映画『8番出口』8/29公開! 最新情報まとめ 特集記事はこちら

狂気に囚われた女たち…“ヤバすぎる女性”が登場するホラー映画10選|愛、執着、そして暴走

当ページのリンクには広告が含まれています。
薄暗い廊下でカメラを構える血まみれの女性。緊張と恐怖が漂うPOVホラー映画のワンシーンを再現

ホラー映画で描かれる“恐怖”にはいろんな形がありますが、ときに最もゾッとするのは、「美しさ」や「愛情」をまとった“女性の狂気”ではないでしょうか。
一見やさしそうで、理知的で、魅力的──でもその奥に、理解不能な執着や妄執が潜んでいたら…?

本記事では、そんな“狂気に囚われた女性”が登場するホラー映画・サスペンス映画を厳選して10本紹介します。
静かに壊れていく姿、想像を超える復讐、無垢なふりをした暴力性──じわじわ来る恐怖を味わいたいあなたへ。

目次

狂気の女が登場するホラー映画一覧【ジャンプリンク】

薄暗い廊下でカメラを構える血まみれの女性。緊張と恐怖が漂うPOVホラー映画のワンシーンを再現

本ページの映画紹介に使用されている画像はAmazonアソシエイトのプロモーションが含まれております。
画像をクリックするとPrime VideoやDVDの商品ページに移動します。

映画タイトルジャンル怖さレベル配信状況
オーディションサイコ・スプラッター配信状況をチェック
来る心霊・サイコスリラー配信状況をチェック
告白復讐・心理サスペンス配信状況をチェック
渇き。バイオレンス・心理配信状況をチェック
黒い家サイコホラー配信状況をチェック
ミザリーサイコスリラー配信状況をチェック
ゴーン・ガールサスペンス・スリラー配信状況をチェック
ブラック・スワンサイコ・幻想ホラー配信状況をチェック
エスターサスペンス・衝撃系配信状況をチェック
レベッカゴシック・心理サスペンス配信状況をチェック

オーディション

映画紹介:
とある未亡人の男性が、再婚相手を探すために“オーディション”を開催。そこに現れたのは、静かで控えめな若い女性・山崎麻美。
最初は理想的な相手に見えた彼女だったが、やがて彼の周囲で不可解な出来事が起こりはじめる──そして、麻美の中に潜む“狂気”が少しずつ明らかに。

本作は三池崇史監督によるジャパニーズ・サイコホラーの金字塔。
後半のあるシーンは、海外でも“最もトラウマになる映画のひとつ”として語り継がれるほどの衝撃。
静かな導入からは想像もできない、地獄のような展開が待っています。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:サイコ・スプラッター
  • 一言おすすめポイント:静かな狂気がじわじわと皮膚の下に入り込んでくる

最初は地味な恋愛映画かと思っていたのに、途中から空気が一変して震えた。

麻美の存在そのものが不安定で、何を考えているのかわからない感じが本当に怖い。

終盤の“音”が忘れられない。何年経っても思い出すと背筋が寒くなる。

来る

映画紹介:
家庭を持ち、幸せそうに見える男・田原秀樹。
しかし、彼の周囲で不可解な出来事が続き、やがて“何か”が家族を襲い始める。
霊的な恐怖と同時に描かれるのは、秀樹が目を背けてきた現実、そして妻に潜む歪んだ感情の存在。
“理想の家族”という仮面が剥がれ落ちたとき、本当の恐怖が姿を現す──。

『来る』はJホラーの中でも異色のスケールと深みを持つ作品。
終盤の怒涛の展開の中で、妻の異常な執着や、壊れていく家族の姿が容赦なく描かれる。
心霊現象以上に、人間の心の闇が刺さる1本。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:心霊・サイコスリラー
  • 一言おすすめポイント:霊だけじゃない、人間の闇がじわじわ怖い

超常現象よりも、家族の崩壊が一番怖かった。

妻の目の奥にある“何か”が最後まで引っかかってる。

表面だけの幸せが壊れていく過程がリアルでしんどい。

告白

映画紹介:
中学教師の森口悠子は、終業式の日、教室で静かに語りはじめる。
「私の娘は、このクラスの生徒に殺されました」──その“告白”から始まる復讐劇は、生徒たちの心をじわじわとむしばみ、教室という閉ざされた空間を狂気に染めていく。
本作は、直接的な暴力よりも“心理”で攻めてくるタイプの恐怖。
主人公である女性教師の理知的かつ冷静な語り口が、逆に怖さを増幅させる。

“優しさ”や“教育者らしさ”といった表層的な善意の裏で燃え上がる、抑えきれない怒りと執念。
その執着の強さと、計算され尽くした仕返しの手口に、観る者は戦慄する。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:復讐・心理サスペンス
  • 一言おすすめポイント:静かな語り口が、最も冷酷な凶器になる

暴力的なシーンが少ないのに、こんなに怖いのがすごい。

森口先生の静かな復讐が、逆に心に刺さる。

人の心ってこんなにもねじれるのかと震えた。音楽と映像演出も不穏すぎて完璧。

渇き。

映画紹介:
元刑事の男が、突然失踪した娘を探し始める。しかし調査が進むにつれ、明らかになるのは“父の知らなかった娘の本性”。
優等生だったはずの彼女が、実は複数の人間の人生を狂わせていた──その事実に気づいたとき、物語は暴力と狂気の渦へと突入する。

中島哲也監督が放つ衝撃のバイオレンス・サスペンス。
“無垢な女子高生”というイメージが完全に覆され、観る者の価値観を揺さぶる内容。
暴力描写やグロシーンも強烈だが、それ以上に彼女の精神性そのものが恐ろしい。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:バイオレンス・心理サスペンス
  • 一言おすすめポイント:美しさと残酷さが表裏一体の、破滅的ヒロイン

この映画の“娘”が本当に怖い。ただの悪人じゃない、もっと深くて底がない感じ。

暴力もすごいけど、それ以上に「人を操る力」が怖かった。

美しい映像と狂った展開のギャップがすごすぎる。何度も脳内で再生される。

黒い家

映画紹介:
ある日、生命保険会社に勤める主人公のもとに、1本の電話がかかってくる──「息子が自殺した。保険はおりますか?」
訪れた家で彼が出会ったのは、無表情で異様な空気を放つ“母親”。
その日を境に、彼の周囲で次々と不可解な事件が起こりはじめ、やがて彼自身も逃れられない恐怖に巻き込まれていく。

『黒い家』は、実際の事件をヒントに描かれたサイコホラー。
本作で描かれる“恐怖の本質”は幽霊ではなく、人間。
特に保険金に執着する“あの女”の存在が、静かに、だが確実に心を侵食してくる。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:サイコホラー
  • 一言おすすめポイント:言葉よりも“間”が怖い、圧倒的な不気味さ

あの女の存在感が異常すぎて、終始不安で仕方なかった。

何気ない日常の中で、少しずつ狂気がにじみ出る感じがリアルで怖い。

派手な演出がないぶん、静かに追い詰められていく感じが本当に恐怖。

ミザリー

映画紹介:
人気小説家のポールは、雪山で事故に遭い、偶然通りかかった女性・アニーに助けられる。
彼女はポールの“熱狂的ファン”で、自宅で手厚く看病してくれる…と思いきや──彼女が小説の展開に納得できなかった瞬間から、状況は一変する。

スティーヴン・キング原作、ロブ・ライナー監督による極限の密室サイコスリラー。
“優しすぎるファン”という皮をかぶったアニーの狂気は、徐々に、しかし確実にエスカレートしていく。
愛と支配欲の境界が消えたとき、最も身近な存在が“地獄”に変わる。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:サイコスリラー
  • 一言おすすめポイント:愛が重すぎて命を脅かす、“究極のヤンデレ”

アニーが最初は優しいだけに、豹変したときの怖さが倍増する。

有名な“あのシーン”の衝撃が忘れられない…。

密室の恐怖と、何より“好意”が武器になる恐ろしさにゾッとした。

ゴーン・ガール

映画紹介:
結婚5周年の朝、妻・エイミーが失踪する。
メディアの注目が集まる中、夫ニックは次第に「妻殺しの容疑者」として追い詰められていく。
だが、物語の中盤で明かされる“真実”は、誰も予想しなかった方向へ──。

デヴィッド・フィンチャー監督による緻密なサスペンススリラー。
エイミーという女性の恐ろしさは、暴力や叫びではなく、知性と計算、そして執着心にある。
一見完璧で理性的に見える彼女が、“理想の妻”を演じる裏で進めていた計画に戦慄すること間違いなし。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:サスペンス・スリラー
  • 一言おすすめポイント:“賢すぎる妻”が繰り出す、完璧すぎる狂気

終盤の展開が本当に怖い。人間ってここまで計算して人を操れるの?って震えた。

エイミーの冷静さと計算高さが一番恐ろしい。

夫婦ってなんだろうって考えさせられたけど、それ以上に“信頼”がいかに危ういかを突きつけられた感じ。

ブラック・スワン

映画紹介:
プリマを目指すバレリーナ・ニナは、完璧な「白鳥」を演じる一方で、「黒鳥」の表現に苦悩していた。
努力を重ねる彼女だったが、新たに現れた自由奔放なライバルの存在、厳しい母親との関係、自身の抑圧された欲望が少しずつ彼女の精神を蝕んでいく──。

ダーレン・アロノフスキー監督が描く、心理と幻想が入り混じる狂気のバレエホラー。
ニナの“完璧でありたい”という強迫観念が彼女自身を追い詰め、やがて現実と妄想の境界が崩れていく。
“努力家で純粋なヒロイン”が最も危うく、最も壊れやすい存在であることを痛感させられる一作。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:サイコ・幻想ホラー
  • 一言おすすめポイント:美と狂気が共存する、“壊れていくプリマ”の物語

美しいのにどこかずっと不安で落ち着かない。まさに静かな狂気。

鏡のシーンや幻覚描写が怖すぎて、見終わったあともしばらく引きずった。

母親の干渉、ライバルへの執着、自分自身への追い込み…共感できるからこそ怖い。

エスター

映画紹介:
流産を経験した夫婦が、養子として迎え入れた少女・エスター。
知的で礼儀正しく、絵も得意な彼女に最初は好印象を抱くが、やがて周囲で異変が起こり始める。
奇妙な発言、不自然な態度、そして彼女が決して見せない“素顔”──
その秘密が明かされたとき、物語は一気に戦慄の展開へと突入する。

『エスター』は、“無垢な子ども”という存在への信頼を真っ向から裏切る、サスペンスホラーの傑作。
ただ怖いだけでなく、「善意が生んだ悲劇」や「見かけに惑わされる恐ろしさ」が強烈に突き刺さる。
正体を知ったあと、もう一度最初から観直したくなるタイプの作品。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:サスペンス・衝撃系
  • 一言おすすめポイント:可愛い笑顔の裏に隠された“異常性”に震える

あの“正体”を知った瞬間、全身鳥肌が立った。見事に騙された。

最初はただ不思議な子どもって感じだったのに、だんだんと目が離せなくなった。

ホラーだけどストーリーもすごくよくできてて、最後まで緊張感が途切れなかった。

レベッカ

映画紹介:
若くして資産家と結婚した“私”は、夫の前妻レベッカの影に苦しめられていく。
彼女はすでにこの世にいない──はずなのに、屋敷には彼女の存在が色濃く残り、使用人や夫の言動の端々にも、レベッカの影がちらつく。
やがて“私”は、前妻の死にまつわる真実と向き合うことになる。

アルフレッド・ヒッチコック監督による不朽のゴシック・サスペンス。
本作における“狂気”は、目に見える形ではなく、亡き人の“記憶”が静かに人の心を蝕んでいくという点にある。
屋敷を支配する家政婦・ダンヴァース夫人の異常なまでの忠誠と執着もまた、恐怖を増幅させていく。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:ゴシック・心理サスペンス
  • 一言おすすめポイント:見えない“亡霊”に取り憑かれたような静かな狂気

前妻が登場しないのに、ずっと彼女の存在がつきまとってる感じが不気味すぎる。

ダンヴァース夫人の視線、佇まい、すべてが不安を煽る。

ゴシックホラーとしてはもちろん、女性同士の“支配と抵抗”の物語としても秀逸。

まとめ|“狂気の女”は、なぜこんなにも怖いのか?

記事の締めくくりやポイント整理用のバナー画像 ホラー映画に関する情報を総まとめした記事用アイキャッチ 読者に印象を残す記事のまとめセクション用ビジュアル

今回ご紹介した10本は、いずれも「女性が主軸となる狂気」にフォーカスしたホラーやサスペンスばかり。
派手なジャンプスケアではなく、内面からじわじわと壊れていく恐怖に満ちた作品が揃っています。

優しさや知性、母性、愛情──本来なら安心感を与えるはずのそれらが、歪んだ形で暴走する時、人間は幽霊よりもずっと怖い存在になってしまう。
“ヤバい女”という言葉では語りきれない、人間の深層心理をえぐる映画たち。
どれも一度観たら忘れられない強烈な余韻を残してくれるはずです。

あなたも“彼女たち”の狂気を体験してみませんか?

記事の締めくくりやポイント整理用のバナー画像 ホラー映画に関する情報を総まとめした記事用アイキャッチ 読者に印象を残す記事のまとめセクション用ビジュアル

理性の仮面の下に隠された執着、静かに狂っていく日常、そして愛と暴力が交錯する女たちの恐怖──
今回紹介した映画の多くは、主要なVODサービスで視聴可能です。
怖いのに目が離せない“ヤバい女性”たちの物語、今すぐ体感してみてください。

\名作邦画&洋画ホラーが豊富/

\隠れた名作や刺激的なホラー多数/

\スタイリッシュな海外スリラー強し/

\配信されていないレアなホラーもDVDで視聴可能!/

次に読むべき記事

  • URLをコピーしました!
目次