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80年代ホラー映画の名作10選|“黄金期”の恐怖がここにある!

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夏の線路を歩く小学生5人組の後ろ姿。女の子が一番背が高く、線路の両脇には緑の森が広がり、空には大きな積乱雲が浮かんでいるノスタルジックな風景。

1980年代——それは、ホラー映画が最も自由で、最も狂気に満ちていた時代。

『シャイニング』『死霊のはらわた』『エルム街の悪夢』など、今もなお語り継がれる名作が次々と生まれた80年代は、ホラー映画の“黄金期”とも言える時代です。血しぶきが飛び交い、斬新な特殊メイクが観客を驚かせ、ストーリーも映像も“尖りすぎてる”作品が勢ぞろい。

この記事では、そんな1980年代に生まれたホラー映画の中から、今観ても怖くて面白い名作を10本厳選してご紹介します。懐かしいあの恐怖、初めて観るあの名作を、ぜひ今こそ体験してみてください。

こんな人におすすめの記事です

・80年代のホラー映画の代表作・名作を知りたい

・今観ても楽しめる“古くても怖い映画”を探している

・80年代ホラーの特徴や歴史的背景に興味がある

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目次

80年代ホラー映画の名作10選|“黄金期”の恐怖がここにある!

夏の線路を歩く小学生5人組の後ろ姿。女の子が一番背が高く、線路の両脇には緑の森が広がり、空には大きな積乱雲が浮かんでいるノスタルジックな風景。
タイトルジャンル怖さ
シャイニング心理・サイコ
死霊のはらわたスプラッター・悪霊
遊星からの物体XSF・クリーチャー
ポルターガイスト心霊・家族
13日の金曜日スラッシャー
エルム街の悪夢夢・スラッシャー
ヘル・レイザー異形・地獄
ザ・フライ変身・グロテスク
バスケットケース奇形・復讐
ペット・セメタリー蘇り・スティーヴン・キング

シャイニング

公開年制作国上映時間
1980年12月13日イギリス119分

映画紹介:
雪に閉ざされた山奥のホテルで、狂気がじわじわと忍び寄る…。スタンリー・キューブリック監督による『シャイニング』は、映像美と不穏さが完璧に融合した心理ホラーの金字塔です。

ホテルの管理人としてやってきた一家を襲うのは、超自然的な現象と、父親・ジャックの精神崩壊。ただの“幽霊屋敷”ではなく、家族という閉じた空間の中で生まれる恐怖が、観る者をじわじわと追い詰めていきます。

廊下を流れる血、双子の少女、タイプライターの音──どれも派手ではないのに、視覚と音の演出だけで恐怖を植えつける映像センスが圧巻。台詞よりも“空気”で怖がらせる映画です。

「REDRUM」「Here’s Johnny!」など、恐怖の象徴となった名シーンが今なお語り継がれる理由は、その異常な完成度にあります。ホラー映画の原点として、未見の人には必ず観てほしい一本です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:心理・サイコホラー
  • 一言ポイント:「“狂気”は超常現象よりも恐ろしい」

怖いのに目が離せない。キューブリックの恐怖演出は本当に芸術。

“REDRUM”って何?って思ってたら鳥肌立った…。音の使い方もやばい。

あのタイプ音だけで怖いとか反則…。絶望感がじわじわ来る名作。

死霊のはらわた

公開年制作国上映時間
1985年2月1日アメリカ86分

映画紹介:
ボロ小屋、謎の書物、そして“何か”が目覚める──。『死霊のはらわた』は、低予算ながらも恐怖と狂気が詰め込まれた、スプラッター・ホラーの金字塔です。

大学生グループが訪れた山小屋で、偶然にも“死者の書”を見つけてしまったことで、封印されていた悪霊が次々と彼らに襲いかかります。次第に仲間が“悪魔に取り憑かれたモノ”に変貌していく描写は、恐ろしくもどこかユーモラス。

サム・ライミ監督の躍動感あるカメラワークと、アシュ(主演:ブルース・キャンベル)の“巻き込まれ型ヒーロー”感は、80年代ホラーの魅力を凝縮したような世界観。血と絶叫と木の枝が脳裏に焼きつくこと間違いなし。

スプラッター入門にもぴったりな一作であり、のちの続編やリメイクも高評価。ホラー映画の原点回帰を感じたい人にこそおすすめの傑作です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:スプラッター・悪霊ホラー
  • 一言ポイント:「恐怖と笑いの境界線をぶち壊す、元祖カルトホラー」

木に襲われるシーンがガチでトラウマ…。当時でこの攻め方はすごい。

ブルース・キャンベルの顔芸と叫び声がクセになる(笑)

手作り感すごいのに逆にリアル。B級の皮をかぶったホラーの神作。

遊星からの物体X

公開年制作国上映時間
1982年11月13日アメリカ109分

映画紹介:
氷点下の孤独な基地で、“それ”は誰かになりすまして潜んでいる──。ジョン・カーペンター監督の『遊星からの物体X』は、疑心暗鬼と変異グロ描写が観る者の精神を蝕む、SF×サバイバルホラーの金字塔です。

南極の観測基地に突如出現した“同化するエイリアン”。誰が人間で誰が“物体X”なのか、疑心に狂っていく隊員たちの心理戦が緊張感を極限まで引き上げます。グロテスクなクリーチャーデザインとパニックの演出は今なお一級品。

実写による特撮とメイクアップ技術が作り出す“得体の知れない恐怖”は、CGでは出せない生々しさと不快さを生み出しています。生理的嫌悪と知的な緊張感が融合した異色の傑作です。

ただ怖いだけじゃない。「人間不信」というテーマをここまでエンタメ化した映画は他にありません。80年代ホラーの中でも、とびきり知的で絶望的な一本です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:SF・クリーチャーホラー
  • 一言ポイント:「誰も信じられない…“人間”の姿をした化け物が一番怖い」

あの“検査シーン”はマジで心臓止まるかと思った…緊張感ハンパない。

グロ描写がすごすぎて、80年代でここまでやったの尊敬するレベル。

何度観ても「誰が本物か」考えちゃう。結末も完璧。

ポルターガイスト

公開年制作国上映時間
1982年7月17日アメリカ115分

映画紹介:
「あの子がテレビの中にいる──」 そんな一言から始まる、『ポルターガイスト』は家族の愛と霊的恐怖が交差する、80年代心霊ホラーの代表作です。製作総指揮はスティーヴン・スピルバーグ。

郊外に越してきた一家に起こる不可解な現象。子どもがテレビ画面の中に吸い込まれ、やがて家全体が霊的存在に取り込まれていく…という展開は、家庭という“安全な場所”を一気に恐怖の舞台へと変える巧みさが光ります。

ジャンプスケアやビジュアルホラーも秀逸ですが、物語の核に“家族の絆”があることで、ただの幽霊騒動に終わらないのが本作の魅力。子どもを救うために両親が戦う姿に感情移入必至。

心霊現象のビジュアル表現は当時としては革新的で、今見ても十分怖い。心霊ホラーの王道を行きながら、“家族”をテーマにしたエモさも残す傑作です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:心霊・家族ホラー
  • 一言ポイント:「“あの子を取り返す”——親の愛が怪奇を超える」

心霊系って聞いて油断してたけど、ラストの展開に鳥肌立った。

“家が全部持ってかれる”シーン、子ども心にトラウマでした…。

ホラー苦手でも観られるし、感動系としても普通に泣ける。

13日の金曜日

公開年制作国上映時間
1980年8月15日アメリカ95分

映画紹介:
湖のほとり、静かなキャンプ場──そこは、かつて“悲劇”が起きた場所だった。『13日の金曜日』は、スラッシャーホラーというジャンルを世に知らしめた伝説のシリーズ第一作です。

閉鎖されていたキャンプ場が再開され、若者たちが集まり始めたその夜。ひとり、またひとりと何者かに殺されていく展開は、見えない恐怖・背後からの殺意・音の演出でゾクッとさせられる連続。

本作ではあのジェイソンはまだ“本格登場”しませんが、母の狂気と過去の悲劇が交錯する終盤の真相は、今観ても意外性十分。特にラストシーンのインパクトは、80年代ホラー史に残る名演出です。

スラッシャー入門としても最適で、シンプルながら緊張感たっぷり。「若者が次々と殺される」という型を作り出した先駆的ホラーとして、今も語り継がれる一作です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:スラッシャー・殺人鬼
  • 一言ポイント:「恐怖は、母から始まった——“13日の金曜日”伝説の原点」

ジェイソン出ないの!?って思ったけど、逆にラストで超びびった。

何気ないシーンなのに、不意に来る殺害シーンが怖すぎて油断できない。

静かな湖の景色から、あんな狂気が出てくるのすごい演出力。

エルム街の悪夢

公開年制作国上映時間
1986年5月24日アメリカ91分

映画紹介:
「眠ったら、殺される──」 このシンプルで最悪なルールを叩きつけてきた『エルム街の悪夢』は、“夢の中”という無敵空間を舞台にした新感覚スラッシャーホラーです。

高校生たちの夢に現れては、現実にもその傷跡を残していく殺人鬼・フレディ・クルーガー。帽子、赤と緑のセーター、鉄の爪──彼のビジュアルと殺戮方法は、80年代ホラーの象徴として絶大なインパクトを放っています。

夢と現実の境界が曖昧になっていく演出や、トリッキーな殺人シーンの数々は、スラッシャーでありながら超常的でサイケデリックな味わい。ジャンルの枠を飛び越えた異色作です。

のちにシリーズ化&リメイクされるも、本作の衝撃は別格。ホラー映画の“創造性”と“怖さ”を同時に見せつけた一作として、絶対に観ておくべき名作です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:夢・スラッシャーホラー
  • 一言ポイント:「眠ることすら許されない。“夢”が殺しにくる」

「寝ちゃダメだ!」って叫びながら観てた。睡眠=死亡はトラウマ級。

フレディのビジュアルと声が怖すぎる。マジで夢に出てきた。

あんなに創意工夫された殺し方、他のホラーじゃ見られない。

ヘル・レイザー

公開年制作国上映時間
1988年3月5日イギリス95分

映画紹介:
快楽を求めた者に待っていたのは、究極の痛みと地獄の拷問だった──。『ヘル・レイザー』は、異形の存在“セノバイト”たちによるビジュアル的狂気と哲学的恐怖が融合した異色ホラーです。

謎のパズルボックスを開いた男が“地獄の拷問官”たちに引き裂かれ、蘇るために他人の血肉を求める…。物語は斬新で残酷、そしてどこか妖しく美しい。倫理の外にある快楽と痛みというテーマが観る者をざわつかせます。

ピンヘッドに代表されるセノバイトたちのデザインは強烈で、皮膚と釘、皮を剥がれた肉体表現など、グロテスクを極めながらも芸術的。恐怖よりもまず“異様さ”が脳に焼きつく作品です。

グロ耐性があるなら一度は観ておくべき問題作。「地獄の描き方」に革命をもたらした80年代ホラーの異端児として、他とは一線を画す魅力があります。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:異形・地獄ホラー
  • 一言ポイント:「恐怖と快楽は紙一重。“地獄”の本当の意味を知る」

ピンヘッドって名前なのに知的で静かな喋り方が逆に怖い。

皮膚剥がれる系が苦手な人は本気でやめた方がいい。グロ注意。

「地獄ってこういう感じかも…」って妙に納得してしまった。

ザ・フライ

公開年制作国上映時間
1987年1月15日アメリカ、カナダ97分

映画紹介:
科学の力が人間を救うはずだった──。 だが、たったひとつの“混入”でそれは地獄へと変わる。『ザ・フライ』は、天才科学者がハエと融合してしまうという衝撃的な変身ホラーです。

物質転送装置の実験中、偶然入り込んだ1匹のハエ。その“遺伝子”と融合してしまった科学者セスは、肉体も精神も少しずつ“人間ではない何か”へと変貌していきます。その過程が生々しく描かれ、観る者は絶望と嫌悪感の中に引きずり込まれます。

デヴィッド・クローネンバーグ監督ならではのボディホラー描写は圧巻で、爪が剥がれ、歯が抜け、皮膚が崩れていく過程に観客は目を背けたくなること間違いなし。けれど、その裏には愛と苦悩があり、ただグロいだけでは終わらない。

“変わっていく自分”とどう向き合うのか。ホラーでありながら、切ない人間ドラマとしても語り継がれる名作です。ラストは静かに心をえぐります。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:変身・ボディホラー
  • 一言ポイント:「“変わっていく”ことそのものが、最も恐ろしい」

最初はちょっとグロいだけかなって思ってたけど、後半の変化ヤバすぎ。

怖いのに悲しい。不思議と泣けるんだよなあこの映画。

変身の過程がリアルすぎて、食事中には絶対見ちゃダメなやつ。

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バスケットケース

公開年制作国上映時間
1985年2月1日アメリカ93分

映画紹介:
小さなバスケットに潜むのは、兄が切り離したもうひとりの“兄弟”──。『バスケットケース』は、愛と狂気とグロテスクが交錯する、低予算B級ホラーのカルト的傑作です。

ニューヨークの安ホテルに現れた青年と、彼が抱える謎のバスケット。その中にいたのは、かつて外科手術で切り離された奇形の双子・ベライアル。兄弟で医師たちに復讐していく過程は、残酷でありながらもどこか哀しい。

不気味な造形、荒々しい特殊効果、そして滲み出る情念。チープさすら味になる映像と音楽のセンスは、今観ても独特の世界観を放ちます。B級ホラーの魅力をこれでもかと詰め込んだ一本です。

ホラーとしても異色の人間ドラマとしても成立する本作は、“怪物”とされた者の悲しみと怒りを描いた感情的ホラーでもあります。グロ耐性がある人はぜひ。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:奇形・復讐ホラー
  • 一言ポイント:「愛してる。でも殺さなきゃならない」

バスケットから出てくる瞬間が地味に怖い…。動きも変で不気味!

B級どころかZ級感あるのに、めっちゃ泣けるのなんなんこれ。

狂ってるのに兄弟愛がちゃんと描かれてて不思議な余韻が残る。

ペット・セメタリー

公開年制作国上映時間
1989年8月19日アメリカ103分

映画紹介:
“もし大切な人が死んだら、あなたは何を差し出してでも蘇らせたいと思うか?” スティーヴン・キング原作の『ペット・セメタリー』は、死者の復活をめぐる絶望と代償を描いた哀しきホラーです。

田舎町に越してきた家族が発見したのは、“死者が蘇る”と噂される呪われた墓地。最初はペット、そして人間へと──タブーを次々に超えていく物語に、観る者の心は徐々に蝕まれていきます。

死を受け入れられない人間の弱さ、取り返しのつかない選択、そして蘇った者の“何かが違う”不気味さ。静かで重たい恐怖がじわじわと胸にのしかかってきます。

一度観たら忘れられない衝撃のラストは、“恐怖”ではなく“喪失”をえぐる名場面。怖さと哀しさの境界線が曖昧な、心に刺さるホラー映画です。

  • 怖さ:
  • グロ度:
  • ジャンル:蘇り・スティーヴン・キング原作
  • 一言ポイント:「“蘇り”は、願ってはいけない」

静かな展開なのに、途中からずっと心が苦しくなる…。

「死んだ人を戻せるなら?」ってテーマ、重すぎるけど考えさせられる。

子どもが絡むシーンがほんとキツい。怖いより悲しいタイプのホラー。

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まとめ|80年代ホラーは“怖さの原点”が詰まってる

記事のまとめタイトルと可愛い幽霊のイラスト

80年代ホラー映画は、今のホラーに受け継がれる“怖さの土台”を築いた時代です。

心理的に追い詰める作品、スプラッターでショックを与える作品、SFや変身と掛け合わせた作品など、ジャンルの幅と“やりすぎ”な表現が共存していた奇跡のような時代。そして、その多くが今でも強烈な印象を残しています。

今回ご紹介した10本は、いずれも“ただ怖い”だけではなく、人間の感情や社会の不安を映し出す奥深さを持った傑作ばかり。どれかひとつでも未見のものがあれば、この機会にぜひ手に取ってみてください。

80年代ホラーは古びない。それどころか、今観るからこそ刺さる“怖さ”が、そこにあるはずです。

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