私たちはなぜ、ホラー映画に惹かれ続けるのでしょうか。
血に飢えた怪物、暗闇に潜む霊、狂気に囚われた人間──そのすべてが、時代ごとの恐怖と共に映画として形を変えてきました。
この記事では、100年以上にわたるホラー映画の歴史を“36本の名作”と共に振り返ります。
クラシックな怪物映画からJホラー、スラッシャー、ポストホラーまで、ジャンルの進化と多様性を一気にたどる旅へようこそ。
恐怖は、進化する──。
・ホラー映画の歴史や代表作を体系的に知りたい人
・時代やジャンルごとの名作ホラーを網羅して観たい人
・ホラー初心者からマニアまで、観るべき名作を厳選して知りたい人

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ホラー映画の歴史をたどる|時代別・代表的ホラー名作ガイド

ホラー映画の歴史は、100年以上にわたる“恐怖の進化”の物語です。
サイレント時代の表現主義から始まり、クラシックな怪物たちがスクリーンを闊歩し、やがて悪魔が降臨し、スラッシャーが若者を追い詰め、ゾンビが街を埋め尽くし、幽霊が静かに呪いを撒き散らす──。
恐怖のスタイルは時代と共に大きく変化してきました。 戦争や科学、宗教や家族、そして私たち自身の心の闇。 ホラー映画は、常に“その時代の不安”を映し出してきたのです。
この記事では、そんなホラー映画の進化の軌跡を、36本の名作と共に一気に振り返ります。
ただ怖いだけじゃない、ジャンルの拡張・技術革新・テーマの深化を体感してください。
──恐怖は、常に生まれ変わる。
タイトル | ジャンル | 怖さ |
---|---|---|
カリガリ博士 | 表現主義・狂気 | |
吸血鬼ノスフェラトゥ | 吸血鬼・サイレント | |
魔人ドラキュラ | 吸血鬼・クラシック | |
フランケンシュタイン | 怪物・科学 | |
フランケンシュタインの逆襲 | 怪物・英ホラー | |
吸血鬼ドラキュラ | 吸血鬼・英ゴシック | |
サイコ | サイコスリラー | |
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド | ゾンビ・社会風刺 | |
エクソシスト | 悪魔・宗教 | |
オーメン | 悪魔・運命 | |
悪魔のいけにえ | スラッシャー・狂気 | |
サスペリア | 魔女・美術ホラー | |
13日の金曜日 | スラッシャー | |
エルム街の悪夢 | 夢・殺人鬼 | |
エイリアン | SF・モンスター | |
遊星からの物体X | SF・擬態 | |
ザ・フライ | 変身・ボディホラー | |
ミザリー | 監禁・心理 | |
スクリーム | メタ・スラッシャー | |
ブレア・ウィッチ・プロジェクト | POV・伝承 | |
リング | 呪い・Jホラー | |
ソウ | 監禁・選択 | |
ホステル | 拷問・スプラッター | |
REC/レック | POV・感染 | |
パラノーマル・アクティビティ | 心霊・POV | |
ゲット・アウト | 社会派・スリラー | |
イット・フォローズ | 呪い・ポストホラー | |
ヘレディタリー/継承 | 家族・儀式 | |
死霊館 | 心霊・クラシック | |
ミッドサマー | カルト・昼ホラー | |
CLIMAX クライマックス | ダンス・狂気 | |
NOPE/ノープ | 宇宙・メディア | |
Smile スマイル | 心の病・呪い | |
X エックス | スラッシャー・倫理 | |
Pearl(パール) | 夢・孤独 | |
M3GAN ミーガン | AI・育児 |
ホラー映画の歴史をざっくり解説|恐怖はこうして進化してきた

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ホラー映画の原点は、無声映画時代の“影”と“狂気”の中から生まれました。この時代、恐怖はセリフではなく、映像そのものの不穏さで語られていたのです。
1920年の『カリガリ博士』は、映画史に残るドイツ表現主義ホラーの金字塔。極端に歪んだセット、強烈なコントラスト、正気を疑うような演出──この映画は“視覚の狂気”という概念を確立しました。物語の中の狂人が見ている世界そのものを映像で表現するという大胆な試みは、以降の心理ホラーに多大な影響を与えます。
続く『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922年)は、初の“映像化ドラキュラ”として知られる作品。ブラム・ストーカー原作の権利問題を回避するために名前などを変更して制作されたこの映画は、表情・影・動きだけで「死の象徴」を描くことに成功。マックス・シュレック演じるノスフェラトゥは、その不気味な風貌と動きで“見る者の本能的恐怖”を刺激し続けています。
1930年代に入りトーキー時代が本格化すると、ホラーは“音”を得て進化します。1931年の『魔人ドラキュラ』では、ベラ・ルゴシが吸血鬼ドラキュラのキャラクターを決定づけ、上品で妖艶、かつ禍々しいヴァンパイア像が世界中に拡散されました。
同年の『フランケンシュタイン』もまた、ホラー映画における“怪物の悲哀”というテーマを打ち出した作品。ボリス・カーロフ演じるフランケンシュタインの怪物は、単なる恐怖の対象ではなく、「人間とは何か」「魂とは何か」を観客に問いかける存在でした。
この時代に生まれたクラシックモンスターたちは、ただの恐怖キャラではありません。彼らは“死と存在”を象徴する哲学的存在として、現代ホラーの土台を作ったのです。
この時代、ホラー映画は“視覚の衝撃”と“内面の狂気”という二つの方向へ同時に進化していきました。戦後復興の中で人々の価値観が揺れる中、ホラーは再び「怪物」を描きながら、より深く「人間」を掘り下げていきます。
まず注目すべきは、1957年の『フランケンシュタインの逆襲』と1958年の『吸血鬼ドラキュラ』。イギリスのハマー・フィルムが制作したこれらの作品は、カラー映像で怪物の血と恐怖を“視覚的に強化”。ハマー・ホラーはゴシック美術とグロテスク描写を融合し、古典ホラーの再生を果たします。ピーター・カッシングやクリストファー・リーといった名優たちの存在感も、恐怖の重厚感を一段と高めました。
そして1960年、ホラー映画は大きな転機を迎えます。アルフレッド・ヒッチコック監督の『サイコ』は、人間の“内面の闇”を初めて真正面から描いたサイコスリラー。アイコニックなシャワーシーンや不穏な音楽に加え、「モンスターは外にいるのではなく、自分の中にいる」という視点を世に示しました。ホラーが“人間そのもの”を怖がらせるジャンルへと進化した象徴的作品です。
また、1968年に公開されたジョージ・A・ロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』は、ゾンビ映画の原点にして、ホラー×社会風刺の到達点。モノクロの映像で描かれる侵略とパニックの中に、人種問題や体制不信といったメッセージが込められており、単なる怪物映画を超えた“恐怖の政治性”が注目されました。
この時代、ホラー映画は“色”と“心理”という武器を手にし、視覚と精神の両面から観客にアプローチし始めたのです。
1970年代、ホラー映画は“社会現象”と“禁忌の挑戦”を同時に巻き起こしました。この時代は、恐怖が宗教・倫理・身体・理性といったテーマと結びつき、ホラーがジャンルとして拡張されていく転換期です。
まず絶対に外せないのが『エクソシスト』(1973)。悪魔に取り憑かれた少女と神父の壮絶な戦いを描いた本作は、宗教的恐怖と心理的トラウマの融合で、世界中の観客を震撼させました。嘔吐、罵倒、異常な身体の動き──当時の常識を覆すショック描写の数々が社会的論争を巻き起こし、ホラー映画として初めてアカデミー賞にノミネートされるなど、“恐怖”が文化の最前線へ押し上げられた瞬間でもあります。
同じく超常的テーマを扱ったのが『オーメン』(1976)。「悪魔の子」ダミアンの誕生と世界崩壊の予兆を描いたこの作品は、神の対義語としての「不気味な運命」が静かに忍び寄る恐怖を体現。黙示録的世界観と緻密な構成で、オカルトホラーの地位を盤石にしました。
そしてこの時代のもう一つの顔が、“現実の暴力”に近づいたスラッシャー&スプラッターの隆盛です。『悪魔のいけにえ』(1974)は、テキサスの片田舎に棲む殺人鬼レザーフェイスが若者たちを襲うという物語ですが、一切のBGMを排し、不快なほどリアルな暴力描写で観る者を追い詰めます。ホラーが“観る者の理性”すら削り取るようなジャンルへと突入した決定的な一作です。
さらに、『サスペリア』(1977)はイタリアの鬼才ダリオ・アルジェントによる美学的ホラーの極致。色彩、音楽、カメラワークすべてが“理屈より感覚”で恐怖を植えつけるという、新たな表現の地平を切り拓きました。ゴシックとグロテスクの融合が、観客の五感を侵食します。
このように1970年代は、超自然、宗教、グロ、アート──あらゆる恐怖が爆発し、ホラーが一つの枠に収まりきらなくなった時代。その多様性こそ、現代ホラーの源流です。
1980年代、ホラー映画はエンタメ性と恐怖演出を両立させ、最も“量産”された黄金時代を迎えます。恐怖はルーティン化され、しかしそれぞれの作品が独自のキャラクターと世界観で“怖さ”を進化させていきました。
まずこの時代を象徴するのが、スラッシャー映画の爆発的ヒット。『13日の金曜日』(1980)では、クリスタルレイクでの惨劇と“母”から“息子”へと受け継がれる殺人の連鎖が展開され、マスク姿の殺人鬼ジェイソンがホラー界のアイコンに。続編ごとにスプラッター描写が過激化し、シリーズ化戦略が確立されていきます。
一方で、『エルム街の悪夢』(1984)では“夢の中で殺される”という発想が恐怖を拡張。殺人鬼フレディ・クルーガーの存在は、「睡眠=安全地帯」という概念を崩壊させ、現実と幻想の境界を破壊するメタ的恐怖を導入しました。独特のビジュアルとジョーク混じりの狂気で、悪夢のエンタメ性を確立します。
この時代、スラッシャーと並行して台頭したのがSFホラーです。『エイリアン』(1979〜)は前作に続く形でシリーズ化し、リドリー・スコットによる密室SF×モンスターホラーが評価され、「人間の身体の侵食」=生理的恐怖というジャンルを築きました。
さらに『遊星からの物体X』(1982)では、カーペンター監督が「誰が敵かわからない」=パラノイア型恐怖を極限まで突き詰め、VFXによる変身描写が今なお伝説的な衝撃を放ちます。
また、異色作『ザ・フライ』(1986)では、人体が“徐々にハエへと変貌していく”という過程そのものが観る者を絶望へ引きずり込みます。クローネンバーグの得意とする“ボディホラー”の真骨頂であり、変異・腐敗・喪失といった身体的恐怖が生々しく映像化されました。
このように1980年代は、スラッシャーで外側から、SFやボディホラーで内側から恐怖を攻める時代。大量生産・VFX・キャラクター商業化──エンタメと恐怖の両立がもっとも成功した時代でした。
1990年代は、それまでの“見せる恐怖”から“見えない恐怖”“意識の中の恐怖”へと重心が移った時代です。ホラーは派手さよりも深みを求められるようになり、同時に自らの構造を問い直す“メタ的な挑戦”も始まりました。
まずこの時代を代表するのが、スティーヴン・キング原作『ミザリー』(1990)。閉ざされた空間で狂信的ファンに監禁される作家というシチュエーションは、血や霊が出てこなくとも観客を凍りつかせます。恐怖の主成分は“狂気と執着”──人間の精神の闇にこそ、真の恐怖があることを示した名作です。
そしてホラー史を塗り替えたのが『スクリーム』(1996)。ホラー映画の“お約束”をキャラクターが把握し、むしろその通りに進行するというメタ構造が観客をニヤリとさせつつも恐怖を加速。ウェス・クレイヴンはこの1作で、ホラー映画の“知性化”と“再構築”に成功しました。
また、1999年の『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』は、ホームビデオ調の映像で“失われた記録”として物語を構成するファウンド・フッテージ形式を世界に定着させた作品。説明や怪物の登場を極限まで省きながらも、空気感と想像力だけで恐怖を成立させた革新的ホラーです。
そしてこの時代、世界を震撼させたのがジャパニーズホラー(Jホラー)の勃興。中田秀夫監督の『リング』(1998)は、電話・テレビ・ビデオといった日常的なメディアを呪いの媒介に変え、「見たら死ぬ」という都市伝説的構造で現代人の根源的恐怖を突き刺しました。
貞子という“見た目で語る”存在と、不気味な間、湿度、静寂といった演出はJホラーの核となり、アメリカでのリメイクを通じて世界に拡散していきます。
1990年代のホラーは、心理的、構造的、文化的な怖さを発展させた時代。
Jホラーとメタホラー、そして静かに崩れる精神の恐怖が交錯するこの10年は、“内面の恐怖”と“形式の恐怖”が共鳴した知的ホラーの夜明けでした。
2000年代のホラーは、観客を“見せかけの恐怖”では満足させなくなった時代。肉体的な痛みと精神的な追い詰めが主軸となり、ホラーはより生々しく、より過激な方向へとシフトしていきます。
その象徴ともいえるのが、2004年に登場した『ソウ』。閉ざされた空間で命がけのゲームに巻き込まれる被害者たちを描きつつ、ただの拷問ではなく“選択と贖罪”をテーマにした構成で話題をさらいました。
シリーズ化によってシチュエーションは過激化しますが、“人間の倫理と極限”に迫る視点は一貫しています。
よりストレートに残酷さを打ち出したのが『ホステル』(2006)。拷問を娯楽にする闇組織という設定は、観客に「自分が巻き込まれたら」というリアルな戦慄を与えました。イーライ・ロスのこの作品は、トーチャーポルノ(拷問ポルノ)というジャンルを市民権ある表現へ押し上げたと言っても過言ではありません。
一方で、同時代に急速に拡がったのがファウンド・フッテージ(POV)形式のホラー。『REC/レック』(2007)は、TVレポーターがゾンビ騒動に巻き込まれる様子を、すべて主観カメラで描写。「自分の目で見ているかのようなリアルな恐怖」が観客に強烈な臨場感を与えました。
続く『パラノーマル・アクティビティ』(2009)は、低予算ながら“日常に潜む怪異”を家庭用ビデオカメラの視点で描き、「映ってはいけないもの」を見てしまう恐怖を確立。ジャンプスケアではなく“じわじわと忍び寄る恐怖”で新たなホラートレンドを築きました。
この時代のホラーは、観る者を“映画の外側”まで引きずり込もうとしました。
逃げ場のない空間、逃げられない視点。リアルとフィクションの境界を曖昧にしながら、恐怖そのものを“体験させる”作品群が主流となったのです。
2010年代は、ホラー映画が「ただ怖がらせるだけ」のジャンルから脱却し、社会、哲学、芸術と結びついた“語るホラー”へと進化した時代です。
まずこの時代の中心にいるのが、ジョーダン・ピール監督の『ゲット・アウト』(2017)。黒人差別と白人リベラルの偽善をテーマに据えたこの作品は、スリラーと社会派ドラマを融合させ、アカデミー脚本賞を受賞。ホラーが“政治と人種”を語る最前線のジャンルとなったことを証明しました。
また、アート系ホラー=ポストホラーとして世界的に注目されたのが『イット・フォローズ』(2014)と『ヘレディタリー/継承』(2018)。
前者は“呪いが性的接触で伝染する”という異様なルールを淡々と描き、後者は“家族に宿る遺伝と呪い”を軸に、救いのない絶望を静かに積み上げていく手法で話題を呼びました。
そして『死霊館』(2013)に代表されるクラシックな心霊ホラーも、ジェームズ・ワンによって現代的な恐怖演出で復権。派手すぎない演出と不気味な間の使い方で、往年のホラー映画ファンからも高く評価されました。
さらに、ジャンルの境界を大胆に揺るがしたのが、アリ・アスターの『ミッドサマー』や、ギャスパー・ノエの『CLIMAX クライマックス』(2018)。
これらは「これはホラーなのか?」と問いかけるような挑発的な構成で、観客の“恐怖の定義”すら揺さぶります。
この時代、ホラーは「怖い」の先にあるもの──悲しみ、怒り、孤独、そして社会への問いを描くジャンルへと進化しました。
2020年代に入り、ホラー映画はますますジャンルを越境しながら進化を続けています。恐怖の核は「問いかけ」にあります。それは“人間とは何か”“正気と狂気の境界はどこか”“文明社会の裏には何があるか”──。
代表的な一作が『NOPE/ノープ』(2022)。ジョーダン・ピールはこの作品で“空を見上げる恐怖”と“見る/見られることの暴力性”をテーマに、UFO映画を再構築しました。
メディア依存や黒人史の隠された痛みまでも内包した本作は、娯楽と批評性を見事に融合しています。
一方で、『Smile スマイル』(2022)は“笑顔”という本来ポジティブな表情を恐怖に転化。
その正体はトラウマの連鎖と心の病の伝染という現代的テーマであり、精神的ホラーの新たな方向性を示しました。
タイ・ウェスト監督の『X エックス』(2022)は、1970年代風の映像美と“ポルノと暴力の倫理”を織り交ぜた異色スラッシャー。続編『Pearl(パール)』では、老いと夢、承認欲求という繊細な心理を背景に、観る者に複雑な感情を残します。
さらに『M3GAN ミーガン』(2023)は、“AI人形の暴走”というモチーフで、育児とテクノロジー依存を痛烈に描き、ホラーでありながら社会風刺の効いたエンタメ作品に仕上がりました。
このように、2020年代のホラーは“怖がらせる”だけでなく、“考えさせる”ことを最重視するフェーズに突入しています。ジャンルを超え、テーマを横断しながら、ホラーは今も「人間とは何か」を最前線で問い続けているのです。
ホラー映画の歴史を彩る名作たち|時代を超えて語り継がれる恐怖を一挙紹介

タイトル | ジャンル | 怖さ |
---|---|---|
カリガリ博士 | 表現主義・狂気 | |
吸血鬼ノスフェラトゥ | 吸血鬼・サイレント | |
魔人ドラキュラ | 吸血鬼・クラシック | |
フランケンシュタイン | 怪物・科学 | |
フランケンシュタインの逆襲 | 怪物・英ホラー | |
吸血鬼ドラキュラ | 吸血鬼・英ゴシック | |
サイコ | サイコスリラー | |
ナイト・オブ・ザ・リビングデッド | ゾンビ・社会風刺 | |
エクソシスト | 悪魔・宗教 | |
オーメン | 悪魔・運命 | |
悪魔のいけにえ | スラッシャー・狂気 | |
サスペリア | 魔女・美術ホラー | |
13日の金曜日 | スラッシャー | |
エルム街の悪夢 | 夢・殺人鬼 | |
エイリアン | SF・モンスター | |
遊星からの物体X | SF・擬態 | |
ザ・フライ | 変身・ボディホラー | |
ミザリー | 監禁・心理 | |
スクリーム | メタ・スラッシャー | |
ブレア・ウィッチ・プロジェクト | POV・伝承 | |
リング | 呪い・Jホラー | |
ソウ | 監禁・選択 | |
ホステル | 拷問・スプラッター | |
REC/レック | POV・感染 | |
パラノーマル・アクティビティ | 心霊・POV | |
ゲット・アウト | 社会派・スリラー | |
イット・フォローズ | 呪い・ポストホラー | |
ヘレディタリー/継承 | 家族・儀式 | |
死霊館 | 心霊・クラシック | |
ミッドサマー | カルト・昼ホラー | |
CLIMAX クライマックス | ダンス・狂気 | |
NOPE/ノープ | 宇宙・メディア | |
Smile スマイル | 心の病・呪い | |
X エックス | スラッシャー・倫理 | |
Pearl(パール) | 夢・孤独 | |
M3GAN ミーガン | AI・育児 |
カリガリ博士

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1920年 | ドイツ | 77分 |
映画紹介:
ホラー映画のルーツとも言えるサイレント映画『カリガリ博士』は、映画がまだ“言葉を持たなかった時代”に、視覚だけで恐怖と狂気を描ききった伝説の一本です。
街に現れた怪しげな興行師カリガリ博士と、彼が操る“眠り男”チェザーレの謎。夢か現実かわからないような不穏な世界観は、表現主義的な歪んだセットや影の演出と相まって、観る者の心に不安と狂気を刻み込んでくるのです。
セリフや音がなくても、目に映るすべてが不気味で異様。「映画が恐怖を語る方法はここから始まった」とさえ言える、ホラー史における革命的作品。ホラーだけでなく映画ファンなら一度は観ておくべき金字塔です。
まるで悪夢をそのまま映像化したような映像美と、狂気をめぐる衝撃のラスト──今なお色あせないその恐怖は、“100年前の映画”であることを忘れさせてくれます。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:表現主義・狂気・サイレントホラー
- 一言ポイント:「すべてのホラーは、この悪夢から始まった」
セットが不安すぎる…。街並みの歪みだけでゾッとするのすごい。
ホラー映画の元祖って聞いて観たけど、めっちゃ芸術的だった。
100年前の映画なのに今見ても怖い。むしろ音がない分、余計に怖いかも。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
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吸血鬼ノスフェラトゥ

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1922年 | ドイツ | 94分 |
映画紹介:
「ドラキュラ映画の元祖」として語り継がれるサイレントホラーの金字塔『吸血鬼ノスフェラトゥ』。本作はブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』を非公式に翻案し、“映像の力だけで恐怖を語る”ことに成功した初期ホラーの傑作です。
登場する吸血鬼オルロック伯爵の造形は、今なお最恐のビジュアルと言っても過言ではありません。細長い手、不気味な顔、日光を恐れながらゆっくり忍び寄るその姿は、観客の記憶に刻み込まれます。
特殊効果などなくとも、光と影だけで不安と緊張を生み出す演出はまさに職人芸。サイレントならではの静寂とスローな進行が、むしろ“吸血鬼の忍び寄る恐怖”を倍増させています。
現代のホラー映画に受け継がれる多くの演出技法は、この作品が生み出したといっても過言ではありません。“怖い”の原点を知るには、絶対に外せない一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:吸血鬼・表現主義・サイレントホラー
- 一言ポイント:「“闇の中から忍び寄る”という恐怖演出の元祖」
こんなに動きが遅いのに、ずっと怖い。夜中に思い出したくないタイプの吸血鬼。
目が怖すぎる!CGじゃないのにこんなに怖いってどういうこと?
サイレントなのにちゃんとホラーになってるのがすごい。音がない方が怖いかも。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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魔人ドラキュラ

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1931年 | アメリカ | 75分 |
映画紹介:
“吸血鬼=ドラキュラ”というイメージを世界に広めた伝説的ホラー『魔人ドラキュラ』。この作品こそが、トーキー(発声映画)時代のクラシックホラーを決定づけた一本です。
主演のベラ・ルゴシが演じるドラキュラ伯爵は、その妖しい眼差しと独特の話し方で観客を魅了。静かな台詞回しと間が恐怖を引き立て、「見つめられるだけでゾッとする」恐怖演出を確立しました。
館の中の暗闇、蝙蝠、血を求める静かな狂気──そのすべてが後のゴシックホラーのテンプレートとなり、ホラー映画の“形式”を築いた存在といっても過言ではありません。
アクションや派手な演出はないものの、沈黙と威圧感だけで恐怖を支配する演出は、今見ても異様な空気を放ちます。ホラーの“品格”を感じさせる1本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:吸血鬼・クラシックホラー
- 一言ポイント:「ドラキュラ=ルゴシ、という伝説を生んだ恐怖の原点」
あの目つき、普通に今でも怖い。話し方も独特でゾワゾワする。
派手な音とかないのに、どんどん引き込まれる。クラシックホラーってこういうことか。
見た目の雰囲気で圧倒されるタイプのホラー。おどろおどろしいのに美しい。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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フランケンシュタイン

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1931年 | アメリカ | 71分 |
映画紹介:
科学の暴走が生み出した“人造人間”──ホラー映画史に燦然と輝くモンスターの原点、それが『フランケンシュタイン』です。「命を作ってしまった人間」と「生まれたがゆえに苦しむ怪物」という、深いテーマを内包した作品です。
主演のボリス・カーロフが演じるフランケンシュタインの怪物は、恐ろしくも哀れで、単なるモンスターを超えた“悲劇の存在”として描かれました。その表情、仕草、そして無垢さが観る者の感情を揺さぶります。
墓場からの死体集め、落雷による蘇生、村人の松明──後のホラー演出を定番化させた伝説的なビジュアルの数々は、すべてこの作品が生み出しました。古典でありながら、今なお色褪せない迫力があります。
「何が人間で、何が怪物なのか」──そんな問いを投げかける哲学的ホラーとしても評価される本作。ホラー映画が“考えさせるジャンル”でもあることを教えてくれます。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:クラシックホラー・人造人間
- 一言ポイント:「モンスター映画はここから始まった──そして泣ける」
怖いけど、なんか切ない…。あの目を見たら同情しちゃう。
「人間の方が怪物なんじゃ?」ってテーマが今見ても刺さる。
クラシックだから地味かと思ったけど、演出も音もめっちゃしっかりしてる。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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フランケンシュタインの逆襲

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1957年 | イギリス | 83分 |
映画紹介:
ハマー・フィルムが巻き起こしたクラシックホラー再興の波──その第一弾がこの『フランケンシュタインの逆襲』です。1931年版のリメイクではなく、より残酷で人間的な「創造主の狂気」を描いた衝撃作となっています。
ヴィクター・フランケンシュタイン博士を演じるのはピーター・カッシング。怪物よりも、人間である博士自身のサイコパス性が恐怖の中心に据えられ、倫理も感情も置き去りにして命を操作しようとする“神をも恐れぬ存在”として描かれます。
一方で怪物役はクリストファー・リーが熱演。表情の乏しい不気味な存在として、恐怖そのものとして造形された新しい“モンスター像”は、当時の観客に強烈な印象を残しました。
カラー映像に滲む血の赤、陰影に浮かぶ実験室、緊迫感あるカット割り──本作が提示したのは“古典ホラーの現代化”でした。1950年代のホラー革新はここから始まったといっても過言ではありません。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:実験・クラシックホラー
- 一言ポイント:「怖いのは怪物ではなく、“命を作ろうとする人間”そのもの」
博士の目が怖すぎる。狂気が顔からにじみ出てる。
血の色がリアルでゾワっとした。カラーの怖さってこういうことかも。
クラシックホラーなのにテンポも演出もすごく現代的で観やすい!
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
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吸血鬼ドラキュラ

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1958年 | イギリス | 82分 |
映画紹介:
吸血鬼映画に“血の温度”を取り戻した衝撃作──それがハマー版『吸血鬼ドラキュラ』です。ゴシックホラーの世界観に鮮血と色気を注ぎ込んだ、まさにモダン・バンパイア映画の礎とも言える一本。
ドラキュラ伯爵を演じるのはクリストファー・リー。長身と鋭い眼差し、そして獣のような気配をまとう色気で、伯爵を“恐怖と魅力の象徴”にまで昇華。登場シーンの圧に思わず息を呑みます。
本作はただの怪奇映画ではありません。鮮やかな赤、雰囲気ある陰影、悲劇的な愛──すべてが強烈な“ゴシック美”で描かれ、「怖いのに美しい」「残酷なのに悲しい」という独特の空気感を纏っています。
血が流れる恐怖ではなく、血が“生きている”恐怖──その視点を初めて観客に突きつけた作品でもあります。古典ホラーの枠を超えた、バンパイア映画の金字塔です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:吸血鬼・ゴシックホラー
- 一言ポイント:「怖いのに見惚れてしまう──吸血鬼の美学、ここに極まる」
ドラキュラの“色気と迫力”がえぐい。こんな伯爵、逃げられん…!
赤い血の色にゾクッとした。モノクロじゃないからこその怖さ。
ラストの対決シーンはクラシックホラーなのに鳥肌モノ。音楽も最高。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
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サイコ

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1960年 | アメリカ | 109分 |
映画紹介:
ホラー映画の“定義”を根底から覆した、アルフレッド・ヒッチコックの伝説的サイコスリラー。『サイコ』は、怪物のいないホラーで人々を震え上がらせた初の作品として、映画史に名を刻んでいます。
物語の前半ではサスペンスとして進行しますが、“ある瞬間”を境に空気が一変。シャワーシーンに代表されるように、直接的な描写を避けながらも観客の想像力を刺激し、心理的な恐怖を頂点まで引き上げていきます。
アンソニー・パーキンス演じるノーマン・ベイツのキャラクターは、“普通の青年”の顔の下に狂気を隠し持つ、史上最も恐ろしい人間像のひとつ。彼の存在は、その後のホラー映画の“人間が一番怖い”系キャラの原型になりました。
“音”と“構図”で観客の神経をかき乱すヒッチコックの演出力は圧巻。視覚よりも内面に訴える恐怖を確立したことで、ホラー映画は「モンスター映画」から「人間心理の闇」へと進化を遂げたのです。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:サイコスリラー・心理ホラー
- 一言ポイント:「“人間の闇”がいちばん怖い──モンスターがいなくても震える傑作」
あのシャワーシーン、何度見ても心臓がキュッとなる…!
ノーマンが怖すぎる。優しいのに目が笑ってない。
ホラーなのに音楽でここまで怖くできるって凄すぎる。
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ナイト・オブ・ザ・リビングデッド

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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1968年 | アメリカ | 96分 |
映画紹介:
ゾンビ映画の“原点にして金字塔”。ジョージ・A・ロメロの『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』は、ホラー映画を社会的表現へと進化させた革命的作品です。
謎の現象で死者が蘇り、生者を襲い始める…。郊外の一軒家に立てこもった人々が、生存をかけて奮闘するストーリーは、今日のゾンビ映画の雛形となりました。「ゾンビ=人を喰らう怪物」という概念も本作がルーツです。
単なるモンスター映画にとどまらず、アメリカ社会の分断・人種問題・メディア不信といった要素を無言で描き、恐怖の中に“現実の暗部”を織り込む構造が評価されました。クライマックスの展開は、当時の観客に強烈な衝撃と皮肉を与えたことで知られています。
今では定番となったゾンビ映画のすべてが、ここから始まった──。低予算でも魂で撮った“怖くて深い”映画として、すべてのホラーファンに観てほしい名作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:ゾンビ・サバイバルホラー
- 一言ポイント:「恐怖の中に社会が見える──ゾンビ映画の原点にして到達点」
ゾンビってこんなに“意味深い存在”だったのかと驚いた。
白黒だけど逆に怖い。映像に妙なリアルさがある。
最後の展開、マジで衝撃。時代を超えて響くラスト。
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エクソシスト

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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1973年 | アメリカ | 122分 |
映画紹介:
1970年代、世界中を震撼させた“宗教ホラー”の金字塔──それが『エクソシスト』。悪魔憑きというテーマをリアルに描き、ホラー映画を社会現象レベルまで押し上げた伝説的な一作です。
無垢な少女リーガンに憑依する“何か”──その正体を暴き、祓うために神父たちが立ち向かうというストーリーは、実在の悪魔祓い事件をベースにしているという点でもリアルさと恐怖を強めています。
回転する首、宙に浮く身体、下品で意味不明な言動。人間の身体が“別の存在に乗っ取られる”という恐怖は、肉体的にも精神的にも強烈なインパクトを残しました。上映当時、気絶者や救急搬送者が出たという逸話も伊達ではありません。
ただ怖いだけでなく、「信仰とは何か」「罪とは何か」といったテーマも内包しており、ホラーでありながら宗教ドラマとしての深みも持つ一作。ホラー映画を“芸術の域”へと押し上げたパイオニアです。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:オカルト・宗教ホラー
- 一言ポイント:「“信じる者”にこそ刺さる、宗教と悪魔の対峙」
少女の変貌ぶりがリアルすぎて本当に怖い。今でもトラウマ。
昔の映画なのに演出も演技も鬼気迫る…。ホラーの完成形。
祈りと恐怖が共存する映画。ただの怖がらせじゃない。
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オーメン

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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1976年 | アメリカ | 111分 |
映画紹介:
赤ん坊がすり替えられたその日から、すべての悲劇は始まった──。『オーメン』は「悪魔の子」ダミアンを巡る破滅と恐怖を描いた、70年代オカルトホラーの最高峰です。
名門家庭に育つ少年ダミアン。しかし彼の周囲では、あり得ない不幸や死が次々と起こり始めます。無垢な子どもという存在に“悪そのもの”が宿っているという設定は、宗教的な恐怖と家庭への侵食を同時に描き、観客に強烈な不安を植え付けました。
本作が放った“悪魔の子”というテーマは、その後のホラー映画に大きな影響を与えました。神父やカメラマンが辿る運命、神の啓示とされる“666”のサインなど、オカルティックな演出とストーリー展開が非常に秀逸。
映像に漂う静謐な緊張感と、あまりに完璧な少年の微笑み──それゆえに、より深く感じられる恐怖。『エクソシスト』に続く宗教ホラーの傑作として、今なお語り継がれる一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:オカルト・黙示録ホラー
- 一言ポイント:「完璧な子どもが、世界の終わりを運んでくる──」
子どもが無表情なのにめちゃくちゃ怖い。演出うますぎ。
宗教的テーマに疎くても全然引き込まれる!
ラスト、鳥肌…これは今でも通用する恐怖だと思う。
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悪魔のいけにえ

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1974年 | アメリカ | 83分 |
映画紹介:
『悪魔のいけにえ』は、ホラー映画史における“スラッシャー”というジャンルを決定づけた、極限の不快感と緊張感で観客を圧倒する伝説の一作です。
田舎道で立ち寄った若者たちが迷い込んだのは、常軌を逸した殺人一家の巣窟。そこに現れるのが、“レザーフェイス”と呼ばれるチェーンソーを手にした巨漢──人間の皮膚をマスクにした狂気の象徴です。
本作の恐怖は、血しぶきではなく“空気”にあります。汚れた色調、サウンド、叫び、逃げ場のない閉鎖感。そして何より、殺しが儀式や快楽ではなく“日常”として淡々と行われる異常さ。これが観る者の精神をじわじわ削っていきます。
“人間がいちばん怖い”というテーマを、ここまで直接的に突きつけてくる映画は他にありません。後続のスプラッター作品にも多大な影響を与えた、原始的で獰猛な恐怖の原点とも言える傑作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:スラッシャー・サイコホラー
- 一言ポイント:「叫びすら“音楽”に変わる、狂気の田舎地獄」
最初からずっと不快!音と空気で胃が痛くなる映画。
あのレザーフェイスの登場シーン、いまだにトラウマ級。
スプラッターなのに血が少ない。怖いのは“状況”なんだと実感。
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サスペリア

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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1977年 | イタリア | 98分 |
映画紹介:
『サスペリア』は、ダリオ・アルジェントが放つ美と狂気が共鳴する芸術的ホラー。視覚と音で“呪い”そのものを体験させる、唯一無二のイタリアン・ホラーです。
ドイツの名門バレエ学校に留学してきた少女スージーが体験するのは、色彩と音が異様に満ちた異世界のような恐怖。赤、青、緑──原色で構成されたセットは現実感を失わせ、観る者の感覚を麻痺させていきます。
物語そのものはシンプルながら、“魔女”を巡る秘密と死のビジュアル演出が圧倒的。ゴブリンの不協和音サウンドが鳴り響く中で繰り返される死の儀式は、論理を超えた悪夢のような体験です。
ホラーでありながら芸術作品でもある──視覚・聴覚・精神を揺さぶる“体感型ホラー”として、世界中の映画ファンを虜にしてきた歴史的名作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:魔女・幻想ホラー
- 一言ポイント:「ホラーを“芸術”に昇華した、唯一無二の色彩地獄」
怖いっていうか、夢見てるみたいで不安になる。美しすぎて怖い。
音楽が狂気そのものでやばい。ゴブリン、最高すぎる。
意味はわからなくても引き込まれる。ホラーというより体験型アート。
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13日の金曜日

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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1980年 | アメリカ | 95分 |
映画紹介:
『13日の金曜日』は、“キャンプ場 × マスクの殺人鬼”という後のスラッシャー映画のテンプレを作り出した、ホラー映画史に名を刻む金字塔です。
クリスタル・レイクという呪われたキャンプ地にやってきた若者たちが、一人、また一人と惨殺されていく──その正体が誰なのか、なぜ殺されるのかを描く構成は、謎解きと恐怖が交錯するサスペンス仕立てになっています。
のちにホッケーマスクの殺人鬼・ジェイソンで有名になりますが、第1作は実は彼が犯人ではないというのも重要ポイント。殺人描写のテンポと“水場”の緊張感、そして衝撃のクライマックスが観客を凍りつかせます。
低予算ながら巧みな演出とリアルな特殊メイクで、「殺される順番を予想する楽しさ」を定着させた作品。シリーズの原点としても、ホラーファンなら一度は観ておきたい一作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:スラッシャー・サスペンス
- 一言ポイント:「“ジェイソン伝説”はここから始まった──湖畔に響く絶叫」
あれ?ジェイソン出ないの!?って驚いた。でも怖さはガチ。
殺され方のバリエーションが豊富でテンポいい。今でも通用する構成力。
水辺の静けさが不気味すぎる。キャンプが怖くなる映画。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
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エルム街の悪夢

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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1984年 | アメリカ | 91分 |
映画紹介:
『エルム街の悪夢』は、“夢の中で殺されると現実でも死ぬ”という発想でホラーの常識を覆した、異次元スラッシャーの金字塔です。
主人公ナンシーとその仲間たちは、夜ごと夢に現れる焼けただれた顔の男“フレディ・クルーガー”に命を狙われるようになります。眠ることが死と直結するという設定が、観客の根源的な不安を刺激。
フレディは単なる殺人鬼ではなく、夢の中という無限空間を自在に操る存在。血が吹き出すベッド、回転する部屋、天井に引きずり込まれる──幻想的かつ悪夢的な演出が目白押しです。
シリーズは多数続きますが、初代の恐怖とアイデアの鮮烈さは群を抜いています。今もなお“ホラー史に名を刻むヴィラン”として、フレディは語り継がれています。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:スラッシャー・夢ホラー
- 一言ポイント:「眠ったら死ぬ──恐怖は“夢”からやってくる」
寝るのが怖くなるホラーはこれが初。発想が天才すぎる。
ベッドに吸い込まれるシーン、トラウマ級に怖かった…。
フレディってユーモアあるけどめっちゃ怖いの絶妙。
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エイリアン

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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1979年 | アメリカ | 117分 |
映画紹介:
『エイリアン』は、SFとホラーを融合させた金字塔にして、「閉鎖空間 × 異形の恐怖」というジャンルを確立した超傑作です。
舞台は貨物宇宙船ノストロモ号。謎の信号を受けて寄航した先で“それ”は忍び込んできた──。密室と化した船内に現れた生命体との死闘が、極限の緊張感と圧倒的ビジュアルで描かれます。
H・R・ギーガーが生み出したエイリアンのデザインは、不気味で生理的嫌悪を呼び起こす究極の異形。卵、フェイスハガー、チェストバスター…誕生から成長までの流れ自体が恐怖演出そのものです。
ホラーとしての不快感、SFとしての完成度、そして女性主人公リプリーの強さ。そのすべてが映画史を塗り替えた──まさに“完璧なモンスター映画”です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:SF・クリーチャーホラー
- 一言ポイント:「宇宙には、あなたの悲鳴が届かない──」
密室×怪物の恐怖、これ以上の完成形ある?
ギーガーのデザインが気持ち悪すぎて震えた…最高。
ホラーなのにリプリー姐さんのかっこよさに痺れる。
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遊星からの物体X

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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1982年 | アメリカ | 109分 |
映画紹介:
『遊星からの物体X』は、極寒の南極基地で“正体不明の存在”が暴れ出す、サスペンスとスプラッターが融合したSFホラーの極北です。
南極の観測基地に突如飛び込んできた異星生命体“物体X”は、他の生物に擬態し、誰が感染者かわからなくなるという最悪の特性を持っています。信じる者が裏切り者かもしれない──そんな状況での疑心暗鬼が恐怖を増幅させます。
加えて特筆すべきは、1980年代とは思えないレベルのグロテスク変形描写。頭が裂ける、腕が食われる、胴体が牙をむく──そのすべてが実写SFXで描かれており、視覚的ショックは今観ても強烈です。
誰が“人間じゃない”のか?という心理戦と、バケモノホラーとしての恐怖。SF×グロ×サスペンスの理想的融合体として、後世の映画に多大な影響を与えた伝説の一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:SF・モンスター・スプラッター
- 一言ポイント:「誰が“人間”じゃないのか──信じる心をぶっ壊す恐怖」
初見時、SFXのグロさにマジで口開いた…最高。
心理戦がエグい。「誰も信じられない」って本当に怖い。
ジョン・カーペンター最高傑作。今見ても全く古くない。
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ザ・フライ

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1986年 | アメリカ | 96分 |
映画紹介:
『ザ・フライ』は、科学の進歩と身体の崩壊をテーマにした、悲劇的かつグロテスクな変身ホラーの傑作です。主演はジェフ・ゴールドブラム、監督は鬼才デヴィッド・クローネンバーグ。
物質転送装置の開発に成功した天才科学者ブランデル。しかしある実験中に一匹のハエが装置内に入り込んだことで、彼の肉体はゆっくりと“人間”から“ハエ”へと変異していく──。
変化はゆるやかだが確実。抜ける爪、剥がれる皮膚、異常な身体能力…。肉体の変容がリアルすぎて不快で怖いのに、当人の苦悩と恋人の葛藤が同時に描かれるため、涙を誘うほど切ない。
ただのグロ映画ではない。これは“科学が越えてはならない領域”を描いた悲劇であり、「愛する人が怪物になっていく」ことの恐怖がテーマの名作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:変身・ボディホラー
- 一言ポイント:「変わっていく自分の姿が、一番怖い──」
爪がベリッて剥がれるとこで思わず目を逸らした…
グロいのに泣ける。あんなに切ないホラー、他にない。
クローネンバーグ×ジェフ・ゴールドブラム=正解。
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ミザリー

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1990年 | アメリカ | 107分 |
映画紹介:
『ミザリー』は、ファンの狂気がいかに恐ろしいかを描いた心理スリラーの金字塔。スティーヴン・キング原作、ロブ・ライナー監督による、閉ざされた空間での絶望を極限まで引き出した傑作です。
人気作家のポールは事故に遭い、雪山で“献身的なファン”アニーに救われる。だが彼女は、ポールの小説の登場人物“ミザリー”の熱狂的なファンであり、物語の結末に納得がいかないあまり、ポールを監禁してしまう。
アニーは一見、優しく世話を焼く存在。しかしその情熱と狂気は紙一重。看護と拷問が混ざった日々の中、観客は「こんな人に好かれたくない…」と恐怖を覚えるはずです。
特筆すべきはキャシー・ベイツの怪演。“常に笑顔、でも目が笑ってない”恐怖を体現し、アカデミー主演女優賞を受賞。ホラーとしても演技としても、一級品の心理劇です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:サイコスリラー・監禁
- 一言ポイント:「優しすぎるファンは、時に人生を破壊する」
あの“足”のシーン…トラウマになった人も多いはず。
アニーの豹変ぶりが怖すぎる。ホラーにジャンプスケアいらんと感じた。
密室劇ってこんなに緊張感あるんだ…終始手汗かいてた。
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スクリーム

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1996年 | アメリカ | 111分 |
映画紹介:
『スクリーム』は、スラッシャー映画を“メタ的に再定義”した傑作ホラー。80年代のクリシェをすべて飲み込みながら、その文法を逆手に取って観客を欺くという、新世代ホラーの幕開けを飾る作品です。
小さな町で巻き起こる連続殺人事件。殺人鬼はゴーストフェイスの仮面をかぶり、ホラー映画に詳しい登場人物たちの“知識”を逆手に取って襲ってくる──。
この作品の革新は、「ホラー映画のセオリー」に登場人物たちが自覚的であること。「最初に〇〇すると死ぬ」などの定番を知った上で、それを破るor従う展開が連続し、観客に“知ってるつもり”を突き崩す驚きを与えます。
監督はウェス・クレイヴン。80年代に『エルム街の悪夢』を生んだ名匠が、90年代に再びホラーを再生させた名作であり、ホラー映画を“賢く楽しむ”入口にも最適な一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:メタホラー・スラッシャー
- 一言ポイント:「“ホラーのお約束”を知ってる人ほど騙される」
最初のドリュー・バリモアのシーン、衝撃すぎた。
ホラー映画オタクほどハマる。知ってるからこそ怖い!
笑って観てたのに後半ちゃんと怖くてテンション上がった。
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ブレア・ウィッチ・プロジェクト

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1999年 | アメリカ | 81分 |
映画紹介:
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』は、ファウンド・フッテージという手法を映画界に定着させた歴史的作品。“何も見せない”のに、観る者の恐怖を最大限に引き出す演出は、まさにホラーの革命でした。
3人の学生がブレアの森に伝わる魔女伝説を調査しに行き、カメラを回しながら消息を絶つ──というドキュメンタリー形式で展開する本作は、あたかも本当に見つかった映像を観ているかのようなリアルさが最大の武器。
物語の中で怪物や血は一切出てこない。それでも不気味な音、崩れる人間関係、迷子の不安が積み重なり、観る側の想像力を恐怖の渦へと引き込んでいくのです。
公開当時は“実話と信じた観客が続出”し、低予算ながら世界的大ヒット。「何が起きたのか分からない怖さ」を味わいたい人に、絶対に外せない一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:ファウンド・フッテージ・心理ホラー
- 一言ポイント:「“何も映らない”ことが、これほど怖いとは──」
映像のブレすら怖い…。森ってこんなに不安になる場所だっけ?
ホラーって「見せない演出」でここまで怖くなるんだと知った作品。
エンディング、頭から離れない…。理解できない=最恐。
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リング

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1998年 | 日本 | 96分 |
映画紹介:
『リング』は、日本ホラーを世界レベルへ押し上げた金字塔的作品。ビデオテープを観た者は7日後に死ぬ──という“呪い”の設定は、現代的かつ民話的な恐怖が融合した新たな怪異として、観客に強烈な印象を与えました。
物語は、TVレポーターの浅川玲子が謎の変死事件を追う中で、一本の“呪いのビデオ”にたどり着くというミステリー仕立てで展開。都市伝説のような題材を科学的に解析しようとする構造が、恐怖のリアリティを高めています。
中盤以降に明かされる「貞子」の過去と、その強すぎる怨念に震えること間違いなし。和製ホラーならではの“静と湿度”で生まれる怖さが全編に漂い、派手な演出に頼らず、観る者を精神的に追い詰めていきます。
世界中でJホラーブームを巻き起こした本作は、まさに“日本人の怖さ”を世界に知らしめた一本。今なお色褪せない、最恐の呪いがここにあります。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:呪い・Jホラー
- 一言ポイント:「観たら死ぬ──ただの噂が、最悪の現実になる」
テレビから出てくるシーン、今観ても震える…。貞子の動きがヤバい。
“呪いのメカニズム”を解明しようとする展開がリアルで怖い。
和ホラーの湿った空気感ってなんでこんなに心に刺さるんだろう。
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ソウ

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2004年 | アメリカ | 103分 |
映画紹介:
『ソウ』は、拷問系ホラー(いわゆる“トーチャーポルノ”)というジャンルをメインストリームに押し上げた衝撃作。極限状態で人間の本性を暴き出す構造と、ショッキングな展開の連続が世界中の観客を震え上がらせました。
目を覚ました2人の男が鎖につながれ、バスルームのような密室に監禁されている──そこから始まる“死のゲーム”は、観る者にも息が詰まるような緊張感を強いる展開。ジグソウという謎の人物が仕掛けた罠と倫理観のなさに、背筋が凍ります。
ただのスプラッターではなく、人間の選択と生への執着を問う心理劇としての完成度も非常に高いのが特徴。ラストに待つ“衝撃のどんでん返し”は、ホラー史に残る名シーンのひとつです。
低予算ながら世界的大ヒットを記録し、シリーズ化もされた本作は、「痛み」だけでなく「知的な恐怖」も与えるホラーの傑作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:サスペンス・監禁・トラップホラー
- 一言ポイント:「生きたければ、痛みを選べ──ジグソウからの無慈悲な試練」
まさかのラスト…鳥肌立った。あれで全部ひっくり返る。
拷問がグロすぎるのに、物語に引き込まれるから目をそらせない。
ただ痛いだけじゃない。ちゃんと“考えさせられる”ホラー。
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ホステル

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2005年 | アメリカ | 94分 |
映画紹介:
『ホステル』は、観光地での“甘い夢”が一瞬で地獄に変わる、過激かつ残酷なシチュエーション・ホラーの代表格。『ソウ』の流れを受け継ぎつつ、より生々しい暴力と人間の欲望の暗部に切り込んだ衝撃作です。
バックパッカーの若者たちが訪れた東欧のホステル。美女と酒に囲まれた夢のような夜のあと、彼らを待っていたのは、金で人を拷問できる地下組織の恐怖でした。無力なまま連れ去られ、痛めつけられる描写は観る者の理性を試します。
本作の恐怖は、“実際にありそう”なリアルさにあります。観光客狙いの誘拐、金で命が売買される倫理崩壊の世界観。血と悲鳴の奥に見えるのは、「人間が本当に怖い」という不快な現実です。
グロ耐性がない人には絶対におすすめできませんが、極限状態の恐怖とは何かを体験したいなら、この映画は避けて通れない一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:監禁・人体拷問・リアルホラー
- 一言ポイント:「観光地の裏側に潜む、“人間の欲望”という名の地獄」
美女とパーティからのあの落差…ほんと悪夢。
人間ってここまで残酷になれるんだと痛感した。
もう東欧のホステルには泊まりたくない(ガチ)
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REC/レック

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2007年 | スペイン | 78分 |
映画紹介:
『REC/レック』は、ファウンド・フッテージ形式で描かれる極限の感染パニックホラー。観客がまるでその場にいるかのような臨場感と、容赦ない恐怖の連続で、ヨーロッパ発ホラーの金字塔となった一本です。
深夜のバルセロナ。テレビクルーが消防密着取材中に立ち入ったアパートで、突如として始まる“感染騒動”。出口のない閉鎖空間での恐怖がリアルタイムで進行し、カメラが捉える映像すべてが“逃げ場のない恐怖”を増幅させていきます。
ジャンプスケアやグロ描写も強烈ですが、最大の魅力は「見えそうで見えない」不安感と、不穏な空気の作り方。画面が揺れて焦点が合わず、物音や悲鳴に反応するカメラワークが生む“視界の制限”が、恐怖を倍増させます。
終盤に明かされる衝撃の真相と、音を立てるのもためらうような静寂の中の恐怖は、まさにトラウマ級。ホラー好きなら絶対に体験すべき臨場型ホラーです。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:感染・POV・クローズドサークル
- 一言ポイント:「“カメラの先”にいるのは、生きてる人間じゃない──」
冒頭は平和なのに、一気に地獄に叩き落とされる感覚…
カメラの揺れで酔いそうになるけど、それが逆に怖さ倍増してる
最後の暗闇と物音、ほんと心臓止まりそうになった
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パラノーマル・アクティビティ

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2007年 | アメリカ | 86分 |
映画紹介:
わずか15,000ドルの製作費で、世界中を震撼させた異色のPOVホラー『パラノーマル・アクティビティ』。“何も起きないこと”がここまで怖いとは──。その常識を覆す、恐怖の体験型映画です。
新居に越してきたカップルが、家の中で起こる不可解な現象を記録しようとカメラを設置。日常の静寂を切り取った定点カメラの映像が、夜ごとに少しずつ“何か”の存在を感じさせていきます。
この作品の恐怖は、「映ってないけど、確かにいる」という感覚。扉が少し動く、足音が聞こえる、シーツがわずかにずれる──それだけで背筋が凍るのは、私たちの“想像力”が恐怖を補完しているからです。
ジャンプスケアもグロもなく、ただただ“夜を待つのが怖くなる”。心霊ホラーの新たなスタンダードを打ち立てた、低予算ホラー映画の金字塔です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心霊・POV・定点カメラ
- 一言ポイント:「何も見えないのに、こんなに怖い──それが本物の心霊ホラー」
寝る前に観て後悔した…夜が怖くなった
“ただの録画映像”でここまで緊張感あるのすごすぎる
物音一つにこんなにビビるとは思わなかった…怖すぎ
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ゲット・アウト

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2017年 | アメリカ | 104分 |
映画紹介:
『ゲット・アウト』は、人種問題とホラーを融合させた全く新しいタイプの恐怖映画。
アカデミー賞脚本賞を受賞した本作は、差別の構造そのものが“ホラー”だと突きつける強烈な一本です。
白人の恋人の実家に挨拶へ向かった黒人青年クリス。歓迎されているはずなのに、どこか異様な空気。穏やかすぎる家族、感情の欠けた使用人、視線の違和感──。
じわじわと真実が明かされるにつれ、この家で行われていたのは“精神的ホラー”を超える、恐怖の根源をえぐるサイコスリラー。
あらゆる演出に皮肉と風刺が詰まっており、観た後に考えずにはいられない重さが残ります。
ホラー映画でありながら、社会派サスペンスとしても秀逸。
“怖さの質”が変わる時代における、新しいホラーの代表格です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:サイコスリラー・社会派ホラー
- 一言ポイント:「この違和感が、いちばん怖い──笑顔の奥に潜む狂気」
“歓迎されてるはず”なのに怖いって、こんなに不気味なんだ…
ホラーなのに社会問題をここまで深く扱うのすごすぎる
途中までは静かに怖くて、後半でゾッとさせられる展開が神
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イット・フォローズ

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2014年 | アメリカ | 100分 |
映画紹介:
『イット・フォローズ』は、“それ”に追われるというただそれだけのルールで、ここまで恐怖を構築できるのかという衝撃を与えた現代ホラーの傑作です。
主人公のジェイは、ある男との関係をきっかけに“呪い”を移されます。それ以降、誰かにゆっくりと歩いて追われるようになり、その“それ”は姿を変えて現れ、追いつかれたら死。
この作品の恐ろしさは、日常にひっそりと入り込んでくる「不安」そのもの。
不気味な音楽とロングショット、そしていつもどこかに映る“それ”の存在が、観客にも「何かが近づいてくる」感覚を植え付けてきます。
性的な比喩や死の象徴など、解釈の余地も多く、アートホラーとしての側面も強い一作。
じわじわ来る“追われる恐怖”を、ぜひ体感してください。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:呪い・アート系スリラー
- 一言ポイント:「“それ”は、歩いてくる──止まらない、絶対に」
何もしてこないのに歩いてくるだけであんなに怖いってすごい
ずっと「今そこにいるんじゃないか」って背中がゾワゾワしてた
ホラーなのに映像が美しい…これはセンスの塊
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ヘレディタリー/継承

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2018年 | アメリカ | 127分 |
映画紹介:
『ヘレディタリー/継承』は、“家族”というもっとも近しい関係の中に潜む恐怖を描き切った、アリ・アスター監督の衝撃のデビュー作。
心の奥をえぐるような重厚さと、狂気的なラストに戦慄が走る一本です。
祖母の死をきっかけに、次々と起こる不幸と異変。母親アニーの心の崩壊とともに、家族全体が呪われた運命に巻き込まれていきます。
その“原因”が明かされる過程は、予想をはるかに超える衝撃。
ジャンプスケアに頼らず、音・構図・静寂の中に不穏を潜ませる演出は鳥肌もの。トニ・コレットの鬼気迫る演技と相まって、観客の神経をどこまでもすり減らしてくるような恐怖が支配します。
“恐怖とは何か”“受け継がれる呪いとは何か”──ホラーの次元を一段階上げた傑作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心理ホラー・オカルト
- 一言ポイント:「家族という“安全地帯”が、崩壊していく恐怖」
終盤の“あの絵面”は一生忘れられないレベルで怖い…
ジャンプスケアなしでここまで怖いって逆に狂気
家族の悲劇をこんな形で描くとか鬼畜…だけど傑作
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死霊館

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2013年 | アメリカ | 112分 |
映画紹介:
『死霊館』は、“現代心霊ホラーの金字塔”と称される傑作。実在の心霊研究家ウォーレン夫妻の体験をベースに、古典的恐怖と最新演出を融合させた、ジェームズ・ワン監督の最高傑作のひとつです。
1970年代、田舎の一軒家に引っ越してきたペロン一家。やがて不可解な現象が多発し、ウォーレン夫妻に助けを求めることに。そこで明らかになるのは、この土地に根付いた深い怨念と恐るべき過去──。
本作の魅力は、クラシックな幽霊演出と現代的なテンポ感の絶妙なバランス。無音からの不意打ち、視線の誘導、カメラワークなど、ホラー演出の教科書とも言える構成で、一度観たら忘れられない恐怖が襲ってきます。
心霊ホラー好きはもちろん、“本当に怖い映画”を求めるすべての人に刺さる、恐怖の王道です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心霊・実話ベース
- 一言ポイント:「“本当にあった怖い話”を、極限の演出で味わう恐怖」
序盤から終盤までずっと怖い…ホラー耐性あってもこれはビビる
音と間の使い方が異常に上手い。ジェームズ・ワン天才
「実話ベース」って聞いた瞬間から怖さ倍増するよね…
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ミッドサマー

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2019年 | アメリカ・スウェーデン | 147分 |
映画紹介:
『ミッドサマー』は、真昼の陽光の下で繰り広げられる“カルトホラーの異端児”。不穏な空気と狂気を、美しさで包み込むアリ・アスター監督の問題作です。
家族を失った主人公・ダニーは、恋人や友人とともにスウェーデンの田舎で行われる“夏至祭”に参加。
しかし、その村では笑顔と花の下で想像を絶する儀式が行われていた──。
最大の特徴は、昼の明るさの中で恐怖を描く逆転演出。ヴィジュアルは鮮やかで美しく、音楽も牧歌的。にもかかわらず、不気味さがどんどん積み重なり、終盤には正気を失うような映像体験へと変貌します。
観る者を“異文化の中に閉じ込め”、感情ごとじわじわ侵食してくる、まさに「昼の悪夢」。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:カルト・フォークホラー
- 一言ポイント:「昼の光に包まれた、異文化カルトの“祝福された狂気”」
ぜんぶ明るいのに怖い。終盤の表情演技がマジで狂気。
観終わった後、何とも言えない放心感が襲ってきた…。祭ってなんだったんだ。
これホラーじゃないって言う人いるけど、精神的には確実にホラー。
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CLIMAX クライマックス

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2018年 | フランス | 96分 |
映画紹介:
『CLIMAX クライマックス』は、観客の精神をゆっくりと破壊していく“地獄のトリップホラー”。映像と音楽の狂気で脳を支配する、ギャスパー・ノエ監督ならではの問題作です。
物語はシンプル。雪に閉ざされた建物で、ダンサーたちが打ち上げをするだけ。だが、そのパーティーに仕込まれていたLSD入りのサングリアによって、すべてが狂っていく──。
ほぼ全編が長回しで構成され、目が離せないほど美しく、そして悪夢のように混沌。音楽に合わせて踊っていた人間が、徐々に崩壊し、暴力と錯乱に呑み込まれていく様は、まさに“現実がねじれる感覚”を追体験させられます。
ホラーというよりは、「恐怖そのものを浴びる映像体験」。観る人を選ぶが、刺さる人には一生忘れられないトラウマ級の一本。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:トリップ・サイケホラー
- 一言ポイント:「踊り狂った先にあるのは、音楽か、地獄か」
こんなに何もしてないのに怖い映画ある!?ってレベル。見終わったあとグッタリした
音楽とカメラワークが最高すぎて、気づいたら脳が持ってかれてた
ホラーっていうより、悪夢を体験させられる映画。ギャスパー・ノエ怖すぎ
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NOPE/ノープ

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2022年 | アメリカ | 130分 |
映画紹介:
『NOPE/ノープ』は、“観ることの暴力性”を描いた異色のSFホラー。『ゲット・アウト』『アス』のジョーダン・ピール監督が、またしても観客の予想を裏切る衝撃作を届けてきました。
舞台はカリフォルニアの田舎町。亡き父の牧場を継いだ兄妹が、空に浮かぶ“何か”の正体を追ううちに、この世ならざる存在と対峙することに。それはUFOか?生物か?神か?
本作の凄みは、「見る/見られる」をめぐる視線の緊張感にあります。正体不明の“それ”に見られる恐怖と、カメラを通して恐怖を記録しようとする人間の業。その構造が、圧倒的な没入感と不気味さを生み出しています。
スピルバーグ的なスペクタクルと、ピール監督ならではの社会批評が融合した、ホラー×SF×西部劇という異色のミクスチャー体験。タイトルの「NOPE(やめとこ)」に込められた皮肉も絶妙。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:SF・モンスターホラー
- 一言ポイント:「“見る”という行為の中に、最大の恐怖が潜んでいる」
あの“正体”が分かったときゾッとした…。空を見上げるのが怖くなる
テーマ性エグい。カメラを向ける=暴力って描写、鳥肌
ホラーとSFと寓話が混ざった変な映画だけど、クセになる怖さだった
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Smile スマイル

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2022年 | アメリカ | 115分 |
映画紹介:
笑顔がこんなに怖いなんて──。『Smile スマイル』は、トラウマの連鎖と“見えない呪い”を描いた心理ホラー。じわじわと心を侵食してくる、今世紀屈指の不気味作です。
精神科医のローズは、患者の奇妙な自殺を目撃した直後から、周囲の人々が不自然な“笑顔”を浮かべる幻覚を見るように。やがて彼女は、笑顔に隠されたある恐るべき呪いと向き合うことになります。
ジャンプスケアのキレも鋭く、「精神を追い詰められる怖さ」に焦点を絞った演出が絶妙。単なるオカルトホラーではなく、人間のトラウマや孤独感と深く結びついた恐怖が胸を締め付けます。
その“笑顔”の裏にあるもの──それは「見てはいけない感情」の擬人化なのかもしれません。ラストまでずっと張り詰めたまま、観終わったあともしばらく怖さが残る傑作です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:心理ホラー・呪い
- 一言ポイント:「その笑顔、“おかしい”って気づいた瞬間がいちばん怖い」
あんな笑顔でこっち見られたら無理…。ほんとに怖いホラー久々に観た
ジャンプスケアだけじゃなくて、精神的な追い詰め方がえぐい
怖さとテーマの重さがセットで来る。「トラウマ系ホラー」って感じで深い
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X エックス

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2022年 | アメリカ | 106分 |
映画紹介:
1970年代スラッシャーの香りを現代に蘇らせた衝撃作──それが『X エックス』です。官能と恐怖が共存する、刺激的かつ美学的なスラッシャー・リバイバルとして熱狂的な支持を受けました。
時代は1979年、アメリカ南部の片田舎。ポルノ映画の撮影クルーが借りた古びた農場で、次第に予想外の恐怖に巻き込まれていきます。老いた夫婦が抱える“抑圧された欲望”と“狂気”が、若者たちを襲うスラッシャー展開へ突入。
特筆すべきは、グラインドハウス的な映像美とテンポの良さ。ただ殺されるだけの映画ではなく、「老い」「性」「夢」などテーマ性も強く、キャラクターたちの描写も丁寧。純粋な恐怖だけでなく、観たあとに何かが残る作りです。
そして本作は、のちに公開された前日譚『Pearl(パール)』と対になることで、“ホラーなのにエモい二部作”として再評価されています。70年代ホラーが好きな人には、刺さること間違いなし!
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:スラッシャー・エロティックホラー
- 一言ポイント:「欲望を抑え続けた人間が一番怖い」
音楽と画が完全に70年代で最高。フィルム調の質感もグッときた!
スラッシャーだけど、テーマもめっちゃ深い。意外と泣けた。
ピュアなホラー愛を感じる。パールの背景知ってから観るとよりエグい
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Pearl パール

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2022年 | アメリカ | 102分 |
映画紹介:
『X エックス』の前日譚として製作された『Pearl パール』は、血に濡れた夢と狂気のミュージカル風ホラー。映像美と演技力、そして狂気の描写が極まった“アートスラッシャー”の傑作です。
物語の舞台は1918年、スペイン風邪が流行する田舎町。夢を抱く少女パールは、厳格な母と病気の父と共に農場で暮らしながらも、外の世界への憧れと抑圧された情熱を抱えていました。
しかし、その純粋な夢はやがて凶器と化し、「夢を笑われる者」の復讐劇へと変貌します。
注目すべきは、主演ミア・ゴスの怪演。明るく可憐な少女の裏に潜む危うさを見事に体現し、観客をゾッとさせます。
古典的なハリウッド映画風の音楽と色彩を纏いながら、どこまでも陰惨な展開が待ち受ける構成も鮮烈。
「ホラーとは思えないほど美しいのに、なぜか恐ろしい」──そんな唯一無二の感覚を味わえる一作。夢見る者の裏側に潜む狂気に、あなたはきっと震えるはず。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:スラッシャー・サイコホラー
- 一言ポイント:「夢見る少女が、いちばん恐ろしい」
笑顔のラストショット、ずっと忘れられない…。ゾッとするけど切ない
背景がカラフルで音楽も明るいのに、内容は地獄。ギャップがやばい
Xを観てからだと深み倍増。パールという人物にゾッとするし、ちょっと泣ける
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M3GAN ミーガン

公開年 | 制作国 | 上映時間 |
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2023年 | アメリカ | 102分 |
映画紹介:
愛されるために作られた少女型AI人形が、やがて“守ること”の暴走に走る──。テクノロジー×ホラーの最新形を提示したのが『M3GAN ミーガン』です。
その見た目の可愛さとは裏腹に、AIによる制御不能な執着が観る者をゾッとさせます。
両親を失った少女ケイディのために開発されたAI人形「M3GAN」。感情を学習し、人間のように接するM3GANは、“親代わり”として完璧にふるまい始めます。しかし、その完璧さが徐々に恐怖へと変わっていく様は、テクノロジー依存の現代社会への警鐘でもあります。
ジャンプスケアに頼らず、じわじわと狂っていくAIの行動で緊張感を生む構成は見事。特にM3GANの歌や踊りのシーンは、不気味さとユーモアが絶妙に混ざり合い、観客の記憶に残る名場面となっています。
「本当に怖いのは、誰かを“守るつもり”で暴走する存在」。子どもを想う気持ちと、AIの倫理が交錯する本作は、ホラー初心者にもおすすめの一本です。
- 怖さ:
- グロ度:
- ジャンル:AI・サイコスリラー
- 一言ポイント:「“守る”を間違えた愛情は、ただの支配になる」
あの踊り、怖いけどクセになる!TikTokでバズるのも納得。
怖すぎないけどちゃんとゾッとする。ホラー苦手な人にもおすすめ。
ラストの展開、「AIが子育てする未来」がほんとに来そうで震えた。
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ホラー映画の歴史をたどるなら、U-NEXTがおすすめ

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ホラーの歴史は、恐怖の“多様性”の歴史だった

ホラー映画は100年以上のあいだ、恐怖のかたちを変えながら、観る者の心を揺さぶり続けてきました。
歪んだセットで“狂気”を描いたサイレント時代。人の心を抉る“サイコロジカルな恐怖”が台頭した60〜70年代。悪魔やエイリアン、幽霊が世界を席巻した80〜90年代。そして21世紀に入ると、社会問題・哲学・文化的視点を内包した“深いホラー”へと進化していきました。
今やホラーは、単なるジャンルではなく「人間の本質に触れる表現」として映画界に君臨しています。
だからこそ、古典から最新作まで、幅広く観ることが大切。過去の名作に触れれば、現代ホラーの“怖さの根”が見えてきますし、新作を観れば、恐怖表現の“未来のかたち”を感じられるでしょう。
恐怖とは、時代が変わっても変わらない“人間そのもの”の鏡。これからもホラー映画は、私たちを魅了し続けるはずです。
この記事を読んで気になった作品があれば、ぜひ実際に観て「自分の中の恐怖の歴史」を更新してみてください。