとやられます。

菅野美穂×赤楚衛二が主演ってだけでも異色なのに、白石テイストの不穏感は健在。

個人的には原作小説の方が好みだけど、映画は映画で“映像化された恐怖”の説得力がすごい。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 未配信 | |
![]() Prime Video | 未配信 | |
![]() Netflix | 未配信 | |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | 取り扱い無し |

狂気と笑いが交差する異色ホラーを観るなら、U-NEXTで

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狂気と恐怖の先にある、“白石晃士ホラー”の真髄とは

心霊、モキュメンタリー、フェイクドキュメンタリー、ジャパニーズ都市伝説──。ひとくちにホラーと言っても、白石晃士監督の作品はどれも“型”にはまらない強烈な個性を放っています。
怖いだけじゃなく、笑わせてくる恐怖、信じたくなる嘘、現実に滲む悪意など、人間の裏側にズブズブと入ってくるような作風は唯一無二。観終わったあと、思わず「これは現実?フィクション?」と混乱する、そんな体験が待っています。
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