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笑えるホラー映画ポスター集|真顔で見るには無理がある傑作たち

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映画ポスターをスマホで見て笑っているシースルーバングの韓国風メイクの女の子

恐怖を煽るはずのホラー映画ポスターなのに──なぜか笑ってしまう。

そこにはB級ホラーの“愛すべきセンス爆発”が詰まっています。

タイヤが主役、ソファが殺人鬼、クッキーが凶悪犯…常識を軽々と飛び越えてくるビジュアルは、もはや一周回って芸術。

今回は、真顔では見られない“笑撃のホラー映画ポスター”を厳選して紹介!
B級魂あふれる海外作品から、最近話題の国産ネタ系サメ映画まで、カオスすぎるビジュアルが目白押しです。

あなたの常識、破壊される覚悟はできていますか──。

こんな人におすすめの記事です

・笑えるB級ホラー映画のポスターやジャケットが好きな人

・ネタ映画やツッコミどころ満載な作品を掘り出したい人

・SNSやブログでウケる“珍ポスター”を探している人

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目次

笑えるホラー映画ポスター集|真顔で見るには無理がある傑作たち

映画ポスターをスマホで見て笑っているシースルーバングの韓国風メイクの女の子
タイトルジャンル怖さ
ラバータイヤ・シュール
キラーソファ家具・狂気
ゾンビーバー動物・ゾンビ
チキン・オブ・ザ・デッドファストフード・下品
ジンジャーデッドマンクッキー・スプラッター
必殺!恐竜神父恐竜・宗教
アタック・オブ・ザ・キラートマト野菜・カルト
スタング 人喰い巨大蜂の襲来昆虫・変異
エイリアンVSアバターパチモンSF
エイリアンVSジョーズサメ・カオス
シン・ジョーズサメ・便乗
本格的国産サメ映画 令和シャーク国産サメ・ネタ系
ラブ・シャーク 心霊調査ビッグサマー心霊・サメ・青春
キラーカブトガニ甲殻類・B級
マッド・マウス ~ミッキーとミニー~ネズミ・低予算
喰らう家家具・クラシック珍作
少女生贄邦画・狂気

ラバー

公開年制作国上映時間
2010年5月15日フランス82分

映画紹介:
「映画史上初の殺人タイヤムービー」──そりゃそうだろ、と全員が心の中で即ツッコむはず。それでもポスター中央にデンと構える実写のタイヤと、それをにらむパトカーの構図を見た瞬間、もうこの映画の“狂気”は疑いようがありません。

本作の主人公は、カリフォルニアの砂漠に放置されていた一本のタイヤ「ロバート」。目覚めた彼(?)はなぜかサイコキネシスで物体を爆発させる力を持ち、ペットボトルからサソリ、ウサギ、そして人間まで破壊しながら、ひたすら転がり続けます。途中で出会う美女に恋までしてしまうという執念っぷり。

ジャンルとしては一見おバカ映画に見えるかもしれませんが、冒頭で「この映画に理由はない」とナレーションで断言されてしまうせいで、すべてのツッコミが封じられるメタ構造に。シュールで無機質な演出が続く中、タイヤがシャワーを浴びるシーンや、観客(劇中に登場)すら死んでいく展開など、哲学的とも錯覚する奇作ぶりです。

頭部爆散シーンもそこそこにあり、映像センスも地味にスタイリッシュ。カンヌやシッチェスを始め、国際的に高評価を受けたのも納得の仕上がりです。「笑うべきか、黙って受け止めるべきか」…それを問うてくるのが、この殺人タイヤ映画なのです。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:タイヤ・超能力・メタホラー
  • 一言ポイント:「“理由がない”ことこそが、この映画最大の理由」

「タイヤが殺人」って聞いて笑ったのに、観終わると妙に納得してしまう不思議。

ポスターの構図がじわじわくる。タイヤとパトカーが向き合ってる意味とは。

なにこの静かな狂気…。もう一度観たいかって?…たぶん観る。

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キラーソファ

公開年制作国上映時間
2020年6月26日ニュージーランド81分

映画紹介:
「疲れ(憑かれ)ちゃう、座り心地」──いやうるせぇよ、とツッコまずにはいられないポスターキャッチ。しかもポスターには牙むき出しの怪物顔のソファが描かれているのに、本編ではただのボタン目の一人掛けチェア。この時点で観る側の混乱はピークに達します。

物語は、行方不明になった知人のソファを譲り受けた女性フランチェスカのもとで、不気味な現象が起き始めるところから。実はソファには呪いが宿り、彼女に執着する何かが取り憑いていた──。足をぎゅっぎゅっとリクライニングさせながら襲ってくる様は、ホラーというより微笑ましい着ぐるみ劇

ブードゥー教、殺人鬼の魂、霊的トランスファー…あらゆる設定を詰め込みすぎて、肝心のソファの出番は少なめ。怖くもグロくもなく、ソファが一生懸命な姿に癒される、ある意味ピースフルな一本です。ポスターのビジュアル詐欺ぶりも含めて“ジャケ買い殺し”の代名詞的存在。

「ソファかわいい」以外に見どころがあるかと聞かれたら微妙。でもその“かわいさ一点突破”の潔さに惹かれてしまうあなたは、立派なB級ホラー愛好家です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:家具ホラー・呪い・オカルト
  • 一言ポイント:「リクライニングのたびに愛しさが増す、殺人家具」

ポスター見て「これ絶対バカ映画やん」って思ったら、真面目だった…逆に困る。

ソファに牙ついてるの期待してたのに、ボタン目のチェアで笑った。

面白くはない、けどソファはマジでかわいい。グッズあったら買ってた。

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ゾンビーバー

公開年制作国上映時間
2015年7月11日アメリカ85分

映画紹介:
タイトルを見た瞬間、きっと誰もが思う──「これ、ゾンビーバーって言いたかっただけでしょ」。そんな潔さが愛おしい本作は、キャッチコピー「人間いじめるの超楽し~!!」と白目むいたゾンビビーバーが踊る狂気のポスターからもう全力。

あらすじは定番の「アホな若者が山奥で騒いでると、やばい何かがやってくる」スタイル。汚染廃棄物でゾンビ化したビーバーたちが、女子会キャンプ中の女性たち&突撃してきた彼氏組を血祭りにあげます。ちゃっちい造形、謎の機動力、そしてなぜかゾンビーバー化する人間──B級愛が炸裂した一本です。

木を倒して車を止める、バスタブで不意打ち、頭をかじる、死んだと思ったら復活…とゾンビーバーの活躍(?)も満載。くだらない下ネタ、テンプレ展開、雑な変身メイク…すべてが実家のような安心感を生んでいます。

そして忘れてはいけないのが、渋すぎる歌声で「ゾンビ〜バ〜♪」と連呼するエンドロール曲。本編より記憶に残るレベルの完成度に、B級ホラー界が震えました。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:動物ゾンビ・B級スプラッター
  • 一言ポイント:「ビーバーなのに全力でゾンビ。エンドロールまでクセがすごい」

ゾンビーバーって言いたいだけ感すごいけど、それで正解。

くだらなさとチープさが限界突破してて逆に癒された。

ゾンビ〜〜バ〜〜♬ の主題歌が頭から離れない。もう優勝。

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チキン・オブ・ザ・デッド 悪魔の毒々バリューセット

公開年制作国上映時間
2013年3月23日アメリカ100分

映画紹介:
「悪魔の毒々バリューセット」──サブタイトルの時点でフライドチキン並みに油っこい。ポスターに並ぶのはおもちゃの銃、白目のゾンビ軍団、謎に汚い鶏ゾンビ。そのすべてがチープで安っぽく、「せめてポスターぐらい頑張れよ…」と逆に感心してしまうのが本作『チキン・オブ・ザ・デッド』です。

ストーリーは、ネイティブアメリカンの墓地を潰して建てたファストフード店「アメリカン・チキン爆弾」が呪われ、チキンを食べた客がゾンビ化していくというトロマ印のぶっ飛びゾンビコメディ。汚染まみれの厨房、性的に奔放すぎるキャラたち、そして顔の皮を剥がして食うゾンビの美食感覚──すべてがカオスです。

さらに本作、なぜか全編ミュージカル。曲は記憶に残らないのに、歌って踊るゾンビたちの絵面がむせ返るほど臭そうで、もはや地獄のテーマパーク状態。巨乳で助かる女性、墓地で脱童貞、チキンに宿る怨念…映像もセリフもすべてが“トロマらしさ”の塊です。

下品・グロ・風刺・バカをこれでもかと詰め込みながら、実はファストフード産業や差別問題への皮肉も効かせてくるこのバランス感覚。気づいたらゾンビを応援してるあたり、本作の勝利です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:ゾンビ・ファストフード・ミュージカル
  • 一言ポイント:「汚い・臭い・うるさいの三拍子がそろったバカ映画の極北」

サブタイトルのセンス、食欲も観る気も吹っ飛ぶ。逆にすごい。

全部臭そうなのに、やたらと“チキン愛”が詰まってる気がする。

歌も覚えてないのに、脳内に汚い映像だけ残ってて草。

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ジンジャーデッドマン

公開年制作国上映時間
2005年11月8日アメリカ94分

映画紹介:
「ホラーヒーローのニューアイコン」──ポスターにそんなキャッチが踊ってるけど、いやムリだろ、このブサイククッキーおじさん。チャッキーを狙ったのかもしれないけど、この顔面とオッサン声では、どう考えても路線ミスです。

物語は、殺人鬼ミラードに家族を殺されたサラのもとに、ある日届く謎のジンジャーブレッド粉から始まります。ミラードの母が逆恨みで送った粉には、なんとミラードの遺灰入り。それを、ケガした友人の血ごとこねて生地にしてしまうという衛生観念ゼロのパン屋により、殺人クッキー“ジンジャーデッドマン”が爆誕します。

生まれたクッキーは、可愛いどころかまるで“ゴム製のおじさんパペット”。包丁で指を切る、車を運転する、女の身体にクリーム塗ってケーキに仕立てるなど、やってることは完全に変態。でもサイズが小さいので、怖さよりシュールさが先に来るのが愛おしい。

ラストにはプロレス帰りの男が登場し「食ってみろ!」と煽られたジンジャーデッドマンが本当に食われる、という意味不明で完璧なオチまで完備。ポスター詐欺ではあるけど、全編バカで愛すべきB級スラッシャーです。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:クッキー・スラッシャー・チャッキー系
  • 一言ポイント:「このクッキー、固いし血も出るし、たぶん食べちゃダメ」

ポスターではチャッキー感出してるけど、ただの不気味なオッサンクッキー。

誕生シーンがあまりにも不衛生すぎて食品テロ級。

笑うところしかない。でもなんか…ちょっと好きかも。

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必殺!恐竜神父

公開年制作国上映時間
2017年11月2日アメリカ、中国75分

映画紹介:
まず神父と恐竜って組み合わせだけで意味が分からないのに、ポスターには「デタラメ忍者にアーメンダブツ!」の謎キャッチ。はい、もう説明不能です。だがしかし、それが『必殺!恐竜神父』。本気で“意味不明を貫く”Z級映画の代表作です。

物語は、自動車事故で両親を失ったクリスチャンの青年ダグが、中国で出会った女性から受け取った謎の牙により、恐竜に変身する力を得る──という出オチレベルの展開。以降は娼婦キャロルとタッグを組み、悪人退治に乗り出すのですが、途中からなぜか忍者軍団が参戦してきて、物語は完全に混沌の彼方へ。

特撮は紙粘土、演技は学芸会、戦闘はコントレベル、そして回想シーンは“ベトナム感ゼロ”という狂気の完成度。でもそれがいい。すべての要素が雑すぎて、逆に「これでいい」と思わせるZ級魔力が漂っています。

「なぜ観たのかも分からないけど、なぜか癒された」──そんな感想を抱いた時点で、あなたの脳はもう“恐竜神父ウイルス”に感染済みです。二度と観ない?いいえ、そのうちまた観ます。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:恐竜・神父・忍者・Z級アクション
  • 一言ポイント:「意味不明を全力でやりきると、ちょっと感動する」

神父×恐竜×忍者で笑わないやつ、いないでしょ。

映画の出来はともかく、なんか癒されるんだよね…わかる。

酷すぎて笑う系の映画ってこういうこと。Z級こそ正義。

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アタック・オブ・ザ・キラートマト

公開年制作国上映時間
1978年10月8日アメリカ87分

映画紹介:
こういうふざけたホラーって最近のネタ系でしょ?──そう思ってたらまさかの1978年産。Z級の元祖にして伝説のバカ映画、それが『アタック・オブ・ザ・キラートマト』です。しかもホラー扱い。もうジャンルの壁とは。

あらすじは「政府が開発した巨大トマトが暴走し、人類と戦争する」。それだけ。なのにトマトが全然出てこないという衝撃展開。転がってるだけのトマトに「グニグニ…」という謎SEを被せ、襲われる人々は勝手に叫びながら画面外へ。中には自ら飛び込んで襲われにいく俳優まで。

狭すぎる軍議会室で椅子に座るためテーブルを跨ぐ将軍、突如始まる下手なミュージカル、口パクで終わるラスト、意味不明な名ゼリフ、雑な爆発、そしてトマトの“鳴き声”。バカさの詰め合わせ弁当のような作品です。

それでもなぜかカルト的人気を誇り、実際観てみると“真面目に観ようとしてる自分すら可笑しくなってくる”。くだらなさに全振りした潔さと、元気になれる笑いの破壊力。Z級の金字塔、ここにあり。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:トマト・戦争風・Z級ホラー
  • 一言ポイント:「トマトが転がってるだけで笑える。映画って不思議」

トマトのくせに鳴き声あるのも意味不明だし、それにビビる人間も謎。

軍議会室が狭すぎて、机に乗って椅子座るシーンで腹筋持ってかれた。

70年代にこんなバカ映画あったのか…歴史が深すぎて尊敬する。

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スタング 人喰い巨大蜂の襲来

公開年制作国上映時間
2016年1月5日アメリカ87分

映画紹介:
ポスターにデカデカと書かれた男のセリフ「ぎゃああぁぁ痛ってえええぇぇ!」──蜂に腹貫かれてそれで済むんかい!とツッコミたくなる、B級ホラーの名作『スタング』。巨大蜂が人間の中から誕生し、パーティー会場を地獄に変えていきます。

舞台は豪邸で開かれる上流階級の庭パーティー。ケータリングスタッフのポールとジュリアが準備していると、土の中から恐ろしく巨大な蜂が出現。しかも、刺された人間の体内で成長して宿主と同サイズでブチ破ってくるという、まさに“蜂版エイリアン”。

ビジュアルの造形はかなりリアルで虫嫌いには地獄絵図レベル。屋敷に逃げ込むも、なぜかまた外に出る脱出劇はポセイドンアドベンチャー感もあり、王道B級パニックを堪能できます。ラストの牛のモーモー伏線回収も妙にシュールで良し。

元歩兵の渋い市長や、妙にキャラが立ってる警官たちなど、キャストのクセも魅力のひとつ。チープなようで、意外と気合入ってる造形&演出も光る、愛すべき“bee級”パニックです。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:昆虫・モンスターパニック
  • 一言ポイント:「蜂に貫かれて『痛ってええぇ!』って…逆に心配になるやつ」

腹に針ぶっ刺さってるのにセリフ「痛ってえぇぇ!」で笑った。

人間から巨大蜂がブチ破って出てくるのマジで地獄。芋虫もキモすぎ。

くだらないのに造形良すぎて怖い。B級の“本気”がここにあった。

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エイリアンVSアバター

公開年制作国上映時間
2011年9月20日アメリカ81分

映画紹介:
「勝手に戦え!」──ネットミームとしても有名なこの伝説のキャッチコピーが全てを物語る、Z級対決映画『エイリアンVSアバター』。内容はまさに“観客置いてけぼり”の他人事バトルです。

地球に飛来したエイリアン風モンスター“スカイス”と、謎の青肌生命体“アバター”の化身が、若者たちが森にキャンプしに来てる中で勝手に因縁バトルを始めるという荒唐無稽なプロット。人類、まるで蚊帳の外。

エイリアンっぽい見た目のスカイスは、透明化・擬態・増殖とやりたい放題。対するアバター側は、人間の女性の姿で地球に降臨して迎撃開始──と思いきや、戦闘より恋愛展開優先という謎采配。パッケージで期待させた直接対決はほぼ無しという潔さも逆に清々しい。

肝心のクライマックスで投入される“ロボター”の安っぽさに拍手。空撮や爆発シーンが入ってるのも驚きですが、素材感バレバレで逆に癒されます。とはいえ意外に設定は練られており、Z級映画の中でもちゃんと観られる方かもしれません。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:モンスター・異種格闘SF
  • 一言ポイント:「“勝手に戦え!”はキャッチじゃなくて、本音のアドバイス」

ポスターだけが伝説級。「勝手に戦え!」は本当に名コピーだと思う。

本家っぽい名前だけ借りてる感すごいけど、逆にそこが良い。癒し系エイリアン。

ロボターの安っぽさに笑って、ストーリーの雑さに安心する。F級映画の醍醐味。

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エイリアンVSジョーズ

公開年制作国上映時間
2020年アメリカ75分

映画紹介:
伝説のミーム「勝手に戦え!」を生んだ『エイリアンVSアバター』の系譜に連なる、“釣りタイトル芸”の極致が本作『エイリアンVSジョーズ』。キャッチコピーはまさかの「もう結果だけ教えろ!」。本当にその通りで、誰もこの戦いの過程なんか興味ない

ストーリーは、宇宙人がサメをマインドコントロールして人類を襲わせるという、理屈も展開も理解する必要がない謎の侵略劇。VS映画と言いながら、エイリアンとジョーズの直接対決は一切無し。むしろ共闘して人類フルボッコです。

開始2分で水着女性+サメという“ピーク演出”をぶっ込んでくる辺り、製作側も何が観られたいのか熟知している様子。撮影場所はどう見ても川、でも海という設定。特撮も合成もB級以下のクオリティ。逆にこれで成立してるのがすごい

宇宙人、宝探し、引きこもりオタク、猫──すべてが無駄に詰め込まれ、結果として何も残らない。でもそれでいいんです。結末だけ知りたい人のための映画、ここに爆誕。ちなみに勝ったのはサメ。どうでもいいけど。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:モンスター・バカ映画SF
  • 一言ポイント:「“VS”はしてません。人間が勝手に巻き込まれてるだけです。」

開始2分でクライマックス。あとは惰性で進むだけの潔さ、嫌いじゃない。

サメと宇宙人が共闘って誰が得する設定?でも観た自分はもっと損してる。

「もう結果だけ教えろ!」は史上最も的確なキャッチ。ほんとその通り。

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シン・ジョーズ

公開年制作国上映時間
2016年アメリカ84分

映画紹介:
『Atomic Shark』という原題に対し、邦題はまさかの『シン・ジョーズ』。フォントまでシン・ゴジラを意識した執念のローカライズ。しかもサメの起源が“核実験による突然変異”ということで、タイトル詐欺じゃないどころか、むしろ的確

サンディエゴのビーチに焼死体が打ち上げられ、焼かれた魚も発見されるという異常事態。ライフセーバーのジーナとカプランは調査を進めるが、そこにいたのは赤熱する背びれと放射能をまとった悪魔的サメ。燃える、爆発する、でもちゃんと泳ぐ──姿こそ映らないが、B級魂は熱い。

「ギリギリまでサメを映さないカメラワーク」「両親の離婚設定で出演者削減」といった予算削減テクニックの妙は、B級ファンなら拍手喝采。妙に格好良く撮られている主人公のビキニ姿や、「その距離絶対被爆してるだろ」な演出まで、ツッコミどころに事欠かない。

真面目なのかギャグなのか分からない演出に、雑すぎるCGが花を添え、なぜか最後まで見てしまう。“低予算なりに全力”なサメ映画を探している人には、ちょうどいい一作です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:放射能系サメパニック
  • 一言ポイント:シン・ゴジラ風味だけど中身はちゃんとサメ映画です。

「シン」ってつけときゃ売れる、みたいなタイトル芸。でも内容がちゃんと“シン”なの、ズルい。

ギリギリ映らないサメと、ギリギリ成り立ってる物語。B級のバランス感覚ここに極まれり。

ビーチで爆発→放射能→サメ→ジョーズ。思考がショートカットすぎてむしろ潔い。

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本格的国産サメ映画 令和シャーク

公開年制作国上映時間
2024年日本60分

映画紹介:
「令和」を冠することでどこか公式感すら漂わせる“我が国が誇る本格的サメ映画”。……などと書くと誤解を招きそうですが、本作の魅力はそこじゃない。ポスターには爆発、ビキニ美女、富士山、強そうなサメとAI生成のような詰め込みぶり。内容に忠実といえば忠実。

あらすじは「サメに日本国民が全滅させられ、最後の1人が立ち上がる」……以上。要するに意味はない。サメは着ぐるみ、フィギュア、CGと何でもアリで登場し、もはやサメ映画というより“サメ素材バラエティ”。随所でシュールな映像やBGMが炸裂し、頭を空っぽにして楽しむのが正解。

「愚かなる旧人類よ」と語りかけるメッセージや、うんちブリ!なシーンまで飛び出し、友達とノリで作ったのでは?と勘ぐりたくなる空気感。にもかかわらず編集は意外と凝っていて、Z級映画特有の“だらけ”がないのはポイント高め。

何を観せられているのか分からないまま、ちょっと笑って、ちょっと疲れて、気づけばラスト。説明不可能なものを観たい人に最適な、純国産の混沌がここにあります。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:令和系シュールZ級サメ映画
  • 一言ポイント:観たら絶対ツッコまずにいられない“サメ混沌劇”!

本格的って…何が?って言いながら最後まで観ちゃう魔力。AIポスターもクセになる。

サメがランニングする映画なんて聞いたことある!?令和って自由すぎる。

「愚かなる旧人類よ」のパンチラインだけで、観る価値ある。何回でも言いたい。

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ラブ・シャーク 心霊調査ビッグサマー

公開年制作国上映時間
2023年日本75分

タイトルだけで脳がバグりそうな邦画サメシリーズ第2弾。心霊調査チーム「ビッグサマー」が再び登場するが、今回はサメ人間と女性タレントの恋という、どこをどう切り取っても意味不明な展開が繰り広げられる。ポスターのキャッチコピー「愛よ!サメないで!!」が本編を的確に表現している…のかもしれない。

前作『イド・シャーク』よりも全体的に“作品として”まとまりが出てきており、サメ人間の造形や殺戮シーン、ご当地ヒーローの登場、謎の殺し屋パートなど見どころは豊富。とくにラストの怪物大虐殺シーンは、サメ映画ファンならずとも笑ってしまうだろう。

ただし相変わらずの“夏目監督の「この話どこに向かってるの?」という脱線っぷりは健在で、ストーリーを追う気で観ると混乱する。だが、そこがこのシリーズ最大の魅力とも言える。低予算と悪ノリの塊のような演出が、謎の中毒性を生み出しているのだ。

ツッコミどころ満載だが、映像や編集は前作より格段にテンポアップ。ラストに向けての展開は“全裸で許して!”というわけのわからなさで〆られるが、むしろその開き直りこそが清々しい。真面目に観てはいけない、悪ノリと勢いで突き進む迷作。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:フェイクドキュメンタリー/ご当地サメ映画/恋愛(?)
  • 一言ポイント:ツッコミ不在のカオス劇場、ビッグサマーは止まらない。

まさか2作目でここまでちゃんと(?)進化するとは。サメ人間の哀愁すら感じた。

殺し屋パートの謎演出がクセになる。お見合いシーンが長すぎて逆に笑える。

全裸オチ、許されるかは観て判断。

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キラーカブトガニ

公開年制作国上映時間
2023年1月20日アメリカ80分

映画紹介:
ポスターに堂々と「サメの時代は終わった」と掲げる宣戦布告──その言葉に偽りなし!『キラーカブトガニ』は、人喰いカブトガニ vs 人類という想像以上にどうかしてる設定で魅せる、異常に熱い青春バトルパニックです。

田舎町に突如現れた巨大カブトガニ。住民を襲うだけでなく、憑依→ゾンビ化という二段構えの脅威っぷり。頼れるのは、パワードスーツをこっそり開発していたオタク少年フィリップとその仲間たちだけ──プロムの夜が、壮絶なサバイバルへと一変します。

ド派手な爆破、雑すぎる変異描写、なぜか唐突に始まるロボvs怪獣の大立ち回りなど、90年代特撮愛とB級魂が大暴走。だが同時に、青春映画らしい“友情・恋・成長”まできっちり盛り込むあたり、本作はただのバカ映画じゃありません。

ラスト、地球全土に出現する“ボスカブトガニ”を前に立ち上がる主人公の姿に、「そうそう、こういうのが観たかったんだよ!」と叫びたくなるはず。B級ホラーと特撮の良いとこどりを詰め込んだ、激アツな隠れ名作です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:青春・怪獣・スプラッター
  • 一言ポイント:「カブトガニが人類を支配する日は、そう遠くない…?」

「サメの時代は終わった」って、強気すぎるけど…観終わると納得した(笑)

爆発→カブトガニ→プロム襲撃のテンポが早すぎて、頭が追いつかない!

まさかのロボ対決に笑ったけど、青春パートがちゃんと良くてなんか感動した

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マッド・マウス ~ミッキーとミニー~

公開年制作国上映時間
2025年3月7日カナダ94分

映画紹介:
「夢の国はつまらない…」──そんなキャッチコピーで始まる『マッド・マウス』は、某世界的キャラの版権切れを利用した問題作。深夜のゲームセンターで、狂気の“お誕生日パーティ”が開幕します。

主人公は21歳を迎えたアレックス。閉店後のゲーセンに残業で残された彼女は、不気味な人影に怯えるが、それは旧友たちによるサプライズパーティーだった──はずが、突如現れるマスク姿の謎の殺人鬼。悪夢のようなアトラクション形式で、デスゲームが始まる

本作の売りはなんといっても“あのキャラ”風の殺人鬼。オープニングから『蒸気船ウィリー』を流すなど、著作権ギリギリを攻めまくる構成は観る者に覚悟を強いる。瞬間移動や無差別殺人など、設定の雑さも逆にB級ホラーとしての味。

話は破綻気味、登場人物の行動は意味不明、伏線も回収されず、オチもよく分からない。だがそれゆえに、“観た”という経験自体がネタになる。好事家向けの地雷系ホラーとして、今後も語られ続けるであろう一作です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:デスゲーム・パロディ・スラッシャー
  • 一言ポイント:「白黒のネズミが、あなたの誕生日を血に染める」

ミッキー…?いや“ミッキー風”の何かが襲ってくる地獄。笑うしかない。

最初の免責テロップが一番面白かった説。制作陣の覚悟を感じた。

内容はゴミだけど話題性は最高。誰かと一緒に観てツッコミ入れたい映画。

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喰らう家

公開年制作国上映時間
2015年6月5日アメリカ83分

映画紹介:
壁に吸い込まれる人間。響き渡る謎の音声「グゴッ!グゲゲェェェ!」──『喰らう家』は、家そのものが悪意を持って“喰らう”という設定がクセになる、コンパクトかつ不条理なスプラッター・オカルトホラーです。

舞台は田舎町の寂れた一軒家。息子を亡くした夫婦が引っ越してきたその家は、見えない何かがうごめく不穏な空間。霊媒師を招いた降霊で呼び出されたのは息子の霊ではなく、正体不明の“邪悪な存在”。そして町の住人たちまで暴徒化し、家の中は混沌と惨劇に包まれていきます。

“家に食われる”というアイデアは一見バカバカしいが、壁や床が血を噴き、家そのものが牙をむく展開にはスプラッター好きならニヤリとするはず。人間ドラマや伏線回収は二の次、とにかくビジュアルとインパクトで押し切る潔さが光ります。

細かいツッコミどころは山ほどあるし、ストーリーもややぶん投げ気味。しかし、70年代風のオカルト演出や奇怪な音響には独特の中毒性アリ。理屈よりノリと勢いを楽しめる人におすすめの“喰われ系”ホラーです。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:家系ホラー・スプラッター
  • 一言ポイント:「グゴッ!グゲゲェェェ!」

「グゲゲェェェ!」って何だよって笑ってたら、マジで家が喰ってた。笑

スプラッターきれいめなの意外だった。悪霊が物理なの斬新すぎる。

細かい説明はないけど雰囲気は良い。70年代ホラー好きならいける。

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少女生贄

公開年制作国上映時間
2013年9月26日アメリカ100分

映画紹介:
カンザスの小さな町に隠された“信仰の闇”──『少女生贄』は、よそ者一家が儀式に巻き込まれていく、田舎×カルト×悪魔憑依系ホラーです。

新任牧師の一家を歓迎する親切すぎる住民たち。だが娘の悪夢を境に、彼らの優しさは狂気へと変貌していく…。小さな町に根付いた信仰と生贄の儀式。最初は静かな異変から始まり、次第に“誰も信じられなくなる恐怖”が一家を襲います。

作中ではあの有名(?)な「ンボボボボオォ!」のセリフは登場しません。この言葉がどこから沸いたのかが一番のホラー。ホラー作品としては真面目な作りで、展開は多少粗いものの、テンポもよく最後まで飽きずに観られます。

取り憑かれるのが末っ子ではなく次女という珍しい構成もあり、古典的な題材を少しずらした仕上がりが光る一作。派手さは控えめでも、“信仰と狂気”のゾッとする空気が味わえます。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:カルト・悪魔憑依ホラー
  • 一言ポイント:「ンボボボボオォ!」

「ンボボボボオォ!」って結局なんなんだよ…その正体が一番怖い。

カルト村ホラーとしては普通にちゃんと作られてた。テンポも悪くない。

派手さはないけど、よそ者が追い詰められていく空気が不気味で良かった。

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まとめ|笑えるホラー映画のポスターは、狙ってるのか天然なのか…

記事のまとめタイトルと可愛い幽霊のイラスト

ホラー映画は「怖さ」が命…のはずなのに、ポスターで爆笑させにくる作品たちが存在します。今回紹介した映画は、その代表格ばかり。ポスターのセンス・キャッチコピーの破壊力・写ってる生き物たちのやる気のなさ…どれをとっても、ホラーというよりコメディの才能があふれていました

「愛よ!サメないで!!」「グゴッ グゲゲエェェェ」「勝手に戦え!」「夢の国はつまらない…」──なぜそれを選んだ!?と言いたくなるようなフレーズの数々。狙ってやってるのか、真面目にやってこれなのか、どちらにしても“天才の仕事”なのは間違いありません。

中には映画本編も意外と面白い掘り出し物もあり、「バカにして見たら面白かった」「何も期待せずに観たらめっちゃ笑った」という声も多し。笑えてなんぼの“Z級ホラー沼”にようこそ。

真顔で観るには無理がある、けれど一周回って愛すべき傑作たち。ポスターを見て気になったら、ぜひその“狂気の世界”を覗いてみてください。

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