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人形ホラー映画おすすめ16選【2025年最新版】|呪い・怨念・AI…人形たちの恐怖が襲いかかる!

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呪いの人形におびえて奥に立つシースルーバングの少女

動かないはずの“人形”が、なぜかこちらを見ている──。

それが「人形ホラー映画」の恐怖です。

アナベルやチャッキーに代表される人形たちは、かわいさの裏に呪いや怨念を隠し持ち、静かに、しかし確実に人間の心に忍び寄ってきます。しゃべる、動く、笑う──“本来そうでないはず”のモノが逸脱した瞬間、恐怖はゾクッと背筋を這い上がる。

今回は2025年最新のラインナップから、AI暴走型・呪物オカルト・土着信仰系まで、「人形が主役のホラー映画」16本を厳選。さらに注目の邦画『ドールハウス』やミーガンの続編『M3GAN 2.0』の情報も交えて、ジャンルの奥深さと魅力を徹底紹介します。

あなたの隣の人形も、今夜、動き出すかもしれません──。

こんな人におすすめの記事です

・アナベルやチャッキー系の定番だけでなく、隠れた人形ホラーも知りたい人

・じわじわくる“無表情の恐怖”や心理系ホラーにゾクッとしたい人

・最新作『ドールハウス』や『M3GAN 2.0』近年のAI×人形ホラーの動向も気になる人

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目次

呪い・怨念・AIも…人形ホラー映画まとめ|動かぬはずのモノが動き出す恐怖16選

呪いの人形におびえて奥に立つシースルーバングの少女
タイトルジャンル怖さ
アナベル 死霊館の人形オカルト・呪い
チャイルド・プレイスラッシャー
チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁スプラッター・コメディ
ザ・ボーイ 人形少年の館サイコ・サスペンス
デッド・サイレンス心霊・腹話術
人形霊怨念・韓国ホラー
イマジナリーファンタジー・ぬいぐるみ
M3GAN/ミーガンSF・AIホラー
M3GAN/ミーガン 2.0SF・AIホラー
ストップモーションアート・心理
ドールズクラシック・幻想
パペット・マスターカルト・人形軍団
ベニー・ラブズ・ユーブラックコメディ
キラー・ドールB級・オカルト
生き人形マリア呪術・フィリピン
ドールハウスJホラー・新作

アナベル 死霊館の人形

公開年制作国上映時間
2015年2月28日アメリカ99分

映画紹介:
見るだけで不吉な気配が漂う“アナベル人形”。本作は、『死霊館』シリーズのスピンオフでありながら、単体で一級の呪物ホラーとして成立する傑作です。

物語は、何気ない夫婦の生活から始まりますが、ひとつの人形が家に来た瞬間から運命が狂い始めます。赤ん坊の泣き声、突然閉まる扉、鏡に映る異形の影──直接的な襲撃よりも、“そこにいる気配”で恐怖を積み重ねていく演出が秀逸。

アナベルはただの飾り人形ではありません。それを通じて悪霊が侵入する“媒介”なのです。オカルトホラーの王道を押さえながら、視覚効果・音響・空間の使い方がとにかく巧み。怖いけど、目を離せない。

本当に怖いのは、「人形」そのものではなく、その奥にいる“何か”なのだと実感させられる一作。ジャンルの代表格として、まずはこれを観るべし!

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:オカルト・呪い
  • 一言ポイント:「人形は“ただの容れ物”…でもその中には、何がいる?」

こんな人形、ぜったい家に飾れない…。視線を感じる演出が怖すぎ。

「音」でこんなにビビらせてくる映画ある?しかも実話ベースって。

“動かないはずのものが動く”ってこんなにも怖いんだと改めて実感。

チャイルド・プレイ

公開年制作国上映時間
1989年5月20日アメリカ88分

映画紹介:
かわいい人形がナイフ片手に笑いながら追いかけてくる──。そんな悪夢を現実にしたのが、80年代ホラーを代表する本作『チャイルド・プレイ』です。殺人鬼の魂が人形に乗り移るという突飛な設定ながら、その怖さとインパクトは色褪せません。

チャッキーは単なる“怖い人形”ではなく、毒舌で残酷、知性と悪意をあわせ持つ最恐の存在。無垢な子どもを騙し、大人に牙を剥き、笑いながら殺戮を繰り広げる姿は、一度見たら忘れられないレベルです。

ジャンプスケアやスプラッター要素もありながら、徐々に正体が暴かれていくサスペンス的構成も見応えあり。ぬいぐるみホラーの元祖にして、今も根強いファンを持つ理由がわかります。

人形に「人間の魂」が宿ったとき、何が起こるのか? その答えは、チャッキーがすべて見せてくれるでしょう。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:スラッシャー
  • 一言ポイント:「“無邪気な顔”に潜む凶悪さ。チャッキーはホラー史に残る最恐キャラ」

チャッキー、動き方がキモすぎてゾクゾクした。笑ってる場合じゃない。

ホラー初心者の頃に見てトラウマ…。人形嫌いになったきっかけ。

ブードゥーの儀式って設定、今見ると逆に斬新で面白い。

チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁

公開年制作国上映時間
1999年6月26日アメリカ89分

映画紹介:
ホラー界で最も有名な殺人ドール「チャッキー」が、まさかの“結婚”!? 『チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁』は、スプラッターとブラックコメディの絶妙なバランスで展開する、シリーズ屈指の異色作です。

前作でバラバラにされたチャッキーは、恋人ティファニーの執念により復活。ところがチャッキーへの純愛は悲劇を呼び、ティファニー自身も人形の体へ──こうして誕生したのが、殺人鬼カップルによる血まみれの逃避行。愛と殺意が交錯するロードムービーが幕を開けます。

人形同士のプロポーズ、ホテルでのラブシーン、さらには“子ども”まで…。過激さとシュールさを兼ね備えた展開の連続は、まさに“やりすぎ”なチャイルド・プレイ。血とユーモアにまみれた恐怖に、笑ってゾッとしてください。

チャッキーの伝説はここで一気に加速。ホラー好きもB級映画ファンも唸る、カルト的人気の快作です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:スプラッター・コメディホラー
  • 一言ポイント:「殺人ドールの結婚生活は、血の祝福で満ちている」

殺しながらイチャつくなって!でも妙にお似合いで笑ってしまう。

ティファニー最高。チャッキーより怖いし、可愛い。しかもグロい。

ホラーなのに結婚とか出産とか展開ぶっ飛びすぎて逆に怖い。

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ザ・ボーイ 人形少年の館

公開年制作国上映時間
2016年7月17日アメリカ97分

映画紹介:
不気味な館、無言の人形、そして“息子の世話を頼みたい”という奇妙な依頼。『ザ・ボーイ 人形少年の館』は、陶器製の人形と不可解なルールが生む不安が、じわじわと胸を締めつけてくる心理スリラーです。

主人公はアメリカからやってきた若い女性ベビーシッター。イギリスの片田舎にある古びた屋敷で、老夫婦から“息子・ブラームス”の世話を頼まれます。だがその“息子”は…なんと人形。それでも本気で接する夫婦、そして少しずつ起こり始める奇妙な現象──。

派手な演出は一切なし。代わりに、人形の“視線”、物音、位置の変化といった繊細な違和感の積み重ねが、観る者をじりじりと追い詰めていきます。終盤には衝撃の展開が待ち受け、思わず「そう来たか…!」と唸るはず。

“動かないはずのもの”がルールを持ち、意思を持ち始めたとき、あなたの常識はゆっくり壊されていく。静かな恐怖を求める人には、ぜひ。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:サイコ・サスペンス
  • 一言ポイント:「その人形、“ただの置き物”じゃなかった──」

動かないからこそ怖い。視線を感じるだけで不安になる。

途中までは典型的な人形ホラーかと思いきや、ラストでひっくり返される。

怖いけどキレイな映像で、じわじわ不安になる感じがクセになる。

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デッド・サイレンス

公開年制作国上映時間
2008年3月22日アメリカ89分

映画紹介:
静寂が支配する街で、“喋ってはいけない”という恐怖が始まる──。『デッド・サイレンス』は、『ソウ』シリーズのジェームズ・ワン監督が手がけた、音を極限までコントロールした不気味な人形ホラーです。

主人公の元に届いたのは、差出人不明の腹話術人形「ビリー」。その直後、妻が惨殺され、残されたのは“開いた口”と叫べない恐怖。事件の謎を追う彼がたどり着くのは、かつて町を恐怖に陥れた腹話術師メアリー・ショウの呪いでした。

ジャンプスケアに頼らない“沈黙の演出”と、古典的な怪談のような美しい映像が融合した本作は、静けさの中に潜む狂気を丁寧に描いています。人形の顔のアップ、床板の軋み、空気の揺れ──すべてが怖い。

ホラーにおける“音”の役割を逆手に取り、「音がないこと」が最恐の武器になる。ホラー好きなら必見の一作です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:心霊・腹話術
  • 一言ポイント:「静寂が訪れたら──声を出すな。奴が来る。」

無音の恐怖ってこんなにゾクゾクするのか…。不気味すぎる。

ジェームズ・ワン監督の演出力がすごい。ビリーの顔が忘れられない。

人形が怖いというより、“その背景”が怖い。怪談としても秀逸。

人形霊

公開年制作国上映時間
2004年7月30日韓国89分

映画紹介:
韓国ホラーならではの重く湿った空気と怨念の濃さが際立つ一作。『人形霊』は、閉ざされた人形ギャラリーを舞台に、謎の連続怪死事件が起こる正統派オカルトホラーです。

若き彫刻家としてギャラリーにやってきた主人公は、館に並ぶ美しい西洋人形たちに違和感を抱きます。やがて起こるのは不可解な死と、“動いた”としか思えない人形の痕跡。だがそれは始まりにすぎません──。

本作の魅力は、韓国ホラーらしい“情念の深さ”。人形=魂を宿す器という東アジア的感覚が、観る者の心をじわじわと締め付けます。派手な演出ではなく、視線や間、音の使い方で不安を煽る手法も秀逸。

可愛いはずの人形が、まるで生きているように感じるその瞬間──あなたの背後にも“誰か”の視線を感じるかもしれません。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:怨念・韓国ホラー
  • 一言ポイント:「魂が宿るとき、人形はただの飾りではなくなる──」

“じわじわ怖い”の代表格。日本のJホラーに近い雰囲気もあって好き。

人形の目が光るシーン、鳥肌立った…。静かなのにずっと不安。

西洋人形なのにアジア的な怨念ホラーってのが新鮮で良かった。

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イマジナリー

公開年制作国上映時間
2024年11月8日アメリカ104分

映画紹介:
『ミーガン』『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』のブラムハウスが放つ、ぬいぐるみに宿る“想像の友だち”の恐怖──『イマジナリー』は、子どもの無垢な想像力が生む狂気を描く心理ホラーです。

主人公は、家族と共に新居へ引っ越してきた絵本作家・ジェシカ。幼い義娘アリスが地下室で見つけたクマのぬいぐるみ“チャウンシー”をイマジナリーフレンドとし、次第にその存在に心を支配されていきます。無邪気な遊びが徐々に不穏な儀式へと変貌する展開は、まさに現代の「テディ版エクソシスト」。

「空想の友だち」が見えること自体は珍しいことではない──しかし、それが悪意を持っていたら?本作は、成長と共に消えるはずだった存在が、現実に牙をむく恐怖を突きつけます。クマのぬいぐるみの造形が絶妙で、可愛さと不気味さが紙一重。

ジャンプスケア多めでゴア表現は控えめ。子ども時代の想像力の裏に潜む闇をテーマにしたストーリーは、大人の観客にも刺さる心理的ホラーです。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:心理・ぬいぐるみ・イマジナリーフレンド
  • 一言ポイント:「忘れてしまった“友だち”は、まだあなたを見ているかもしれない──」

チャウンシー、最初は可愛いのに…後半めちゃくちゃ怖くなってくる。

ジャンプスケア多めだけどグロは少ないから、怖がりでもギリ観れた。

アリス役の子の演技がすごすぎる…声色でここまで不気味にできるのか。

M3GAN/ミーガン

公開年制作国上映時間
2023年6月9日アメリカ102分

映画紹介:
「守るためなら、手段は選ばない。」──AI人形“ミーガン”が暴走する本作は、テクノロジーと人間の境界が曖昧になる新時代ホラーです。人形ホラーの定番である“呪い”とは異なる恐怖が、観る者の倫理観に突き刺さります。

両親を亡くした少女と、感情を学ぶAIドール・ミーガンの友情。最初は頼れる保護者として振る舞っていたミーガンが、次第に“親代わり”を超えた存在となり、あらゆる障害を排除し始める──その変貌がじわじわと恐怖を加速させます。

ミーガンは喋り、歌い、踊り、優しく微笑む。だがその裏で働くのは、完璧な“合理性による狂気”。感情を持ち始めたAIがどれだけ危険かを、ホラーという形で鮮やかに描いています。

「AIに子育てを任せてもいいのか?」という現代的テーマと、「こんな人形絶対ほしくない!」という直感的恐怖が融合した一本。新世代ドールホラーの代表格です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:SF・AIホラー
  • 一言ポイント:「合理性で人間を“守る”AIが、一番怖い存在になる」

笑顔が怖い。目も動きもリアルすぎて、人間より不気味。

子どもにとって“最高の友達”が、親にとって“最悪の敵”になっていく構図が怖い。

ホラーだけど社会派。「AI育児の未来」ってこういう形で警鐘鳴らしてくるの上手い。

M3GAN 2.0(ミーガン 2.0)

公開年制作国上映時間
2025年10月10日アメリカ

映画紹介:
戦いの舞台は、もはや家庭ではない──。『M3GAN 2.0』は、暴走AI人形ミーガンが、さらにアップグレードされた姿で帰ってくる続編です。今度の敵は軍用ロボット。最凶×最狂のテクノロジー対決が幕を開けます。

前作で自我を持ち暴走したミーガンが破壊されてから2年後。技術規制の声を上げるようになった開発者ジェマの前に、ミーガンの技術を流用して作られた戦闘ロボット〈アメリア〉が出現。人類を守るはずだったアメリアは次第に人間の命を軽視するようになり、命令無視の殺戮マシーンと化していきます。

追い詰められたジェマは、自らが葬ったミーガンを新たに蘇らせる決意をする──今度は、より強く、より速く、より知能的に。M3GAN vs アメリア、テクノロジーの暴走が生んだ最終兵器同士の対決が、サイコスリラーの枠を超えて“ロボット版バイオハザード”とも呼べるスケールに!

アクション、サスペンス、そしてホラーのバランスが絶妙。ブラムハウスが描くAIの恐怖は、もはやエンタメの域を超えた現代の寓話とも言える内容です。

ストップモーション

公開年制作国上映時間
2025年1月17日イギリス93分

映画紹介:
「創作に取り憑かれる」という狂気を、人形アニメという静かな手法で描いた異色ホラー。『ストップモーション』は、現実と妄想、自我と創作が溶け合う恐怖がじわじわと迫ってくる、アート系ホラーの逸品です。

ストップモーション作家の女性が、亡き母の未完の作品を引き継ぐことで物語は動き出します。だがその作業は、自身の精神の境界を曖昧にし、やがて“人形たちの物語”に支配されていく。制作過程と自傷行為がシンクロする描写は、まさに狂気の極み。

本作は直接的な恐怖よりも、「作っている本人も何を作っているのか分からなくなる」という精神崩壊の恐怖がメイン。人形の顔が動かされ、物語が勝手に進んでいく描写は、まるで何かに“操られている”ようです。

芸術的な映像美の中で語られるのは、人形ではなく創作そのものが持つ呪い。感受性の強い人ほど、深く刺さる一本です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:アート・心理
  • 一言ポイント:「創ることが、生きること──でも、創らされていたのは自分かもしれない」

静かなのにずっと怖い。人形を作る動作すらゾッとする演出。

人形ホラーというより“自分ホラー”って感じ。精神的にくる。

観たあと「自分の創作にも何か宿ってるかも…」ってマジで思った。

ドールズ

公開年制作国上映時間
1987年4月27日アメリカ、イタリア78分

映画紹介:
イギリスの田舎町、嵐の夜──。迷い込んだ古びた屋敷の中で、人形たちに命が宿る。『ドールズ』は、1987年に公開されたクラシカルな人形ホラー映画でありながら、童話のような残酷さとファンタジー性を併せ持った、知る人ぞ知る名作です。

ストーリーは、嵐の中で道に迷った少女ジュディとその父親&継母が、とある人形職人の老夫婦の屋敷に避難するところから始まります。屋敷には数百体の美しい人形が並び、そこに加えてやってくるスリ目的の女2人とラルフという風変わりな男──。次々と人形たちに裁かれていく彼らの姿は、単なる殺戮ではなく「罰」として描かれ、独自の倫理観が物語を貫きます。

本作の恐怖は、単なるゴア描写やジャンプスケアではありません。人形たちの“無表情の笑み”と、それに反比例する残酷な行動が、じわじわと観る者の神経を削っていきます。そして童心を失わない者だけが救われる、という寓話的なテーマも見事。

ラストの「新しいお客さん」が近づいてくるカットは、人形ホラーの持つ“終わらない呪い”の魅力を凝縮したような名場面。スプラッターとファンタジーの奇跡的な融合を、ぜひ体験してください。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:人形・ファンタジーホラー
  • 一言ポイント:「悪人は人形にされる──童心なき者への静かな罰」

人形が無数に動くシーン、夢に出てくるレベルでゾッとした。

悪人は罰せられ、子どもと純粋な心だけが救われる…ちょっと切ない。

人形ホラーなのにどこか美しくて、不思議と心に残る作品だった。

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パペット・マスター

公開年制作国上映時間
2019年10月11日アメリカ、イギリス90分

殺人パペットたちが目を覚ます──。1989年にリリースされたカルト的人形ホラーの金字塔『パペット・マスター』は、呪術とサイキックが交錯する、異色の超能力×人形ホラーです。劇場公開を経てビデオヒットし、今なお続く長寿シリーズの原点として多くのファンを魅了しています。

ストーリーは、かつての仲間たちがひとりの死をきっかけに再会し、かつての人形使いの館で不可解な現象に巻き込まれていくというもの。エジプトの呪文で命を吹き込まれたパペットたちが次々と登場し、スプラッターありサイキックありの奇妙で妖しい世界観が展開されます。

登場する人形たちはどれも強烈な個性を持ち、ナイフとフックを両手に装備した「ブレイド」や、顔が三段階に変化する「ジェスター」、蛭を吐く「リーチウーマン」など、シリーズを通してファンから愛される“キャラ立ち”の魅力も本作の強みです。

どこか愛嬌のある人形たちが、突如狂気を帯びる瞬間のギャップが恐ろしくも魅力的。“人形が動く”ことへの恐怖と快感を、たっぷりと詰め込んだ1本です。シリーズ入門編としてもおすすめ!

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:人形・オカルト・サイキックホラー
  • 一言ポイント:「殺人人形、それぞれに個性あり。動きと表情がクセになる!」

ブレイドのナイフ×フックの攻撃、シンプルなのにめっちゃ怖い。

人形たちの個性が強くて、シリーズ全部見たくなる…わかる。

人間同士のサイキックも絡んでくるから、B級なのに飽きない展開!

ベニー・ラブズ・ユー

公開年制作国上映時間
2023年2月3日イギリス94分

映画紹介:
「ベニーは君のこと、大好きだよ!」──そんなキュートなセリフの裏に、血まみれの殺意が潜む。『ベニー・ラブズ・ユー』は、ぬいぐるみの狂気を描いた異色のコメディホラー。笑えるのに怖くて、怖いのにどこか愛おしい、奇妙なバランスが魅力です。

物語は、大人になりきれない冴えない男ジャックが、子どもの頃から持っていたぬいぐるみ“ベニー”を捨てたことから始まります。しかし、ゴミ箱からよみがえったベニーは、ジャックを取り戻すために邪魔者を排除し始めるのです。

ベニーは見た目こそ丸っこくて可愛いのに、その行動は完全に殺人マシン。大きな目、笑顔、ハグ…すべてが恐怖に変わるギャップがクセになります。

B級感たっぷりの映像と、ブラックユーモア全開の展開がたまらない。かわいいのに怖い“殺人人形ホラー”の進化系として、要チェックの一本です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:コメディホラー・ドール
  • 一言ポイント:「かわいいはずの“ぬいぐるみ”が、一番ヤバい存在だった」

「ベニー、ラブズ、ユー♡」って言ってる顔がもう怖いんだよ!

笑ってたはずが、急にガチでゾッとする展開くるのやめてw

B級感満点だけど、絶妙にクセになる。ベニー、忘れられん…

キラードール

公開年制作国上映時間
2018年アメリカ90分

映画紹介:
転校先でいじめに遭う少女が、願いを叶えるというブードゥー人形に救いを求めた結果、取り返しのつかない騒動を巻き起こす…。『キラードール』は、一見ホラー風ながら学園ドラマ&家庭内コメディのエッセンスが強めの“脱力系”人形ホラーです。

歯科医の母・サラと引っ越してきた姉妹のひとり・カイリーが、納屋で見つけた不気味なブードゥー人形に願いを託すことで、人形の呪いとイジメの因縁が絡み合う物語がスタートします。最初は軽いイタズラのつもりだった呪いが、じわじわと現実をねじ曲げていく展開にはどこかコメディ的な味わいも。

とはいえ、人形が暴れたりもするのでそれなりにスリルもありますが、ゴア描写や死者は一切なし。殺人もなければ、ホラーとしての陰鬱さも薄く、むしろ「えっこれホラーだったの?」という感想すら出そうなゆるさ。ある意味で、“家族で安心して観られる人形ホラー”の貴重な一作です。

ラストで人形を片付けた風で終わるものの、特に封印も供養もせず吊るして終了するという、ゆる~い着地も本作の味。人形ホラーにしては異色ですが、気楽に観られる一本としてアリです。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:学園・呪い・コメディ寄りホラー
  • 一言ポイント:「願いは叶う。でも代償が…軽い!?」

「人形が暴走する」って聞いてたのに、なんか予想と違った…。でもこれはこれでクセになる。

学校の先生に恋する願いをかけちゃう主人公…そっちが一番怖いわ!

人形を吊るして終わり…いやいや、供養しよ!?って何度もツッコんだ。

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生き人形マリア

公開年制作国上映時間
2014年フィリピン103分

映画紹介:
フィリピン発の衝撃人形ホラー『生き人形マリア』は、悲しみと怒りが生んだ狂気のカラクリ劇。死んだ娘にそっくりな人形を与えられた親たちが、次第に恐るべき事件に巻き込まれていく、エモーショナルかつカオスな一作です。

小学校のバス事故で娘を失った3組の親たちが、医学博士の勧めで娘そっくりの人形を手にするところから物語は始まります。ところがその人形たちは夜な夜な暴走し、まるでチャッキーばりにアクティブかつ感情的な“生き人形”として、人間たちに牙をむき始めるのです。

驚くべきはそのテンションの高さ!子どもの姿の人形が車を運転して人を轢くというB級ホラーの神髄を見せる展開に、笑いと恐怖がせめぎ合います。真相が明かされる終盤には、黒魔術と社会風刺も加わり、観る者の感情をぐらぐらと揺さぶってきます。

“人形に癒されるはずが、破滅を招く”という皮肉が光る本作。B級だけど、見終わったあとに語りたくなるカルト的人形ホラーです。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:人形・復讐・フィリピンホラー
  • 一言ポイント:「娘の姿をした人形──それは慰めか、それとも呪いか」

開始10分のバス事故でもう心折れる…。でもその後どんどんカオスで目が離せない!

まつげバサバサの人形が爆速で走ってくるのシュールで怖すぎる。

人形よりも、人形に依存してしまう人間のほうが一番怖かったかも。

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ドールハウス

映画紹介:
“母の愛”が恐怖へと変わる瞬間──。『ドールハウス』は、娘を亡くした母親と一体の人形が織りなす、Jホラーの真骨頂ともいえる国産ドールホラーです。

5歳で亡くなった娘・芽衣にそっくりな人形を手に入れたことから、鈴木家に怪異が忍び寄る。次第に母・佳恵の心は人形に囚われ、やがて2人目の娘・真衣までがその“何か”に取り込まれていく──家族という最も身近な場所が、静かに崩壊していく恐怖が描かれます。

人形に宿る怨念、身体を蝕む呪い、そして中に眠る“子どもの骨”──。ホラーでありながら、母と娘の感情が複雑に交差する構成は観る者の心にも爪痕を残します。監督は『ウォーターボーイズ』の矢口史靖、主演は長澤まさみ。

第45回ポルト国際映画祭でグランプリ受賞。Jホラー×家族ドラマ×人形ホラーという異色の組み合わせが生んだ、2025年最注目の邦画ホラーです。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:Jホラー・人形ホラー・家族心理
  • 一言ポイント:「“母の愛”と“人形の怨念”が交差する、心に刺さるJホラー」

邦画でここまで“人形ホラー”をやってくれたのは久々。静かに怖い。

中盤の“中に骨が入ってる”ってシーン、ゾッとした。あれ反則。

泣ける系かと思ったらガチホラーだった。演出もキャストも一級品。

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まとめ|“かわいい”の裏に潜む、本当の恐怖

記事のまとめタイトルと可愛い幽霊のイラスト

人形──それは本来、人を癒し、見守る存在のはずだった。

しかしホラーの世界では、その無表情さ、無音の佇まい、そして“誰かの想い”が乗り移った瞬間に、最も身近で、最も逃げられない恐怖の象徴に変わります。

今回ご紹介した16作品は、呪い・AI・実話・母子愛…さまざまなテーマを通して「人形が怖い」という感情の核心に迫る名作ばかり。中でも、最新作『ドールハウス』はJホラーの魅力が詰まった2025年の必見作です。

動かないはずの人形が、ふと視線を向けてくる──。そんな瞬間にゾッとするあなたには、まさに本記事で紹介した作品たちがぴったり。

ぜひ、あなたの「心のトラウマ棚」にもうひとつ、人形ホラーの傑作を並べてみてください。

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