「心霊映像とか都市伝説系の動画、怖いけどつい見ちゃう」
「フィクションとわかっていても、本物っぽいのが一番ゾッとする」
そんなあなたにこそ観てほしいのが、“モキュメンタリーホラー”と呼ばれるジャンル。
まるでテレビの特番やドキュメンタリーのようなリアルな映像で構成されており、「これは演技じゃないのでは…?」と思ってしまうほどの“現実味”が最大の魅力です。
特に最近では、YouTubeや配信文化の普及で「フェイクドキュメンタリー」という手法が一段と進化。ライブ配信を題材にしたものや、SNSで広まった心霊事件を元にしたものなど、より私たちの“日常”に近いところで恐怖が描かれるようになっています。
今回は、そんなリアリティの中に潜む恐怖を味わえるモキュメンタリーホラー映画を厳選して10本ご紹介。
「作り物なのに信じてしまう」「見終わってからも怖さが残る」――そんな体験をしたい方に、心からおすすめできる作品たちです。
モキュメンタリーホラーのおすすめ10選一覧【ジャンル・怖さ・配信情報】

※各作品のタイトルをクリックすると作品の詳細ページに移動できます。
タイトル | ジャンル | 怖さレベル |
---|---|---|
ブレア・ウィッチ・プロジェクト | 心霊・森の恐怖 | |
REC:レック/ザ・クアランティン | ゾンビ・感染 | |
コンジアム | 心霊・韓国 | |
デッドストリーム | ライブ配信・悪霊 | |
クローバーフィールド/HAKAISHA | モンスターパニック・POV・疑似ドキュメンタリー | |
ザ・ベイ | パニック・感染 | |
グレイヴ・エンカウンターズ | 廃墟・心霊 | |
レイク・マンゴー | 心霊・ドキュメンタリー | |
ホステージ X | POV・人間ドラマ | |
ノロイ | 心霊・呪い |
ブレア・ウィッチ・プロジェクト
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
1999年12月23日 | アメリカ | 81分 |
映画紹介:
モキュメンタリーホラーの代名詞ともいえる作品が、この『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』です。公開当時、「本当にあった出来事なのでは?」という噂が世界中に広まり、フェイクドキュメンタリー手法が一気に注目された伝説的ホラーとなりました。
物語は、学生たちがメリーランド州の森に入り「ブレアの魔女」の伝承を追うというシンプルな構成。ハンディカメラで撮影された映像は粗く揺れ、暗闇と不穏な物音だけで恐怖を煽ります。観客は彼らと一緒に森に迷い込み、不可視の“何か”に追い詰められる感覚を味わうのです。
本作の革新は、「見せない恐怖」に徹した点。怪物も血しぶきも登場しないのに、終盤に向けて増していく緊張感は尋常ではありません。カメラの外に潜むものを想像させ、観客自身の恐怖心を最大限に利用しています。
低予算ながら社会現象を巻き起こした『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』は、後の『REC』『パラノーマル・アクティビティ』など数々の作品に影響を与えた、モキュメンタリーホラーの始祖といえるでしょう。
怖さ:
グロ度:
ジャンル:心霊・森の恐怖・POV
一言おすすめポイント:姿なき恐怖が、想像力ごと飲み込んでくる“音”のホラー

見えない何かにじわじわ追い詰められる恐怖。音と空気だけでここまで怖くできるのがすごい。

最初は地味に感じたけど、森の異常な静けさに気づいた瞬間からずっとゾワゾワが止まらない。

“あえて何も見せない”という演出がここまで効果的だったのは後にも先にもこれだけ。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() Prime Video | レンタル | 今すぐ視聴する |
![]() Netflix | 未配信 | |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | レンタル | 今すぐレンタルする![]() |

ブレア・ウィッチ・プロジェクト HDニューマスター版 + ブレアウィッチ2 刻印バージョン + ブレア・ウィッチ [レンタル落ち] 全3巻セット [マーケットプレイスDVDセット商品]



REC:レック/ザ・クアランティン
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2008年10月10日 | アメリカ | 89分 |
映画紹介:
『REC』はスペイン発の傑作モキュメンタリーホラー。一方『クアランティン』はそのハリウッドリメイク版で、両者は同じ設定を共有しつつも描き方に個性があります。
両作とも、テレビ局の女性リポーターと消防隊がアパートに潜入し、やがて謎の感染によって住人が凶暴化する様をカメラで記録していく物語。揺れるカメラと閉ざされた建物という設定が、圧倒的な臨場感を生み出しています。
『REC』はスペイン映画らしい宗教的・オカルト的な解釈を含み、終盤にかけて感染と悪魔的存在が結びつく展開が特徴。一方『クアランティン』はより直接的で派手な描写が多く、アメリカらしいエンタメ要素が強調されています。両方観比べることで、同じ題材の異なる恐怖を体験できるのも魅力です。
どちらも緊張感の持続力は抜群で、特に暗視カメラを使ったラストシーンはホラー史に残る衝撃の瞬間として語り継がれています。
怖さ:
グロ度:
ジャンル:感染・ゾンビ・POV
一言おすすめポイント:閉鎖空間での狂気と絶望、そしてカメラ越しに迫る“異形”の衝撃

とにかくリアルで息苦しい。自分が中にいるかのような圧迫感がずっと続く。

ゾンビとは違う、未知の感染と宗教的な背景が不気味すぎる。

最後のシーンがトラウマ級。モキュメンタリーならではの不穏さがずっと残る。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 未配信 | |
![]() Prime Video | レンタル | 今すぐ視聴する |
![]() Netflix | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | レンタル | 今すぐレンタルする![]() |

REC レック/ザ・クアランティン [DVD]



コンジアム
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2019年3月23日 | 韓国 | 94分 |
映画紹介:
韓国の心霊スポット「コンジアム精神病院」を舞台にしたモキュメンタリーホラー。公開時、実在する廃墟をモデルにしたことで大きな話題を呼び、アジア発モキュメンタリーホラーの代表格となりました。
物語は、心霊番組を配信する若者たちが視聴者数を稼ぐために廃病院に潜入するところから始まります。彼らは軽い気持ちで肝試しをしていたはずが、やがてカメラ越しに次々と怪奇現象を体験し、笑いは恐怖へと変わっていきます。
本作が秀逸なのは、ライブ配信という現代的な設定。視聴者コメントや演出の裏側を描くことでリアリティが増し、「自分も生配信を見ている一人」という錯覚に陥ります。映像表現も徹底しており、暗闇に浮かぶ顔や不自然な動きの幽霊は強烈なインパクトを残します。
“遊び半分”で心霊スポットに挑む恐怖を、リアルなカメラワークと現代のメディア事情に絡めた『コンジアム』は、アジアの心霊ホラーを代表する一作と言えるでしょう。
怖さ:
グロ度:
ジャンル:心霊・POV・ライブ配信・韓国ホラー
一言おすすめポイント:本物の心霊スポットで起こる“ヤラセの中のリアル”が、洒落にならない恐怖を生む

フェイク心霊配信が本物になっていく過程がリアルすぎて、呼吸が浅くなった。

何気ないカメラワークに本気の怪異が忍び込む。マジで背筋が凍る。

配信ノリからここまで怖くできるの!?って驚いた。これは夜中に一人で観ちゃダメなやつ。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() Prime Video | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() Netflix | 未配信 | |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | レンタル | 今すぐレンタルする![]() |

コンジアム [DVD]



デッドストリーム
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2024年8月16日 | アメリカ、イギリス | 87分 |
映画紹介:
『デッドストリーム』は、モキュメンタリーホラーにブラックコメディを掛け合わせた異色作。問題行動で炎上した動画配信者が復活を狙い、廃墟で“心霊配信”を敢行するという設定が斬新です。
主人公は再生数のために命知らずな行動を繰り返すYouTuber的キャラクター。彼の視点で物語が進むため、観客はまるで配信を見ているかのような感覚を味わえます。序盤はコミカルで笑える部分もありますが、やがて本物の幽霊が現れ、笑いは絶叫に変わっていくのです。
本作の魅力はテンポの良さ。配信コメントが流れる演出や、主人公の軽口が観客を油断させ、その直後に襲いかかる恐怖で一気に緊張感が高まります。加えて実際のホラー要素はしっかり作り込まれており、ギャグと恐怖が絶妙に共存しています。
モキュメンタリーの新境地を切り開いた『デッドストリーム』は、配信文化と現代ホラーを見事に融合させた快作。笑いながら震え上がるという稀有な体験を味わえる作品です。
怖さ:
グロ度:
ジャンル:心霊・POV・ライブ配信・ブラックユーモア
一言おすすめポイント:“ネタ配信”が、悪霊にとっての“マジ舞台”に変わる瞬間の恐怖

最初はギャグかと思ってたのに、途中からちゃんと怖くて笑えなくなった。

テンポよくて面白いのに、心霊演出は本気。むしろ一番ビビったのはこの作品かも。

配信者ノリがリアルすぎて、そこから恐怖に持っていく流れがうますぎる。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | レンタル | 今すぐ視聴する |
![]() Prime Video | レンタル | 今すぐ視聴する |
![]() Netflix | 未配信 | |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | 取り扱い無し |



クローバーフィールド/HAKAISHA
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2008年4月5日 | アメリカ | 85分 |
映画紹介:
『クローバーフィールド/HAKAISHA』は、モキュメンタリー手法を大胆に怪獣映画へと応用した異色の一本。ニューヨークで起こる未曾有の怪獣災害を、逃げ惑う市民の手持ちカメラ視点で描きます。
物語は、友人の送別会を撮影していた最中に突如大爆発が発生し、摩天楼の間から巨大な“何か”が出現するところから始まります。ニュース映像ではなく、あくまで一般人のカメラに映った断片的な映像が中心となり、「見えない」「分からない」恐怖が観客を圧倒します。
怪獣の姿がはっきりと映るのは終盤ですが、その不明瞭さがかえってリアリティを高めています。倒壊する高層ビル、橋の崩落、逃げ惑う人々──カメラが揺れ、音声が乱れる中で描かれる惨状は、まさにその場にいるような没入感を生み出します。
ハリウッドの怪獣映画でありながらモキュメンタリーの臨場感を取り入れた本作は、ジャンル融合の成功例として高く評価され、スピンオフや続編にもつながるシリーズの始まりとなりました。
怖さ:
グロ度:
ジャンル:モンスターパニック・POV・疑似ドキュメンタリー
一言おすすめポイント:カメラ越しの臨場感が極限までリアルな、怪獣×POVホラーの金字塔

POVの臨場感がエグい。街が崩壊していく様子が“ニュース映像”みたいで、マジで怖かった。

映像が揺れすぎて酔いそうになったけど、それも含めて現実味があってすごい…。没入感が段違い。

怪獣映画なのに、こんなに人間ドラマが刺さるとは。怖いというより「震える」って感じ。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 見放題 | 今すぐ視聴する |
![]() Prime Video | レンタル | 今すぐ視聴する |
![]() Netflix | 未配信 | |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | レンタル | 今すぐレンタルする![]() |

クローバーフィールド/HAKAISHA スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]



ザ・ベイ
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2014年5月31日 | アメリカ | 85分 |
映画紹介:
『ザ・ベイ』は、架空の小さな町を襲った寄生生物によるパンデミックを、フェイクニュース映像や住民のスマホ動画などをつなぎ合わせて描いたモキュメンタリーホラー。監督は『レインマン』のバリー・レヴィンソンという異色の組み合わせで話題となりました。
独立記念日の祭りで賑わう港町。しかし水質汚染によって繁殖した寄生生物が、人間の体内で異常な進化を遂げ、次々と住民を蝕んでいきます。映像はニュースキャスターのレポートやSNS投稿など多視点で構成され、実際の事件記録を見ているかのようなリアルさを演出します。
恐怖を煽るのは寄生生物そのもののグロテスクさ。皮膚の下を蠢く虫、内臓を食い荒らす映像など、生理的嫌悪感を強烈に突きつけます。さらに、行政やメディアが事件を隠蔽しようとする姿勢が描かれ、環境問題や情報統制への風刺も込められています。
ただのクリーチャーホラーにとどまらず、社会的メッセージも孕んだ本作は、モキュメンタリー形式だからこそ現実感が倍増する良作です。
怖さ:
グロ度:
ジャンル:感染・環境パニック・フェイクドキュメンタリー
一言おすすめポイント:実録感×生物災害の地獄絵図が、静かに現実を侵食する

モキュメンタリー形式に説得力がありすぎて、ほんとにあった事件だと錯覚しそうになる。

地味だけど怖い。目に見えない恐怖がじわじわくる“リアル系パニックホラー”

感染拡大の描写が身近すぎて、自分の体が痒くなってきた…。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 未配信 | |
![]() Prime Video | 未配信 | |
![]() Netflix | 未配信 | |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | レンタル | 今すぐレンタルする![]() |

ザ・ベイ [DVD]



グレイヴ・エンカウンターズ
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2012年6月1日 | カナダ | 92分 |
映画紹介:
『グレイヴ・エンカウンターズ』は、廃墟探索系の心霊番組を題材にしたモキュメンタリーホラー。自称ゴーストハンターたちが、閉鎖された精神病院に“撮影のため一晩だけ”籠城するという企画から始まります。
軽口を叩きながら撮影を始める彼らでしたが、やがて病院内で説明不能な怪奇現象が発生。出口が消失し、内部構造が変わり、時間すら歪んでいくという異常事態に直面します。観客は彼らのカメラ映像を通じて、閉じ込められる恐怖をリアルに体験することになります。
本作の見どころは、低予算ながらも効果的な特殊効果と編集。暗視カメラに浮かび上がる顔、突如開く扉、異常な速度で迫る霊体──シンプルながら恐怖演出の切れ味は鋭く、廃墟探索ホラーの定番を確立しました。
後に続編も作られましたが、特に1作目は「廃病院」という舞台の怖さを極限まで活かしたモキュメンタリー・ホラーの代表格と言えるでしょう。
怖さ:
グロ度:
ジャンル:廃墟・心霊・POV・時間ループ
一言おすすめポイント:“やらせ”のはずだった心霊番組が、本物の地獄に変わる恐怖

序盤は定番っぽいノリだったのに、後半から空気が一変してマジで怖かった…。

時間が歪んでいく感じ、逃げられない閉鎖感がえげつない。

カメラ越しに見る“怪異のビジュアル”が強烈すぎて脳裏に焼き付いた。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 未配信 | |
![]() Prime Video | 未配信 | |
![]() Netflix | 未配信 | |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | レンタル | 今すぐレンタルする![]() |

グレイヴ・エンカウンターズ [DVD]



レイク・マンゴー 〜アリス・パーマーの最期の3日間〜
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2008年6月18日 | オーストラリア | 87分 |
映画紹介:
『レイク・マンゴー』は、ホラーでありながらドキュメンタリー的ドラマとしても秀逸な一作。少女アリスの水死をきっかけに、遺された家族や周囲の人々が証言を重ねていく形式で進み、フェイクドキュメンタリーの完成度の高さで知られています。
物語は、家族や友人のインタビュー映像、家庭用ビデオ、監視カメラ映像などを交えながら展開。アリスの死の真相を探るうちに、彼女の隠された秘密や不可解な心霊現象が浮かび上がっていきます。その過程はまるで実際の事件の検証番組のようで、観客は現実と虚構の境界を見失う感覚に陥ります。
本作は派手な恐怖演出は控えめですが、静かな映像の端に“何か”が映り込む瞬間が強烈な不気味さを残します。そして何より、遺族の悲しみや喪失感が痛いほどに伝わり、ホラーでありながら深い余韻を残す人間ドラマとなっています。
観終えた後も心にしこりが残る本作は、ジャンプスケアではなく喪失と記憶をテーマにした静かな恐怖を体感できる異色のモキュメンタリーホラーです。
怖さ:
グロ度:
ジャンル:心霊・家族ドラマ・ドキュメンタリー風
一言おすすめポイント:本当に誰かを失ったような喪失感と、“残留する存在”への静かな恐怖

派手な演出がない分、リアルすぎて怖い。“本当にいた子”みたいに思えてしまった。

ホラーだけど、どこか切なくて胸が締め付けられる。ドキュメンタリーとしてもよくできてる。

終盤の映像が静かにトラウマを刻みつけてきた。夜に思い出すとぞっとするタイプ。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 未配信 | |
![]() Prime Video | 未配信 | |
![]() Netflix | 未配信 | |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | レンタル | 今すぐレンタルする![]() |

LAKE MUNGO レイク・マンゴー DVD



ホステージ X
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2018年1月6日 | アメリカ、オランダ | 85分 |
映画紹介:
『ホステージ X』は、カメラ一台で描かれる密室サスペンスとして知られるモキュメンタリーホラー。物語は、意識を失った男性が廃墟のような部屋で目覚めるところから始まり、彼が直面する出来事がすべてカメラの映像として記録されます。
登場人物はほぼ主人公一人。彼が誰に監禁され、なぜ標的になったのかは最後まで明かされず、観客は彼と同じく状況がわからないまま恐怖を共有することになります。監禁空間に仕掛けられた罠や拷問じみた演出は、緊張感を極限まで高めています。
モキュメンタリーのカメラは揺れが激しく、映し出されるのは断片的な光景だけ。これがかえってリアルさを強調し、本当に発見された映像を観ているかのような錯覚を起こします。血や暴力表現もあり、閉塞感と不快感は相当なもの。
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が“見せない恐怖”だとすれば、『ホステージ X』は「逃げ場のない監禁の恐怖」に特化した作品。B級感もありますが、ファウンド・フッテージ系の隠れた怪作としてコアな人気を持ちます。
怖さ:
グロ度:
ジャンル:POV・監禁・サスペンス
一言おすすめポイント:映像の“撮り手”に仕掛けられた違和感が、じわじわ効いてくる恐怖の構造

とにかく不安定な映像がリアル。自分が監禁されているような錯覚に陥る。

誰がカメラを回してるのか?という視点が、後半で一気に効いてくる。

ホラーというより“仕掛けられた恐怖”。モキュメンタリーに慣れてる人ほど刺さると思う。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 未配信 | |
![]() Prime Video | 未配信 | |
![]() Netflix | 未配信 | |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | レンタル | 今すぐレンタルする![]() |

ホステージX DVD



ノロイ
公開年 | 制作国 | 上映時間 |
---|---|---|
2005年8月20日 | 日本 | 115分 |
映画紹介:
白石晃士監督による『ノロイ』は、日本モキュメンタリーホラーの金字塔。心霊研究家・小林雅文の取材映像をもとに、複数の怪異が連鎖的に結びつき、最終的に恐るべき真相へと収束していく過程が描かれます。
テレビ番組の収録、一般家庭のビデオ、監視カメラなど、様々なメディア映像をつなぎ合わせることで、「本当に放送された記録を観ている」かのような圧倒的リアリティを獲得。序盤は奇妙な事件の断片が散らばるだけですが、それが一つの線につながっていく構成は見事です。
登場する儀式、呪い、霊能者などの要素は、日本的な土俗ホラーの雰囲気を強烈に醸し出します。特に終盤の恐怖映像は強烈で、観客に「観てはいけないものを観てしまった」という感覚を与えます。
『ブレア・ウィッチ』が世界にモキュメンタリーを広めた作品だとすれば、『ノロイ』は日本独自の文化や怪異を盛り込んで発展させた傑作。重厚な構成力とリアルな恐怖演出で、国内外から高い評価を得ています。
怖さ:
グロ度:
ジャンル:心霊・呪い・ドキュメンタリー風
一言おすすめポイント:恐怖の連鎖が現実と地続きに感じられる、最恐の“本物感”

“怖い”というより“信じてしまいそうで怖い”という感覚が残った。観終わった後も脳内にこびりつく。

映像構成がリアルすぎて、途中でドキュメンタリーだと錯覚していた…気づけば本気でビビってた。

ホラー映画としての完成度が高すぎる。“呪い”というワードに新しい意味を与えた傑作。
配信サービス | 配信状況 | 配信先 |
---|---|---|
![]() | 未配信 | |
![]() Prime Video | 未配信 | |
![]() Netflix | 未配信 | |
![]() TSUTAYA DISCAS ![]() | レンタル | 今すぐレンタルする![]() |

ノロイ [DVD]



“これって本物!?” 疑似ドキュメンタリーの恐怖もU-NEXTで体験可能

『コンジアム』『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』『デッドストリーム』など、“本物の映像”と錯覚するほどのリアルさで恐怖を叩きつけるモキュメンタリーホラーも、U-NEXTでは多数ラインナップされています。
視点は揺れ、音は乱れ、そして映るはずのない“何か”が映る──
カメラ越しに感じる“そこにある恐怖”は、作り物とは思えない生々しさ。
心拍数が上がり、息を呑み、画面から目を離せなくなる体験が待っています。
U-NEXTなら、こうしたモキュメンタリーホラーも見放題作品が豊富。
さらに毎月1,200円分のポイントで、レンタル対象の話題作も追加料金なしで視聴可能です。
初回登録なら31日間の無料トライアルが利用可能。
「本当にあったのかもしれない」と疑いたくなる1本を選んで、現実と虚構の境界が揺らぐ恐怖を味わってください。
▶ U-NEXTのおすすめポイント
- 月額:2,189円(税込)
- 初回31日間無料トライアルあり
- 登録時・毎月1日に1,200円分のポイント付与
- 見放題作品数32万本以上(※2024年5月時点)
- フルHD〜4K画質対応/高音質対応(ドルビーアトモスなど)
- 雑誌読み放題や書籍購入にもポイント利用可

\ 初回31日間は無料登録可能! /
※解約はいつでも可能です
“本物の恐怖”を体感したいなら、モキュメンタリーホラーは見逃せない

“本物のように感じる恐怖”――それがモキュメンタリーホラーの最大の魅力です。
今回紹介した10本は、ただ怖いだけでなく、リアリティのある映像や構成によって「本当にあったのでは?」と思わせてくるものばかり。
フェイクと分かっていても背筋が凍る。見終わった後に「画面の向こうに何かがいるかも」と思ってしまう。
そんな体験こそが、ホラー映画における“最高のスリル”なんです。
気になる作品があれば、ぜひ配信サービスでチェックしてみてくださいね。
怖すぎて夜眠れなくなっても…自己責任で。